後藤正文作曲の歌詞一覧リスト  129曲中 1-129曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
遥か彼方FLOWFLOW後藤正文後藤正文踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る  心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ  生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ  だからもっと…遥か彼方  踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る 心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ 生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ  だから、嗚呼、遥か彼方  偽る事に慣れた君の世界を 塗り潰すのさ、白く…
生きてる僕らSUPER EIGHTSUPER EIGHT後藤正文後藤正文下村亮介日々の悩みを抱きかかえて 陽が昇るまで語り明かしても 僕らの思いはドバッて溢れ出すほど よくある形には収まらないもの  頬を伝った涙の跡 夜の風がさらっと撫でて 気づかぬ間に乾いてしまっても  夢のなかで 僕らは生きて いつか夜に 魔法が溶けて 思い出したように大人になってさ 多くのことを忘れてしまう  それでも確かに 僕らは生きて こんな夜に 魔法をかけた 綺麗さっぱり忘れてしまっても 僕らは君の何処かで光るから  見知らぬ誰かが隣にいて 似たような思いを歌に託してる 重なった思いも隔たった言葉も お互いにどこかでわかっていることだよ  夢のなかで 僕らは生きて 我に返っていつかは さよならを知らなきゃいけない その日が来るまでここで歌うから 辛いときには僕らを呼んでよ  夢のなかで 僕らは生きて いつか夜に 魔法が溶けて 思い出したように大人になってさ 多くのことを忘れてしまう  それでも確かに 僕らは生きて こんな夜に 魔法をかけた 綺麗さっぱり忘れてしまっても 僕らは君の何処かで光るから
Beautiful Starsのんのん後藤正文後藤正文井上陽介・ASIAN KUNG-FU GENERATIONおとぎの国ではないけど よく聞くフェアリーテール  けど 落ち込んだって終わりじゃないし 人生80年 まだこれからだし 生まれ変わるように今を生きてる  最強なんだ、私 キラキラでいいでしょう? ねえ ありのまま 私を目の奥に焼きつけて  勇敢なんだ、私 胸を張っていいでしょう? ねえ ほら 現在の私を捕まえてね  遠く向こうには ビューティフル・スター 幸運だけじゃ無理よね 偶然というか星の下って言って諦めて 嫌だ だってやり方はいろいろあるでしょう 諦めない 私が私であること  最強なんだ、私 キラキラでいいでしょう? ねえ ありのまま 私を目の奥に焼きつけて  勇敢なんだ、私 胸を張っていいでしょう? ねえ 遠い未来の私を捕まえて そこで待っててね
石上ヒルズASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文しおらしく夕日を待った 石の上で ほら 世界が溶けてゆく  3年で化石になった スマホの端まで 猛スピードの申し子  街の気配が消えるまで そうさ 風に耳を澄ませて 君が乗るならどこまでも行ける 波の向こうまで  丸まって未来を待った 部屋の隅で また常識が溶けてゆく  サイボーグみたいになった ほら 指先まで 新時代の申し子  君が素直に笑うまで そうさ 妙に目を潤ませて 転がる岩ならどこまでも行ける 波の向こうの 空の向こうまで  海は未だ見えない 気分だけは四千rpm 汽水域の亡霊たち 遡れ 気が済むまで  街の気配が消えるまで そうさ 風に耳を澄ませて 君を乗せればどこまでも行ける 波の向こうの 空の向こうまで
西方コーストストーリーASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文烏帽子岩 ここからじゃ影もないね サーフビレッジで待ち合わす予定もない  ボードウォーク フラついて ウチらを嘲笑うピーナッツ チャコでもミーコでもない あの人の幻を見てみたい 夢でも ひと夏でも  浜辺に立って 温い海に踝まで浸って この夏を諦められないだけ  空に聞いてそんなこと 風に聞いてそんなこと だって私たちは こんな時代を漂って 荒波を掻き分けている  浜辺に立って 温い海に踝まで浸って この夏を諦められないまま それぞれの夏に 太陽を待ち焦がれている 待ち焦がれている
和田塚ワンダーズASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文派手に泣いて良いぜ それはだって命の在処だよ 胸がギュっとなって思い出した あの娘の面影も 波のあとに残る砂の模様  坂道を下って 少し行けばいつかの少年たちも 秋の風になって 君の傍をするりと駆け抜けて いつの間にか老けてしまうのよ  だけどもさ  どうか海へ 投げ捨てないで 笑って過ごした あの日々を 駐車場を探し回って 疲れてしまった あの頃を 今日という愛しい日も もう二度と会えないでしょう  通り雨 雨宿り ビニールの傘をひとつ買う 互いの肩に残るのは温もりだけ  それでもさ  どうか海へ 投げ捨てないで 笑って捩れた あの日々を 線路沿いを歩き回って 迷い子になった あの頃を 今日という愛しい日も もう二度と会えないんだよ
日坂ダウンヒルASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文134 飛び越えて 心はエアウォーク 今なら ダンクシュートだってできちゃうかも だけどほら現実はなかなか厳しい 青春って123 でも ジャンプなんてできない  静かに明日を待つだけ それじゃ足りないや  坂道を上まで登り切って 肩で息をしてる 来た道をまざまざ振り返って その先の青さに  オレンジ色のバイシクルと緑の電車 渋滞の列をすり抜けて進む 諦めたらそこで試合は終了 それなら4試合は軽く終わってる  静かに明日を待つだけ まだ終われないや  坂道を上まで登り切って 肩で息をしてる 来た道をまざまざ振り返って その先の青さに驚いたまま 駅まで下って 君のこと思い出してる あの日見た景色や仕草を糧に今 歩き出す  もう一度
リライトナノナノ後藤正文・英訳詞:ナノ後藤正文木暮栄一The reasons I spit out these thoughts inside me are My only excuse to find my lost identity And just when I thought I had found my destiny My hunger for freedom collides with dignity  The reasons I shut out these disillusions are My only escape to avoid my weaknesses And when my self-consciousness overtakes my brain It's almost like time stops and my world is falling in  Let me rewrite these sins All of these misconceptions And all these scars I can't forget Revive me again when life begins Just give me strength to hang on I need your light and every last remaining hope To go on  The shards of my broken emotions cut into me The truth is my life wasn't all it's cut out to be My heart feels so vulnerable Reality I can't control  Let me rewrite these sins All of these misconceptions And all these scars I can't forget Revive me again when life begins Just give me strength to hang on I need your light and every last remaining hope To go on
宿縁ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文なぁ 過去の君よ 今の君と 何もかもが一緒なんて言うなよ  でさ 未来に在る人 君は君の 何を成し遂げたって言うんだろう  うんざりだ  ひび割れた大地の厳しさを分け行く命よ 渇きを癒す水源地をひたすら求めて いざ  在りし日の 針は現在地から闇を差し示しても まだ終わりじゃないだろう  うんざりの その先は  不確かな所在地を激しく脈打つ命の 行先きを阻む荒道の厳しさ 乗り越えて 光を見たいの  ささやかな夢にも きっと僕らが生きる理由が潜んでいて 踏みつけてしまえば 世を呪っている彼らの願ったり叶ったり  うんざりだ  ひび割れた大地の厳しさを分け行く命よ 渇きを癒す水源地をひたすら求めて いざ
転がる岩、君に朝が降る結束バンド結束バンド後藤正文後藤正文三井律郎出来れば世界を僕は塗り変えたい 戦争をなくすような大逸れたことじゃない だけどちょっと それもあるよな  俳優や映画スターには成れない それどころか 君の前でさえも上手に笑えない そんな僕に術はないよな 嗚呼…  何を間違った? それさえもわからないんだ ローリング ローリング 初めから持ってないのに胸が痛んだ  僕らはきっとこの先も 心絡まって ローリング ローリング 凍てつく地面を転がるように走り出した  理由もないのに何だか悲しい 泣けやしないから 余計に救いがない そんな夜を温めるように歌うんだ  岩は転がって 僕たちを何処かに連れて行くように 固い地面を分けて命が芽生えた あの丘を越えたその先は 光り輝いたように 君の孤独も全て暴き出す朝だ  赤い小さな車は君を乗せて 遠く向こうの角を曲がって 此処からは見えなくなった  何をなくした? それさえもわからないんだ ローリング ローリング 初めから持ってないのに胸が痛んだ  僕らはきっとこの先も 心絡まって ローリング ローリング 凍てつく世界を転がるように走り出した
リライト- from CrosSing仲村宗悟仲村宗悟後藤正文後藤正文軋んだ想いを吐き出したいのは 存在の証明が他にないから 掴んだはずの僕の未来は 「尊厳」と「自由」で矛盾してるよ  歪んだ残像を消し去りたいのは 自分の限界をそこに見るから 自意識過剰な僕の窓には 去年のカレンダー 日付けがないよ  消してリライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を 起死回生 リライトして 意味のない想像も 君を成す原動力 全身全霊をくれよ Oh oh  芽生えてた感情切って泣いて 所詮ただ凡庸知って泣いて  腐った心を 薄汚い嘘を 消してリライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を 起死回生 リライトして 意味のない想像も 君を成す原動力 全身全霊をくれよ  Wow wow yeah yeah yeah
遥か彼方KANA-BOONKANA-BOON後藤正文後藤正文踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける  ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る  心をそっと開いてギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと  生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前よりずっとそう、遠くへ  奪い取って掴んだって 君じゃないなら意味は無いのさ だからもっと遥か彼方  踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける  ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る  心をそっと開いてギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと  生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前よりずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら意味は無いのさ だから、嗚呼、遥か彼方  偽る事に慣れた君の世界を 塗り潰すのさ、白く
柳小路パラレルユニバースASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文思った通り誰もいない 特別な恋の予感もしない 苦虫ひとつ噛み締めて 改札の先に君  柳であって狸じゃない 小路であって小町じゃない 間違いだらけを乗り越えて 僕らは走って行く  少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは海の風になって 君らしく踊ればいいじゃない  BGMはバディ・ホリー メアリー・タイラー・ムーアはいないけど まだ息があるなら I don't care 今ここでなくちゃ意味がないでしょう  Yeah!!!! Ride the big surf!!!!! オールライト  少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは海の風になって 君らしく踊ればいいじゃない
出町柳パラレルユニバースASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文思った通り誰もいない 特別な恋の予感もしない 苦虫ひとつ噛み締めて 細い路地の先に君  柳であって狸じゃない 出町であって小路じゃない 間違いだらけを乗り越えて 僕らは走って行く  少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは街の風になって 君らしく踊ればいいじゃない  近未来を憂うより 実際 タイムマシーンには乗れないけど まだ息があるなら I don't care 今ここでなくちゃ意味がないでしょう  Yeah!!!! Ride the big surf!!!!! オールライト  少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは街の風になって 君らしく踊ればいいじゃない
You To You (feat. ROTH BART BARON)ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION山田貴洋・後藤正文後藤正文札束握りしめて 時間を売って何を買う 亜熱帯のミートボール 投げつけるベースボール  お互い首絞めて笑顔ではにかむ 無意識に僕らが踏みつける何かを思う  そこじゃないどこか 君じゃない誰か 交差点のポップスター 身に纏うファストファッション  切実な僕らの生活のなかで あなただってそうだろう わたしだってそうでしょう  それで良いんだろうか  想い描いて 誰だって輪のなかに在って ほら  糸を手繰って 君をぎゅっと引き寄せ 巡っている  ミュージックというディスカバリー 僕たちを繋ぐ線の上 ミュージックというディスカバリー 僕たちを隔てる線の上 NO WHERE  想い描いて 君だって輪のなかに在って ほら  言葉とメロディ それぞれの その声が響いている  想い描いて 誰だって輪のなかに在って ほら  声を聞かせて 今をそっと噛み締めて 歌って ほら
De ArribaASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATIONどんなことだっていいでしょう 彼はもう 降伏したんだから 石を投げたっていいでしょう 躊躇いなら どこにもない  美しさ 過ちのない君の魂よ であれば 次はどうか 僕を燃やして  焼き払ったっていいでしょう 君はノー・ダメージなんだから 誰が死んだっていいでしょう そこからは決して見えはしないこと  見えはしないこと  痛みや 行き先のない その思いも 僕らは誰彼と踏みつけた であれば それぞれの言葉や記憶を遡って もう一度 やり直そう 後ろめたさを抱えて 貧しさを乗り越えて  街明かりが 互いの顔を照らして 温もりや冷たさを取り戻して 僕らはいつまでも すれ違った であれば ささやかな愛を手繰って  どこで生きたっていいでしょう 過ちはもう 水に流して 何を書いたっていいでしょう どうせほら 君は読みもしないこと  読みもしないこと
雨音ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION山田貴洋・後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION冷めた雨粒が 吹き抜けるように夜をたぐって 君の両肩に 伸し掛かるように鈍く残って 今  消えたひかりから 振り払うように闇を拭う 束の間のため息が白く漂って 空に戻るまで ただ空に戻るまで  確かめるように肌に触る 帳のなかで  酷い夢 取り残されたように笑う 朽ち果てる前の色々 長い雨の後に七色の架け橋 恐る恐る 未来を思って 目を開く  寝静まった街に響く音 不規則な粒の波に浸って  震える瞼 帳のなかで  酷い夢 取り残されたように笑う 朽ち果てる前の色々 長い雨の後に七色の架け橋 恐る恐る 未来を思って 目を開く
Gimme HopeASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION前後不覚 影が濃くなって 通りの流れに逆らって歩く 白いTシャツを焦がして 丸めた背中が刺すように痛む  Gimme Hope  戦後だけど戦前の近く 長いヤツらに巻かれて集う 無数の命を燃やした夏は過ぎて 現在に至る  Gimme Hope  聞こえなくなった その声も 辿れなくなった 足跡も もう今では 誰も確かめようもないこと  銃を握った 君たちの 指先の掛かった引き金で 誰かを撃つなら僕にして  亡骸は海へ捨ててよ  Gimme Hope  感情労働って言うんだぜ 言葉も仕草も商売のひとつ 滴る汗を拭って 通りの流れに逆らって歩く  Gimme Hope  聞こえなくなった 歌声も 辿れなくなった 足跡も もう今では 誰も確かめようもないこと  抜け殻になった僕たちの 首に下がった値札も 奪い取ってよ 何もかも あの歌も唄い繋いでよ  Gimme Hope  この続きを君が唄ってよ  Gimme Hope
C'monASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION有機ガスを吐いて 踏みつけて巡る未踏の大地 類人猿の顔した木彫りの神様 Feel nothing at all  カモン イェー  未来予測は最底辺 滅びるまで成長するパーティー 聖人面で大虐殺 ありがとう さようなら Human Being  精一杯の皮肉で骨まで酔って 目一杯の加速ですべてを溶かして それらしく生きろよ バースデイ 誤魔化して滅びよ バースデイ 生まれ変わるその日に ケーキを焼いて待ってるぜ  カモン イエー
再見ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION軽く触れた指の先だけで ほら いとも容易く殻はくだけてしまう  真実を確かめようとも 愚かさを抱きしめようとも 僕たちが優しくどこかで 朽ち果ててしまう その日は来よう  外はひどい嵐 巻き上がる放物線  降り積もった悲しみの端に偏った喜びを 取り戻す点と線 重ね合った手と手  だろう? そうだろう?  加速する何もかも 霞んで行く何もかも 未来すら踏みつけて 永遠を手に入れよう でも 命の鼓動 僕らを満たす音が もう聞こえているんだろう?  降り積もった悲しみの端に偏った喜びを 取り戻す点と線 重ね合った手と手  分かち合った その先の街に広がった景色を見よう 君とやっと会えたって 重ね合った手と手  だろう? そうだろう?  やっと会えたよ
Be AlrightASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION山田貴洋・後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION・GuruConnect憂鬱 蹴飛ばして 強張ったまま街を行く 勇敢だとか そんな冗談なら止して 生きるためさ 今日という日を  予定もなくなって あの頃に僕らは 「会いたい」なんて シンプルな言葉を手にして  ほつれた糸 この春先に買ったコートのポケット 肌荒れた手のひらを ここで温めて  息吸って吐いて Be Alright Be Alright Be Alright  胸の奥で歌ってよ それで We gon be Alright  仲間はずれの日も Be Alright Be Alright  だけど ここに集ったろう そうさ We gon be Alright  運命だなんて そりゃないぜ  画面を横切る文字を追って 下向いてちょっとふらついて偏って 善意ぶった悪意たちの脅威 そんなもので溢れかえる今日に  荷物なら 何も持たぬように 放り出して ほら 君が望むように 滑り込んだベンチシート 巻き戻したテープのリール  ほつれた糸 この春先に買ったコートのポケット 肌荒れた手のひらを ここで温めて  息吸って吐いて Be Alright Be Alright Be Alright  胸の奥で歌ってよ それで We gon be Alright  仲間はずれの日も Be Alright Be Alright  だけど ここに集ったろう そうさ We gon be Alright  We gon be Alright Be Alright Be Alright  また散らばっても そうさ We gon be Alright
エンパシーASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION・Ryosuke Shimomura何もない街の静けさ 何もない手の頼りなさ それでも ただ身体ひとつ ふたつ目には まだ夢の残骸よ  音のしない部屋の気まずさ 君のいない日々の味気なさ それでもまた 身体ひとつで立つ 目の前に広がる現在を  ときに激しい雨に打たれても 夜にひとり抱えた言葉でも きっと憐れみも悲しみも 煎じ詰めればエンパシーで 僕らの魂の在処かも ほら  もう目が覚めた ドアを蹴飛ばして 朝焼けの空を駆け抜けた 今、君の吐息が弾む音 夜明けの街路が露を纏うこと  ヨレたフォームで日々を進み アスファルトの海を乗り越えた その果てに自由が見えるでしょう 向こうでは世界が叫んでいるぜ いつでも  生まれた場所に基づく風景を 虹彩や皮膚に紐づけた運命を 打ち消して ただ認め合うような将来を夢見て 夢見て  ときに厳しい風に吹かれても 君がひとりこぼした涙でも きっと憐れみも悲しみも 煎じ詰めればエンパシーで 僕らの魂の在処かも ほら  もう目が覚めた ドアを蹴飛ばして 朝焼けの空を駆け抜けた 今、君の吐息が弾む音 夜明けの街路が露を纏うこと  ヨレたフォームで日々を進み アスファルトの海を乗り越えた その果てに自由が見えるでしょう 向こうでは世界が叫んでいるぜ いつでも 君の名前を
フラワーズASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION・Ryosuke Shimomura・Mariko Hirose相変わらず僕らは それぞれの悲しみを携えて 明日が届くことを また 祈ろう  満ち足りない僕らは 様々な役割を抱きしめて 誰かと それぞれを分かち合おう  過ぎ去る景色の猛スピードに溶けて 何もかも色褪せた 街角に佇む若い花売りに 君の影を重ねて思うよ  嗚呼 鐘の音が聞こえて さあ 終わりじゃなくて始まりさ 綺麗に忘れても 未だ どこかで笑っていて  点滅した電球の光 息するように吐き出す偽り ガラクタの山をかき分けて探してる 本当のことを 探してる 懐かしい言葉も  嗚呼 鐘の音が聞こえて さあ 終わりじゃなくて始まりさ 綺麗に忘れても 未だ どこかで笑っていて
ソラニン土岐麻子土岐麻子浅野いにお後藤正文川口大輔思い違いは空の彼方 さよならだけの人生か ほんの少しの未来は見えたのに さよならなんだ  昔 住んでた小さな部屋は 今は誰かが住んでんだ 君に言われた酷い言葉も 無駄な気がした毎日も  あの時こうしていれば あの日に戻れれば あの頃の僕にはもう戻れないよ  例えば ゆるい幸せが だらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もう さよならなんだ  寒い冬の冷えた缶コーヒー 虹色の長いマフラー 小走りで路地裏抜けて 思い出してみる  例えば ゆるい幸せが だらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もう さよならなんだ なんだ なんだ なんだ  さよなら それもいいさ どこかで元気でやれよ さよなら 僕もどうにかやるさ さよなら そうするよ
Endless Summer小西真奈美小西真奈美後藤正文・小西真奈美後藤正文井上陽介・後藤正文ぼんやりする仕草が癖になって それがもとで なじり合って (He's like Adam) そんな些細なファイティング続いちゃって ソファーで添い寝もしなくなってさ (Am I like Scarlet?)  長い夏休みさ けど 噛み合わないみたいだ TVショウにも飽きてた 君も僕に飽きてた  どうせなら let me down でも 簡単には行かないさ 全部やり直したいかい? 全部やり直せそうかい?  君に向き合う時間もなくなって ボニーとクライドも遠くなったよ (Where's our stimulation?) それでもホントはハグがしたいんだって 君に素直に言えなくなってさ (I don't know the reason)  長い夏休みさ けど 噛み合わないみたいだ TVショウにも飽きてた 君も僕に飽きてた  どうせなら let me down でも 簡単には行かないさ 全部やり直したいかい? 全部やり直せそう?  僕ら 終わるのもいいかな でも彼のことを思うと それじゃちょっとあんまりかもね  長い夏休みさ けど 噛み合わないみたいだ TVショウにも飽きてた 君は僕に飽きてた  どうせなら let me down でも簡単には行かないさ 失敗したっていいよね? 失敗したっていいんじゃない? ねぇ?  いいじゃないねぇ? いいじゃないねぇ? いいじゃないねぇ?
ダイアローグASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも  風が急に乾いて 人々の歩幅が変わって 僕らは衣服を脱いで ほら 溢れる涙で寒中遊泳 マイペース 君はまだ陸の上で 虚しくなって言葉も出ない 声にならない  難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも  水辺に転がる プラスチック製のボトルを掴んで 飛び立つ 水面が波立つ 胸元まで溢れた水溶液に浮かぶ島なら 心配ごともないだろうか  難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも
触れたい 確かめたいASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文Ryosuke Shimomura待って それじゃちょっと答えになってないかも 黙って逃げるなんて君らしくないでしょう  触れたい 確かめたい  だって 僕の前で笑ったことないだろう 会って 話したって 君はもういないでしょう  触れたい 確かめたい 触れたい 確かめたい  月まで伸びた光を追いかけて 闇を踏み抜いた 帰り道 並んだ影の隙間を走り抜けて 君はどこでなくしてしまった  触れたい  時が経って 君はきっと覚えてなんていないでしょう 綺麗に忘れちゃって 夢にだって見ないでしょう  触れたい 確かめたい 触れたい 確かめたい  積み重なった花びら かき集めて 辿る いつかの帰り道 並んだ影の跡を指で撫でて 過ぎた日々と 今 すれ違って  また理由もなく ただ懐かしくなったんだ  触れたい  酔っ払って ときどきは胸がギュってなるけど 君だって切実な日々を生きているでしょう  月まで伸びた光を追いかけて 闇を踏み抜いた帰り道 並んだ影の隙間を走り抜けて 僕ら どこで なくしてしまった  触れたい 確かめたい 触れたい 確かめたい
遥か彼方(bonus track)藤川千愛藤川千愛後藤正文後藤正文下田晃太郎踏み込むぜアクセル駆け引きは無いさ、 そうだよ夜をぬける ねじ込むさ最後に差し引きゼロさ、 そうだよ日々を削る  心をそっと開いてギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっとさあ  生き急いで搾り取って縺れる足だけど 前よりずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって君じゃないなら 意味は無いのさ だからもっと…遥か彼方  踏み込むぜアクセル駆け引きは無いさ、 そうだよ夜をぬける ねじ込むさ最後に差し引きゼロさ、 そうだよ日々を削る  心をそっと開いてギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっとさあ  生き急いで搾り取って縺れる足だけど 前よりずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって君じゃないなら 意味は無いのさ だから、嗚呼、遥か彼方  偽る事に慣れた君の世界を塗り潰すのさ、白く…
ボーイズ&ガールズASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文テールランプが騒めく川辺に陽が溶けるまで 用もない顔した世間に流されちゃダメ  そんな日も 生き急ぐように きっと ねえ Boys & Girls 教えてよ そっと 夢と希望 まだ はじまったばかり We've got nothing  愛嬌のない社会に産まれた犬みたいにさ 「興味ない」みたいな言葉で切り捨てないでね  そんな日も 生き急ぐように きっと ねえ Boys & Girls 教えてよ そっと 夢と希望 まだ はじまったばかり We've got nothing  夕闇が背中から忍び寄って 君を捕まえて 「あの娘がうらやましい」 「アイツが妬ましい」とか こぼして 彼らと馴染めなくても 何かが正しい 僕らに相応しいこと 見つけて それをギュッと握りしめて 嗚呼 いつか老いぼれてしまっても 捨てずに 新しい扉を開こうか We've got nothing  はじまったばかり We've got nothing  It's just begun We've got nothing
生者のマーチASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文午後になって 太陽が濡れた頬を乾かして 静かに燃える日々の頼りない輪郭をなぞった  そこにただ在るだけで そのまま ぎゅっと引き寄せて わけもなく抱きしめて こと切れるまで  モノクロの葬列を見送った町外れの丘からは 鈍色に立ち昇る悲しみが見えたんだ  そばにただ居るだけで 涙がそっと流れ落ちて 祈る前に抱きしめて 朽ち果てるまで  血の味のしない 僕らの魂 手繰り寄せた手が震えていたんだ 寂しくなったよ 愛おしく思ったよ また  そこにただ在るだけで そのまま ぎゅっと引き寄せて わけもなく抱きしめて いつの日かこと切れて 朽ち果てるまで
