ロックを志した場合、おのずと決まってくるテーマがある。反骨精神や自由への憧れ、などだ。ところがポップを志すと、そのあたりが曖昧だ。その時代において、なにがポップかを常に問い続け、戦い続けなければならないのだ。
ある時期の僕はその月に書く原稿の半分以上がミスチルだった、なんてこともあるくらい縁があったのだが(まぁそれは、単行本だったりのタイミングだが…)、今回は実に久しぶりである。
今回は、このコラム初登場の徳永英明である。実は、彼以外にもまだまだ取り上げていないアーティスト(しかも、人気者・実力者)が一杯いる。原因は、私の怠慢以外の何物でもないが、ファンの皆様…、本当にスミマセン。
今月はハンバート ハンバートを取り上げる。彼らといえばNHK連続テレビ小説『ばけばけ』主題歌「笑ったり転んだり」が大評判であり、紅白歌合戦でも見事なパフォーマンスを披露したわけだが、この作品は一番最後にとっておく (笑)。
このところユーミンの最新作『Wormhole / Yumi AraI』をよく聴いているのだが、“初めてなのに懐かしい”という、まさにそんな感覚が降り注ぐ内容である。
今回はナナヲアカリを取り上げる。まずは歌ネットでも検索数が多い「明日の私に幸あれ」から。非常に長いタイトルのアニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』のために書き下ろされたもので…
かつて音楽雑誌が盛り上がっていた頃、そのなかのひとつに『GiRL POP』というのがあった(1992年の創刊)。当時、僕も執筆者としてお世話になったが、やがてこの雑誌名は「ガール・ポップ」という音楽ジャンルとして定着していく。
僕はTikTokとかまったくだし、乃紫と書いて「のあ」と読むことも最近知ったのだが、でもこのヒトの歌詞センスは、“最近の若いシンガー・ソング・ライターはこんな書き方するのか”という興味を超えて…
「歌を聴く」ことと「詞を読む」ことは別の楽しみだったりもする。もちろん、世の作詞家は聴いてこそ映えるコトバを綴っているのだが、本コラムとしては、後者に力を入れたいところである。