ALI PROJECTの歌詞一覧リスト  336曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛だけじゃない今だけ 楽しければ いいだなんて そんなの つまらない  この次 会ったときにも 見てほしいの もっと素敵な別の私を  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)  ひとりのときはいつでも 切ないほど 想ってるけれど  あなたの声聞いただけで 勇気出ちゃう 危険も恐れぬ少女になるわ  Kiss だけじゃない Sweet だけじゃない あなたとやりたいこと  もっと知りたい もっと見せたい かかえきれぬほど たくさんの 未知なる日々  愛だけじゃない 恋だけじゃない だけどそれが 始まり  この手にしたい あなたといたい 広い世界中で 一等賞の幸せを  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也今だけ 楽しければ いいだなんて そんなの つまらない  この次 会ったときにも 見てほしいの もっと素敵な別の私を  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)  ひとりのときはいつでも 切ないほど 想ってるけれど  あなたの声聞いただけで 勇気出ちゃう 危険も恐れぬ少女になるわ  Kiss だけじゃない Sweet だけじゃない あなたとやりたいこと  もっと知りたい もっと見せたい かかえきれぬほど たくさんの 未知なる日々  愛だけじゃない 恋だけじゃない だけどそれが 始まり  この手にしたい あなたといたい 広い世界中で 一等賞の幸せを  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)
愛と誠命は明日 枯れるかも しれないと思えば 今と云う瞬間の 重みを知るだろう  散るは覚悟 咲く花の 香に匂う強さに 千代に栄え都は あなたを迎えた  はばたけ大志よ 誰より高みへ 昇りつづけるため  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え撃つ敵の数 まだ計りしれずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和男子なら いつまでも 男であってください  何も無いところから 生まれてきた恋が 刹那を運命(さだめ)と云う 永い時に変える  この私があなたの 辿り着く場所ならば ただ微笑みを湛え ここで待っている  見せない涙で 私をくるんで そっと濡らせばいい  清らけき永久(とわ)の春 愛と誠ささげて 白い肌 刻むのは たった一人の名前 千年先まであなたを 愛すると誓う  夢の通い路 地の果てまで 大和撫子でいつまでも 女でいさせてください  千々乱れ桜吹雪 愛と誠のために 抜く刃はためかせ 信じる道行けばいい 千年先でもあなたに 出逢えればわかる  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え討つ敵の数 まだ計り知れずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和魂よ 最後まで 男で生きてくださいALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura命は明日 枯れるかも しれないと思えば 今と云う瞬間の 重みを知るだろう  散るは覚悟 咲く花の 香に匂う強さに 千代に栄え都は あなたを迎えた  はばたけ大志よ 誰より高みへ 昇りつづけるため  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え撃つ敵の数 まだ計りしれずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和男子なら いつまでも 男であってください  何も無いところから 生まれてきた恋が 刹那を運命(さだめ)と云う 永い時に変える  この私があなたの 辿り着く場所ならば ただ微笑みを湛え ここで待っている  見せない涙で 私をくるんで そっと濡らせばいい  清らけき永久(とわ)の春 愛と誠ささげて 白い肌 刻むのは たった一人の名前 千年先まであなたを 愛すると誓う  夢の通い路 地の果てまで 大和撫子でいつまでも 女でいさせてください  千々乱れ桜吹雪 愛と誠のために 抜く刃はためかせ 信じる道行けばいい 千年先でもあなたに 出逢えればわかる  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え討つ敵の数 まだ計り知れずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和魂よ 最後まで 男で生きてください
青空ある日 この町に やって来たんだ 不思議な楽器鳴らす 奇妙な帽子を被った少年  ぼくは 屋根裏の窓で ずっと見てた 広場の崩れた噴水脇に 立つ彼を  聴いたことないような 楽しいミュージックが流れる 涸れた水の代わりみたいに キラキラしてる 思い出すよ ハッピー そんな気分さ  すぐに 人々が 寄って来たんだ 最初は子供たちが はしゃぎながら くるくる 踊ってる  ひとり またひとり 大人たちも 回る輪の中 加わる 腕を上げて 腰を振って  いつか聴いたような ステキなメロディ 恋の唄 ひびだらけの道で 男も女も仕事放り出して 踊る 日が暮れようと  怒鳴ってばかりの 父さんだって 昔若く ぼくとおんなじ  しあわせの時っていつだろう  街灯点らない町の 空へ 少年が 歩きながら投げた帽子 黄色い月になる  酒を呑まずとも 男たちの顔はバラ色 肩組み 彼を 追ってく千鳥足  楽しいステキな 音は鳴る 女たちは髪を解き裾を捲り 夢心地で舞う みんな少年のあとに 続いて行くよ  寂しい哀しい 音は鳴る 子供は立ち尽くす だんだん怖くなる 遠ざかってく行列 誰もぼくも だけど 付いて行けない 付いて行かない  そして町は 子供だけになりましたとさ!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 この町に やって来たんだ 不思議な楽器鳴らす 奇妙な帽子を被った少年  ぼくは 屋根裏の窓で ずっと見てた 広場の崩れた噴水脇に 立つ彼を  聴いたことないような 楽しいミュージックが流れる 涸れた水の代わりみたいに キラキラしてる 思い出すよ ハッピー そんな気分さ  すぐに 人々が 寄って来たんだ 最初は子供たちが はしゃぎながら くるくる 踊ってる  ひとり またひとり 大人たちも 回る輪の中 加わる 腕を上げて 腰を振って  いつか聴いたような ステキなメロディ 恋の唄 ひびだらけの道で 男も女も仕事放り出して 踊る 日が暮れようと  怒鳴ってばかりの 父さんだって 昔若く ぼくとおんなじ  しあわせの時っていつだろう  街灯点らない町の 空へ 少年が 歩きながら投げた帽子 黄色い月になる  酒を呑まずとも 男たちの顔はバラ色 肩組み 彼を 追ってく千鳥足  楽しいステキな 音は鳴る 女たちは髪を解き裾を捲り 夢心地で舞う みんな少年のあとに 続いて行くよ  寂しい哀しい 音は鳴る 子供は立ち尽くす だんだん怖くなる 遠ざかってく行列 誰もぼくも だけど 付いて行けない 付いて行かない  そして町は 子供だけになりましたとさ!
紅い睡蓮の午後水の面の かがやきを 波が弧を描き そっと散らすよ 睡蓮が 閉じる頃 甘い微睡みに 誘われてく 青き沼で 時が止まる 濡れた足音 私は聞いたの  その人は 碧の瞳 水に染められた ふたつの硝子 引き込まれ 墜ちてゆく まるで藻のように 冷たく絡む なにも怖い ことはないわ 濡れた指先 やさしく滑るの  からだが透き通る 流されてゆくみたい ニンフェアよ つぼみは眠れない 波が強くて  目が覚めても 残る響き これは切なく 甘い悪夢なの  沼地が溶けてゆく 午後の日溜まりに ニンフェアの 花が咲いていたわ ただひとつだけ 赤い赤いALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA斉藤聡水の面の かがやきを 波が弧を描き そっと散らすよ 睡蓮が 閉じる頃 甘い微睡みに 誘われてく 青き沼で 時が止まる 濡れた足音 私は聞いたの  その人は 碧の瞳 水に染められた ふたつの硝子 引き込まれ 墜ちてゆく まるで藻のように 冷たく絡む なにも怖い ことはないわ 濡れた指先 やさしく滑るの  からだが透き通る 流されてゆくみたい ニンフェアよ つぼみは眠れない 波が強くて  目が覚めても 残る響き これは切なく 甘い悪夢なの  沼地が溶けてゆく 午後の日溜まりに ニンフェアの 花が咲いていたわ ただひとつだけ 赤い赤い
赤い蝋燭と金魚諸肌を脱いだ 肩に蝋を垂らす あなたの眼とても 真剣過ぎて怖い  むかし人間に 裏切られた人魚 蝋燭を赤く 塗りつぶして海へと 消えて行ったのよ 可哀相  ゆらぐ炎が 映し出すものは何  もしあなた いなくなれば わたしには 帰る場処が なくなって この世はきっと 空の水槽  溶けそうに熱い 声をあげるたびに 口を開け泳ぐ わたし斑の金魚 もうすぐ赤く変わるでしょう  ガラス越しでも かまわないの 触れていて  まだあなた 離さないで このからだ 息を返す 何度でも 浮き上がってゆく  灯るのは 鱗の肌 燃えるのは 緋色の鰭  ねえあなた いなくなれば わたしには 生きる場処が なくなって この世の底で 赤い水葬ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Yoshihisa Hirano諸肌を脱いだ 肩に蝋を垂らす あなたの眼とても 真剣過ぎて怖い  むかし人間に 裏切られた人魚 蝋燭を赤く 塗りつぶして海へと 消えて行ったのよ 可哀相  ゆらぐ炎が 映し出すものは何  もしあなた いなくなれば わたしには 帰る場処が なくなって この世はきっと 空の水槽  溶けそうに熱い 声をあげるたびに 口を開け泳ぐ わたし斑の金魚 もうすぐ赤く変わるでしょう  ガラス越しでも かまわないの 触れていて  まだあなた 離さないで このからだ 息を返す 何度でも 浮き上がってゆく  灯るのは 鱗の肌 燃えるのは 緋色の鰭  ねえあなた いなくなれば わたしには 生きる場処が なくなって この世の底で 赤い水葬
赤と黒眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 私はひとりで 瞳ひらく夜  闇の奥でいつまでも 紅ゆれる残り火のように 鎧まとう心にも くすぶった想いは消えず  ああ すべてを燃やすほど 情熱の炎のなか 生きていたいと  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じているから  革のコートに隠し持つ 弱さを彩るための刃 あなたの腕に抱かれて こぼす涙で溶かしたい  ああ 命に代えてまで 守りたいものを人は まだ持っているの  天には神はおらず 地上は荒れ狂う めくるめく欲望の 王に仕えし民は 虚無をかかえて通り過ぎる  汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界で 出会える愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じている  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 今日もひとり 瞳とじて 汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界に 生まれる愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 私はひとりで 瞳ひらく夜  闇の奥でいつまでも 紅ゆれる残り火のように 鎧まとう心にも くすぶった想いは消えず  ああ すべてを燃やすほど 情熱の炎のなか 生きていたいと  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じているから  革のコートに隠し持つ 弱さを彩るための刃 あなたの腕に抱かれて こぼす涙で溶かしたい  ああ 命に代えてまで 守りたいものを人は まだ持っているの  天には神はおらず 地上は荒れ狂う めくるめく欲望の 王に仕えし民は 虚無をかかえて通り過ぎる  汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界で 出会える愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じている  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 今日もひとり 瞳とじて 汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界に 生まれる愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう
悪しき進化夜更けに満ちる 嵐の雨の たった一滴に  選び取られて やがて射貫かれて 波紋立つ一点 守れる囲いは 影を曳いて広がる  生きてこれまで 地を踏み足は 歩んだと言えるか  何に当たって 誰にぶつかって 自由を失い 手にした重みは 風が語る幻  人はどうしても 出会わずにいられぬ いつか 呪わしい己の姿と 顔を覆うほどの  生まれる朝のひかりはすべて 死からこぼれてくる  だからこの眼は 見えざる向こうの 眩しさを知っている 涙は気づかぬ振りの為に 溢れた  人はどうしても求めずにいられぬ この世にありき 美しい美しいものを 密やかに 甘く深く長らう息止まろうが 神へ捧ぐ信仰に似た 厳かな苦しさを  けれど時として悟らずにいられる いつか 呪わしい己の姿と 映し重なった 甘い深い微笑を持つ分身の 神と悪を讃え合った 底知れぬ 魂をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也夜更けに満ちる 嵐の雨の たった一滴に  選び取られて やがて射貫かれて 波紋立つ一点 守れる囲いは 影を曳いて広がる  生きてこれまで 地を踏み足は 歩んだと言えるか  何に当たって 誰にぶつかって 自由を失い 手にした重みは 風が語る幻  人はどうしても 出会わずにいられぬ いつか 呪わしい己の姿と 顔を覆うほどの  生まれる朝のひかりはすべて 死からこぼれてくる  だからこの眼は 見えざる向こうの 眩しさを知っている 涙は気づかぬ振りの為に 溢れた  人はどうしても求めずにいられぬ この世にありき 美しい美しいものを 密やかに 甘く深く長らう息止まろうが 神へ捧ぐ信仰に似た 厳かな苦しさを  けれど時として悟らずにいられる いつか 呪わしい己の姿と 映し重なった 甘い深い微笑を持つ分身の 神と悪を讃え合った 底知れぬ 魂を
阿修羅姫GOLD LYLIC阿修羅修羅の舞 この手を取って あなたが好きだと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 人の心 留まらぬとしても 恨ミザラマシ  最期の瞬間に あなたの瞳 見つめられるなら 犯す罪残さず 地獄の神に赦しを乞おう  殺め合うように 求めてはいけないでしょうか 胸深く刺さった 哀しみの剣  鮮血のヴィーナス 素肌に鎧うのは 金襴の鎧よりも美しい 愛と云う傷跡  阿修羅修羅の詠 嵐の声が 恋しい名前を叫びつづける 夜叉般若の面 華の貌 あなたに逢うのはどっちの私 身モコガレツツ この想いだけは けして穢れぬように  禍の夢を 仄い土の底に孕んで 刻満ちる 女は 赤い雛罌粟 狂い咲くでしょ  命削ぐように 愛したのは運命でしょうか 交わった 縁の 指切る綾取り  転生のヴィーナス 生まれ落ちた場所は この地上の何処よりも果てない 愛という戦場  阿修羅修羅の舞 髪を解いて あなたが欲しいと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 寝ても目醒めても泡沫の日々 玉ゾ散リケル  何がいちばん 尊いことかを教えて  阿修羅修羅の舞 脚を絡めて もうあなたを誰にも渡さない 魑魅魍魎夢魔食んで蜜蟲 堕ちる処まで堕ちて空蝉 身ノイタヅラニ  阿修羅修羅の詠 嵐を越えて 恋しい名前を 叫び続けて 夜叉般若の面 華の貌 あなたが逢うのはどっちのわたし 身モコガレツツ  この想いだけを抱いて 生きて行くだけGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也阿修羅修羅の舞 この手を取って あなたが好きだと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 人の心 留まらぬとしても 恨ミザラマシ  最期の瞬間に あなたの瞳 見つめられるなら 犯す罪残さず 地獄の神に赦しを乞おう  殺め合うように 求めてはいけないでしょうか 胸深く刺さった 哀しみの剣  鮮血のヴィーナス 素肌に鎧うのは 金襴の鎧よりも美しい 愛と云う傷跡  阿修羅修羅の詠 嵐の声が 恋しい名前を叫びつづける 夜叉般若の面 華の貌 あなたに逢うのはどっちの私 身モコガレツツ この想いだけは けして穢れぬように  禍の夢を 仄い土の底に孕んで 刻満ちる 女は 赤い雛罌粟 狂い咲くでしょ  命削ぐように 愛したのは運命でしょうか 交わった 縁の 指切る綾取り  転生のヴィーナス 生まれ落ちた場所は この地上の何処よりも果てない 愛という戦場  阿修羅修羅の舞 髪を解いて あなたが欲しいと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 寝ても目醒めても泡沫の日々 玉ゾ散リケル  何がいちばん 尊いことかを教えて  阿修羅修羅の舞 脚を絡めて もうあなたを誰にも渡さない 魑魅魍魎夢魔食んで蜜蟲 堕ちる処まで堕ちて空蝉 身ノイタヅラニ  阿修羅修羅の詠 嵐を越えて 恋しい名前を 叫び続けて 夜叉般若の面 華の貌 あなたが逢うのはどっちのわたし 身モコガレツツ  この想いだけを抱いて 生きて行くだけ
あたしがアリスだった頃細い首 絡みつく 見えない長い指 手鏡に 映るのは 三日月とあの人の影  もう少しだけそばに居て あたしのこと忘れないで  過去と現在(いま)が 時間の国で魅かれ合う  ああ此処は 何時(いつ)でしょう  白い胸 抉るのは 微笑と熱い息 恋と云う嘘に死ぬ 世にも愚かなお伽話  もう一度だけ逢いにきて 愛していたと囁いて  夢と記憶は 同じ絵の具で描かれる 汚れた血 混ぜ合わせて  あたしがアリスだった頃 何もかもがきれいだった 空に染みひとつ 目にすることはなかった  あたしがアリスだった頃 さいごにアリスだった時 魔女が棲む森で 迷子になって怪我をした 呪いとは気づきもせずALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也細い首 絡みつく 見えない長い指 手鏡に 映るのは 三日月とあの人の影  もう少しだけそばに居て あたしのこと忘れないで  過去と現在(いま)が 時間の国で魅かれ合う  ああ此処は 何時(いつ)でしょう  白い胸 抉るのは 微笑と熱い息 恋と云う嘘に死ぬ 世にも愚かなお伽話  もう一度だけ逢いにきて 愛していたと囁いて  夢と記憶は 同じ絵の具で描かれる 汚れた血 混ぜ合わせて  あたしがアリスだった頃 何もかもがきれいだった 空に染みひとつ 目にすることはなかった  あたしがアリスだった頃 さいごにアリスだった時 魔女が棲む森で 迷子になって怪我をした 呪いとは気づきもせず
アタシ狂乱ノ時代ヲ歌ウ溜まって堪り兼ねて 悪血のような 膿んだ言葉 綺麗な鞣し革の 匣じゃない この肉体は  虞美人草の口が 嗤いさんざめく さあ皆 罅割れた 仮面を外して  光を厭う華も 咲き方を知っているの 腐臭は美惑の香り 毒の蝶 生け捕るため  お先の見えない 明日を監禁 玻璃星昇り果て 闇間の楽園  あたし狂乱の時代に歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて  Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 偽物になれない愛を  博愛 自由 平等 美しき三つ巴は 奇しくもどれか欠ける 誰様の向こうあちら  日の目を見たって 忘れられないわ 瞼覆う目隠しの 絹布の恍惚  汝狂騒の時代に眠れ 夢 現のごとし 甘美な地獄の季節を越えて 紫煙の中消えてお終い  Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! 別の自分が目覚めては 同じ自分に生き返る  日々は狂乱の時代に踊る 未来 過去の彼方 記憶のどこかで置き去りにした 青い鳥の羽が横切る  あたし狂乱の時代を歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて  Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 本物になれない愛をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也溜まって堪り兼ねて 悪血のような 膿んだ言葉 綺麗な鞣し革の 匣じゃない この肉体は  虞美人草の口が 嗤いさんざめく さあ皆 罅割れた 仮面を外して  光を厭う華も 咲き方を知っているの 腐臭は美惑の香り 毒の蝶 生け捕るため  お先の見えない 明日を監禁 玻璃星昇り果て 闇間の楽園  あたし狂乱の時代に歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて  Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 偽物になれない愛を  博愛 自由 平等 美しき三つ巴は 奇しくもどれか欠ける 誰様の向こうあちら  日の目を見たって 忘れられないわ 瞼覆う目隠しの 絹布の恍惚  汝狂騒の時代に眠れ 夢 現のごとし 甘美な地獄の季節を越えて 紫煙の中消えてお終い  Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! 別の自分が目覚めては 同じ自分に生き返る  日々は狂乱の時代に踊る 未来 過去の彼方 記憶のどこかで置き去りにした 青い鳥の羽が横切る  あたし狂乱の時代を歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて  Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 本物になれない愛を
アタラクシア、そして対峙する自己いつかみんな忘れてゆく 積んだ石は転がってゆく  始めにありき空は空でなく お終いにある無が無に帰する  あといくつ傷負い あとなにを失い 躰という匣に 透明な静けさは 満ちてゆくのかしら  もういちど出会って もういちど愛して その奥に隠れた 孤独という正体を 見ないふりをしよう  やがてみんな忘れられる 落ちた石は風に毀れ  閉ざされる時まだ遠き死よ お終いにくる夜が夜に帰する  きっとまた生まれて そしてまた始まる 心という匣に 密やかな安らぎは 満ちてゆくのかしら  もういちど出会って もういちど愛して その奥に踊れる 孤独という影絵さえ 踏んだふりでいよう  あといくつ傷負い あとなにを失い この場処は美しい ただ青い世界へと 戻ってゆくのかしらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也いつかみんな忘れてゆく 積んだ石は転がってゆく  始めにありき空は空でなく お終いにある無が無に帰する  あといくつ傷負い あとなにを失い 躰という匣に 透明な静けさは 満ちてゆくのかしら  もういちど出会って もういちど愛して その奥に隠れた 孤独という正体を 見ないふりをしよう  やがてみんな忘れられる 落ちた石は風に毀れ  閉ざされる時まだ遠き死よ お終いにくる夜が夜に帰する  きっとまた生まれて そしてまた始まる 心という匣に 密やかな安らぎは 満ちてゆくのかしら  もういちど出会って もういちど愛して その奥に踊れる 孤独という影絵さえ 踏んだふりでいよう  あといくつ傷負い あとなにを失い この場処は美しい ただ青い世界へと 戻ってゆくのかしら
Adieu遠い日々 一枚の幸福な絵となり いつまでも 褪せることなく 飾られ  人が生き 生まれ死す 絶えゆく時の流れに 留まる屋敷  もう今は 子達の声もなく くらい廊下に 零れる月の 厳かなる跫音 過去へと  別離という宿命を なぜ人は 変られぬのか  どれほどの美しい 永い永い夢が 過ぎ去って行っただろう 満ちては  ひとり佇む 黄昏に いつか必ず 舞い戻るだろう わが魂だけはALI PROJECTArika TakaranoGustav Mahler遠い日々 一枚の幸福な絵となり いつまでも 褪せることなく 飾られ  人が生き 生まれ死す 絶えゆく時の流れに 留まる屋敷  もう今は 子達の声もなく くらい廊下に 零れる月の 厳かなる跫音 過去へと  別離という宿命を なぜ人は 変られぬのか  どれほどの美しい 永い永い夢が 過ぎ去って行っただろう 満ちては  ひとり佇む 黄昏に いつか必ず 舞い戻るだろう わが魂だけは