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
荒野を歩けGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文あの娘がスケートボード蹴って 表通り 飛ばす 雨樋 するっと滑って ゆるい闇が光る  背伸びでは足りないボーイズが 世界を揺らす 「君らしくあれ」とか 千切ってどこか放す  理由のない悲しみを 両膝に詰め込んで 荒野に独りで立って あっちへ ふらふら また ゆらゆらと歩むんだ どこまでも どこまでも  町中のかがり火を 胸の奥に灯して この世のエッジに立って こっちへ ふらふら また ゆらゆらと歩むんだ どこまでも どこまでも  背面三回宙返り 着地をミスした道化師の表情が ちょっと曇ったように見えた 翻る万国旗の合間 祈るよ 彼の無事を  僕たちはどうだろう?  あの娘がスケートボード蹴って 表通り 飛ばす いつしか僕らの距離が狭まって ゆめゆめ 思わぬ 未来が呼んでる 歌えよ 踊れよ ラルラルラ  理由のない悲しみを 両膝に詰め込んで 荒野に独りで立って あっちへ ふらふら また ゆらゆらと歩むんだ どこまでも どこまでも  あの娘がスケートボード蹴って 表通り 飛ばす 雨樋 するっと滑って ゆるい闇が光る  ラルラルラ ラルラルラ ラルラルラ
夏の日、残像amazarashiamazarashi後藤正文後藤正文amazarashi・Yoshiaki Dewa答えを知って僕ら 繰り返しそうさ ささくれて溶け出すこころ 悲しみの訳は埋まらない隙間 不純な手でその胸を焦がす  敢えて見ないその先 敢えていないことにして  間違えたアンサー 繰り返しそうさ わだかまって離れるこころ 浮かない心情の埋まらない隙間 不純な手でその夢を壊す  夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで  止まらないで…  最大公約数 探して塞いでる 割り切れるモノなんて無いのに 君の目に写った 僕が手に取った それとめどない それだけでいい  旅立ち 耳鳴り 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 5年経ち冷めた目 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで 消えないで  夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで  止まらないで…
君という花KANA-BOONKANA-BOON後藤正文後藤正文KANA-BOON見え透いたフォームの絶望で空回る心がループした 何気なく何となく進む淀みあるストーリー  いつだって何かを失ってその度に僕らは今日を知る 意味も無く何となく進む淀みあるストーリー  つまりただそれ 砕け散っただけ  見抜かれた僕らの欲望で消えかかる心がループした 何気なく何となく進む淀みあるストーリー  いつからか何かを失って隠してた本当の僕を知る 意味も無く何となく進む淀みあるストーリー  つまりただそれ 砕け散っただけ つまりただそれ 風に舞っただけ  君の目にただ光る雫 嗚呼、青天の霹靂 痛みだけなら2等分さ、そうさ 僕らの色  白い息が切れるまで飛ばして駆け抜けたあの道 丘の上から見える街に咲いた君という花 また咲かすよ  つまりただそれ 砕け散っただけ つまりただそれ 風に舞っただけ  君の目にただ光る雫 嗚呼、青天の霹靂 痛みだけなら2等分さ、そうさ 僕らの色  白い息が切れるまで飛ばして駆け抜けたあの道 丘の上から見える街に咲いた君という花 また咲かすよ 君らしい色に
リライトCreepy NutsCreepy Nuts後藤正文後藤正文DJ松永軋んだ想いを吐き出したいのは 存在の証明が他にないから 掴んだはずの僕の未来は 「尊厳」と「自由」で矛盾してるよ  歪んだ残像を消し去りたいのは 自分の限界をそこに見るから 自意識過剰な僕の窓には 去年のカレンダー 日付けがないよ  消してリライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を  起死回生 リライトして 意味のない想像も君を成す原動力 全身全霊をくれよ  芽生えてた感情切って泣いて 所詮ただ凡庸知って泣いて  腐った心を、薄汚い嘘を消して リライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を  起死回生 リライトして 意味のない想像も君を成す原動力 全身全霊をくれよ
迷子犬と雨のビートシナリオアートシナリオアート後藤正文後藤正文シナリオアート日溜まりを避けて影が歩くように 止めどのない日差しが路地を怒鳴りつけている 風のない午後を恨むような そんな土曜日の模様  人々は厚い雲で顔を隠して 行き場のない想いをずっと持って研いでいる 何もない街に埋もれても それでも 今でも  連なるウィンドウに並び立つ人形の悪い夢 それとも倉庫に隠れて塞いでいたって 埃だけ被って見つからない 誰の手にだって触れられない  僕たちの現在を 繰り返すことだらけでも そう いつか君と出会おう そんな日を思って 日々を行こう  曖昧な雨のビートの合図 寂しさが夜を満たす匂い 吸い込んだ雨が肺で泳いで 深く 深く潜るシーラカンス  曖昧な雨のビートの合図 捨てられた子犬の呼ぶ声 雑踏を分けて僕に届く ほら「誰か気付いて」と  僕たちの現在を 繰り返すことだらけでも そう いつか君と出会おう そんな日を思って 日々を行こう  夜の街角の 土砂降りになって震える迷子犬も きっと はにかんで笑う そんな日を思って 日々を行こう  僕たちの現在を 繰り返すことだらけでも そう いつか君と出会おう そんな日を思って 日々を行こう  生きて行こう
君の街までnever young beachnever young beach後藤正文後藤正文never young beach夕闇の先 光る銀の月 鏡みたいに写る僕らの心細さも全部抱えて 君の街まで飛ぶための歌  揺らいでいる頼りない君もいつかは 僕らを救う明日の羽になるかな  2時を指す影 輝く赤い木々の隙間を吹き抜ける風 切なさだけで 悲しみだけで 君の街まで飛べればいいのにな  隣にいる冴えない君もいつかは 誰かを救う明日の羽になるかな 輝く向こうの先までは飛べないけど 羽ばたいている間は消えないから  色づく季節を過ぎゆく想いはいつだって 駆け足早めて逃げ出す君はいつだって  揺らいでいる頼りない君もいつかは 僕らを救う明日の羽になるかな まだ夢のような場所までは飛べなくても 羽ばたいている間は消えないから  近付いた冬の足音に街が 鮮やかな色に染まって舞い踊る
未来の破片04 Limited Sazabys04 Limited Sazabys後藤正文後藤正文04 Limited Sazabys些細な言葉や何げない仕草で 綻ぶ思いをただ確かめたい僕の歌  悲しい顔して切ないふりして 消えゆく思いをただ塞き止めたい今日の歌  雨の道を這ってるトカゲみたいにきっと何処かで 止むのを待っているのさ きっと僕を  繋いでいたいよ 君の声が聞こえた日から萌える色 伸ばした手から漏れた粒が 未来を思って此処に光る  些細な誤解や行き違う心で 綻ぶ思いをただ塞き止めたい僕の歌  過ぎ行く時間が奪っては壊して それでも思いを繋いでいてよ  溶け出す心 僕の声が途絶えた日から萌える色 繋いだ手から漏れた粒が 未来を思って此処に光る  繋いでいたいよ 君の声が聞こえた日から萌える色 伸ばした手から漏れた粒が 未来を思っている  繋いでいたいよ 君の声が聞こえた日から萌える色 伸ばした手から漏れた粒が 未来を思って此処に光る  此処で光る君の破片 此処で光る僕の破片
アンダースタンドBLUE ENCOUNTBLUE ENCOUNT後藤正文後藤正文BLUE ENCOUNT軋んだその心、それアンダースタンド 歪んだ日の君を捨てないでよ  嘆き合って迎える朝焼けで消えゆくその想いを ふとしたことで知る無力さでほつれるその想いを  濁った目の先の明かり消えぬ街角 宿ったその心、絶やさないでよ 響かない君の先の見えぬ明日も願うよ きっといつか…  軋んだその心、それアンダースタンド 歪んだ日の君を捨てないでよ  光らない心、それでも待つ明日の 掴んだその手だけ離さないでよ 響かない時を駆け抜けてく間も願うよ きっといつか…  不安で泣いた君も、それアンダースタンド 刺さったそのトゲが抜けなくても  塞いで泣いた日々も、それアンダースタンド 歪んだ日の君を捨てないでよ
ソラニンyonigeyonige浅野いにお後藤正文yonige思い違いは空のかなた さよならだけの人生か ほんの少しの未来は見えたのに さよならなんだ  昔 住んでた小さな部屋は 今は他人が住んでんだ 君に言われた ひどい言葉も 無駄な気がした毎日も  あの時こうしてれば あの日に戻れれば あの頃の僕にはもう 戻れないよ  たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もう さよならなんだ  寒い冬の冷えた缶コーヒーと 虹色の長いマフラーと 小走りで路地裏を抜けて 思い出してみる  たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もう さよならなんだ  さよなら それもいいさ どこかで元気でやれよ 僕もどーにかやるさ そうするよ
N.G.S夜の本気ダンス夜の本気ダンス後藤正文後藤正文夜の本気ダンスまた途絶えた記憶 辿り着けば無常 それは感情論のSOS 現在、回答先延ばし  君の声がして 響きあえば無情 それが感情論のSOS 存在、回答先延ばし  つまりそうだよ 続く曖昧、劣等、感情論 往々にして繋ぐ緩衝剤、妄想、インターネット  仮想現実を  つまりそうだよ 続く現状、感傷、感情論 往々にして繋ぐ緩衝剤、妄想、インターネット  仮想現実を 仮想現実 妄想 回答先延ばし
ブラックアウトLILI LIMITLILI LIMIT後藤正文後藤正文LILI LIMIT飛び交う記憶と黒い雲 砂漠に弾けて消える 光るプラズマTV 来たる未来の映像  真魚板の鯉はその先を思い浮かべては眠る 光るプラズマTV 来たる未来の映像 降り止まぬ雨は軒先で 孤独に合わせて跳ねる ボタンひとつで転送 来たる未来を想像する  掻き消してしまわないように 二つの黒い目が夜に輝いても 冬の雪原に茹だる炎天下 鈍る皮膚感覚 僕を忘れないでよ  今 灯火が此処で静かに消えるから 君が確かめて ただ立ち尽くす僕の弱さと青さが 日々を駆け抜ける  321 情報が錯綜 真実は知らない 現状と幻想の誕生 明日とその足音 321 感情の暴走 現実は逃げたい 想像と妄想の混同 掃いて捨てるモノ  今を掻き消してしまわないように 君のか細い手が弱く羽ばたいても 冬の雪原に茹だる炎天下 鈍る皮膚感覚 僕を忘れないでよ  開く距離 溶ける世界 終わりと始まりを流した涙で 滲む青 弱い痛み  今 灯火が此処で静かに消えるから 君が確かめて ただ立ち尽くす僕の弱さと青さが 日々を駆け抜ける そうさ 何度も
ブラッドサーキュレーターGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION曖昧な評伝 拵えて浸ってるの 世世 歳歳 何をまだ待ってるの  いつのまにか独りになった ため息ひとつ吐いて 嘆いて  寄生虫と蝸牛 渦巻いて転がってるの 深深 散散 響いて唸ってるの  いつのまにか独りになった 此処は何処か 声の在り処をそっと辿って ため息くらい飲み込んでしまえよ  情熱 燃やしたあの頃を 心血注いで取り戻すんだ 縁で繋がれば この日々も 捨てるほど壊れてないだろう  ジンジン 心が傷むなら 観念の檻を打ち破るんだ 延々 月日は巡るけど 捨てるには闇が浅いだろう  雨は止んだよ ヘッドライトがにじむ車道 雨は止んだよ 傘を閉じた手が鈍く悴んで  歩みを止めないで 希望を捨てないで 独りで泣かないで 身体を傷つけないで  愛に飢えないで 憎しみ溜めないで どうか振り向いて どうか 君よ  いつのまにか独りになった 此処は何処か 声の在り処をそっと辿って ため息くらい飲み込んでしまえよ  情熱 燃やしたあの頃を 心血注いで取り戻すんだ 縁で繋がれば この日々も 捨てるほど壊れてないだろう  ジンジン 心が傷むなら 観念の檻を打ち破るんだ 延々 月日は巡るけど 捨てるには闇が浅いだろう  情熱 燃やしたあの頃を 心血注いで取り戻すんだ 愛を分け合えば この日々も もう一度 君を照らすだろう
Caterpillar / 芋虫ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文魂の値段はいくら 僕にそっと教えてよ お金だけが物差しさ 君をこれから買い叩く  淀んだグレーの工場街でまとめて顔を削ぎ落とす 個性なんて必要ないさ 家畜のように飼い慣らす  そんな未来が近いだなんて 冗談だって言えるのかい そんな時代は来ないだなんて 胸を張って言えるのかい  パスポートだってハラワタだって どこかの市場で売り飛ばす その収益で石油を買って街ごと燃やしてしまうのさ  そんな願いはクレイジーだって 神に誓って言えるのかい そんな時代は来ないだなんて 胸を張って言えるのかい  ひとかけらの夢 ひとにぎりの希望を 隠さないで  そんな未来が近いだなんて 冗談だって言えるのかい そんな時代は来ないだなんて 胸を張って言えるのかい
Eternal Sunshine / 永遠の陽光ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文閉店間際 カフェの隅で草臥れた老紳士に ウェイトレスが冷めた夕闇を欠けたグラスにサーヴして  ハロー 闇夜 やさしい闇よ ゆらゆらと滲むランプよ 温かみも不確かさも 灯して 今  出会った喜びも失くした悲しみも 刻んだ肌 明かりが照らす 鮮やかな面影も抱き合った遠い日々も 月日が流してしまうのだろう  さようならは言えなくても もう二度と会えなくても 闇がそっと辺りを包んだ  終電が滑り込む夜の切れ端を拾った少年に ウェイターが燃え上がる朝を新しいカップにサーヴして  アデュー 闇夜 やさしい闇よ あと数分で昇る朝陽よ 胸騒ぎも貧しさも照らして ほら  足取りが重くても 荷物は軽いだろう 旅路はこれからさ ほら 彼がいつか老い果てても 息絶えてしまっても 君は構わず進むんだよ  さようなら 今日という日よ もう二度と会えなくても 朝陽がそっと辺りを包んだ  魔法のように潰えてしまうのだろう 想いも骨も皮膚も  出会った喜びも失くした悲しみも 月日が流してしまったよ 鮮やかな面影も抱き合った遠い日々も 月日が流した  空が少し白む頃 街の靄は晴れるだろう 旅路はこれからさ ほら 僕がいつか老い果てても 途絶えてしまっても 君は構わず進むんだよ  さようなら 愛しい君よ もう二度と会えなくても 朝陽がそっと辺りを包んだ
Planet of the Apes / 猿の惑星ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文際限なく湧き上がるガス吸い込んで 悶える先遣隊 炭鉱のカナリアも息が途絶えた 時代の最先端  頬の痩けた労働者 猿の欲望と海綿体 彼は何も選べない 君は何も選ばない  雨の 月曜日の スクリーンの向こう 古い日のブラックジョークも スクリーンの向こう側  気後れもなく送り込む 愛と笑いの途絶えた最前戦 誰彼と撃ち合って 顔が引き攣った時代の最先端  ドアの取れた自家用車 ゴミで散らかった路側帯 彼は何も壊せない 君は何も壊さない  雨の 月曜日の スクリーンの向こう 古い日のブラックジョークも スクリーンの向こう側  際限なく湧き上がるガス吸い込んで 悶える先遣隊 炭鉱のカナリアも息が途絶えた 時代の最先端
