春川一夫作曲の歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
歌謡劇場 一本刀土俵入り三山ひろし三山ひろし藤田まさと春川一夫伊戸のりお千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉(じょうしゅうこがらす) 泣いて居(お)ります 泣いて居ります この通り  「わしゃァ姐(ねえ)さんのようないい人に、めぐり逢ったのは 初めてだ、はい、はい、きっと成ります。 横綱(よこづな)になった姿を姐(ねえ)さんに見て貰います。 そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で 立派(りっぱ)な土俵入りがしたい……」  野暮(やぼ)な浮世の うら表 教えこまれて 一昔(ひとむかし) 夢でござんす なにもかも 角力(すもう)修業も 今じゃ日蔭(ひかげ)の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって尋(たず)ねて見りゃこの始末。 さァ、姐(あね)さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶにぁ今が汐時(しおどき)だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早くお行きなさいまし。 ああ、もし、お蔦(つた)はん、親子三人、何時(いつ)までも 仲良く御暮(おくら)しなさんせ。十年前、櫛(くし)、笄(こうがい)、 巾着(きんちゃく)ぐるみ、意見を貰った姐(あね)はんへ、せめて見て貰う 駒形(こまがた)のしがねえ姿の土俵入りでござんす」  御恩返(ごおんがえ)しの 真似(まね)ごとは 取手宿場の 仁義沙汰(じんぎざた) 御覧下(ごらんくだ)され お蔦さん せめて茂兵衛(もへえ)の 花の手数(でず)入り 花の手数入り 土俵入り
船方さんよ川中美幸川中美幸門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
船方さんよ三山ひろし三山ひろし門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉(く)れよ 船脚(ふなあし)を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉(く)れ 来てお呉れ
織田信長市川由紀乃市川由紀乃北村桃児春川一夫生まれ育った此の日の本を 乱れ乱してなるものか 駒よいななけ信長の 鎧の胸に懸けた夢 征くは嵐の桶狭間  神も人をも恐もせずに 国の歩みを引く力 旗をなびかせ信長は 広く世界に瞳を向けて 広い天地を馳けめぐる  「蘭丸よ、光秀が謀反とな… 彼の兵力はたしか一万三千… 明智の大たわけめ 己れが此の信長にとって 変れる器量があると思うてか 誰が此の日の本を 力ある一つの国に出来るのだ、 命はそれが無念じゃ」  人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢まぼろしの如くなり うははは…人間とは愚かなものよ  無念涙の唇かんで 燃えて崩れる本能寺 哀れ散り逝く信長の 心の裡(なか)を誰が知ろ 風を盈(はら)んだ夜が明ける
長編歌謡浪曲 元禄花の兄弟 赤垣源蔵三山ひろし三山ひろし北村桃児春川一夫池多孝春―序―  元禄十五年。赤穂浪士の一人・赤垣源蔵は、 芝・浜松町に浪宅を構え、高畠源五右衛門と名前を変えて 吉良邸の動静を探っていた。 かくて、討入りは十二月十四日と決まり、その二日前。 親の無い身であるゆえに父とも母とも 思い慕ってきた兄の塩山伊左衛門に、心中で別れの挨拶をと、 源蔵は兄の屋敷を訪ねたが不在。 しからばと、万感の思いとともに、衣桁にかかる着物を兄とみて、 暇乞(いとまご)いの盃を開けたのであった。 やがて、四十七士が本懐を遂げた十五日の朝、 浪士引揚げの隊列の中に、源蔵も歩みを進めていた。 沿道には見物の人垣。 「そうだ、兄も来るやもしれぬ。私の姿を見つけてくれるやもしれぬ。 最後に一目会いたいと、兄の姿を探す弟。」 元禄花の兄弟の物語。  酒は呑んでも 呑まれちゃならぬ 武士の心を 忘れるな 体こわすな源蔵よ 親の無い身にしみじみと 叱る兄者(あにじゃ)が懐かしい  迫る討入り この喜びを せめて兄者に よそながら 告げてやりたや知らせたい 別れ徳利を手に下げりゃ 今宵名残りの雪が降る  兄のきものに盈々(なみなみ)と 差して呑み干す酒の味  源蔵「兄上、もはや今生(こんじょう)のお別れとなりました。 