Anniversary of Angelブルーベルの空に 粉雪が舞ったら それは天使の羽根よ 胸の痛みを 撫でましょう  逢えない人 想い うつむいてばかりの そんな あなたのために 今宵 呪文を かけましょう  雲の上から 見ていたの あなたのこと ずっと  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢におやすみ もう泣かないで Anniversary of Angel 闇のなかでも 透明すぎる やさしい心 小さな涙が わたしを呼び覚ました  頬染める 希望と 交差する 不安を リボンのように結び 勇気のベル 鳴らしましょう  春の息吹も すぐそこで 足踏みしてるよ  Anniversary of Angel きっとすてきな 恋に出会える ほら顔あげて Anniversary of Angel すべての瞬間(とき)が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来る  Anniversary of Angel けさ神様に お願いしたの 地上(ここ)に来ることを We are alone, We are angels だってわたしは もう一人の あなただから ふたりがいっしょになる あなたがあなたになる  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢に暮らそう 笑顔が似合う Anniversary of Angel すべての瞬間が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来るALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ブルーベルの空に 粉雪が舞ったら それは天使の羽根よ 胸の痛みを 撫でましょう  逢えない人 想い うつむいてばかりの そんな あなたのために 今宵 呪文を かけましょう  雲の上から 見ていたの あなたのこと ずっと  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢におやすみ もう泣かないで Anniversary of Angel 闇のなかでも 透明すぎる やさしい心 小さな涙が わたしを呼び覚ました  頬染める 希望と 交差する 不安を リボンのように結び 勇気のベル 鳴らしましょう  春の息吹も すぐそこで 足踏みしてるよ  Anniversary of Angel きっとすてきな 恋に出会える ほら顔あげて Anniversary of Angel すべての瞬間(とき)が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来る  Anniversary of Angel けさ神様に お願いしたの 地上(ここ)に来ることを We are alone, We are angels だってわたしは もう一人の あなただから ふたりがいっしょになる あなたがあなたになる  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢に暮らそう 笑顔が似合う Anniversary of Angel すべての瞬間が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来る
Animals on the Earthサバンナを彷徨う私はライオン 風を切って夕日へと駆ける それとも雪の崖昇るカモシカ 群れと共に眠れる月の欠片よ  初めて見るのになぜか懐かしい そんな景色がいくつもあって なんて不思議な気持ちになるんだろう  生まれてくる前 どこにいたのか 遙かな記憶は 何を導く  ひとりではないと 気づいたらここに いま生きる意味知りたい  海原に抱かれる私はイルカ 波と歌い戯れて泳ぐ あるいは氷の道行く白クマ 水平線を越えてくる春を待つ  理由もないのになぜか涙が こぼれる夜の孤独のなかに なんて優しい気持ちが滲むんだろう  生まれ変わるたび どこへと向かう 紡いだ記憶を なくさぬように  大きな力を 呼び起こせるのは 誰にでもある奇跡  雨の草を渡る私は蟻で 輝く空の恵みを受ける 太陽に近づくときには鷲で 自由に舞う翼が心そのもの  まぶたをとじれば広がってゆく どこまでも海と森と大地 そしてこの地球という星を包む青  億万の夢見る小さな胎児 光を求めて腕を伸ばす やがて二本の足は土を踏んで いまこうして生きてる私は人間  すべての生命は自然のなかに あるがままに生き生かされている なんて暖かな気持ちがあるんだろう  世界の夢は 地球が見る夢ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也サバンナを彷徨う私はライオン 風を切って夕日へと駆ける それとも雪の崖昇るカモシカ 群れと共に眠れる月の欠片よ  初めて見るのになぜか懐かしい そんな景色がいくつもあって なんて不思議な気持ちになるんだろう  生まれてくる前 どこにいたのか 遙かな記憶は 何を導く  ひとりではないと 気づいたらここに いま生きる意味知りたい  海原に抱かれる私はイルカ 波と歌い戯れて泳ぐ あるいは氷の道行く白クマ 水平線を越えてくる春を待つ  理由もないのになぜか涙が こぼれる夜の孤独のなかに なんて優しい気持ちが滲むんだろう  生まれ変わるたび どこへと向かう 紡いだ記憶を なくさぬように  大きな力を 呼び起こせるのは 誰にでもある奇跡  雨の草を渡る私は蟻で 輝く空の恵みを受ける 太陽に近づくときには鷲で 自由に舞う翼が心そのもの  まぶたをとじれば広がってゆく どこまでも海と森と大地 そしてこの地球という星を包む青  億万の夢見る小さな胎児 光を求めて腕を伸ばす やがて二本の足は土を踏んで いまこうして生きてる私は人間  すべての生命は自然のなかに あるがままに生き生かされている なんて暖かな気持ちがあるんだろう  世界の夢は 地球が見る夢
apre le noirCheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く 塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのねALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Cheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く 塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのね
apres le noirCheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのねALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Cheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのね
阿芙蓉寝台水銀を混ぜた薄紅の美酒を そうと知りながら飲み乾しては 溶かしこむ 戀よ  この身が纏えぬ白繻子の衣を 微醺の躰を巡り終えた 血糊で染めれば  甘き死を粧って あなたが抱く 私こそが罌粟の華  足も腕ももぎ取られた 囚われの女のように 想いだけが留まっている 胸を裂けばこの鼓動を 捧げて饗せますか  擦り切れた絹の阿片寝台に 臥せれば百年も昔の 黄昏が広がる  永い刻をただ出逢う為だけに 生きたと申し上げましょう あなた終わりなどないと  永遠の忘却は 恐れより痛みより 耐え難いもの  頸も骨も切り刻まれ 人形の一塊となる わが心は烟と散り 物を言わぬ脣から 吐き出される紫  吸えよ深くこの私を さあ咽に皮膚に肉に 爛れながら気づくがいい 限りないほどの恍惚 真の愛の化身を  私を視る眼を剔ろう ああ愛しき罪人よ 闇の底で共にあらん 裂いた胸の心臓を 重ねて饗し合おうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也水銀を混ぜた薄紅の美酒を そうと知りながら飲み乾しては 溶かしこむ 戀よ  この身が纏えぬ白繻子の衣を 微醺の躰を巡り終えた 血糊で染めれば  甘き死を粧って あなたが抱く 私こそが罌粟の華  足も腕ももぎ取られた 囚われの女のように 想いだけが留まっている 胸を裂けばこの鼓動を 捧げて饗せますか  擦り切れた絹の阿片寝台に 臥せれば百年も昔の 黄昏が広がる  永い刻をただ出逢う為だけに 生きたと申し上げましょう あなた終わりなどないと  永遠の忘却は 恐れより痛みより 耐え難いもの  頸も骨も切り刻まれ 人形の一塊となる わが心は烟と散り 物を言わぬ脣から 吐き出される紫  吸えよ深くこの私を さあ咽に皮膚に肉に 爛れながら気づくがいい 限りないほどの恍惚 真の愛の化身を  私を視る眼を剔ろう ああ愛しき罪人よ 闇の底で共にあらん 裂いた胸の心臓を 重ねて饗し合おう
雨のソナタ ~La Pluie~溜息ひとつ ついて 瞳をそらすのね 私の胸に残る 想いをあなたは散らす  ひらいた窓の 雨音にまぎれ いつかの Pianoが 唄っている  ああ 抱きしめてくれた日の 陽炎が ああ ふたりの季節 流してく涙になる ただひとつの 言葉も 留められずに  冷たい風のなかも あなたの影に 寄りそって歩いてた やさしさに慣れすぎてる  雨が止む前に 部屋を出ていって 消えてく靴音 追えないよう  ああ さよならが言えなくて 今はただ もう 色褪せて落ちるのを 待つだけなの あなたの香り そっと 雫に流して  ああ 抱きしめてくれた日の ピアニッシモ ねえ 忘れない 忘れないで 胸の奥に あなたが好き それだけで 生きていたのよ それだけで 生きてきたのにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也溜息ひとつ ついて 瞳をそらすのね 私の胸に残る 想いをあなたは散らす  ひらいた窓の 雨音にまぎれ いつかの Pianoが 唄っている  ああ 抱きしめてくれた日の 陽炎が ああ ふたりの季節 流してく涙になる ただひとつの 言葉も 留められずに  冷たい風のなかも あなたの影に 寄りそって歩いてた やさしさに慣れすぎてる  雨が止む前に 部屋を出ていって 消えてく靴音 追えないよう  ああ さよならが言えなくて 今はただ もう 色褪せて落ちるのを 待つだけなの あなたの香り そっと 雫に流して  ああ 抱きしめてくれた日の ピアニッシモ ねえ 忘れない 忘れないで 胸の奥に あなたが好き それだけで 生きていたのよ それだけで 生きてきたのに
アラ皮昔々 栄えし国の 王子がひとり狩りへと出た 禁忌の森に入り 崖に足を取られて 気が付けば月も落ちぬ夜  そのとき眩暈のなか 近づくのは金色の姿 気高く聳えた角 一頭の神々しい牡鹿 不思議な光に向け 若者は我を失くしたように 弓を構えて 狙いを定めて 撓む弦に鋼の矢  命など惜しまぬと 鹿は銀いろの声で云う だがこの森守るわたしが 死ねばすべては茨となり おまえの都も滅びるだろう  心臓を突き 金の首と剥いだ皮 勇んで城に運ばれる  幾年か経ち王子は王に 戦破れ国は衰え 茨伝う城壁 嘆き交わす人々 愛も幸も遠去かりゆく  やがては喰うものまで 底を尽き飢えと渇きのなか 森へと訪えども朽ちた木々 芽のひとつもなく 泉も涸れ 獣の影さえなくただ風が通り 疲れ頽れ ふと目を上げれば 黄金の幼き牡鹿  あなたは父の仇 いつかと同じ声が響く でも屍と化した国を 再び甦らせるのは あなたをおいては誰もいない 永遠の わたしのこの血肉で 国人を救えるだろう  命は捧げましょう 鹿は銀いろの声で鳴く 王は涙をこぼしながら やわらかな胸へと矢を射る あの日の過ちを心から懺悔して 悔い改めた王は禁色の光と生きる  死ぬまで二頭のアラ皮 纏いつづけながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也昔々 栄えし国の 王子がひとり狩りへと出た 禁忌の森に入り 崖に足を取られて 気が付けば月も落ちぬ夜  そのとき眩暈のなか 近づくのは金色の姿 気高く聳えた角 一頭の神々しい牡鹿 不思議な光に向け 若者は我を失くしたように 弓を構えて 狙いを定めて 撓む弦に鋼の矢  命など惜しまぬと 鹿は銀いろの声で云う だがこの森守るわたしが 死ねばすべては茨となり おまえの都も滅びるだろう  心臓を突き 金の首と剥いだ皮 勇んで城に運ばれる  幾年か経ち王子は王に 戦破れ国は衰え 茨伝う城壁 嘆き交わす人々 愛も幸も遠去かりゆく  やがては喰うものまで 底を尽き飢えと渇きのなか 森へと訪えども朽ちた木々 芽のひとつもなく 泉も涸れ 獣の影さえなくただ風が通り 疲れ頽れ ふと目を上げれば 黄金の幼き牡鹿  あなたは父の仇 いつかと同じ声が響く でも屍と化した国を 再び甦らせるのは あなたをおいては誰もいない 永遠の わたしのこの血肉で 国人を救えるだろう  命は捧げましょう 鹿は銀いろの声で鳴く 王は涙をこぼしながら やわらかな胸へと矢を射る あの日の過ちを心から懺悔して 悔い改めた王は禁色の光と生きる  死ぬまで二頭のアラ皮 纏いつづけながら