Prisoner in a Frame / 額の中の囚人ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文有名な画家の抽象画 流暢に語るキャプションを彼は冷淡に笑う  閉館を促すメロディが言葉たちを隅に押し込んで 夜は大胆に始まるのさ  彼を解き放ってくれないか 連れ出して 街の明かりを見せたいんだ  回廊が続く教会の祭壇で 遠くアルバニアの悲劇を思って祈ろうか  僕を解き放ってくれないか 抜け出して 夢の続きを見たいんだ  フレームだけが残る抽象画 僕たちはどこへも行けるさ  彼を解き放ってくれないか 連れ出して 街の明かりを見せたいんだ
Signal on the Street / 街頭のシグナルASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文雨は夕べ 綺麗に空に溶けて 君の頬をそっと撫でて 今、月を追い越して光る  この想いは止めようもない 誰にも止めようのないもの  光りは夕べ あぜ道を避けて、街 切れ端を駆けて 今、彼の手の中で燃える  温めて どうしようもない この日々の憂鬱を だけど止めようもない 誰にも止めようのないもの  街の灯がざわめくように 君を隠しても ささやかな暗闇でだって 確かに光ってよ  街の灯が裏切るように 路地を照らしても 眩むような街頭でだって かすかに光っておくれよ ねえ  彼はガードレールに腰掛けて 少し咳き込んだ テールランプ 流されてしまいそうだ  だけど どうしようもない 命は燃えているの だから止めようもない 誰にも止めようもないもの  街の灯がざわめくように 君を隠しても ささやかな暗闇でだって 確かに光ってよ  街の灯が裏切るように 路地を照らしても 眩むような街頭でだって かすかに光っておくれよ ねえ  クラップ クラップ クラップ 合図を タップ タップ タップ 合図を
Humanoid Girl / 機械仕掛けのあの娘GotchGotch後藤正文後藤正文傷まない能力が唯一のツール 打ち込みのハートビートさ ああ、嫌々  冷たいジョークで憂鬱を縫う 見せかけのサイボーグさ ああ、嫌々  何もない 夢もない 希望もない そんな素振りで くだらない つまらない言葉まき散らす そこら中汚して 壊すほどの情熱もない  もういっそ 捨てるなら僕を呼んで 再インストール 機械仕掛けになって ねえ? いいよね? それでいいよね  心のない約束で週末のプール カナヅチとビートバン ダサイ ああ、嫌々  感じない身体で受け流す愛のない交わりはイヤ  何もない 夢もない 希望もない そんな素振りで くだらない つまらない言葉まき散らす そこら中汚して 壊すほどの情熱もない  もういっそ 捨てるなら僕を呼んで 再インストール 機械仕掛けになって ねえ? いいよね? それでいいよね
The Long Goodbye / 長いお別れGotchGotch後藤正文後藤正文駅前の交差点で少年がそっと 少女の手を取って微笑むような 想いはずっと生きるだろうか 形になって残るだろうか  日替りのような出来事もそっと 石碑の上に書きつけようか そうしたら千年生きられようか 言葉は千年生きるだろうか  夕暮れどきの街は切り絵のよう 訳もなく僕は急かされるように 少しだけ歩幅を広げて 今日の別れを惜しんでるよ  ねぇ また会おう それではね また会おう  どれほど素晴らしくとも どれほど悲しくても いつかは灰になって もう そこに花が咲こうとも  それでね また会おう それではね また会おう  どれほど素晴らしくとも どれほど悲しくても いつかは灰になって もう そこに花が咲こうとも
Stray Cats in the Rain / 野良猫たちは雨の中GotchGotch後藤正文後藤正文雨降りの日も濡れたからだ寄せ合って さあ 生きよう  悴かんだ手の指の先も そっと嘗め合って さあ 生きよう  二酸化炭素が海に溶けたんだろう 水面を切るように魚たちのジャンプ 最近はなんだか息苦しくなってさ 空気の中でも溺れそうだよ 路肩の茂みに逃げ込んでやりすごそうか  雨上がりの川沿いの猫みたいにさ 戯れ合って さあ 生きよう  喜びも悲しみも癒えない傷も見せ合って さあ 生きよう  数ブロック先では雨が降りだした 風が鼻先に匂いを運ぶ 雨具もない 隠れる場所もない 僕らはただ苦い顔で笑うしかないな そうだ  雨降りの日も濡れたからだ寄せ合って さあ 生きよう  悴かんだ手の指の先も そっと嘗め合って さあ 生きよう  これっきりなんて言わないでよ さようならなんて言わないで もう
Can't Be Forever Young / いのちを燃やせGotchGotch後藤正文後藤正文深刻面して「アーティスト」たちが何だか言ってら 自己啓発セミナーみたいな言葉にメロディ乗せてさ  似合うね そのお面 つまんねぇ でも それは彼の科白だね ごめん  知性がないのにニヒルなふりして皮肉を吐いても そんな散文じゃ誰の心も射抜けない そうでしょう  やめようか この話題 つまりはね ほら 時間切れは間近  時計はいつか止まってしまう この恋もいつか終わってしまう 世間を呪うヒマなんてないさ いのちを燃やしたいだけ  机の上で圧し折った鉛筆と破り捨てたノートの切れ端を 嘲笑うような流行音楽よ お別れだね ほら 時間切れのようだ  時計はいつか止まってしまう この恋もいつか終わってしまう 世間を呪うヒマなんてないさ いのちを燃やせよ  心臓はいつか止まってしまう この恋もいつか終わってしまう それでも永遠を願ってしまう 燃やせよ ほら 鳴らせよ まだ 抗える分だけ
Nervous Breakdown / 軽いノイローゼGotchGotch後藤正文後藤正文絵に描いた君の裸 気まぐれな神の仕業  食い入るように見る見る見るまだ 焼き付けて帰るべく見るまだ 見る見る見る見る見るまだ  絵に描いた餅のような 邪な闇のような  食い入るように見る見る見るまだ 擦るスルスルスルスルまだ 見る見る見る見る出る ほら そう 急に  張り裂けそう ビリビリビリ 軽いノイローゼ ギリギリまだ  ああ 君を ジリジリジリ 跡を嗅ぎ回って 眺めていたいのさ  張り裂けそう ビリビリビリ 軽いノイローゼ ギリギリまだ  ああ 君を ジリジリジリ 後をつけまわして 守ってあげたいのさ
Aspirin / アスピリンGotchGotch後藤正文後藤正文錠剤のアスピリン 効かないや悲しみには どうせ もう ロスト・フィーリング 感じないや何もかも  錠剤のアスピリン 行けないな 何処へにも 久々の休みに不貞腐って部屋で眠ろう  Hurt me 闇に Hurt me どういうの Hurt me 執拗に ああ もうどうでもいいよ  何回もチャンスは通り過ぎて行って まだ目が廻って立てないや 皆の女神のような存在になって 揺れて 諦めてしまった  久々の休みに 錠剤のアスピリン  気まぐれな雨よ 夜更けまで降って もうそれならばきっと気が済むの 不安になってカーテンを開け放って 透明なフリして今日は眠るの  錠剤のアスピリン 効かないや悲しみには どうせ もう ロスト・フィーリング 感じないや何もかも  錠剤のアスピリン 行けないな 何処へにも 出会い頭に撃ち抜いてコメカミを  錠剤のアスピリン 効かないや悲しみには 本当は君に会いたいよ 今直ぐにも
Great Escape from Reality / 偉大なる逃避行GotchGotch後藤正文後藤正文壁にもたれてユルくリズムを刻んでいるよ DJが落とす針 ヴァイナルからの懐かしい音にニヤリ 無理矢理に浸るような思い出ではなくて ぼんやり あれやこれや君や彼を引っぱり出している メインフロアではそれぞれ彼らも逃避行 ハイハット どうか干渉しないで どうにも 1ヴァースで連れ出して どこへでも  Breeder (繁殖する動物) 踊る 裸の僕らは ずっと Freedom (自由) 揺れる 夜通し 僕らは そっと  大袈裟な身振りも素振りもメロディもいらないや だってここには 陶酔できるくらいの言葉と君 統制され続けたビート それで十分  メインフロアではそれぞれ彼らも逃避行 ハイフレット 滑り降りろ 1ヴァースで連れ出して どこへでも  Breeder (繁殖する動物) 踊る 裸の僕らは ずっと Freedom (自由) 揺れる 夜通し 僕らは そっと Freak out (幻覚状態) 眠いや もうダメ  戸惑いは誰かの鼻先に押し付けて 僕らはパーティを続けよう それから この夜が燃えるように酸素を濃くしよう  メインフロアからの逃避行 ハイハット 刻め悲しみを ビートブレイクで連れ出して どこへでも  Breeder (繁殖する動物) 踊る 裸の僕らは ずっと Freedom (自由) 揺れる 夜通し 僕らは そっと  Breeder (繁殖する動物) 踊る 裸で僕らは ずっと Freedom (自由) 揺れる 夜通し 僕らは そっと Freak out (幻覚状態)  眠いや もうダメ
Blackbird Sings at Night / 黒歌鳥は夜に鳴くGotchGotch後藤正文後藤正文鋭い言葉を飲み込んで 真昼にあの娘が泣くのよ  桜の並木の枝先を確かめて僕は歌うのよ  人前で愛想振りまいて 夜中にあの娘は泣くのよ  夜の森と街の木々を分けて暗がりで僕は歌うのよ  大通りのゴミ箱も 狭い路地の吹きだまりも わずかな匂いを頼りに探そう  お願いさ 少し笑ってよ 群れからはぐれたブラックバード 大きな交差点を右折するタクシーは もう行ってしまったよ  ブラックバード 迷い烏 それが僕だよ 気づかないでしょう  そろそろ夜になる
Sequel to the Story / 話の続きGotchGotch後藤正文後藤正文ラジオの天気予報では 雨降りではない模様 ねぇ それならば 少し遠くまで行こう  急行電車は見送ってさ 当てはないけど 旅に出ようか ねぇ いいでしょう  些細な言葉でも 読み違いがあったよ ねぇ それならば もう一度 話をしよう  駅前の寂びた喫茶店でさ 温くなった珈琲を 無駄にかき混ぜたりして  映画のエンドロールの先に何が待つだろう そんな他愛のないおしゃべりを続けようか 飽きるまで それだけでいいよ  秋の鈍い日差しが皮膚を刺す ビルを抜けて肌寒い風が夏を追い越して 僕らは黙り込んだ  今日のことは忘れられないだろう
A Girl in Love / 恋する乙女GotchGotch後藤正文後藤正文とにかくあの娘が憎くって あるだけの恨みを飛ばした側から 心がチクチク痛くって 何が起きたんだろう  ハロー 世界 地球の裏側 ハロー 君 それが恋だぜ  起き抜けのニュースが辛くって 魂を何かに抜かれたようだ そう言えば あの娘がいつだっけ 越してしまうのは  ハロー 世界 突然のさようなら ハロー 君 それが恋だぜ  Feel down, feel down 掘り進め地底まで Feel down, feel down 地球の裏まで Feel down, feel down 残念だな 燃料切れ Feel down, feel down 顔まで 泥まみれだね  ブラウスのボタンが取れちゃうパターン よく見て ほら 縫い付けてごらん 僕らはまた 来世で都合良く 会えたりしない 出会ったりしないよ  とにかくこの世が憎くって あるだけの涙を流した側から 通りの向こうで手を振って 悲しみよ さようなら  ハロー ハロー
Lost / 喪失GotchGotch後藤正文後藤正文十年経ったら 今日のこと 忘れてしまうかな 桃色の花が上着のフードに忍び込んで 折り重なった  二十年経っても 今日のこと 忘れたくないけど 鈍行列車は僕を乗せたまま駆け出して 君が泣き出した  花びら はらはら まるで僕らは初めから 全てを失うために生まれたみたいだな  三十年経ったら 面影も褪せてしまうかな よく見れば鏡の奥に立っている僕だって あれ? 誰だっけ?  四十年たったら もしかして骨だけになるかな 葬儀の列に君が来たところで 遅いって もう灰になった  花びら はらはら まるで僕らは初めから 全てを失うために生まれたみたいだな  今なら 未だ未だ そうさ 僕ら この場所から 全てを失うために 全てを手に入れようぜ ほら
Wonderland / 不思議の国GotchGotch後藤正文後藤正文まやかしの言葉 ハリボテのワンダーランド ほら ヒア・ウィー・アー (さあ、着いたよ) 出口なき闇をさすらえよワンダラー (旅人) ほら ヒア・ウィー・アー (さあ、着いたよ)  ジャスト 夢のような そんな話はないぜ なびくな うつむくな ヌルく集って輪になるな 秒針 時計のビート BPM60で進んで行くんです それが人生です スピード違反のように飛ばして 君の目の前にあるような 全てを追い抜いてしまって 「ゆえに老けてしまった」なんて負け惜しみも ねぇ 俺は冷凍品?  まやかしの言葉 見せかけのワンダーランド ほら ヒア・ウィー・アー (さあ、着いたよ) 出口なき闇をさすらえよワンダラー (旅人) ほら ヒア・ウィー・アー (さあ、着いたよ)  認めてない 認めろ 必死こいて一銭にもならない カネ 貯まらないからなくなってるぞ 昼間からビール飲んで 「現状キープ」なんて言って 入園料かなんか取られてるぞ アンタ  まやかしの言葉 ハリボテのワンダーランド ほら ヒア・ウィー・アー (さあ、着いたよ) 出口なき闇をさすらえよワンダラー (旅人) ほら ヒア・ウィー・アー (さあ、着いたよ)  ねえ? 君 ネズミになって そこから景色はどう?  ねえ 君 ディズニーじゃないぜ だって そうだろう  ねえ 君 ネズミになって 働く気持ちはどう?  ねえ 君 ここに居座って これからどうしよう  まやかしの言葉 塗り替えろ ワンダーランド 出口なき闇を照らし出せ そうさ  Don't call us freeloader Let me sing it louder Most people are working harder Let me sing it louder
桜草BUNNY THE PARTYBUNNY THE PARTY後藤正文後藤正文閉ざしていた窓を少し開く 差し込む光に目が眩んだ モノクロの部屋に色が灯る 消えかけていた僕を照らすように  ひとつひとつ並べたピースを ひとつひとつ心にはめる  内にある闇が僕を呼ぶよ 色のない部屋に戻すように  一日中毛布に包まって 世界から逃げる 傷つくことはなかったけど 心が腐ったよ  公園のブランコにまたがって この世界を揺らせば 何故か急に寂しくなって 君の名を呼ぶよ  ひとつふたつ失くしたピースを ひとつひとつ心で探す 全部拾い集めたら 憂鬱な日々も少し晴れるかな  届くように…  一日中毛布に包まって 世界から逃げる 傷つくことはなかったけど 心が腐ったよ  公園のブランコにまたがって この世界を揺らせば 何故か急に寂しくなって 君の名を呼ぶよ  君を呼ぶよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大洋航路ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文雨降りの朝を通り過ぎる色とりどりの傘を 弾く音で水嵩は増すのだろう 少しずつ濁った誰かの何かで溢れる街角 かき分けるクロールの僕はカナヅチだったり  もう 錆びついたオール 向こう岸が見えない海のよう 言う 大声で言う 引用“To be, or not to be” 大丈夫(オールライト)  ずぶ濡れの靴が両足の先を痺れさせる午後 夕方には晴れ間が広がる予報 同じように誰かの心が晴れたら良いけど 今日もあの娘は相変わらずの相槌だったり  折れそうなオール 向こう岸が見えない海のよう 言う 女々しいが言う もう漕ぐのかったるい  もう 錆びついたオール 向こう岸が見えない海でも 言う 大声で言う 引用“To be, or not to be” 大丈夫(オールライト)  もう 泣かないでよ 涙で一面海のよう 憂鬱 それだって言う 何度も 何度でも  もう 錆びついたオール 向こう岸が見えない海のよう 言う それだって言う 君までひとっ飛び  もう 錆びついたオール 向こう岸が見えない海でも 言う 大声で言う 引用“To be, or not to be” 大丈夫(オールライト)
バイシクルレースASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文積み木のように積み上がり 砂漠のように乾いた街角を ひとつずつ ひとつずつ 指を折るように すり抜けるように  タイヤのチューブは擦り減り 漕ぎ出すペースを奪い去るように 少しずつ 少しずつ 彼は離されたんだろう  真昼の暑さに干上がり 黒地に僕らがへばりつくように ひとつふたつ ひとつふたつ 奪われるように 失うような  スピードに意識を混ぜ込み 失う怖さを紛らわす度に 少しずつ 少しずつ 僕は寂しくなったよ  遠く向こうから雨の匂い 少し前から気付いていたんだよ  走り出して数分の彼にだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな  錆びたペダル 色が褪せたサドル 漕ぎ出せ 走り出せ  振り返れば 見えなくなって 誰もいなくなったって 進まなきゃ さあ  行き詰まった現在の僕らにだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな  走り出して数分の彼にだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな
マシンガンと形容詞ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文雨が降りやんで少し乾いた道端に宿るイメージと 舞い上がった名も無き正義が君の言葉を奪うのだろう 膝にすがって泣いても 誰かを恨んでも  当面は憂えたって 嘆いたって 変わらない もう  目が廻るような速度で進む短針と日々はルーレット ディーラーもプレイヤーも現在地を知らない もう ここに立って傍観者を気取ってはいられない  だから ノーだって イエスだって 胸を張って言おう  マシンガンと形容詞 完成は見えないよな I don't know  君の20年後へ 僕らはそっと有るだけのチップをベットしよう 息吸って 毒吐いて 全額スってしまっても 金になんて代えられない 差し出すのが誇りさ  それが愛だって 希望だって 胸を張って言おう  マシンガンと形容詞 完成は見えないよな I don't know  永遠に I don't know  悲しいが夢ではないさ 空しい これは現実だ 妄想で死んで黄泉帰って 新世紀の幕開けだ  悲しいが夢ではないさ 空しい これが現実さ アイデンティティなんてものは鬱陶しい 「探せ」なんて偉そうに言うな  皆 I wanna knowで創造してんだろうって 今日も I don't knowで 世界を撃ち抜く言葉を
アネモネの咲く春にASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文拝啓 冬の朝 白いため息たちよ 綴るべき言葉など何処かにあるのでしょうか 相応しいメロディも探し歩き回って 未だ辿り着けていないです  想像を超える出来事が一度に起こって 名前のない悲しみだけが相変わらず今日も 当てどころなく空中に消えました まるで君たちのようです 敬具  赤い花は枯れてしまった 君はずっと幸せだった? Too late  拝啓 更新世 ヒトに似た猿たちよ 二足歩行であの世まで行けるのでしょうか 現生人類は火という魔法と恋に落ちて 楼閣は崩れて落ちる  ため息ならオーバーに吐き出せ ほら凍土に 顔を出した数万年前の いつか君たちに続きます 敬具  赤い花は枯れてしまった 君はずっと幸せだった? Too late  拝啓 愛する家族や友人たちよ 有識者曰く、「混沌とした時代」になりましたが この宇宙の源泉は混沌だそうで 今更なことではないようです  どうしようもなく ただ 塞ぎ込む夜に 皮肉だけを綴る僕の悪癖を許して いつかまた君と会う日を願う コーヒーは今日も苦いです 敬具 赤い花は枯れてしまった 君はずっと幸せだった? Too late  赤い花は枯れてしまった 君は今日幸せだった? Too late
カリソメソッドチャットモンチーチャットモンチー橋本絵莉子・福岡晃子後藤正文瞼腫れすぎて水の泡 冷えた口元が「さようなら」  夜を揺らす風 赤信号 前に進ませる 青信号  散々な想いが回る 厄介なメリーゴーランド 運命色した涙 乾いて消えた  瞼腫れたまま開けるドア 見えない足元にさようなら  ラルラルラ  歌っても君は来ないよ 祈っても君は居ないよ 破られた あきらめだった 長すぎる かりそめだった  散々な想いが回る 厄介なメリーゴーランド 運命色した涙 乾いて消えた  聞き慣れた言葉が巡る 厄介なメリーゴーランド 運命色した涙 乾いて消えた  夜を揺らす風 赤信号 前に進ませる 青信号
マーチングバンドPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文色の褪せた絵の古ぼけたベンチとはにかむ少年 雨ざらしのまま朽ち果てたいつかの希望を掲げよう  蔑むこともなく驕ることもなく花開くヒマワリの 種にもならぬような胸の奥の秘密にささやかな光を  静まり返る夜のミュージアム 忘れられたいつかの君は笑うんだろう  ほら 誰彼となく集まった広場を過ぎるマーチングバンド 今 裸足のまま駆け出した少女にこの曲を捧げよう  静まり返る青いプールの 薄い膜に映る空に飛び込む  開け 心よ 何がやましくて 何故 悩ましいんだ 僕ら  光れ 言葉よ それが魂だろう 闇を照らしてどこまでも 行け  悲しくなったり 切なくなったり ため息吐いたり 惨めになったり いつかは失ういのちを思ったり それでも僕らは息をしよう  開け 心よ 何がやましくて 何故 悩ましいんだ 僕ら  光れ 言葉よ それが魂だろう 闇を照らしてどこまでも 行け
N2ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文塀に奥に Don't put your trust 矢のようにサーチ アンド ダウト 骨抜きの言葉 夢のように「安全だ」ってコール 降雨  塀に奥に Don't put your trust 矢のようにサーチ アンド ダウト 資本主義の火葬場 呪文のように「安心だ」って  妄想 降りろ 降りな ダウト 家々 現地 身体 高利な檻 それでは幸運を祈る  塀に奥に Don't put your trust 矢のようにサーチ アンド ダウト 骨抜きの言葉 呪文のように「安全だ」って  もう止そう 降りろ 降りな ダウト 家々 現地 身体 永遠だったならば 後悔が積もる  サーチ アンド ダウト 降りろ 降りな ダウト 家々 現地 身体 高利な檻 それでは幸運を祈る
鎌倉グッドバイASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文繰り出すひとが溢れる通りから 外れた路地が手招くようだったな  泣き出す君は台風のようだったな 走り出すときはいつでも急だったな  雨の日には傘になろう 君がひとり濡れないように 晴れた午後は海へ行こう 風が運ぶ夢  こんな日々が続くような日和 通り雨が降り出しても それでも君が笑うように  午後が来たよ さようなら 旅のひと  風の日には旗になろう 君が見失わないように 晴れた夜は星を見よう 風がそよぐ夕べ  こんな日々が続くような日和 でもさ 今日は終わるんだよ それでも君が笑うように  夜が来たよ さようなら 旅の人
長谷サンズASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文単純な言葉で上手く届けば良いが 曖昧な話を綴るペーパーバック・ライター  西日 夜の青に溶け出すような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず  遂に夜の青に溶け出すような 消えないで遠く何処かへ  敬虔な祈りが空に届けばいいな 本当の願いを綴るペーパーバック・ライター  西日 夜の青に溶け出すような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず  遂に夜の青に溶け出すような 行かないで 闇に消えないで 置いて行かないで 遠く何処かへ  急に何かがよぎるような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず  君 夜の便り 馳せ参ず 嗚呼...
極楽寺ハートブレイクASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文湿気たライター 六月の雨の精 君が泣いたって 紫陽花は咲くのです  海風が路地をすり抜ける 夏はきっと其処まで来ているのに 青紫の花のような心模様  雨は止んだ 君と僕は線路で 手と手 繋いだって サヨナラは来るのです  色褪せるさ 君もいつか 僕だっていつか 赤紫の花のような心模様  仕方ないさ 六月の雨の精 君が泣いたって 紫陽花が咲くように サヨナラは来るのです
稲村ヶ崎ジェーンASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文オー ノー 財布はジャリ銭ばっかりだ 時は悠々なんだが でも金ないし  急になんだか空しくなった 社会に有用なナントカ? そんなものはない  オノヨーコのような そんな才女が壁に「yes.」って書いても 俺はジョンじゃないし  友人にポールとリンゴが居たっけな だけどニックネームなんだな 欧米人じゃない  今日だけ 有るだけ全部燃やしたい そうだ せめて今だけ 焦げる浜辺 ダンスタイム  ホップ ステップ ジャンプで海に届くような 浮かぶローカルのサーファー ドルフィンスルーでダイブ  経年で伸びかけた四十六分のテープで 目が廻りそうになっても 聴き込んで擦り切れた十二インチの回転で 振り切れたように踊ってよ  光りも陰りも波の間 揺れろ縒れろ ハートに 君の闇も瞬く合間 消えろ失せろ 今日だけ  そうだぜ 今日だけ 全部燃やして そうだ せめて今だけ 焦げる浜辺 ダンスタイム
七里ヶ浜スカイウォークASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文雲のない晴天に 当てもない歩行中に  気分は優雅に 青色 水平線で 魚の群れ レーダーに 見ろ その影はエイだね  海辺のファーストキッチン 絶え間ない談笑に  気分はオーガニック 青色 水平線で 戯れ 栄華に 心は平家 憂いで  砂になって降り積もって 風に舞ってロンリーロンリー 此処にずっと留まって無くしてしまうモノ 波さらって無くなって 泡になってロンリーロンリー 潮に乗って漂って流浪のよう  希望のない青年に  水着のレイディ 見る 桃色系で酩酊 渚で映画に出る その体で  気分は優雅に 青色 水平線で 戯れ 栄華に 迷いならないぜ 平家
腰越クライベイビーASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文夜明けまで泣いた君は 目がぼんやりして 真っ赤に  遠くまで凪いだ海の その波間に洗われた瓶 褪せた油性のインクに募る思い 詰めた手紙  栓で塞いでしまった今日の日の切れ端でも いつか未来で拾って開くのは君なんだよ  腰上まで君は波に浸かって 仰向けで浮かぶブイの遊泳 ズブ濡れで僕も泣いてしまって 涙目で滲む昧の浜  遠くまで凪いだ海の その波間に洗われた瓶  月の海に孤独が満ちる 薄明かりの大洋に浮かぶ 風にふわり 波にゆらり  栓で塞いでしまった今日の日の切れ端でも いつか未来で拾って開くのは君なんだよ  腰上まで君は波に浸かって 仰向けで浮かぶブイの遊泳 ズブ濡れで僕も泣いてしまって 涙目で滲む昧の浜
未だ見ぬ明日にGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文風薫る真夏の藍染め 溶かすように涙を数滴 タイダイに成り代わって 滲んだ僕らさ 入道雲 空に挨拶 見上げれば涙が数滴 マイマイに成り代わって 殻から這い出だそう  淡い夢 喪失の地平 広い世界 置いてきぼりさ いつでも  大袈裟なニュースもいつか消えてしまうだろう そうさ 公転の合間に散り散りになる 現在 此処に在る僕らを そうだ 未だ見ぬ明日を どんな悲しい最期が待ち受けていようとも それを「希望」と呼ぼう  西日差す部屋の隅っこに クシャクシャに丸めたダイアリー 橙色に染まって 寂しくなったら 真っ白なページの最後を 破いて作った飛行機を 再会を誓い合って 大空へ飛ばそう  淡い夢 喪失の地平 広い世界 置いてきぼりさ いつでも  大袈裟に言うなら 天の壮大な銀河も 膨張 収縮の合間に塵のようになる 心 切り売りの対価や 君の汚れたプライドで どんな大きな成果を積み重ねようとも それが何になろう  タイダイに成り代わって滲んだ僕らは マイマイに成り代わって殻から這い出そう  大袈裟なニュースもいつか消えてしまうだろう そうさ 公転の合間に散り散りになる 現在 此処に在る僕らを そうだ 未だ見ぬ明日を どんな悲しい最期が待ち受けていようとも それを「希望」と呼ぼう
融雪ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文心凍てつく日にも 夜明けの遠い夜でも 震える両の手 それでも朝陽を待つ  溜め息混じる絵にも 涙に暮れるひとにも 吹き込むようにして 訪れる春を待つ  雪が今日 降り止んだ 白い地面に もう這い出して良いかな だけど遠くのほうで誰かの声 「まだダメ」だって聞こえるよ 僕は何て言って返そう  雪解けは間近だ 君にも 吹き込むようにして 差し伸べるようにして  雪が今日 溶け出して緩む地面に もう這い出して良いかな だけど遠くのほうで誰かの声 「まだダメ」だって聞こえるよ 僕は何て言って どんな声で返そう  君にも
深呼吸ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文響く雷鳴 インドア 二秒前の静かな光  「どんな運命?」 「本当は…」 そんな他人任せの台詞  いつか無くなってしまうのが怖いな 逃れられはしないのか  一瞬さ 僕らの命など 終演のベルが鳴って幕は閉じるのだろう 一瞬の 僕らの美しさを 此処に刻むように 誰よりも深い呼吸を  いつか無くなってしまうのが怖いな 逃れられはしないのか  一瞬さ 僕らの命など 出発のベルが鳴ってドアは閉じるのだろう 消えぬ僕らの醜さも 此処に刻むように 誰よりも深い呼吸を
脈打つ生命ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文時代を貫いて響くもの 潜むインサイド 放つ一切  君はなくす いつかなくす 泡のような そんな夜に咲く花 自分消して ステンレス製膜のような 傷ひとつ拒むように  欲望 爪先灯す今日の火 天道 開くのをただ待っている  たかが物質 されど物質 僕もいつか夢のように散るなら 今を生きて 血を流して涙枯れようが またひとつ刻むように脈打つ生命のビート  刺立つ心に響く鼓動 君のインサイド 浮かぶ正体 夜を溶かしてしまう程の鈍い痛み 消えるまで無限に生を刻む  ただ雲を掴むような 絶望 否 まだ折れてないだろう  何を紡いで行くのだろう 朽ちて果てるなら ただそれまで 時代を貫いて響くもの 潜むインサイド 放つ一切 全てを包んでしまう程の白い光 探しては永遠に宙を舞う
新しい世界GOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文大声で叫べばロックンロールなんだろう? そんなクソみたいな話ならもう沢山だよ それが何なのかなんてどうだって良いから 目の前の景色を全部塗り替えるのさ  退屈な夜はAのコードを 三角形で掻きむしれば 指先 開放ニ弦の刹那と想像力で世界が変わる  変わりない日々の 逃げ入るその地下室の片隅から さぁ始めよう 胸躍るような新しい世界  批評的なスタンスやアンチテーゼだとか 能書きに満たされた世界にはウンザリだよ 自分の立ち位置なんて何処だって良いから 目の前の景色を全部塗り替えるのさ  憂鬱な君はEのコードを 流線型で弾き千切れば 踏み込め 電源 増幅の回路と想像力で世界が変わる  何もない君が 逃げ入るその自意識の片隅から さぁ飛び出そう 胸躍るような新しい世界  世界! 世界! 世界!