お顔見たさに来てみたが、 源蔵此れにてお暇仕(いとまつかまつ)りまする。」  兄の屋敷を立出でる 一足歩いて立ち止まり 二足歩いて振り返り 此れが別れか見納めか さすが気丈の赤垣も 少時(しばし)佇む雪の中 熱い涙は止めどなし  かくて果じと気を取り直し、饅頭笠を傾けて目指す行手は両国か。 山と川との合言葉。同じ装束(いでたち)勇ましく、 山道ダンダラ火事羽織、白き木綿の袖じるし。 横川勘平・武林が大門開けば赤垣は宝蔵院流九尺の手槍、 りゅう!としごいてまっさきに吉良の屋敷に踏込んだり。 されど東が明け初めても未だに解らぬ吉良殿在処(ありか)。 さすがの大石内蔵之助、天を仰いで嘆く時、誰が吹くやら呼子の笛。 吉良の手を取り引出し吹くは赤垣源蔵なり。  一夜明くれば十五日赤穂浪士が 引揚げと聞くより兄の塩山は もしや源蔵がその中に 居りはせぬかと立ち上り、  塩山「市助! 市助はおらぬか! おう、市助。赤穂浪士が今引揚げの最中、 たしか弟がその中に居るはずじゃ。 そなた早う行って見届けてきて呉れ! もしも源蔵が居たならば、隣近所にも聞える様 に大きな声で叫んでくれ、よいか!」  もしも居らないその時は 小さな声で儂(わし)にだけ 知らせてくれよ頼んだぞ。 祈る心で待つ裡(うち)に転がる様に 戻り来て、  市助「ヤァー、源蔵さまが居りましたワイ―っ!」  嬉し泪の塩山は雪を蹴立てて真っしぐら、 仙台侯の御門前。群がる人をかき分け かき分け前に進めば源蔵も兄は来ぬかと 背伸びして探し求めている様子。  塩山「源蔵!」 源蔵「兄上かぁ―!」  ひしと見交わす顔と顔、 固く握った手の中に通う 血汐の温かさ 同じ血じゃもの肉じゃもの。  夢を果した男の顔に 昇る旭が美しや 笑顔交して別れゆく 花の元禄兄弟(あにおとうと) 今朝のお江戸は日本晴れ
長編歌謡浪曲 元禄花の兄弟 赤垣源蔵三波春夫三波春夫北村桃児春川一夫佐藤川太酒は呑(の)んでも 呑まれちゃならぬ 武士の心を 忘れるな 体こわすな源蔵よ 親の無い身にしみじみと 叱る兄者(あにじゃ)が懐かしい  迫る討入り この喜びを せめて兄者に よそながら 告げてやりたや知らせたい 別れ徳利を手に下げりゃ 今宵名残りの雪が降る  兄のきものに盈々(なみなみ)と差して呑み干す酒の味 「兄上もはや今生(こんじょう)のお別れとなりました。 お顔見たさに来てみたが、 源蔵此れにてお暇仕(いとまつかまつ)りまする。」  兄の屋敷を立出でる 一足歩いて立ち止まり 二足歩いて振り返り 此れが別れか見納めか さすが気丈(きじょう)の赤垣も 少時(しばし)佇む雪の中 熱い涙は止めどなし。  「かくて果てじと気を取り直し 饅頭笠を傾けて目指す行手は両国か。 山と川との合言葉 同じ装束(いでたち)勇しく 山道ダンダラ火事羽織 白き木綿の袖じるし 横川勘平武林が大門開けば赤垣は宝蔵院流九尺の手槍、 りゅう!としごいてまっさきに吉良の屋敷に踏込んだり。 されど東が開け初めても未だに解らぬ吉良殿在処(ありか) さすがの大石内蔵之助天を仰いで嘆く時誰が吹くやら呼子の笛 吉良の手を取り引い出し吹くは赤垣源蔵なり」  一夜開くれば十五日 赤穂浪士が 引揚げと 聞くより兄の塩山は もしや源蔵がその中に 居りはせぬかと立ち上り、 「市助!市助はおらぬか!」 「おう、市助赤穂浪士が今引揚げの最中、たしか弟がその中に居るはずじゃ そなた早よう行って見届けてきて呉れ! もしも源蔵が居たならば、隣近所にも聞こえる様に 大きな声で叫んでくれ、よいか!」  もしも居らないその時は 小さな声で儂(わし)にだけ 知らせてくれよ頼んだぞ。 祈る心で待つ裡(うち)に 転がる様に戻り来て  「ヤァー源蔵さまが居りましたワイ」 嬉し泪の塩山は雪を蹴立てて真っしぐら仙台候の御門前 群がる人をかき分け、かき分け前に進めば源蔵も 兄は来ぬかと背延びして、探し求めている様子。 「源蔵!」 「兄上か!」 ひしと見交わす顔と顔、固く握った手の中に通う血汐の温かさ 同じ血じゃもの肉じゃもの。  夢を果した男の顔に 昇る旭が美しや 笑顔交して別れゆく 花の元禄兄弟(あにおとうと) 今朝のお江戸は日本晴れ