a la cuisineあふれる果実の ジュース 人さし指ですくう ハニー 一晩中 呼びつづけた あなたの名は 何より甘いシュガー  こんなに くっついていたら 食べられるのは beiser だけね いくらでも 欲しいけれど ちょっぴりおなかが 鳴っているでしょ  もうすぐカフェが できるわ 幸福のレシピを みつけたわ  aller a la cuisine シーツを巻きつけて aller a la cuisine l'amour 待ってて  気をつけて 恋の炎は 舌を焦がしそうな いきおいなのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あふれる果実の ジュース 人さし指ですくう ハニー 一晩中 呼びつづけた あなたの名は 何より甘いシュガー  こんなに くっついていたら 食べられるのは beiser だけね いくらでも 欲しいけれど ちょっぴりおなかが 鳴っているでしょ  もうすぐカフェが できるわ 幸福のレシピを みつけたわ  aller a la cuisine シーツを巻きつけて aller a la cuisine l'amour 待ってて  気をつけて 恋の炎は 舌を焦がしそうな いきおいなの
嵐ヶ丘舞い踊れ一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘で  月も涙をこぼす丘で 私はひとり 凍えそうなの 街の灯が 遠くきらめき あなたが今日も生きてると教える  舞い踊れ今宵は 砕け散る星になって もう一度その胸に 堕ちてゆきたい  ねえ 思い出してよ この丘の上 倒れて抱きしめた 汚れを知らぬ 子供のように 見つめ合った日々を  いつかふたりは自由を忘れ 乾く心で旅に出たわ 愛するほどに傷つけ合って 戻る術さえも 失くしたとゆうの?  舞い踊れ今宵は 吹き荒ぶ風になって あなたの夢の中 飛んでゆきたい  闇を溶かす光 あの日のように あなたと探したい 荒れ野に咲いた ヒースの花が 枯れてしまう前に  舞い踊れ 一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘でALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久舞い踊れ一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘で  月も涙をこぼす丘で 私はひとり 凍えそうなの 街の灯が 遠くきらめき あなたが今日も生きてると教える  舞い踊れ今宵は 砕け散る星になって もう一度その胸に 堕ちてゆきたい  ねえ 思い出してよ この丘の上 倒れて抱きしめた 汚れを知らぬ 子供のように 見つめ合った日々を  いつかふたりは自由を忘れ 乾く心で旅に出たわ 愛するほどに傷つけ合って 戻る術さえも 失くしたとゆうの?  舞い踊れ今宵は 吹き荒ぶ風になって あなたの夢の中 飛んでゆきたい  闇を溶かす光 あの日のように あなたと探したい 荒れ野に咲いた ヒースの花が 枯れてしまう前に  舞い踊れ 一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘で
ALICE同罪イノセント罪なき罪なの 赦してくださる わたしの罪名(なまえ) Innocence  ハートの女王も 手出しはできない 誰にも首を刎ねられない  蔦薔薇に囲まれた 庭の中で 絹の服 繻子の沓 暮らしてたの  ママは言う いつまでも綺麗なまま 何ひとつ汚さないで いい子でおいで  だけどある朝 裸足になった 湿った土を 踏んでみた 開かれてく森  道なき道へと 向かって行くのよ 恐れはときめきなの  知ってて陥ちるわ 兎の穴へと アリスの後を追いかけるの  少女は誰でも甘美な罰を 受けるために生きてる  天蓋の寝台に 下りるレエス 白い胸 抱きしめて 眠ってたの  パパは言う お願いだ 可愛いまま どこひとつ傷付けずに 大きくおなり  だけどある晩 裸になった 火照った肌を 刺してゆく 月の青い爪  影なき影へと 両手を伸ばすの 痛みが真実でしょ  鏡の国では すべてがあべこべ 泣いてばかりのもうひとりの 醜いわたしは 粉々に砕いて殺してあげるわ  罪なき罪なの 赦してくださる わたしの主文 Innocent  ジャックの騎士も 相手にならない 誰にも鎖つなげないわ  道なき道へと 向かって行くのよ 少しも怖くはない  知ってて落ちるわ 兎の穴へと アリスの後を追いかけるの  少女は誰でも無垢という 美しい悪を持ってるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也罪なき罪なの 赦してくださる わたしの罪名(なまえ) Innocence  ハートの女王も 手出しはできない 誰にも首を刎ねられない  蔦薔薇に囲まれた 庭の中で 絹の服 繻子の沓 暮らしてたの  ママは言う いつまでも綺麗なまま 何ひとつ汚さないで いい子でおいで  だけどある朝 裸足になった 湿った土を 踏んでみた 開かれてく森  道なき道へと 向かって行くのよ 恐れはときめきなの  知ってて陥ちるわ 兎の穴へと アリスの後を追いかけるの  少女は誰でも甘美な罰を 受けるために生きてる  天蓋の寝台に 下りるレエス 白い胸 抱きしめて 眠ってたの  パパは言う お願いだ 可愛いまま どこひとつ傷付けずに 大きくおなり  だけどある晩 裸になった 火照った肌を 刺してゆく 月の青い爪  影なき影へと 両手を伸ばすの 痛みが真実でしょ  鏡の国では すべてがあべこべ 泣いてばかりのもうひとりの 醜いわたしは 粉々に砕いて殺してあげるわ  罪なき罪なの 赦してくださる わたしの主文 Innocent  ジャックの騎士も 相手にならない 誰にも鎖つなげないわ  道なき道へと 向かって行くのよ 少しも怖くはない  知ってて落ちるわ 兎の穴へと アリスの後を追いかけるの  少女は誰でも無垢という 美しい悪を持ってる
或る修道士の告解讃美歌の響くカテドラルに 背を向けて今日もまた降り行く 陽の射さぬ深き地下の室は ひとすじの希望の光宿る  かつて隠れ住んだ 錬金術師たちの 残した 秘伝の書  造り出せ この樽に 霊薬の酒 黄金に潤って輝くまで 王者も手にし得なかった 果てぬ夢 不老不死の 満願の日を その一滴を 麗し彼(か)の唇へと  青薔薇の頬のカストラート 清らかな声は 天界まで届くだろう ならばわが願いも 聞き届けたまえ 女神(ミューズ)たちよ  この世を照らす至高 天使のように歌う 儚き 青年(かれ)のため  満たされよ 銀盃に 神秘の美酒 緑濃く揺蕩って溢れるまで 女王さえ叶わずとも 追い縋った永久の若さ 消えぬ美貌を 枯れぬ命を ただひとりのわが君へと  狂おしい悦びよ!  造り出せ この樽に 霊薬の酒 闇の底鎮まって目覚めるだろう 蒸留の雫は薫り 幻の月に熟す 蔵に棲まうは 神か悪魔か すでに老いしわれを生かせ  守られよ 銀盃の 禁忌の秘酒 珠となり転がって留まるまで 喉元を滑り落ちて 血に染む酩酊の果て 目蓋は見よう 美の永遠を けして触れ得ぬその肉体(からだ)に  そして捧げよう 永劫わが愛をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也讃美歌の響くカテドラルに 背を向けて今日もまた降り行く 陽の射さぬ深き地下の室は ひとすじの希望の光宿る  かつて隠れ住んだ 錬金術師たちの 残した 秘伝の書  造り出せ この樽に 霊薬の酒 黄金に潤って輝くまで 王者も手にし得なかった 果てぬ夢 不老不死の 満願の日を その一滴を 麗し彼(か)の唇へと  青薔薇の頬のカストラート 清らかな声は 天界まで届くだろう ならばわが願いも 聞き届けたまえ 女神(ミューズ)たちよ  この世を照らす至高 天使のように歌う 儚き 青年(かれ)のため  満たされよ 銀盃に 神秘の美酒 緑濃く揺蕩って溢れるまで 女王さえ叶わずとも 追い縋った永久の若さ 消えぬ美貌を 枯れぬ命を ただひとりのわが君へと  狂おしい悦びよ!  造り出せ この樽に 霊薬の酒 闇の底鎮まって目覚めるだろう 蒸留の雫は薫り 幻の月に熟す 蔵に棲まうは 神か悪魔か すでに老いしわれを生かせ  守られよ 銀盃の 禁忌の秘酒 珠となり転がって留まるまで 喉元を滑り落ちて 血に染む酩酊の果て 目蓋は見よう 美の永遠を けして触れ得ぬその肉体(からだ)に  そして捧げよう 永劫わが愛を
暗黒サイケデリックひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃ  抱えているものは重たいんでしょ それは真暗な心の闇 なんて呼ばれる ありふれたものよ  いますぐ目を凝らして その暗黒に どんな世界も描き出せる すべての極彩色(いろ)を見出すべきだわ  他人と同じことなんか したくない興味ない 特別が欲しいから ワタシのところに来たんでしょ?  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうって この先なんでも選り取り見取り  本気遊び何でも 落としていけばいいわ いくらやってやられたって 減りゃしないから  案外そのハート脆いみたいね 頼もしくって儚くって 皆そんなもん カワイイものだわ  自分が誰よりも愛おしいって? それが正解 臆すること なく愛せたら 素敵なことよね  足枷あっての自由よ 生きるって不自由よ でも気ままに見えている ワタシを手本にしたいでしょ?  欲しなさい 感じなさい 極めなさい エゴイスティック 嫌われて 疎まれて それで世界が終わるわけじゃなし  どれかどこかと愛を 確かめてるんじゃなく 次のいまをいまのいまより 良しとせよ  強がって 偉ぶって 人生はなんぼのもんだわ 真実が虚像より 小さくたって構いやしないから  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうてば この先なんでも その手の中に!  ひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃ  抱えているものは重たいんでしょ それは真暗な心の闇 なんて呼ばれる ありふれたものよ  いますぐ目を凝らして その暗黒に どんな世界も描き出せる すべての極彩色(いろ)を見出すべきだわ  他人と同じことなんか したくない興味ない 特別が欲しいから ワタシのところに来たんでしょ?  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうって この先なんでも選り取り見取り  本気遊び何でも 落としていけばいいわ いくらやってやられたって 減りゃしないから  案外そのハート脆いみたいね 頼もしくって儚くって 皆そんなもん カワイイものだわ  自分が誰よりも愛おしいって? それが正解 臆すること なく愛せたら 素敵なことよね  足枷あっての自由よ 生きるって不自由よ でも気ままに見えている ワタシを手本にしたいでしょ?  欲しなさい 感じなさい 極めなさい エゴイスティック 嫌われて 疎まれて それで世界が終わるわけじゃなし  どれかどこかと愛を 確かめてるんじゃなく 次のいまをいまのいまより 良しとせよ  強がって 偉ぶって 人生はなんぼのもんだわ 真実が虚像より 小さくたって構いやしないから  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうてば この先なんでも その手の中に!  ひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃ
暗黒天国Darling 目を開けて この世の悪の巣窟で 啄まれる心を頂戴 逃げもできぬ 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  バタフライの羽も 天使の唾液も あなたをまだ見ぬ極楽へ 連れ出せはしない  腐りかけた自由 垢に塗れた愛(アムール) 煉獄の焔でZEROから 済世しましょう  不夜の空に 黒いダリア 失する妄想 堕ちる現実 もがけ蟻ジゴク  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  怒りの拳も嘆きの傷も 跡形もなく 熔けて消えて散って泡沫  すべては密猟区 埋もれた罠に ハメられるのなら 粉々に砕いてほしいわ  死に至らぬ病  心臓には毒薬(プワゾン) 冒されながらも生きる日々 祝福されたし  眼蓋の奥 赤いザクロ 恋する右脳 臆する左脳 つぶせ針の山  Honey 抱きしめて 素肌の絹の光沢で 恍惚しちゃう時間を頂戴 カラダは裂けて 天国で再会の片割れ ふたりは半神(デミゴッド)  至極の善と魅惑の奈落 約束の地は 何所か其所か夢かうつつか  サアドウゾ 此処イラデ 絶頂ヲ迎エマショウ  Darling 目を開けて この世の悪の巣窟も 蝕めない心を頂戴 逃げもしない 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  組まれた指と懺悔の首と 贖う罪は 何か何れか嘘か真かALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也Darling 目を開けて この世の悪の巣窟で 啄まれる心を頂戴 逃げもできぬ 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  バタフライの羽も 天使の唾液も あなたをまだ見ぬ極楽へ 連れ出せはしない  腐りかけた自由 垢に塗れた愛(アムール) 煉獄の焔でZEROから 済世しましょう  不夜の空に 黒いダリア 失する妄想 堕ちる現実 もがけ蟻ジゴク  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  怒りの拳も嘆きの傷も 跡形もなく 熔けて消えて散って泡沫  すべては密猟区 埋もれた罠に ハメられるのなら 粉々に砕いてほしいわ  死に至らぬ病  心臓には毒薬(プワゾン) 冒されながらも生きる日々 祝福されたし  眼蓋の奥 赤いザクロ 恋する右脳 臆する左脳 つぶせ針の山  Honey 抱きしめて 素肌の絹の光沢で 恍惚しちゃう時間を頂戴 カラダは裂けて 天国で再会の片割れ ふたりは半神(デミゴッド)  至極の善と魅惑の奈落 約束の地は 何所か其所か夢かうつつか  サアドウゾ 此処イラデ 絶頂ヲ迎エマショウ  Darling 目を開けて この世の悪の巣窟も 蝕めない心を頂戴 逃げもしない 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  組まれた指と懺悔の首と 贖う罪は 何か何れか嘘か真か