惑星ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文空に一瞬の夕闇 天気は予報の言う通り 明星は西に舞い降り 薄雲抜けて夜を照らす 誰だってあんなふうに  夜空に強く輝きたいなら 高い志が君を照らし出す どんなに辛く折れそうな夜でも 光射す朝までは  揺らめく旗の星に 数えて五十二番目に 本当は誰の言いなり 気付かれぬように空を奪う 連れ立って並ぶように見えるのはまやかし  現在に夢や希望がなくても 強い眼差しが闇を照らし出す 何処かに独り消えそうな夜でも 光射す朝までは  火星の戦場を見 土星の円盤を見 金星でヴィーナスを見 彗星のほうきに乗る  青い星 此処で僕は何をしようか  夜空に強く輝きたいなら 高い志が君を照らし出す どんなに辛く折れそうな夜でも 光り射す朝までは  空に一瞬の夕闇 誰より綺麗に夜を照らす
ライカASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文迷い犬 デッドエンド 知恵の輪 螺旋の上 這いつくばって 息を切らして しゃがれた鳴き声  結ばれぬ点と線 切実な遠吠え 涙流して「誰か応えて」 何処からも返事はないよ  ボロボロこぼれる悲しみを縫い付けたような黒い模様  それでもまだ 深い闇に 足りないなら絞り出して  迷い犬 デッドエンド 首の輪外せ 幻影 何を求め 何を探して 此処にはもう答えはないけど  それでもまだ 深い闇に 足りないなら 奥底から絞り出すように  結ばれぬ点と線 切実な遠吠え 涙流して「誰か応えて」 何処からも返事はないよ  ボロボロこぼれる悲しみで締め付けるように痛むけど ボロボロこぼれる悲しみに浮き上がるような白い模様  それでもまだ 深い闇に 足りないなら 絞り出すように吠えろ 迷い犬
ナイトダイビングASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文今日も環状線の先を巡って 毎夜 孤独が行く ナイトダイバー 夜の街を彷徨う亡霊 僕は行く  白いライン 途切れ途切れて 未来は見えないふり 冬の時代に降り出して 積もる悲哀に心溺れたんだ  右手 感情線の先を辿って感傷に浸れば 揺らいだ感情 その起伏を下って再浮上 僕は行く  赤いライト 綺麗 見とれた水面に映る光 花火みたいな観覧車 偽者たちを彩って 空廻って  遠くの空が白むまで走り抜けても 消えない それは消えないよ 風に景色が溶けるまで踏み続けても 消えない それは消えないよ  かわす暗礁 その軌跡を辿って回遊 僕は行く 波打つ感情 その起伏を下って再浮上 僕は行く  赤いライト 綺麗 見とれた水面に映る光 淡い期待に息吸い込んで 深い海で心溺れたんだ
No.9ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文波打つ 目に沁みる青さが 心の奥に焼きついて 深いバケツ 満たす君の涙をブチまけたみたいな海だ  ミスター・パトリオット もう誰も泣かせないで 錆び付いた手で もう何も壊さないで  炸裂 目も眩む熱さで何もかもみんな吹き飛んだ 深いバケツ 満たす僕の青さをブチまけたみたいな空だ  ミスター・パトリオット もう何も落とさないで 同じことで もう誰も泣かないでくれ 繰り返さないで  ミスター・パトリオット もう誰も泣かせないで 滲むこの目は もう何も見えないな  ミスター・パトリオット もう何も壊さないで 同じことで もう誰も泣かないでくれ 繰り返さないでよ
トラベログASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文虚構の街を遠く眺めて 画面をさすらう ふらふら 眼孔の奥に飛び散るのは余計な字面 熟々 想うよ  嗚呼… 手触りのない そんな言葉の飽和 埋もれるよ いつも  線路脇に路地を見つけて 余白をさすらう ふらふら 角膜の奥で像を結ぶのは世界の隙間 滑滑 巡るよ  嗚呼 此処に在ること 此処で見ること そのすべては誰のもの 塞ぎ込むより まだ見たこともないような景色があるよ  君の想像を超える情熱を 一瞬の邂逅を 告げるサヨナラを 永遠の漂流を 夢と現実を 旅の果てに僕は探すよ  路面 湿った雨の匂い 嗅覚で そう 未来を知る 電線の共鳴 風の道 聴覚で そう 現在に出会うよ  揺れる世界を越える情熱を 一瞬の邂逅を 告げるサヨナラを 永遠の漂流を 夢と現実を 旅の果てに僕は探すよ いつも
旅立つ君へASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文此処からは何もかもが霞むようだな 夜になって 降り出した雨 朝までに止め  叩くキーボード 意識だけが光の線を這う 見失って 泣き出したって 遅いので 憂え  塞ぎ込んで何を知った? 胸の奥に垂れ落ちた 黒い重油に塗れたような世界からも 光る道筋を上へ  世界中を悲しみが覆うようだな 神様だって そう望んでいて ヤバイ ヤメヤメ  叩くキーボード 仮想世界の創造主になる 幻だって 今 気付いたって 遅いので 憂え  塞ぎ込んで何になった? 胸の奥に垂れ落ちた 黒い重油に塗れたような世界からも 光る道筋を  東の空が光る 闇は抱いたままだ 朝の訪れを恨んだ日もあったな 東の空が光る 傷は開いたままだ それでも僕は行こう 何が待ち 誰と出会うだろう  ハロー
ワールド ワールドASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文自尊心は縫う 結わう 「誇らしいです」と言う時計  メデシン ワン公 風雨は素晴らしい ジャスト 温度計  音が選ぶ配列から 言葉たちが踊り出す 意味無いようで 確かにある 見たこともないようなワールド  ワールド ワールド  Everything must lead to a new world.
江ノ島エスカーGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文波音の彼方に響く声 揺れるエスカー 潮溜り逃げ込んだ 波のように消えるいつか  アイワナノウ 赤い花の匂い 青い海も 淡い午後の浮かぶ島  心の臓がわずかに逸るビート 踊りますか 日溜り高鳴る世界 夢でも消えないでいつか  埼玉のとある街のヤンキー 彼は海も 実はキスも初めての  カワサキ股がれ未来 君の恋は走り出した 何事もないように胸の奥が痛み出した  何がいるの? 何がなくなった? 名前を呼ぶよ  波音の彼方に響く声 揺れるエスカー 潮溜り逃げ込んだ 悲しみよ消えろいつか  心の臓がわずかに逸るビート 踊りますか 日溜り高鳴る世界 夢でも消えないでいつか
転がる岩、君に朝が降るPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文出来れば世界を僕は塗り変えたい 戦争をなくすような大逸れたことじゃない だけどちょっと それもあるよな 俳優や映画スターには成れない それどころか君の前でさえも上手に笑えない そんな僕に術はないよな 嗚呼…  何を間違った? それさえもわからないんだ ローリング ローリング 初めから持ってないのに胸が痛んだ 僕らはきっとこの先も 心絡まってローリング ローリング 凍てつく地面を転がるように走り出した  理由(わけ)もないのに何だか悲しい 泣けやしないから余計に救いがない そんな夜を温めるように歌うんだ 岩は転がって僕たちを 何処かに連れて行くように 固い地面を分けて命が芽生えた あの丘を越えたその先は 光り輝いたように 君の孤独も全て暴き出す朝だ 赤い小さな車は君を乗せて 遠く向こうの角を曲がって 此処からは見えなくなった  何をなくした? それさえもわからないんだ ローリング ローリング 初めから持ってないのに胸が痛んだ 僕らはきっとこの先も 心絡まってローリング ローリング 凍てつく世界を転がるように走り出した
由比ヶ浜カイトASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文溜め息つくように気の抜けたビール CとOと凹凸 夢のように消える  隙間だらけの小さな心に 無理に流し込んだのは他愛もないこと  目的は別にないよ 上空に何度も弧を描くトビ  嗚呼 何時か僕が見つけて その手を握るよ  特別なことはないよ 秀逸な才能もないけど それでも何度も君を探して 空に何度も弧を描くトビ
鵠沼サーフASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文嗚呼 リアルに何もない そうそう夢ってヤツもねぇ... 嗚呼 一発で世界を 塗り変えるような  低温な夏のサーフショップ 大人達の不埒な目 少年Aは孤独だけ抱えて そっと未来を待っている  嗚呼 余裕も何もない 想像力ってヤツだけ 嗚呼 一発で誰かを 救い出せるような  低温な夏のサーフショップ ハイビスカスの素敵なレイ 少女達が手に取って 嬉しそうに笑うよ  そんな夏のサーフショップ 大人達の不埒な目 少年Aは孤独だけ抱えて そっと未来を待った  沖から この夏一番の高い波 輝く少年の目 黄色のロングボード
或る街の群青PLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文まだ覚めない夢が枕元で僕にタッチした 朝の匂い 街が動き出す 画面の天気予報 日々に願い 求め 奪い合って 世界はダッチロール 巡り会い触れる君のすべてが僕の愛の魔法  鉛色の街 ネズミ達の濁るブルー ぼやけた鈍い鼓動 胸に残る僅かな白さよ 足りない心を満たしたくて駆け出す はじめの一歩目で景色さえも消えるよ 見上げた空から 跡辿って追いかける 気まぐれな雲に君の顔が浮かぶよ  嫌になって投げ出した全部 黒くなって崩れ落ちたよ 寂しくて塗りつぶした 全部 怖くなって闇に落ちたよ 異次元ヲ回遊 青ク深イヨル セカイヲカエヨウ ソコカラナニガミエル?  開いた両目から 堰(せき)を切って流れるすべてを集めて 君と僕で浮かべよう 助走もつけずに思い切って飛び乗る 蹴り出す速度で 何処までも行けるよ きっと… 光だって 闇だってきっと…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
十二進法の夕景ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文期限切れかけの電池で鈍る毎日 絶縁 リセットしたアラーム・タイマー 愛想もなく過ぎる日々だけ  十進法で巡る想いを 何処かで追い抜いた針が 胸を刺して 引き裂いた場所から溢れ出して 降り積もる青い砂  誰のせい?  十進法で巡る想いを 何処かで追い抜いた針を 巻き戻して ふたつ心に付け足して 進めて  デジタル時計 数字の列に溶けて 振り出しまで僕を舞い戻すように  朝焼け 凍りついた海に月が沈んで 光る太陽に僕は迷子になる 夕景 夜が音を立てて追い出す影 君をやり込めるように  さあ 行け すべて灰になっても 自分で消した時が最後に 君の最後になる  誰のせい?
タイトロープASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文雲が溶けて空で舞うように 繋がらないこと 羊達を数える間になくしてしまうもの  悲しいほど綺麗なメロディ  時が経っても想いはまだ 色褪せないけど 右ポケットで握りしめて グチャグチャになったよ  寂しくてさ 世界が泣いた夜 ズブ濡れでさ 僕も泣いたよ  どうか投げ出さないで そっと心に繋いで ねぇ  手を伸ばして意味の在処を探して 見失った此処が始まりだよね そうだね
センスレスASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文コンクリートの間を意識が舞う 抜け落ちた白い花弁のよう 色を失って黒くなるだけ  液晶を世界の上辺が這う 音速のスピードで文字に酔う 醒めて冷えきって 忘れ去るだけ  画面の向こうに読み込まれた言葉 最終的に飲み込まれる心  見せかけのセンスレス 温度感も何もない  灰色の空を夢のように染めた 華やかな赤と緑のネオンサイン 歪んだ幻は朝になれば消える 僕らの心に跡だけ残して  行き交う人混みに溶ける そんな毎日 今日も明日も 無意識に歪んだ自意識とブランド・バッグ 濁って混ざり合う現代のスタンダード  それでも想いを繋いでよ  世界中を悲しみが覆って 君に手招きしたって 僕はずっと 想いをそっと此処で歌うから 君は消さないでいてよ  闇に灯を 心の奥の闇に灯を
バタフライASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文尖ったナイフみたいな心で 細長く意味もない日々を削る 積もった過去とか退屈とか 燃えないゴミの日に出して そのまま  宛先のない手紙みたいな 行き場も居場所もない僕らの 摺り込まれた夢や希望は 燃えないゴミの日に出して そのまま  半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでは 5メートルの現実感を いつかなくして 見失っていって  暗闇の先の霞むような光 負から正の走光性 荒んだ僕は蝶になれるかな  折れる  消えかけた鈍い痛みまで 出来るなら捨てないでおいて そのまま  半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでも 5メートルの現実感を 忘れないでいて ずっと繋いでいって  諦めの悪い世界が呼ぶ僕らを ガラス製の欲望で覗いた先に何がある  暗闇の先の霞むような光 負から正の走光性 荒んだ僕は蝶になれるかな  折れる
真冬のダンスASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文小雪舞う並木道 白い息が消えていくように こんな気持ちならば 今直ぐにも消したい 消えないけど  つまらない映画のラストシーンで ほら 泣けないように 中途半端な日々を出来得るなら消したい 変えたい  スローなダンス 悲しみのステップ ドラマもないそんな僕らの 足跡もない夜明けの街 汚れ知らない白い心でいて  雪が溶ける頃に 緑色が芽吹くように 今此処にある想い 枯れないように生きたい 触れたい  真冬のダンス 悲しみのステップ 希望もないそんな僕らの 繋がらない だけどいつかは繋がりたい そんな心で  スローなダンス 悲しみのステップ ドラマもないそんな僕らの 足跡もない夜明けの街 汚れ知らない白い心でいて
路地裏のうさぎASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文太陽も途切れる路地裏 湿る空気の束 錆びた緑のフェンス 歪んだマス目越しに見る 澄んだ青い空と笑う月ウサギ  心の奥で白いミサイルが弾けた痕は深いクレーター 退屈な日々にほら何度も 乾いた想いが僅かに浮かぶ  今日も 鳴呼… 何も出来ないまま赤は燃え落ちて 一日が終わる 深い青 黒く染まりはしない 空で無数の星が弱く光るから  心の奥で白いミサイルが弾けた痕は深いクレーター 眠れない真夜中に何度も 乾いた想いが微かに光るよ  街を照らすよ
桜草ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文閉ざしていた窓を少し開く 差し込む光に目が眩んだ モノクロの部屋に色が灯る 消えかけていた僕を照らすように  ひとつひとつ並べたピースを ひとつひとつ心にはめる  内にある闇が僕を呼ぶよ 色のない部屋に戻すように  一日中毛布に包まって 世界から逃げる 傷つくことはなかったけど 心が腐ったよ  公園のブランコにまたがって この世界を揺らせば 何故か急に寂しくなって 君の名を呼ぶよ  ひとつふたつ失くしたピースを ひとつひとつ心で探す 全部拾い集めたら 憂鬱な日々も少し晴れるかな  届くように…  一日中毛布に包まって 世界から逃げる 傷つくことはなかったけど 心が腐ったよ  公園のブランコにまたがって この世界を揺らせば 何故か急に寂しくなって 君の名を呼ぶよ  君を呼ぶよ
暗号のワルツASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文慌てなくたって 何時か僕は消えてしまうけど そうやって何度も逃げ出すから 何もないんだよ  胸の奥に刺さって心汚していくモノ 白いキャンバスを埋める記憶 薄ら笑う世界を  誘いのカイト 群れる三人称 際限ない欲望を 拙い方法で満たす感情と君の体温  急かされても今は簡単に笑えないけど 届かなくたって 僕は此処で泣きながらも願うよ  誘いのカイト 群れる三人称 際限ない欲望を 拙い方法で満たす感情と君の体温  暗号のような塞いだ言葉 揺らいだ想い 拙い方法で放つ感情と君の体温  解く鍵もないのに  君に伝うかな 君に伝うわけはないよな
ブラックアウトGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文飛び交う記憶と黒い雲 砂漠に弾けて消える 光るプラズマTV 来たる未来の映像  真魚板の鯉はその先を思い浮かべては眠る 光るプラズマTV 来たる未来の映像 降り止まぬ雨は軒先で 孤独に合わせて跳ねる ボタンひとつで転送 来たる未来を想像する  掻き消してしまわないように 二つの黒い目が夜に輝いても 冬の雪原に茹だる炎天下 鈍る皮膚感覚 僕を忘れないでよ  今 灯火が此処で静かに消えるから 君が確かめて ただ立ち尽くす僕の弱さと青さが 日々を駆け抜ける  321 情報が錯綜 真実を知らない 現状と幻想の誕生 明日とその足音 321 感情の暴走 現実は逃げたい 想像と妄想の混同 掃いて捨てるモノ  今を掻き消してしまわないように 君のか細い手が弱く羽ばたいても 冬の雪原に茹だる炎天下 鈍る皮膚感覚 僕を忘れないでよ  開く距離 溶ける世界 終わりと始まりを流した涙で 滲む青 弱い痛み  今 灯火が此処で静かに消えるから 君が確かめて ただ立ち尽くす僕の弱さと青さが 日々を駆け抜ける そうさ 何度も
ワールドアパートGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文世界の果てから街へ飛ぶ 限りない時代のアイデア 砂嵐の夜に加速して 気づいたら此処は何処か  即席の歌で舞い踊る 実態のない未来と愛の輪 僕たちの日々のささやかな願いすら 夢のようだよ 僕の両手にはこれだけだよ 心の中に革命を  遠く向こうで ビルに虚しさが刺さって 六畳のアパートの現実は麻痺した 目を塞いで 僕は君を想い描いて 想像の世界で君も全部なくして 分かったよ  僕の両手にはこれだけだよ 君の両手にはそれだけだろ 目蓋の奥に浮かぶイメージで 心の中に革命を  遠く向こうで ビルに虚しさが刺さって 六畳のアパートの現実は麻痺した 目を塞いで 僕は君を想い描いて 想像の世界で君も全部なくして 分かったよ
月光ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION夕立が過ぎる季節を追いかける 決して届きはしないのに いつだって悲しみは訳もなく そっと僕を呼び寄せる  雨音 消えた後には静寂が孤独と共に夜を舞う いつだって僕たちは訳もなく ずっと ただ途方に暮れる  最後の時が訪れて 夢ならば覚めて欲しかったよ 迷子を探すような月が今日も光るだけ  頬をつたう想い 溶け出して浮かぶアイロニー 僕の中の淀んだ淵から溢れる止めどない想いも 冷たい世界の止まない痛みを掻き消す術など知らなかった  最後の時が訪れて 夢ならば覚めて欲しかったよ 迷子を探すような月が今日も光るだけ
飛べない魚ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION絶え間なく羽ばたいたら いつかは飛べるかな 藍色 溶ける空 白い雲が流れるように  羽などもとから生えてはいないから 飛べない僕らの進まない日々 破れた心の抜け殼集めて 継ぎ接ぎだらけで繋いで 泳いだ今日まで  藍色 溶ける空 白い雲が流れるように  渇いた心にわずかに芽生えた 鱗にもなれない歪な想いが 何度さ 願っても剥がれてしまうよ  絶え間なく羽ばたいたら いつかは飛べるかな 藍色 溶ける空 白い雲が遠いよ  願うだけ
ロードムービーASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ASIAN KUNG-FU GENERATION路面電車は街を抜ける 中吊り広告 真夏の景色が窓に揺れる  ビルの谷間を抜け出して 二つ目の駅のプラットホーム 日差しが雲間に逃げ込んで行く  三塁ベンチの夏が終わる 遠くでサイレン 僕はいつかの夢を拾う  目を閉じて想うその先の 汚れ無き白いユニホーム 背中の数字が溶け出している  ビルの谷間を抜け出して 五つ目の駅のプラットホーム 忘れた記憶が溶け出している  日々が巡って 僕を汚して針は進む 穴が空いて いつかなくした心探す  終点のベンチで君を想う  日々が巡って 君を汚して僕は進む 穴が空いて いつかなくした心探す
海岸通りGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文夕陽で朱に染まる 寄せては返す記憶 今日という束の間の永遠だけ此処に刻む  丘から見下ろせば 青い海 春が霞む 桜の並木では花びらと君が笑う  あれがない これもない どんな希望も叶えたい欲張り そんな僕らの足りないものだけそっと包むように 夕凪の最後には優しく揺らぐ風 海岸通りに春が舞う  すれ違うこともはみ出すことも 恐れていないよ どこにいてもただ願っている  あれがない これもない どんな希望も叶えたい欲張り そんな僕らの足りないものだけそっと包むように 夕凪の最後には優しく揺らぐ風 海岸通りに春が舞う
真夜中と真昼の夢ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文忍び寄る影に 僕は何度も真夜中に目を覚ます 七色の光 写し出すのは 風のない夜の雲  砂を噛むように 君は何度も白昼に夢を見る 道路の向こうで光り出すのは 追う度に逃げる雨  叶うこと 叶わないこと それよりも大事な何かを  そんな日の募る言葉を 君に宛てて僕は書いている  叶うこと 叶わないこと それよりも大事な何かを  そんな日の募る言葉を 君に宛てて僕は書いていて それを君が日々の心に 重ねる時をただ想っている
24時GOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文都会の空は濁るのに 響くチャイムで今日が昨日 過ぎ行く日々の真ん中に何か建つなら「誓い」をたてる  妙な縁で添う君や僕達の埋まらない日々の隙間も 動きだす心 照らし出したネオン 消えない夜の灯とその先を  東から西のその合間に空しさが通って 夜が闇で閉じても 今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って 意味もなくなんだか眠くないんだよ  明日はどんなことしようかなんてこと 何時しか僕らは失くして 随分濁った 世界の広さを心の狭さを それすら見えずに曇った2枚のレンズ  妙な縁で添う君や僕達の埋まらない日々の隙間も 動きだす心 照らし出したネオン 消えない夜の灯とその先を  東から西のその合間に空しさが通って 夜が闇で閉じても 今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って 意味もなくなんだか眠くないんだよ  眠れないんだよ
ラストシーンGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文青い綺麗な空から 梅雨掻き消して最後が訪れた  線路沿いに咲く花 頬つたって涙が垂れ落ちたんだ 嗚呼… なんとなく  君が出した合図で 夜を抜け出して何かが変わればな なんとなく  壊れた受話器と進まない話で 大事なところで塞ぐ僕らの 歪な形でハマらない想いも 何処まで走れば白くなるかな  そっと目を伏せて 逃げ込んだはずのワンダーランド 遠くで遮断機の途切れる音 鳴る「サヨナラ」  そっと目を伏せて 逃げ込んだはずのワンダーランド 失くした想いも拡がって弾ける さよなら  溶けるほど澄んだ空
夜の向こうGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文光る「今」が少し僕らの 黒い影を胸に映し出したんだ 眩しくて目を塞いだ ほんの一寸、閉じる合間 陽を溶かして赤い目蓋 世界が滲んだ  頬を撫でる弱い風でも 時に人の胸に突き刺さって 此処で強く声をあげても 届く距離に君は足りなかったんだ 悔しくて目を塞いだ ほんの一寸、閉じる合間 陽を溶かして赤い目蓋 世界が滲んだ  毎夜 毎夜 そう此処で願うよ 太陽みたいな未来を 毎夜 毎夜 そう君は夜の向こうへ想いを馳せる  今を 日々を 時を駆けるんだ
マイワールドGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文夜がまだ揺れてただ響く花火の音 ここからのその色はまるで可憐な油膜  一度だけ最後まで乗れた低く白い波 辿り着くその先を軽く流して消える  錆びついた間も燃え残る君の本当 まだ折れていないなら スリー・ツー・ワンで時代の宇宙へ  透明な幻想を乗せて舞う 淡い夏の宴 マイワールド 永遠と無限を創る輪 君と僕の縁廻る  何気ない日に交わす声や風のない日に浮かぶ雲も その一瞬がすべて 伸ばす両手 全部乗せて  錆びついた間も燃え残る君の本当 まだ折れていないなら スリー・ツー・ワンで時代の宇宙へ  透明な幻想を乗せて舞う 淡い夏の宴 マイワールド 永遠と無限を創る輪 君と僕の縁廻る  淡い夏の宴 マイワールド 君と僕の縁廻る
振動覚GOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文世界の端まで届く声より 君にだけ 伝えたいだけ 六弦の三フレット 刻むマイ・ギター 心だけ 奮わせたいだけ  揺れる鼓膜 馳せる言葉 憂い 戸惑い 此処に捨てる  特別な才能を 何ひとつ持たずとも 心 今 此処で掻き鳴らす  君が嘆く 胸が痛んで すべて包む永遠の生命 僕は叫ぶ 夜明けの雨 此処で響く永遠の生命  特別な才能を 何ひとつ持たずとも 君の閉じる闇を打ち抜く できるなら心、それひとつ この胸の奥を 今 此処で掻き鳴らす
Hold me tightASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文Hold me tight Hold me tight Hold me tight, I miss your love.  Why is it that you don't love me? Why not? I can't think what you give up, We'll make out, But you get out.  Why is it that you don't give me a chance? I want to take back my shape, shake my mind up, and get back.  There is no satisfying me. I just know, yeah, You tell me that my life is long. Many miles, long. I feel so alone.  Why don't you believe me? I don't know. I'm just missing you, 'cause you're not right here.  Hold me tight Hold me tight Hold me tight, I miss your love.  Tell me why just going up and down. Look at the way you grow love. If you love me, throw me a kiss now. Hold me hold me... now.  Tell me why just going up and down. Look at the way you grow love. If you love me, throw me a kiss now.  Hold me hold me... Hold me hold me... Hold me hold me... now.  Hold me tight Hold me tight Hold me tight, I miss your love.  君がいなくなってからというもの 僕は此処にたたずみ 思い出をこの胸に 何かを求めて生きている  嗚呼、君を想い歌うんだよ 嗚呼、君を想っている  Hold me tight Hold me tight Hold me tight, I miss your love.  Hold me tight...