長編歌謡浪曲 天竜二俣城三波春夫三波春夫北村桃児春川一夫池田孝文亀三年即ち西暦一五〇三年の事、 二俣昌長が築城したこの城はところどころ崩れ落ちているとはいえ、 その石の色、城の型、さすが奥州二本松城につぐ 日本最古の城であると云うにふさわしく、 歴史の息吹きはそくそくとして訪れる人に何かを語りかけている。 天主閣のあった場所に立ち、西北を望めば天竜川は眼下に広々と豊かに流れ、 長がとそびえる鳥羽山、赤石山系を南北に見る。 南の山裾は浜松へ通ずる街道か。紺碧の空、白雲東方へ静かになびく風情。 時に天正七年九月一五日、徳川家康の長男岡崎三郎信康は、 父が向けた討手の使者天方山城守服部半蔵を此の池に迎えて、 自害して果てた。 天下統一の大望を持つ織田信長は、 娘の徳姫の良人である信康を殺せと家康に命じた。 時に信康年二十一歳であった。  秋の夕陽に 散る山紅葉 色もひとしお 鮮やかに 信康哀れ 流れも清き 天竜の 水の鏡に 映し出す 二俣城の影悲し  冬の夜空を 啼きながら 親を尋ねて 鳥が飛ぶ 信康哀れ 涙を抱いた 天竜の 瀬音悲しや さらさらと 二俣城を 照らす月  「その方達、おくれを取るなよ。 この信康覚悟を決めて待っていたぞ。 だが之だけは舅信長に!…… いや、お父上に伝えてくりゃれ。 三郎信康は天地の神に誓って、身にやましい事はなかったと、 最後まで真の武士であったと。……忘れるな!!」  脇差し抜いて 逆手に持って 座り直した 信康の 白装束が 痛ましや ああ 戦国の 恐ろしさ 力と智惠に 恵まれすぎた 人間ならば 吾子でも 婿であっても憎いのか 逃げて下されお願いじゃ 必死にすがる小姓の忠鄰 かぶりを振って信康は そなたの心は嬉しいが 逃げて何処に道がある その道こそは死ぬ事よ 吾子を斬れと言う親が 三千世界のどこに居る 今こそは儂は父上の 深い心が読めたのだ 乱れ乱れた日の本に 永く平和を築く為 鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす 父の辛さがしみじみと 切ない程に胸にくる ああ 反逆児と人が言う 岡崎三朗信康の 悟る笑顔に 散る涙  三つの葉葵の 葉が香る 花の名残りの 井戸やぐら 信康哀れ 桜を浮かべ 天竜は 今日も流れる 悠々と 二俣城の 夢の跡
船方さんよ福田こうへい福田こうへい門井八郎春川一夫山田年秋おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめておくれよ船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すすきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで来ておくれ 来ておくれ
旅笠道中三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫春は世に出る 草木もあるに 阿呆鴉の 泣き別れ 連れに逸(はぐ)れた 一本刀(がたな) 旅はいつまで つづくやら  人のいのちと 空ゆく雲は どこで散るやら 果てるやら まして俺らは お天陽様(てんとさま)を 晴れて拝めぬ 罰(ばち)あたり  泣いて別れて 旅人さんの 足は重かろ さびしかろ 伊那の伊那ぶし 聞きたい時は 捨ててお出でよ 三度笠
一本刀土俵入り三門忠司三門忠司藤田まさと春川一夫千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉 泣いて居ります 泣いて居ります この通り  「わしゃア姐さんのようないい人に、めぐり逢ったのは初めてだ、 はい、はい、きっと成ります。横綱になった姿を姐さんに見て貰います。 そしてなア、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で 立派な土俵入りがしたい……。」  野暮な浮世の うら表 教えこまれて 一昔 夢でござんす なにもかも 角力(すもう)修業も 今じゃ日蔭の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力(すもう)にゃなれず、やくざになって尋ねて見りゃこの始末。 さァ、姐さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶにぁ今が汐時だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早く行きなさいまし。 ああ、もし、お蔦はん。親子三人、何時までも仲良く御暮しなさんせ。 十年前に櫛、笄(こうがい)、巾着ぐるみ、意見を貰った姐はんへ、 せめて見て貰う駒形のしがねぇ姿の土俵入りでござんす。」  御恩返しの 真似ごとは 取手宿場の 仁義沙汰 御覧下され お蔦さん せめて茂兵衛の 花の手数(でず)入り 花の手数(でず)入り 土俵入り