アンジェノワールの祭戯自鳴鐘の音が 消える午前三時 透きとおった 扉に映る影 手招きに 誘われて  花を燃やす香り 噎せるように甘く 漂うなかで 鍵を開けてしまう ざわめきの 声の渦  今宵は 金の美酒 さあ お召しあそばせ 紅 肌を染め  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  貴方の顔さえ 忘れてしまったわ 杯のなか 沈んでゆく涙は 少しずつ 嘘の味  この世は 邪悪の蛇 巻かれて 惑わされ それでも 愛したい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える  今宵は 銀の雨 ああ 熱い矢のよう 終わりの ない祭戯  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶えるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也自鳴鐘の音が 消える午前三時 透きとおった 扉に映る影 手招きに 誘われて  花を燃やす香り 噎せるように甘く 漂うなかで 鍵を開けてしまう ざわめきの 声の渦  今宵は 金の美酒 さあ お召しあそばせ 紅 肌を染め  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  貴方の顔さえ 忘れてしまったわ 杯のなか 沈んでゆく涙は 少しずつ 嘘の味  この世は 邪悪の蛇 巻かれて 惑わされ それでも 愛したい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える  今宵は 銀の雨 ああ 熱い矢のよう 終わりの ない祭戯  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える
un tableau blanc~絵画旅行~Redonのペガサス 神秘の青(ブルー) Rubensの天使は 薔薇いろに微笑う  Monetの睡蓮の 庭にたたずみ Rousseauの葉陰で しばし午睡(シエステ)  いつでもこころは かがやくパレット 思い出を重ねる  Kislingの少年 初恋の瞳 Rossettiの少女は 愛は語らう  Cezanneの丘で 樹木を駆け抜け Goghの星月夜 闇を彷徨う  わたしのこころは 白いタブロー 未来を描くため  この胸には 誰にも描けぬ あなたがいつもいるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也Redonのペガサス 神秘の青(ブルー) Rubensの天使は 薔薇いろに微笑う  Monetの睡蓮の 庭にたたずみ Rousseauの葉陰で しばし午睡(シエステ)  いつでもこころは かがやくパレット 思い出を重ねる  Kislingの少年 初恋の瞳 Rossettiの少女は 愛は語らう  Cezanneの丘で 樹木を駆け抜け Goghの星月夜 闇を彷徨う  わたしのこころは 白いタブロー 未来を描くため  この胸には 誰にも描けぬ あなたがいつもいる
逝ける王女の肖像画わたしの短い生涯のうちで 何よりも光満ち深く輝いたのは ひとりの画家の 二つの星の瞳でした どれだけわたしはその光に 照らされたでしょう  薔薇色の絹を 着飾るわたしは 三才の早春  初めて出逢った 長い髪の画家は 手にくちづけた  泣きじゃくるたび あやすかのように 止まった絵筆 曲がる口髭  わたしは大人しく ひとり佇む 薄闇が降りるまで  五度目の冬は 銀色(ぎん)に包まれ 踏み出す再び 大きな絵の向こうへ  侍女らと共に ある日の午後が 幸福な永遠になる  夜空の紺色(ブルー)を 纏って澄ました 淑女の少女は 八つになって  それでも儚く狭い世界で その目だけが 広い宇宙  二年が行きて 赤い衣裳(ドレス)の前で 画家は死んだ  人は知るでしょう すべてのわたしを あなたの絵の 中だけにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也わたしの短い生涯のうちで 何よりも光満ち深く輝いたのは ひとりの画家の 二つの星の瞳でした どれだけわたしはその光に 照らされたでしょう  薔薇色の絹を 着飾るわたしは 三才の早春  初めて出逢った 長い髪の画家は 手にくちづけた  泣きじゃくるたび あやすかのように 止まった絵筆 曲がる口髭  わたしは大人しく ひとり佇む 薄闇が降りるまで  五度目の冬は 銀色(ぎん)に包まれ 踏み出す再び 大きな絵の向こうへ  侍女らと共に ある日の午後が 幸福な永遠になる  夜空の紺色(ブルー)を 纏って澄ました 淑女の少女は 八つになって  それでも儚く狭い世界で その目だけが 広い宇宙  二年が行きて 赤い衣裳(ドレス)の前で 画家は死んだ  人は知るでしょう すべてのわたしを あなたの絵の 中だけに
異種革命崩れ落ちそな ハアトのピース ハメるわパズル 未完成でも  誰も描けぬ景色 グラマラス アタシたちの目は もう見えてるの  安普請のファンタジー 壁を蹴破って抜け出せ  ギリギリを進む 踏み外しそうな この快感 漏らしそうだわ 愛し わが欲 望(デザイヤー)  噛めど唇 ルージュでクール 届けるサイン 応答せよ  ちょっとそろそろ 交わる時ね 互いを選んだ 同志たちよ!  丸腰のミリタリー それで守りたい平和って  ギリギリを攻める あたしたちが武器 この闘争 血が沸き立つわ 誇れ われ desperate  La la la …  ギリギリを進む 踏み外してたって この猛烈 だから生きてる 愛し わが運 命(ディスティニー) 讃え さあ革 命(レボリューション)ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也崩れ落ちそな ハアトのピース ハメるわパズル 未完成でも  誰も描けぬ景色 グラマラス アタシたちの目は もう見えてるの  安普請のファンタジー 壁を蹴破って抜け出せ  ギリギリを進む 踏み外しそうな この快感 漏らしそうだわ 愛し わが欲 望(デザイヤー)  噛めど唇 ルージュでクール 届けるサイン 応答せよ  ちょっとそろそろ 交わる時ね 互いを選んだ 同志たちよ!  丸腰のミリタリー それで守りたい平和って  ギリギリを攻める あたしたちが武器 この闘争 血が沸き立つわ 誇れ われ desperate  La la la …  ギリギリを進む 踏み外してたって この猛烈 だから生きてる 愛し わが運 命(ディスティニー) 讃え さあ革 命(レボリューション)
異端者たちの悦楽解き放てよ 倒れ伏しても 慾は栄えて 非道無常幻惑 快楽の園 追われるほどの 罪ならもう一滴も 残ってないだろう  紫紺の寂(しじま)破り頽れたる膚の いと白き皮剥げば紅疼く肉塊  この世に僕らが 芽生えたあやまち 蔑んで詰り合おう 痛みは裸になってゆけばいい  突き動かせ 未だ足らない 恐るるほどの 嗜虐被虐魅惑 快楽は園 風は喘いで 絡まる荊の下で 果実は弾けよう  微醺の毒は詩う捲られたる耳に 麝香に鼻腔は濡れて獣めく追憶  崇める君子は 此処には不在で 故に皆甘んじて エロスの奴隷に取って代わらん  焦がれ堕ちる 逆しまの罠 泥濘るむ土で 破壊甦生転生 奈落の森 月は孕んで 死を患い なお人は生に瀕している  解き放てよ 倒れ伏しても 悪に栄えて 外道無情幻覚 失楽の地 追われる如く 夢魔ならまだ一刻に 返り咲くだろう  突き動かせ 未だ足らない 恐るるほどの 嗜虐被虐魅惑 快楽は園 風は喘いで 絡まる荊の下で 果実はもがれようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也解き放てよ 倒れ伏しても 慾は栄えて 非道無常幻惑 快楽の園 追われるほどの 罪ならもう一滴も 残ってないだろう  紫紺の寂(しじま)破り頽れたる膚の いと白き皮剥げば紅疼く肉塊  この世に僕らが 芽生えたあやまち 蔑んで詰り合おう 痛みは裸になってゆけばいい  突き動かせ 未だ足らない 恐るるほどの 嗜虐被虐魅惑 快楽は園 風は喘いで 絡まる荊の下で 果実は弾けよう  微醺の毒は詩う捲られたる耳に 麝香に鼻腔は濡れて獣めく追憶  崇める君子は 此処には不在で 故に皆甘んじて エロスの奴隷に取って代わらん  焦がれ堕ちる 逆しまの罠 泥濘るむ土で 破壊甦生転生 奈落の森 月は孕んで 死を患い なお人は生に瀕している  解き放てよ 倒れ伏しても 悪に栄えて 外道無情幻覚 失楽の地 追われる如く 夢魔ならまだ一刻に 返り咲くだろう  突き動かせ 未だ足らない 恐るるほどの 嗜虐被虐魅惑 快楽は園 風は喘いで 絡まる荊の下で 果実はもがれよう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
In The Worldもし言葉を持たずとも 風のように わたしたちは 歌い続けられるかしら 誰に教えられずとも 人を愛することが できるように  はじめて君に触れた指から わたしの命は芽吹き 空を大地もすぐそばに在り ここで生きていると思えた In The World  ナイフひとつ持たずとも 知らぬ間に誰かの心 傷つけているかも知れず それはやがてこの目から こぼれる赤い涙かもしれない  こんなに君を知った胸にも 孤独の火の子は散って いったい何を燃やしたいのか 今を生きたいと願っても In The World  たとえ世界が終わろうとして 星の灯が消えても 君の瞳のその輝きが 終わりのない旅を教える  はじめて君に触れた指から  わたしの命は芽吹き 空も大地もすぐそばに在り ここで生きてくと思える In The WorldALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久もし言葉を持たずとも 風のように わたしたちは 歌い続けられるかしら 誰に教えられずとも 人を愛することが できるように  はじめて君に触れた指から わたしの命は芽吹き 空を大地もすぐそばに在り ここで生きていると思えた In The World  ナイフひとつ持たずとも 知らぬ間に誰かの心 傷つけているかも知れず それはやがてこの目から こぼれる赤い涙かもしれない  こんなに君を知った胸にも 孤独の火の子は散って いったい何を燃やしたいのか 今を生きたいと願っても In The World  たとえ世界が終わろうとして 星の灯が消えても 君の瞳のその輝きが 終わりのない旅を教える  はじめて君に触れた指から  わたしの命は芽吹き 空も大地もすぐそばに在り ここで生きてくと思える In The World
WishI wish, my wish When I wish upon a star 星に願いをかけたの I wish, my wish my dream comes true 巡り逢えるように  琥珀の雲に咲く ひかりの花園 目に見えない花が 白い羽根になって そっと肩に落ちてくる  眠るあなたの顔 見つめてるだけで こんなに優しくて こんなに泣きそうで 胸があつい気持ち どんなふうに 伝えたらいいの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はあの夜から あなたを探していた  色褪せないものは 未来(あす)を祈る声 “願い”は争って 勝ちとるものじゃない 誰の上にも ほら 輝いて広がるわ 天空(そら)が  I wish, my wish 愛する人を ぎゅっと抱きしめた腕を I wish, my wish 伸ばせば星に 届くかもしれない あなたがそばにいれば どんな勇気も持てる  I wish, my wish When I wish upon a star いつかあなたとふたりで I wish, my wish our dreams come true 同じ夢叶える ねえ その時のために きっと生まれてきたの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はここでずっと あなたを待っていたのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也I wish, my wish When I wish upon a star 星に願いをかけたの I wish, my wish my dream comes true 巡り逢えるように  琥珀の雲に咲く ひかりの花園 目に見えない花が 白い羽根になって そっと肩に落ちてくる  眠るあなたの顔 見つめてるだけで こんなに優しくて こんなに泣きそうで 胸があつい気持ち どんなふうに 伝えたらいいの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はあの夜から あなたを探していた  色褪せないものは 未来(あす)を祈る声 “願い”は争って 勝ちとるものじゃない 誰の上にも ほら 輝いて広がるわ 天空(そら)が  I wish, my wish 愛する人を ぎゅっと抱きしめた腕を I wish, my wish 伸ばせば星に 届くかもしれない あなたがそばにいれば どんな勇気も持てる  I wish, my wish When I wish upon a star いつかあなたとふたりで I wish, my wish our dreams come true 同じ夢叶える ねえ その時のために きっと生まれてきたの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はここでずっと あなたを待っていたの