君の街までPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文夕闇の先 光る銀の月 鏡みたいに写る僕らの心細さも全部抱えて 君の街まで飛ぶための歌  揺らいでいる頼りない君もいつかは 僕らを救う明日の羽になるかな  2時を指す影 輝く赤い木々の隙間を吹き抜ける風 切なさだけで 悲しみだけで 君の街まで飛べればいいのにな  隣にいる冴えない君もいつかは 誰かを救う明日の羽になるかな 輝く向こうの先までは飛べないけど 羽ばたいている間は消えないから  色づく季節を過ぎゆく想いはいつだって 駆け足早めて逃げ出す君はいつだって  揺らいでいる頼りない君もいつかは 僕らを救う明日の羽になるかな まだ夢のような場所までは飛べなくても 羽ばたいている間は消えないから  近付いた冬の足音に街が 鮮やかな色に染まって舞い踊る
夕暮れの紅ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文浮かぶアイデア 刻む1センテンス 其処には意味だけ、ただそれだけ  伝う合間に色も褪せて 其処には君だけ、ただそれだけ  日々が洗い流す記憶やいつか忘れたあの日の希望 誰の宛名も無い手紙を載せて空を切る飛行機雲  夕暮れの紅にグラデーションで消えないでよ 溢れ出す何か、継ぎ接いだ想いが刺さっている  日々の隙間を埋めるモノ 僕の心に宿る孤独 君の明日に響く鼓動 刻むリズム 今、生きている  始まりの前に「意味ない」なんて言わないでよ 溢れ出す何か、継ぎ接いだ想いが刺さっている 漠然と未来を夢見ても 明日だって不安で笑って泣く
リライトPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文軋んだ想いを吐き出したいのは 存在の証明が他にないから 掴んだはずの僕の未来は 「尊厳」と「自由」で矛盾してるよ 歪んだ残像を消し去りたいのは 自分の限界をそこに見るから 自意識過剰な僕の窓には 去年のカレンダー 日付けがないよ  消してリライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を 起死回生 リライトして 意味のない想像も 君を成す原動力 全身全霊をくれよ  芽生えてた感情切って泣いて 所詮ただ凡庸知って泣いて 腐った心を 薄汚い嘘を  消してリライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を 起死回生 リライトして 意味のない想像も 君を成す原動力 全身全霊をくれよ
ロケットNo.4ASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ふいに虚しくなる 雲の隙間からこの世を刻み燃える月 隣から溢れるノイズ 搾り取る悲しみ合図が 淀んだ窓辺にひれ伏す運命(さだめ)さ  No.4ロケットは希望という木星行き No.4ロケットは衝動が原動力なんだ No.4ロケットは狂う術を吐き出し No.4ロケットは宇宙を切り裂いたよ  数えた心 君だけ乗せて たった一度だけならば 燃え尽きるまで  途絶えてしまったあの日 夢中で拾った欲望を許してよ、答えてよ  No.4ロケットは希望という木星行き No.4ロケットは宇宙を切り裂いたよ  数えた心 君だけ乗せて たった一度だけならば 燃え尽きるまで
その訳をASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文思い描くことさえ僕らは忘れたよ 吐き出す焦燥の否 散る訳をその訳を  伝えたいことさえ僕らは失くしたよ 吐き出す焦燥の否 散る訳をその訳を  絶望の果て 繋いだ手の 僅かに浮かんだ消えたはずの模様 幻想の果て 現状に手を 溶け残る記憶 燃やす真の情熱  求め合うより与え合うように 僕ら差し伸べる灯を 分かり合うより想い合うように 届け 色褪せぬ永遠のまま  思い描くことさえ… 失くした意味を 君のその訳を  絶望の果て 繋いだ手の 僅かに浮かんだ消えたはずの模様 幻想の果て 現状に手を 溶け残る記憶 燃やす真の情熱  こぼれ出すより溢れ出すように 心照らしだす灯を 分かり合うより想い合うように 届け 色褪せぬ永遠のまま  求め合うより与え合うように 僕ら差し伸べる灯を 分かり合うより想い合うように 届け 色褪せぬ永遠のまま
エントランスASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文焦げ付くような 午後のグラウンド 光る「君」という名のボール 届かないと分かって そして無力を知って つかえる胸 土濡らす通り雨  溶け出す前の君の希望を できる限界で僕が拾うよ 叶わないとしたって 戻れないとしたって 届かぬ夢 淡い記憶 日々の影  限界センサー 響く警戒音 心の臨界点は まだ遠く向こうで青光り  流したはずのその言葉さえ 刺さったまま進む時間軸 弱さを知ったその心なら そうさ そうだ 悠然と咲く  挫ける前の君の理想を 溶け出す前を知るんだ…  限界センサー 赤い点滅を 心の臨界点は まだ遠く向こうの稲光り  流した涙だけあの日から 刻んだまま進む時間軸 正しさを知ったその心なら そうさ そうだ 悠然と咲く
君という花PLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文見え透いたフォームの絶望で 空回る心がループした 何気なく何となく進む 淀みあるストーリー  いつだって何かを失って その度に僕らは今日を知る 意味も無く何となく進む 淀みあるストーリー  つまりただそれ 砕け散っただけ  見抜かれた僕らの欲望で 消えかかる心がループした 何気なく何となく進む 淀みあるストーリー  いつからか何かを失って 隠してた本当の僕を知る 意味も無く何となく進む 淀みあるストーリー  つまりただそれ 砕け散っただけ つまりただそれ 風に舞っただけ  君の目にただ光る雫 嗚呼、青天の霹靂 痛みだけなら2等分さ、そうさ 僕らの色 白い息が切れるまで 飛ばして駆け抜けたあの道 丘の上から見える街に咲いた 君という花 また咲かすよ  つまりただそれ 砕け散っただけ つまりただそれ 風に舞っただけ  君の目にただ光る雫 嗚呼、青天の霹靂 痛みだけなら2等分さ、そうさ 僕らの色 白い息が切れるまで 飛ばして駆け抜けたあの道 丘の上から見える街に咲いた 君という花 また咲かすよ  君らしい色に
ループ&ループPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文右手に白い紙 理由なき僕の絵を 描いた途中で投げ出す その光る明日を  左手汚して 名も無き君の絵を 描いた宇宙で出会った その光る明日を とめどない青 消える景色 終わる冬を  抜け出す扉を沈めるひどい雨 染み込む心の奥底に響いて 頼りない明日の儚い想いも 僅かな光で切り取る白い影  所詮 突き刺して彷徨って 塗りつぶす君の今日も つまりエンド&スタート 積み上げる弱い魔法 由縁 失って彷徨って 垂れ流す 僕の今日を 走り出したエンドロール つまらないイメージを壊せ そうさ  君と僕で絡まって 繋ぐ…未来 最終形のその先を 担う…世代  僕が描いたその影に 君の未来は霞んでしまった?  所詮 突き刺して彷徨って 塗りつぶす君の今日も つまりエンド&スタート 積み上げる弱い魔法 由縁 失って彷徨って 垂れ流す 僕の今日を 走り出したエンドロール つまらないイメージを壊せ そうさ
EASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文苦しくて苦しめた君の胸 溶け出して沈みそうな泥の船 握りしめてこぼれ落ちた冬の空 問いかけても返らないうわの空  できるだけ遠くまで連れて行くよ僕らを 浮かんでは沈んだり彷徨っては  ここから僕のスタート そうさすべてが窄(すぼ)み行くとも ここから君のスタート その手伸ばせば目の前さ、ほら 広がりゆく未来へ  できる限り可能な限り遠くまで 溶け出して沈みそうな泥の船  ここから僕のスタート そうさすべてが窄み行くとも ここから君のスタート その手伸ばせば目の前さ、ほら 広がりゆく未来へ  君の未来へ
N.G.SGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文また途絶えた記憶 辿り着けば無常 それは感情論のSOS 現在、回答先延ばし  君の声がして 響きあえば無情 それが感情論のSOS 存在、回答先延ばし  つまりそうだよ 続く曖昧、劣等、感情論 往々にして繋ぐ緩衝剤、妄想インターネット  仮想現実を  つまりそうだよ 続く現状、感傷、感情論 往々にして繋ぐ緩衝剤、妄想インターネット  仮想現実を 仮想現実 妄想 回答先延ばし
アンダースタンドGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文軋んだその心、それアンダースタンド 歪んだ日の君を捨てないでよ  嘆き合って迎える朝焼けで消えゆくその想いを ふとしたことで知る無力さでほつれるその想いを  濁った目の先の明かり消えぬ街角 宿ったその心、絶やさないでよ 響かない君の先の見えぬ明日も願うよ きっといつか…  軋んだその心、それアンダースタンド 歪んだ日の君を捨てないでよ  光らない心、それでも待つ明日の 掴んだその手だけ離さないでよ 響かない時を駆け抜けてく間も願うよ きっといつか…  不安で泣いた君も、それアンダースタンド 刺さったそのトゲが抜けなくても  塞いで泣いた日々も、それアンダースタンド 歪んだ日の君を捨てないでよ
ノーネームASIAN KUNG-FU GENERATIONASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文名も無き声の正体 徒然 芽吹く春の響く青を  癒えない僕の後悔 寿限無 寿限無 芽吹く春の響く青を  冬が終わる街角 溶け出す霜柱も 繋ぐ世界  曲がらない意志を頂戴 無限 無限 君と僕の響く青を  消えない愛を頂戴 無限 無限 君と僕の響く青を  闇を告げるランプも 逃げ出すオリオン座も 繋ぐ世界  淡く淡く光る 気が遠くなるほど遠いあの星も 空で集い そして点と線で絵になり 名前が付いた そうなんだよ  名前をくれよ  消えない愛を頂戴 無限 無限 芽吹く春の響く青を
フラッシュバックGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文細胞膜に包(くる)まって3分間で40倍 窪んだカギ穴で絡まって 解き放つ瞬間僕を刺す  最終的に砕け散って3年前そう限界なんだ 腐ったトゲヌキで抜きとって 解き放つ瞬間僕を刺す  それ超伝導 摂氏零度 浮かんで走ったあの日の影  旋風(つむじかぜ)吹け 醜い過去から消し去って 強く願うそれ あの日の未来がフラッシュバック  旋風吹け 醜い僕だけ消し去って 強く願うそれ あの日の未来がフラッシュバック  旋風吹け 醜い過去から消し去って 強く願うそれ あの日の未来がフラッシュバック
夏の日、残像GOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文答えを知って僕ら 繰り返しそうさ ささくれて溶け出すこころ 悲しみの訳は埋まらない隙間 不純な手でその胸を焦がす  敢えて見ないその先 敢えていないことにして  間違えたアンサー 繰り返しそうさ わだかまって離れるこころ 浮かない心情の埋まらない隙間 不純な手でその夢を壊す  夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで  最大公約数 探して塞いでる 割り切れるモノなんて無いのに 君の目に写った 僕が手に取った それとめどない それだけでいい  旅立ち 耳鳴り 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 5年経ち冷めた目 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで 消えないで  夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで
自閉探索GOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文すれ違ったその誤差に切手貼って 無性に叩き割ったその訳を常々探してる  ずれてしまったその朝に必死になって 無性に引き千切った瞬間を悔やんで泣いてるだけ  心に響かぬ言葉 僕だけもう意味を失うだけ  壊してよ  憂う春、芽吹かぬままに 世界と繋ぐのをよしてしまう 塞がる手立て 揺れる針進まぬままに 誰か拾うのを、そして繋ぐのを待ってんだ  心に響かぬ言葉 僕だけもう意味を失うだけ  響けど届かぬ言葉 君だってもう僕を忘れるだけ  壊してよ 思い出してよ 壁壊してよ 思い出してよ
電波塔GOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文ただここでくすむ日々に 浮かんで溶けそうな色 目を凝らして探す日々に 浮かんで溶けそうな色  アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声  ただ歪んで軋む日々に 沈んで消えそうな色 手を伸ばして探る日々に 浮かんで溶けそうな色  アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて  チェックオッケー?  すべて失ったあの日 ドアを蹴飛ばして飛び出した 丘の上立った電波塔 溢れ出すいつかの想い  そうだ 言葉で確かめてもっと僕の声 途絶えそうな僕の心が空気に触れて永遠に消える そうだ 言葉で確かめるもっと君の声 聞こえるよ君の心が空気に触れて僕に届く  そうだ 君なんだろ?  アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて  チェックオッケー?
無限グライダーGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONGOLD LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文答えないあの日の木陰 無常を悟ったよ、少し 遮る声  詰め込んだ荷物の隙間 クシャクシャになってた心 広げて読み返す  戻らないあの日の木陰 自分が分かったよ、少し 遮る声   詰め込んだ荷物の隙間 クシャクシャになってた夢も 広げて読み返す  辛いよ辛いもう現実と理想の境目で僕らの 夢、希望、その類 砕けた幻 痛いよ痛いもう現実を受け止めたあの日の僕らの こころの片隅 浮かんだ面影  研ぎ澄んだ感覚 君をもっと僕をもっと感じて僕らは飛ぶ 広げた両翼 風をもっと希望もっと 僅かに羽ばたくグライダー  無限? 揺らいだ  有限 つまりは  辛いよ辛いもう現実と理想の境目で僕らの 夢、希望、その類 砕けた幻 痛いよ痛いもう現実を受け止めたあの日の僕らの こころの片隅 浮かんだ面影  研ぎ澄んだ感覚 君をもっと僕をもっと感じて僕らは飛ぶ 広げた両翼 風をもっと希望もっと 僅かに羽ばたくグライダー 無限? 揺らいだ  有限 つまりは  無限 有限 無限
遥か彼方PLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATIONPLATINA LYLICASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文後藤正文踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る  心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ  生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ  だからもっと…遥か彼方  踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る 心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ 生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ  だから、嗚呼、遥か彼方  偽る事に慣れた君の世界を 塗り潰すのさ、白く…
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