元禄花の兄弟 赤垣源蔵島津亜矢島津亜矢北村桃児春川一夫酒は呑(の)んでも 呑まれちゃならぬ 武士の心を 忘れるな 体こわすな源蔵よ 親の無い身にしみじみと 叱る兄者(あにじゃ)が懐かしい  迫る討入り この喜びを せめて兄者に よそながら 告げてやりたや知らせたい 別れ徳利を手に下げりゃ 今宵名残りの雪が降る  兄のきものに盈々(なみ)と 差して呑み干す酒の味 「兄上 もはや今生(こんじょう)のお別れとなりました。 お顔見たさに来てみたが、 源蔵此れにてお暇仕(いとまつかまつ)りまする。」  兄の屋敷を立ち出でる 一足歩いて立ち止まり 二足歩いて振り返り 此れが別れか見納めか さすが気丈(きじょう)の赤垣も少時(しばし)佇む雪の中 熱い涙は止めどなし。  「かくて果てじと気を取り直し 饅頭笠を傾けて 目指す 行手は両国か。 山と川との合言葉 同じ装束(いでたち)勇しく 山道ダンダラ火事羽織 白き木綿の袖じるし 横川勘平武林が大門開けば赤垣は宝蔵院流九尺の手槍、 りゅう!としごいてまっさきに吉良の屋敷に踏込んだり。 されど東が開け初めても未だに解らぬ吉良殿在処(ありか) さすがの大石内蔵之助 天を仰いで嘆く時 誰が吹くやら呼子の笛 吉良の手を取り引い出し吹くは 赤垣源蔵なり  一夜開くれば十五日 赤穂浪士が 引揚げと 聞くより兄の塩山は もしや源蔵がその中に 居りはせぬかと立ち上り、  「市助!市助はおらぬか!」 「市助赤穂浪士が今引揚げの最中、たしか弟が その中に居るはずじゃ そなた早よう行って 見届けてきて呉れ! もしも源蔵が居たならば、隣近所にも聞こえる様に 大きな声で叫んでくれ、よいか!」  もしも居らないその時は 小さな声で儂(わし)にだけ 知らせてくれよ頼んだぞ。祈る心で待つ裡(うち)に転がる様に戻り来て、  「ヤァー源蔵さまが居りましたワイ」 嬉し泪の塩山は雪を蹴立てて、真っしぐら仙台候の御門前 群がる人をかき分け、かき分け、前に進めば源蔵も 兄は来ぬかと背延びして、 探し求めている様子。 「源蔵!」 「兄上か!」 ひしと見交わす顔と顔、固く握った手の中に 通う血汐の温かさ 同じ血じゃもの肉じゃもの。  夢を果した男の顔に 昇る旭が美しや 笑顔交して別れゆく 花の元禄兄弟 今朝のお江戸は日本晴れ
船方さんよ島津亜矢島津亜矢門井八郎春川一夫池多孝春おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
トッチャカ人生島津亜矢島津亜矢門井八郎春川一夫池多孝春何をくよくよ 川端柳 どうせこの世は トコトン人生 泣くも笑うも 泣くも笑うも身のさだめ トッチャカ チャッチャカスットコトン トッチャカ チャッチャカスットコトン  水の流れと 空ゆく雲は どこがねぐらの トコトン人生 住めば都と 住めば都と云うけれど  下を見るより 上見てくらしゃ 花も実もある トコトン人生 空にゃ小判の 空にゃ小判の月が照る  飲んで歌うて さらりと捨てりゃ 浮ぶ背もある トコトン人生 浮世ささ舟 浮世ささ舟風まかせ
お祭り鴉三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫親が恋しい 年頃に なってしみじみ しのぶ顔 風の便りは もう聞き飽きた せめて情けの 声が聞きたい 母恋鴉  祭り太鼓に 誘われて 来れば宿場は 通り雨 旅は憂いもの 八幡さまの あばれ神輿に 羽をとられた お祭り鴉  ドスは捨てても 捨てられぬ 昔なじみの 里の唄 母は何処か 東か西か 泣いて一ト節 節でうらなう 風吹き鴉
鼠小僧唄念仏三波春夫三波春夫渡辺光春川一夫雪はしんしん 雲さえ凍る 浅利蜆の 売り声は 親があるやら ないのやら 爪を噛む子が 次郎吉の 胸にせつない 鐘の声  月は冴ゆれど 心は闇よ 鼠小僧の 悪名を 抱いて寝る夜の やるせなさ この世は地獄さ 次郎吉の 枕ぬらした 夢のあと  駒はしゃんしゃん 仕置場さして 今ぞこの世を 捨て札に 槍はとどめの 十文字 未来は浄土か 次郎吉の 頬に明るい 夕ざくら