Water Dropあふれる想いは どうして生まれるの 透明な泉で 心は出来てる あなたを知って 気づいたの  はるかな昔から 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす そして人は 誰かを愛する ただひとりだけに だいじな言葉を 伝えて  逢えない夜には 夢の入り口で あなたを待ってる 離れ離れでも 同じ明日を 見つめたい  はるかな昔から 雨は空ヘ帰り 花は土に抱かれ 鳥は歌をうたう そして私 あなたを愛する その腕のなかで 懐かしい鼓動 聞くのよ  はるかな未来にも 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす ずっと私 変わらず愛する 今あなただけに 好きって言葉を言えるの  どんなものからも あなたのすべてを 守るわALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あふれる想いは どうして生まれるの 透明な泉で 心は出来てる あなたを知って 気づいたの  はるかな昔から 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす そして人は 誰かを愛する ただひとりだけに だいじな言葉を 伝えて  逢えない夜には 夢の入り口で あなたを待ってる 離れ離れでも 同じ明日を 見つめたい  はるかな昔から 雨は空ヘ帰り 花は土に抱かれ 鳥は歌をうたう そして私 あなたを愛する その腕のなかで 懐かしい鼓動 聞くのよ  はるかな未来にも 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす ずっと私 変わらず愛する 今あなただけに 好きって言葉を言えるの  どんなものからも あなたのすべてを 守るわ
美しき獣たちの為の終わりなき 道行きに ふと足を止めた 泉  潤さん 傷ついて もう癒えぬ 深い心も  映し浮かぶ記憶 分け合う人は まだ 君を待っている  零れ墜ちては煌めく 星の欠片を掬って 互いの瞳 描いた それぞれの闇で  孤独の草原を翔け 美しき獣たちは 己を守り抜くため 再びまみえるだろう  目を開けよ 真実は 安らぎの 中に留まる  痛みばかり抱いた 冷たい腕広げ 受け取るぬくもり  注ぎ溢れて輝く 月の涙を飲み干し 静かにその日を待った 永い時を過ぎ  孤高の夜空に吠える 美しき獣たちは 己を見い出すために 再び巡り逢うだろう  零れ墜ちては煌めく 星の欠片を掬って 互いの瞳 夢見た 明けぬ闇の底  双つに割れた世界は 合わせた鏡となって 同じ光浴びるまで 幾度離れようが またここに帰らんALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也終わりなき 道行きに ふと足を止めた 泉  潤さん 傷ついて もう癒えぬ 深い心も  映し浮かぶ記憶 分け合う人は まだ 君を待っている  零れ墜ちては煌めく 星の欠片を掬って 互いの瞳 描いた それぞれの闇で  孤独の草原を翔け 美しき獣たちは 己を守り抜くため 再びまみえるだろう  目を開けよ 真実は 安らぎの 中に留まる  痛みばかり抱いた 冷たい腕広げ 受け取るぬくもり  注ぎ溢れて輝く 月の涙を飲み干し 静かにその日を待った 永い時を過ぎ  孤高の夜空に吠える 美しき獣たちは 己を見い出すために 再び巡り逢うだろう  零れ墜ちては煌めく 星の欠片を掬って 互いの瞳 夢見た 明けぬ闇の底  双つに割れた世界は 合わせた鏡となって 同じ光浴びるまで 幾度離れようが またここに帰らん
美シ国ノ四季ハ夢ム盛る青空 寄せる小波 君を目がけて こぼれる太陽  やがて色づく 紅葉を揺らし ほてった頬を 撫でる 風よ  佇む 間に 季節は 巡って またひとつ石段をのぼる  美し 国を 造りたもうた 神々たち どんな 未来(さき)を 見つめ添えた 四つの印 春と 夏と 秋と そして冬の  六花を溶かす 手のぬくもりを つなげて渡る 凍る 闇も  誰もが 消えても 残って ゆくもの そこにある いつまでも永遠に  美し 国で 生を授かった わたしたち どんな いまを 紡ぎ刻む 恵みの中で 夏の 秋の 冬の やがて春の  芽吹くほほえみ ほころぶ莟 かそけき命 包むように  始まりの季をくりかえしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也盛る青空 寄せる小波 君を目がけて こぼれる太陽  やがて色づく 紅葉を揺らし ほてった頬を 撫でる 風よ  佇む 間に 季節は 巡って またひとつ石段をのぼる  美し 国を 造りたもうた 神々たち どんな 未来(さき)を 見つめ添えた 四つの印 春と 夏と 秋と そして冬の  六花を溶かす 手のぬくもりを つなげて渡る 凍る 闇も  誰もが 消えても 残って ゆくもの そこにある いつまでも永遠に  美し 国で 生を授かった わたしたち どんな いまを 紡ぎ刻む 恵みの中で 夏の 秋の 冬の やがて春の  芽吹くほほえみ ほころぶ莟 かそけき命 包むように  始まりの季をくりかえし
L'oiseau bleu貴方のその面影だけが 私を今に留めているの この広い世界中で たったひとり 幸福をくれた人 あの日々はもう ここにはない 青い鳥は 籠を抜け飛び立った 恋は捕らえれば すぐに逃げるもの 愛は育ってしまえば 枯れるだけなの もっと自由なあの空へ いいの どうぞ 越えてらして  貴方の優しいまなざしが この身へと かつて降り注いだ 眩むような日射しの中 ただふたりで 目を閉じて 生きていられたのに 青い鳥よ 窓を抜け 飛んで行った どこまでも どこまでも 永遠にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久貴方のその面影だけが 私を今に留めているの この広い世界中で たったひとり 幸福をくれた人 あの日々はもう ここにはない 青い鳥は 籠を抜け飛び立った 恋は捕らえれば すぐに逃げるもの 愛は育ってしまえば 枯れるだけなの もっと自由なあの空へ いいの どうぞ 越えてらして  貴方の優しいまなざしが この身へと かつて降り注いだ 眩むような日射しの中 ただふたりで 目を閉じて 生きていられたのに 青い鳥よ 窓を抜け 飛んで行った どこまでも どこまでも 永遠に
永久戒厳令かつて昔 この地を踏み 大樹の如く 根ざした漢  遙かなりし われらが父 枝葉は繁り 私に触れた  山は木霊の 雄叫びを上げ 轟きとなる 鼓動  なびく風に 海は響く 太古の息吹 宿した女  時与えし われらが母 花は幾重も 連なり実る  唯一の言の葉 伝う歌は この身を巡る 血潮  高く挙げよ 共に腕を 空(くう)を切る そは翼 あの蒼穹(そら)に楔 打たん  守れ抱け 希望(ゆめ) 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続く 私は いま有る純血  都辿り 聳ゆる志の 天守の元に 栄えし國よ  満ちる為に われらが子ら 白虎の爪牙 輝け磨け  闇が沈めど 光の刃 誰(た)が見失うだろう  遠く越えよ 命(めい)を受けて 自由舞う たましいの 人 天のそばにあらん  生きよ今日を この戦いを 生きよ過去を 未来(あす)常しえを つなぎ合わせ 刹那は いま在る永劫  高く挙げよ 共に腕を 空を切る そは翼 あの蒼穹に楔 打たん  守れ抱け 愛 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続け 私は先立つ 殉國ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也かつて昔 この地を踏み 大樹の如く 根ざした漢  遙かなりし われらが父 枝葉は繁り 私に触れた  山は木霊の 雄叫びを上げ 轟きとなる 鼓動  なびく風に 海は響く 太古の息吹 宿した女  時与えし われらが母 花は幾重も 連なり実る  唯一の言の葉 伝う歌は この身を巡る 血潮  高く挙げよ 共に腕を 空(くう)を切る そは翼 あの蒼穹(そら)に楔 打たん  守れ抱け 希望(ゆめ) 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続く 私は いま有る純血  都辿り 聳ゆる志の 天守の元に 栄えし國よ  満ちる為に われらが子ら 白虎の爪牙 輝け磨け  闇が沈めど 光の刃 誰(た)が見失うだろう  遠く越えよ 命(めい)を受けて 自由舞う たましいの 人 天のそばにあらん  生きよ今日を この戦いを 生きよ過去を 未来(あす)常しえを つなぎ合わせ 刹那は いま在る永劫  高く挙げよ 共に腕を 空を切る そは翼 あの蒼穹に楔 打たん  守れ抱け 愛 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続け 私は先立つ 殉國
エスカルゴ嬉遊曲こいはえすかるご ねじをまいてまいて そっと しのびこむの わたしはからのなか まどをあけてとじて ちょっぴり おくびょうだから いつもいっぽ ふみだせずに あいの つのばかり びんかんで こまる  ひだまりまちの かふぇで すぷーんが とんだの かぜをおって もりをぬけて あなたのむね さしたわ  あたまはえすかるご すききらいだいすき きすで めがまわるの ふたりはかくれんぼ ぎゃるそんよこれんぼ だめよ つよくだいてて うかれついで よったはずみ あいのほねが ねじれ ばらいろの びょうき  まいにち あますぎて おかしな おもいで あなたなしで いきるなんて あじけない じんせいよ  こいはえすかるご ねじをまいてまいて みんな まきこんでも わたしはからのなか こころみせてかくす かなりひねくれもの あついうちに くちにしなきゃ あいはむねに もたれ じょうねつの ふらん  ねじをまいてまいて もっとまいてまいてALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAこいはえすかるご ねじをまいてまいて そっと しのびこむの わたしはからのなか まどをあけてとじて ちょっぴり おくびょうだから いつもいっぽ ふみだせずに あいの つのばかり びんかんで こまる  ひだまりまちの かふぇで すぷーんが とんだの かぜをおって もりをぬけて あなたのむね さしたわ  あたまはえすかるご すききらいだいすき きすで めがまわるの ふたりはかくれんぼ ぎゃるそんよこれんぼ だめよ つよくだいてて うかれついで よったはずみ あいのほねが ねじれ ばらいろの びょうき  まいにち あますぎて おかしな おもいで あなたなしで いきるなんて あじけない じんせいよ  こいはえすかるご ねじをまいてまいて みんな まきこんでも わたしはからのなか こころみせてかくす かなりひねくれもの あついうちに くちにしなきゃ あいはむねに もたれ じょうねつの ふらん  ねじをまいてまいて もっとまいてまいて
S嬢の秘めやかな悔恨眠れる木馬に 跨(またか)り向かうのは 月夜に燃え果てた 赤い廃墟のフェアリーランド  迷子のわたしを 助けに参りましょう 今なら伸ばせるこの腕は細くても もっと重い悲しみ 抱えてきた ひとりでも  崩れた鱗の 家では秘密の 扉は開かずに 夢を閉じ込めてしまった  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる どんなつらい記憶もいやせるのよ ふたりなら  泣かないわたしを 哀れんでくれますか みつめる瞳の 輝きをくれますか  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる 清らかな聖地(ばしょ)にさえ降り立てるわ このままでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也眠れる木馬に 跨(またか)り向かうのは 月夜に燃え果てた 赤い廃墟のフェアリーランド  迷子のわたしを 助けに参りましょう 今なら伸ばせるこの腕は細くても もっと重い悲しみ 抱えてきた ひとりでも  崩れた鱗の 家では秘密の 扉は開かずに 夢を閉じ込めてしまった  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる どんなつらい記憶もいやせるのよ ふたりなら  泣かないわたしを 哀れんでくれますか みつめる瞳の 輝きをくれますか  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる 清らかな聖地(ばしょ)にさえ降り立てるわ このままで
エルフの娘は地上に降りお前が好きな花が 月の庭咲いた 迎えの蝙蝠馬車に 乗っておくれ  お父様 働いて過ぎゆく一日 疲れきった頬に似合うドレスはない  水晶の指を 傷だらけにして 魔法も失くしたか 哀れなる娘よ  決めたのはこの私 誰の言葉も聞かず 一度の恋の為に あのひとを追ってきた  醜い人間らの 棲む場処に何がある  貧しくも胸に包まれた 心というものはとても暖かい  お前が欲しがっていた彗星のローブを 夜会のために作った さあ着ておくれ  煌めく宮殿も 雪の冠も 恋人の綺麗な 瞳ほど輝かない  愚かなるわが王女 我々の仕来りを 破るわけにはゆかぬ おまえはもう戻れない  では背に隠した翅 どうぞもいでください  陽の光舞う空を忘れ 獣の様に這って生きるというのか  許されはしないでしょう 美しいすべてを捨て 最初で最後の恋 あのひとだけ信じた  それでも時の狭間 どうしようもないほどに 今は遠い日々を想い出す 涙というものは痛くて哀しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也お前が好きな花が 月の庭咲いた 迎えの蝙蝠馬車に 乗っておくれ  お父様 働いて過ぎゆく一日 疲れきった頬に似合うドレスはない  水晶の指を 傷だらけにして 魔法も失くしたか 哀れなる娘よ  決めたのはこの私 誰の言葉も聞かず 一度の恋の為に あのひとを追ってきた  醜い人間らの 棲む場処に何がある  貧しくも胸に包まれた 心というものはとても暖かい  お前が欲しがっていた彗星のローブを 夜会のために作った さあ着ておくれ  煌めく宮殿も 雪の冠も 恋人の綺麗な 瞳ほど輝かない  愚かなるわが王女 我々の仕来りを 破るわけにはゆかぬ おまえはもう戻れない  では背に隠した翅 どうぞもいでください  陽の光舞う空を忘れ 獣の様に這って生きるというのか  許されはしないでしょう 美しいすべてを捨て 最初で最後の恋 あのひとだけ信じた  それでも時の狭間 どうしようもないほどに 今は遠い日々を想い出す 涙というものは痛くて哀しい
EROTIC & HERETICErotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いていたい  背骨に透ける 羽があるのよ かなり貴重な わたしが蝶なら そこらの群れになんか いない  さぞかしあなた ピンで開いて 標本箱で 愛でてみたいでしょ  エサなら口移しの 苦い蜜(ハニー)  月光で育てた 純白の肌を ときどき自分でも 傷つけたくなる きらめくナイフでね  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 構わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄霞む 霧の中の景色を見たい  誰の教えも 聞く耳持たず 書物とペンで 夜を計ってた 暮らす部屋の名前は “夢”  咲くだけ咲いて 散りそこなって いつか乾いた 薔薇になるよりも  いっそ毒草に実る 赤い実(ベリー)  きれいに着飾って 歩けばわたしは わたしだけを映す 鏡になるのよ あなたのためじゃない  Fanatic Heretic 我を失くして溺れきる LOVEならば 貰ってもいいけどね Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いてたいの  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 厭わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄浮かぶ 闇の先の宇宙を見たい  Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をもっと探っていたいALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAErotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いていたい  背骨に透ける 羽があるのよ かなり貴重な わたしが蝶なら そこらの群れになんか いない  さぞかしあなた ピンで開いて 標本箱で 愛でてみたいでしょ  エサなら口移しの 苦い蜜(ハニー)  月光で育てた 純白の肌を ときどき自分でも 傷つけたくなる きらめくナイフでね  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 構わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄霞む 霧の中の景色を見たい  誰の教えも 聞く耳持たず 書物とペンで 夜を計ってた 暮らす部屋の名前は “夢”  咲くだけ咲いて 散りそこなって いつか乾いた 薔薇になるよりも  いっそ毒草に実る 赤い実(ベリー)  きれいに着飾って 歩けばわたしは わたしだけを映す 鏡になるのよ あなたのためじゃない  Fanatic Heretic 我を失くして溺れきる LOVEならば 貰ってもいいけどね Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いてたいの  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 厭わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄浮かぶ 闇の先の宇宙を見たい  Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をもっと探っていたい
王的血族この躰に受け継がれし 血が綴った 系譜の枝を遡って 貴方に会おう  聳える城壁 玉座の間に立つ 孤高の裳を引き摺る 横顔 懐かし誇らし遠き祖先(ちちぎみ)よ 迷える私を導きたまえ  記憶の破片が ああ胸を突き刺さん  選ばれしは断絶か 血の常しえか 描かれざる道をのぼって 君を探そう  灰色の空に刺さる摩天楼 未来よ そのとき光は在るか 愛おし貴し遠き子孫(おとうと)よ この孤独に愛を注ぎたまえ  予言は夢を 伝い歌を奏でん  わたしはひとつの王国そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 流れ 続く  真実が何か見失う夜も 行き場を無くして叫ぶ夜明けも 懐かし誇らし遙か父君よ 私は貴方を超えてここに居る  戦い傷つき翼もがれても 奈落の底に突き落とされても 愛おし貴し遙か弟よ 私は君のために今生きる  こころは偉大な王族そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 満ちて 続くALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也この躰に受け継がれし 血が綴った 系譜の枝を遡って 貴方に会おう  聳える城壁 玉座の間に立つ 孤高の裳を引き摺る 横顔 懐かし誇らし遠き祖先(ちちぎみ)よ 迷える私を導きたまえ  記憶の破片が ああ胸を突き刺さん  選ばれしは断絶か 血の常しえか 描かれざる道をのぼって 君を探そう  灰色の空に刺さる摩天楼 未来よ そのとき光は在るか 愛おし貴し遠き子孫(おとうと)よ この孤独に愛を注ぎたまえ  予言は夢を 伝い歌を奏でん  わたしはひとつの王国そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 流れ 続く  真実が何か見失う夜も 行き場を無くして叫ぶ夜明けも 懐かし誇らし遙か父君よ 私は貴方を超えてここに居る  戦い傷つき翼もがれても 奈落の底に突き落とされても 愛おし貴し遙か弟よ 私は君のために今生きる  こころは偉大な王族そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 満ちて 続く
逢魔ヶ恋貴方を愛したこの口脣が 零しつづけた言葉の欠片 冷たい耳はその心まで 届けることさえ出来ないの?  夜の漣 揺れる木葉に 浮かべた血の文字したためれば 真赤な小さな愛おしい実を 孕んで育てていけますか  天が闇に抱かれる逢魔ヶ刻 ふたりは出逢った 黄金の雲を裂き 稲妻は高らかに  天鵞絨の帳のなか包まれた 物語は幕を開けて 終わりのない御伽話はないこと 知っているけど  誰にも聞かせることなく この胸にだけ刻んでください  明日の夢など忌まわしいだけ 留まる場処はただ今でいい 逢えぬ貴方は死びとも同じ 触れ得る時だけ真実でしょ?  天が地上に傾く逢魔ヶ刻 ふたりは生まれた 黒い星の冠 絹の髪散らばって  堕ちるところまで堕ちた恋人達が 受ける愛の責め苦に すべてを焦がして朽ち果てることも 厭わないけれど  確かにふたり生きた証 重ねる身に残してください  天が闇に抱かれて崩れる刻 わたしは葬る 砕けた月の鏡 記憶を繋ぎ合わせ  天鵞絨の帳のなかに帰った 物語に鍵をかけて 忘れられる御伽話はないこと 知っているから  誰にも聞かせることなく この胸にだけ 刻んでいくだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也貴方を愛したこの口脣が 零しつづけた言葉の欠片 冷たい耳はその心まで 届けることさえ出来ないの?  夜の漣 揺れる木葉に 浮かべた血の文字したためれば 真赤な小さな愛おしい実を 孕んで育てていけますか  天が闇に抱かれる逢魔ヶ刻 ふたりは出逢った 黄金の雲を裂き 稲妻は高らかに  天鵞絨の帳のなか包まれた 物語は幕を開けて 終わりのない御伽話はないこと 知っているけど  誰にも聞かせることなく この胸にだけ刻んでください  明日の夢など忌まわしいだけ 留まる場処はただ今でいい 逢えぬ貴方は死びとも同じ 触れ得る時だけ真実でしょ?  天が地上に傾く逢魔ヶ刻 ふたりは生まれた 黒い星の冠 絹の髪散らばって  堕ちるところまで堕ちた恋人達が 受ける愛の責め苦に すべてを焦がして朽ち果てることも 厭わないけれど  確かにふたり生きた証 重ねる身に残してください  天が闇に抱かれて崩れる刻 わたしは葬る 砕けた月の鏡 記憶を繋ぎ合わせ  天鵞絨の帳のなかに帰った 物語に鍵をかけて 忘れられる御伽話はないこと 知っているから  誰にも聞かせることなく この胸にだけ 刻んでいくだけ
逢魔蛾城の伯爵天に微睡む神の指から 物語をしたためる藍墨(インク) 空に零れて広がる金青(ブルー)  固く錆び付いた門扉が開いて いまが 逢魔ケ刻  一斉に舞う菫蛾緑蝶 鱗粉は七色の霧雨 恐れず濡れた外套(マント)を脱いで  さあようこそ 迷い込まれたオトメ われが城の主  蒼の絨毯一歩進めば 紅粉青蛾の侍女が その手を握り 宴に誘う 奥の大広間には 大勢の華やぐ人  時が 戻る  夕月豪華な仮面舞踏会 村人罪人魔女も王も踊る  遠い昔の 幻影などではない  乙女よ あなたが わたしの目覚めさせた その胸にある純粋で  なんと懐かしい 紫いろの瞳なのだろう  知っておられようか 人は死に その魂(プシケ)は 蝶に変わり 愛した場所 離れられないまま 舞うのだ  永い間 忘れていた 喜びと そして悲しみ  ああ何より わが城より 守りたかった美しい妻  わたしを見つめる その瞳は あの日のもの  どうか行かないでおくれ  永遠の先 逢魔ケ刻が 闇に沈むまでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也天に微睡む神の指から 物語をしたためる藍墨(インク) 空に零れて広がる金青(ブルー)  固く錆び付いた門扉が開いて いまが 逢魔ケ刻  一斉に舞う菫蛾緑蝶 鱗粉は七色の霧雨 恐れず濡れた外套(マント)を脱いで  さあようこそ 迷い込まれたオトメ われが城の主  蒼の絨毯一歩進めば 紅粉青蛾の侍女が その手を握り 宴に誘う 奥の大広間には 大勢の華やぐ人  時が 戻る  夕月豪華な仮面舞踏会 村人罪人魔女も王も踊る  遠い昔の 幻影などではない  乙女よ あなたが わたしの目覚めさせた その胸にある純粋で  なんと懐かしい 紫いろの瞳なのだろう  知っておられようか 人は死に その魂(プシケ)は 蝶に変わり 愛した場所 離れられないまま 舞うのだ  永い間 忘れていた 喜びと そして悲しみ  ああ何より わが城より 守りたかった美しい妻  わたしを見つめる その瞳は あの日のもの  どうか行かないでおくれ  永遠の先 逢魔ケ刻が 闇に沈むまで