恋さま道中三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫人の浮世が 表と裏と 二つあるとは つい知らなんだ 嫌でござんす お天道様よ 親は極楽 罪もないのに 子は地獄  どこが塒か 一本刀 馬鹿な話よ 日の暮れ時は 旅の永さと 草鞋の重さ 胸にこたえて 泣かぬつもりが ついほろり  江戸を離れて 西空百里 鳥羽の宿場で 拾った夢は 緑も深川 浮名も辰巳 仇なあの娘の 解いて崩した 洗い髪
妻恋双六三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫生れ故郷も ふた親さまも はぐれ鴉にゃ 用はない どうせ俺らは 浅間の煙り 風のまにまに 散る命  惚れた阿呆に 好かれた阿呆 それが恋なら それもよし 結ぶ草鞋に 絡まる紅緒(べにお) 乙な木曽路の わたり鳥  三月三年 ながれた雲に 明日の運命を また賭ける 落ちて裏目の 妻恋笠に お陽(ひ)は照らずに 雨が降る
深川百年三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫人の浮世は 辛いというが 木場の掟にゃ 歯がたたぬ 親子三代 さかずき一つ 守りつづけた 深川仁義 筏ながしは いのちがけ  死ぬも生きるも 笑うも泣くも こころ次第と いうけれど 木場の男にゃ 理屈は無用 意地も人情も 丸太で裁く 晴れて笑顔の 春を待つ  木遣い一ト節 その一ト節に 絡み合わせた 夢いくつ 夢を抱えて 深川百年 人は変れど 変らぬものは 水のながれと 木場の月
あばれ太鼓三波春夫三波春夫猪又良春川一夫親の無学を 嗤うじゃないぞ 親はわが子に いのちだけ 伸びよ育てよ 麟太郎 貧乏暮しの 路地裏に こころふくらむ 春の風  母の涙で 情けを悟れ 父のこぶしで 意地を知れ つらい修行の 明けくれに 負けて死にたきゃ 権現の 滝に打たれて 目をさませ  若い血汐が 時代を変える ゆけよ走れよ 麟太郎 今がお前の 出番だぞ 花の明治の あけぼのへ あばれ太鼓が 鳴り渡る
一本刀土俵入り天童よしみ天童よしみ藤田まさと春川一夫千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉 泣いて居ります 泣いて居ります この通り  「わしゃア姐さんのようないい人に、 めぐり逢ったのは初めてだ、はい、はい、きっと成ります。 横綱になった姿を姐さんに見て貰います。 そしてなア、わしゃ、死んだおっ母さんの御墓の前で 立派な土俵入りがしたい……。」  野暮な浮世の うら表 教えこまれて 一昔 夢でござんす なにもかも 角力(すもう)修業も 今じゃ日蔭の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって尋ねて見りゃこの始末。 さァ、姐さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶにぁ今が汐時だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早く行きなさいまし。ああ、もし、お蔦さん。 親子三人、何時までも仲良く御暮しなさんせ。 十年前に 櫛、笄(こうがい)、巾着ぐるみ、意見を貰った姐はんへ、 せめて見て貰う駒形のしがねぇ姿の土俵入りでござんす。」  御恩返しの 真似ごとは 取手宿場の 仁義沙汰 御覧下され お蔦さん せめて茂兵衛の 花の手数(でず)入り 花の手数入り 土俵入り
一本刀土俵入りGOLD LYLIC三波春夫GOLD LYLIC三波春夫藤田まさと春川一夫福島正二千両万両 積んだとて 銭(ぜに)じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉 泣いて居ります 泣いて居ります この通り  (セリフ) 「わしゃア姐さんのようないい人に、 めぐり逢ったのは初めてだ、 はい、はい、きっと成ります。 横綱になった姿を姐さんに見て貰います。 そしてなア、わしゃ、死んだおっ母さんの 御墓の前で立派な土俵入りがしたい……。」  野暮な浮世の うら表 教えこまれて 一昔 夢でござんす なにもかも 角力(すもう)修業も 今じゃ日蔭の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって 尋ねて見りゃこの始末。 さァ、姐さん、この金持って、 早くお行きなせえまし。飛ぶにぁ今が汐時だ。 後はあっしが 引受けました。 さァ、早く 早く 行きなさいまし。 ああ、もし、お蔦さん。 親子三人、何時までも 仲良く御暮しなさんせ。 十年前に 櫛、笄、巾着ぐるみ、 意見を貰った 姐はんへ、 せめて見て貰う駒形の しがねぇ姿の 土俵入りでござんす。」  御恩返しの 真似ごとは 取手(とって)宿場の 仁義沙汰 御覧下され お蔦さん せめて茂兵衛の 花の手数(でず)入り 花の手数入り 土俵入り
世界平和音頭三波春夫三波春夫北村桃児春川一夫ハアー 世界は一つよ 地球は丸い 丸い心で 両手をつなぐ つなぐその手に 花が咲き 夢も咲きます チョイト 和やかな ラララ ララララ ランララ ラララ ララララ ランララ 夢も咲きます 和やかな  ハアー お国が変われば 言葉も違う 違う言葉がどうして解る 西と東の 恋人も 同じみ空の チョイト 月を見る ラララ ララララ ランララ ラララ ララララ ランララ 同じみ空の 月を見る  ハアー 皆んなが揃えば 踊りもはずむ 歌はかずかず 希望は一つ 世界平和の 国造り 交す笑顔に チョイト 朝が来る ラララ ララララ ランララ ラララ ララララ ランララ 世界平和の 朝が来る
手拍子音頭三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫皆さまお揃い なされたらソレ お手を拝借 チョチョンガチョン 踊れ踊れよ お月さんが顔出す 伊達に顔出す わけじゃないソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 受けてあの娘も シャラランラン  そちらとこちらと 向き合ってソレ お手を拝借 チョチョンガチョン お手も揃うたよ こころも揃うたよ 八重に二十重に 輪も揃うたソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 揃い浴衣も シャラランラン  科よい手振りに 見とれずにソレ お手を拝借 チョチョンガチョン ちらりちらりと 誰かさんが振り向く 花の十九の 謎じゃやらソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 甘い夜風も シャラランラン  踊らぬお方も ほがらかにソレ お手を拝借 チョチョンガチョン 先にかくれた お月さんに見せたい 踊り見頃の ほどの良さソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 受けてあの娘も シャラランラン
傷心の雨石原裕次郎石原裕次郎門井八郎春川一夫春川一夫恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ  雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ  男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ
仁義子守唄梶芽衣子梶芽衣子たちばなじゅん春川一夫花のいのちを 浮世(とせい)にかけて 馬鹿な女と 夜風がなぶる 勝負一声! 女の意気地! 仁義 仁義の 子守唄  泣くに泣けない この身の運命 どうせゆく先きゃ わかっているさ 勝負一声! 黒髪抱いて! 切るに切れない 未練花  度胸一ツで この世をわたる 女だてらに 笑わば笑え 勝負一声! 情けは無用! 背で泣いてる 昇り竜
男の紋章高橋英樹高橋英樹藤田まさと春川一夫義理の世界も 仁義の沙汰も 生きる道には 変りない 肌にきざんだ 男の紋章 賭けたいのちに 悔はない  意地で解けない 情けの紐(ひも)も 親父ゆずりの 意地で解く 男、一匹 理窟は要らぬ 惚れた張ったは 体あたり  親子二代を 掟(おきて)で縛(しば)り 広い世間を 狭く住む どうせやくざの 行く道やァ遠い 雨の日もある 風の日も
船方さんよ氷川きよし氷川きよし門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚(ふなあし)を船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろつれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ来てお呉れ
一本刀土俵入り五木ひろし五木ひろし藤田まさと春川一夫千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉 泣いて居ります 泣いて居ります この通り  「わしゃァ姐さんのようないい人に、 めぐり逢ったのは初めてだ、はい、はい、きっと成ります。 横綱になった姿を姐さんに見て貰います。 そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で 立派な土俵入りがしたい。」  野暮な浮世の うら表 教えこまれて 一昔 夢でござんす なにもかも 角力修業も 今じゃ日蔭の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって尋ねて見りゃこの始末。 さァ、姐さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶには今が汐時だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早く行きなさいまし。ああ、もし、お蔦さん、 親子三人、何時までも仲良く御暮しなさんせ。 十年前に櫛、笄、巾着ぐるみ、意見を貰った姐はんへ、 せめて見て貰う駒形のしがねぇ姿の横綱の土俵入りでござんす。」  御恩返しの 真似ごとは 取手宿場の 仁義沙汰 御覧下され お蔦さん せめて茂兵衛の 花の手数入り 花の手数入り 土俵入り
櫓かこんで三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫笛や太鼓は 伊達には鳴らぬ 一人かけても チョイト 輪にゃならぬ みんな揃って 科よく丸く そうぢゃないか そうぢゃないか そうぢゃないか スッチョイチョチョント 甘い夜風が 音頭とる 音頭とる  あの娘十八 この娘は二十 身振り手振りも チョイト なよなよと 誰が染めたか 藍染浴衣 そうぢゃないか そうぢゃないか そうぢゃないか スッチョイチョチョント 月も見とれて 下りて来る 下りて来る  月のあるうちゃ 勿体なくて こゝらあたりじゃ チョイト やめられぬ 年にいちどの 今月今夜 そうぢゃないか そうぢゃないか そうぢゃないか スッチョイチョチョント 櫓かこんで 夜あけまで 夜あけまで
船方さんよ三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
忠太郎月夜三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫辛い浮世の しがらみ格子 義理が情を 通せんぼ 姿やくざに 姿やくざに やつれていても 瞼はなれぬ 母の顔  「おかみさん- 二十年前番場の宿に置いていかれた、 あんたの伜、忠太郎でござんす。 よっく顔をみてやっておくんなさいまし。え、 それじゃ、覚えがねえとおっしゃるんでござんすかい、 覚えがねえと- - - - - -」  来るじゃなかった 水熊横丁  筑波おろしが 身にしみる 責めちゃなるまい 責めちゃなるまい おふくろさんを これが親子の さだめなら  「そうだ今更ら恨んでみたって、どうにもならねえ、 こうやって上と下の瞼を合せりゃ 逢わねえ昔のやさしいおっ母さんの面影が浮かんでくるんだ。 それでいい、逢いたくなったら、逢いたくなったら、 俺ァ瞼を つぶるんだ」  何処へ飛ぼうと 番場のからす 西も東も 風まかせ 浮世旅笠 浮世旅笠 幾山越えて 今日も瞼の 母と行く  「おっ母さん おっ母さん」
おけさ人生天津羽衣天津羽衣池田充男春川一夫ハ、アリャアリャアリャサ まいどね まいど皆様 ご存知の おけさ おけさで まいります「ハ、 アリャサ」 佐渡は四十九里 波の上 とかく恋路と 世の中は 思うようには ゆかいなものよ アリャアリャアリャサで ままならぬ 「ハ、アリャ アリャ アリャサ」  チビリね チビリチビリと 冷もよし トクリトクリと燗もよし「ハ、 アリャサ」 あの娘この娘の お手拍子 姿(しな)のよいのは 可愛いものよ アリャアリャアリャサで ひと踊り 「ハ、アリャ アリャ アリャサ」  ハ、アリャアリャアリャサ 花をね 花をひと片(ひら) 盃に うけて千両の 酔い心地「ハ、 アリャサ」 天下泰平 後生楽 泣いて笑って 風まかせ おけさ人生 気ままなものよ アリャアリャアリャサで うれしいね 「ハ、アリャ アリャ アリャサ」
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