堕ちて候桜の花は 狂い咲き 桜の花は 狂い咲き 春告鳥は 狂い啼き  乱れ髪ゆらり 夢一夜散りぬるを  桜の花は 狂い咲き 狂い咲き 年中寝んごろ 恋ぐるい 夜風の間に間の無情なさ  赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 手折る枝はらり 恋し人 帰しゃせぬ  紅蓮の闇は 甘く深く 持ちつ持たれつ 堕ちて候  桜の花は 狂い咲き  花緒切れからり 通りゃんせ 堕ちりゃんせ 簪がきらり 恋し人 帰しゃせぬ 赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 熱き胸ほろり 参りゃんせ 堕ちりゃんせALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也桜の花は 狂い咲き 桜の花は 狂い咲き 春告鳥は 狂い啼き  乱れ髪ゆらり 夢一夜散りぬるを  桜の花は 狂い咲き 狂い咲き 年中寝んごろ 恋ぐるい 夜風の間に間の無情なさ  赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 手折る枝はらり 恋し人 帰しゃせぬ  紅蓮の闇は 甘く深く 持ちつ持たれつ 堕ちて候  桜の花は 狂い咲き  花緒切れからり 通りゃんせ 堕ちりゃんせ 簪がきらり 恋し人 帰しゃせぬ 赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 熱き胸ほろり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ
乙女の贖いその白い頬にひと刷けの 春 桃色の 灯り点せるなら  こんな私の一生分の 笑顔 微笑み ぜんぶあなたにあげるわ  ただそばにいるだけで 何にもできないの  もっと苦しみよ あなたの痛みより強く  人は大事な誰かのため 命を捨てる 覚悟だってできる  捧げられるなら何度でも 私は羽根を剥いで 散らしつづけるわ  でも指を 離せない 残ったぬくもりを  本当は さみしいの ひとりはなんて冷たいの  なぜ すがるのは 儚い祈り 消えそうな  どこへ届けたら この歌声は意味を持つ  ただそばにいるだけで 何にもできないの  そうよ 哀しみは 夢の空白より深く 広がるわ それでいいのよ あなたになれない私の罰ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也その白い頬にひと刷けの 春 桃色の 灯り点せるなら  こんな私の一生分の 笑顔 微笑み ぜんぶあなたにあげるわ  ただそばにいるだけで 何にもできないの  もっと苦しみよ あなたの痛みより強く  人は大事な誰かのため 命を捨てる 覚悟だってできる  捧げられるなら何度でも 私は羽根を剥いで 散らしつづけるわ  でも指を 離せない 残ったぬくもりを  本当は さみしいの ひとりはなんて冷たいの  なぜ すがるのは 儚い祈り 消えそうな  どこへ届けたら この歌声は意味を持つ  ただそばにいるだけで 何にもできないの  そうよ 哀しみは 夢の空白より深く 広がるわ それでいいのよ あなたになれない私の罰
乙女の祈り寝返りうつたび 地球が軋む 不眠の闇を つれづれ越えて  あなたを好きだと 言ったとたんに すべてが嘘に 変わってしまいそう  巷にあふれる退屈な 毒にも薬にもならない Love Song  乙女の祈り この想いは どれだけつづくのかしら 熱いからだも 流行り病と同じでいつか冷めるの? ああ 誰か教えて  爪に星を塗り 占うカード 決まって落ちるよ ハートのQueen  こころの底から 信じられるモノ 本能のままに 探すしかないね 楽しく 泣かないで生きるには 満足できない 夢見るStories  乙女の祈り この世界はあたしのために進む 誰とも違う あたしをまだあなたは知りもしないで ああ 何が愛なの?  乙女の祈り シュウアクな大人にはなりたくないよ この手の中で けして変わらないものは こにあるの ああ 誰か答えて  乙女の祈り この想いはどれだけつづくのかしら 乙女の祈り この世界はあたしのために進む ああ それがすべてよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也寝返りうつたび 地球が軋む 不眠の闇を つれづれ越えて  あなたを好きだと 言ったとたんに すべてが嘘に 変わってしまいそう  巷にあふれる退屈な 毒にも薬にもならない Love Song  乙女の祈り この想いは どれだけつづくのかしら 熱いからだも 流行り病と同じでいつか冷めるの? ああ 誰か教えて  爪に星を塗り 占うカード 決まって落ちるよ ハートのQueen  こころの底から 信じられるモノ 本能のままに 探すしかないね 楽しく 泣かないで生きるには 満足できない 夢見るStories  乙女の祈り この世界はあたしのために進む 誰とも違う あたしをまだあなたは知りもしないで ああ 何が愛なの?  乙女の祈り シュウアクな大人にはなりたくないよ この手の中で けして変わらないものは こにあるの ああ 誰か答えて  乙女の祈り この想いはどれだけつづくのかしら 乙女の祈り この世界はあたしのために進む ああ それがすべてよ
お毒味LADY麝香 纏うl'amour 調合一壜  無菌室閉じこもって 群衆恐怖症(デモフォビア) 可愛い坊やお人形で 死体愛好症(ネクロフィリア)  龍涎香 垂らそうla mort 薫る屍体  妄想に眼帯巻き 死恐怖症(タナトフォビア) 髑髏喉渇いて 血液嗜好症(ヘマトフィリア)  刺して刺して針を深く そうよまだ柔らかいうちに 吸って吸って甘い君を 手遅れにならないうちに  満身創痍で飾ってゆくほど ああ心には血清  乳香 焚こうla vie 微々たるふたり  青春は不運自慢 孤独恐怖症(モノフォビア) 哲学者気取ってみて 暗闇嗜好症(スコトフィリア)  食んで食んで歯を立てずに こんなまだ温かいうちに 吐いて吐いて苦い君を 致死量にならないうちに  危険区域にも向かって行くほど ああ人生は本能  燃えて燃えて燃え尽きても 素のままじゃ心許ない 盛って盛って甘いわたし 手加減なんて知らないから  美しいとこがこの世に あるのなら連れてって  食んで食んで歯を立てずに ずっとまだ温かいうちに 呑んで呑んで苦い君を 致死量にならないように  禁じられるほど向かって行きたい ああ人生は煩悩ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也麝香 纏うl'amour 調合一壜  無菌室閉じこもって 群衆恐怖症(デモフォビア) 可愛い坊やお人形で 死体愛好症(ネクロフィリア)  龍涎香 垂らそうla mort 薫る屍体  妄想に眼帯巻き 死恐怖症(タナトフォビア) 髑髏喉渇いて 血液嗜好症(ヘマトフィリア)  刺して刺して針を深く そうよまだ柔らかいうちに 吸って吸って甘い君を 手遅れにならないうちに  満身創痍で飾ってゆくほど ああ心には血清  乳香 焚こうla vie 微々たるふたり  青春は不運自慢 孤独恐怖症(モノフォビア) 哲学者気取ってみて 暗闇嗜好症(スコトフィリア)  食んで食んで歯を立てずに こんなまだ温かいうちに 吐いて吐いて苦い君を 致死量にならないうちに  危険区域にも向かって行くほど ああ人生は本能  燃えて燃えて燃え尽きても 素のままじゃ心許ない 盛って盛って甘いわたし 手加減なんて知らないから  美しいとこがこの世に あるのなら連れてって  食んで食んで歯を立てずに ずっとまだ温かいうちに 呑んで呑んで苦い君を 致死量にならないように  禁じられるほど向かって行きたい ああ人生は煩悩
オフェリア遺文千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう  離れてしまった 恋人達の 涙のような 碧い湖で  夏に輝いた こもれびの光 あゝ 枯れ葉と変わり果てたわ  あなたの名を 囁くから どうか あの日を呼び戻して  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 別れの刻 捧げた薔薇が 今も胸に 悲しく馨るのよ  あなたが愛した 青い鳥たちも 風にこごえ 唄を失くしたわ  僕を忘れてと つらそうに云った ねえ あなたを 憎めたらいい  あふれていた 二人の夢 森の彼方へ 消えていった  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 月の針で 胸を刺されて 雪にうもれ 瞳を閉じましょう  千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょうALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう  離れてしまった 恋人達の 涙のような 碧い湖で  夏に輝いた こもれびの光 あゝ 枯れ葉と変わり果てたわ  あなたの名を 囁くから どうか あの日を呼び戻して  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 別れの刻 捧げた薔薇が 今も胸に 悲しく馨るのよ  あなたが愛した 青い鳥たちも 風にこごえ 唄を失くしたわ  僕を忘れてと つらそうに云った ねえ あなたを 憎めたらいい  あふれていた 二人の夢 森の彼方へ 消えていった  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 月の針で 胸を刺されて 雪にうもれ 瞳を閉じましょう  千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう
女化生舞楽図篝火から 煙立って 天へ昇る 鳥のようね  燃えてるのは もう私だけ 肌に夕日 傾れ落ちて  踊る足首 触れるのは 冷たく熱い指 この世とあの世を行き交う 海辺の砂の一粒  抱えすぎた 女たちの 肩に掛けよ 錦(きん)の袖を  死んだ恋の 花が開く 浄土の岸 まで幾晩  瞑った眼の奥 横切る はるかなる唄声 薄闇に出会うあなたは 誰に似ているのかしら  哀しみの化身が纏う 極彩の羽衣 目映さの中にすべてを 収めて 舞う  伸ばす手首を 掴むのは 優しく強い指 この世とあの世を行き交う 波間の風の一片  悦びの化身を纏う 私は片羽の 飛んでゆけない胡蝶なの 独りの 舞い  醒める 夢は つづく 繰り返しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也斎藤聡篝火から 煙立って 天へ昇る 鳥のようね  燃えてるのは もう私だけ 肌に夕日 傾れ落ちて  踊る足首 触れるのは 冷たく熱い指 この世とあの世を行き交う 海辺の砂の一粒  抱えすぎた 女たちの 肩に掛けよ 錦(きん)の袖を  死んだ恋の 花が開く 浄土の岸 まで幾晩  瞑った眼の奥 横切る はるかなる唄声 薄闇に出会うあなたは 誰に似ているのかしら  哀しみの化身が纏う 極彩の羽衣 目映さの中にすべてを 収めて 舞う  伸ばす手首を 掴むのは 優しく強い指 この世とあの世を行き交う 波間の風の一片  悦びの化身を纏う 私は片羽の 飛んでゆけない胡蝶なの 独りの 舞い  醒める 夢は つづく 繰り返し
快恠奇奇私は謳う快なる哉と 生きることを喝采采  道筋は消えゆくもの 戻りはしない進もう  実り有れば涸れる葩 苦汁呑めど潤う咽  石の上にも三千年 月も日も凍える溶ける  連なる珠のように過去現在未来 悠久の中心の今は未だ永遠なり  私は描く目に視えぬもの 誰知れず奇奇恠恠 いつかへ注がれる 希み焦がれて苦も楽も 人産みしものに果てはなし  水鏡染み入る空 泳ぐ雲に浸す足  千々に心は千里を駆け 風も気も流れる向かう  沈める指の間に溢れる時の砂 瞬間を積み上げ明日はまた明日を呼ぶ  私は超える聳え立つもの 辿る夢綺綺燦燦 いつかへ続くだろう 移り蠢き美も怪も ああ混じり合って境なし  我らは謳う快なる哉と 現(いま)に生まれ爽快快 いつかへ繋がれる 歌い讃えよ共にあれ さあ生きることに悔いはなしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也私は謳う快なる哉と 生きることを喝采采  道筋は消えゆくもの 戻りはしない進もう  実り有れば涸れる葩 苦汁呑めど潤う咽  石の上にも三千年 月も日も凍える溶ける  連なる珠のように過去現在未来 悠久の中心の今は未だ永遠なり  私は描く目に視えぬもの 誰知れず奇奇恠恠 いつかへ注がれる 希み焦がれて苦も楽も 人産みしものに果てはなし  水鏡染み入る空 泳ぐ雲に浸す足  千々に心は千里を駆け 風も気も流れる向かう  沈める指の間に溢れる時の砂 瞬間を積み上げ明日はまた明日を呼ぶ  私は超える聳え立つもの 辿る夢綺綺燦燦 いつかへ続くだろう 移り蠢き美も怪も ああ混じり合って境なし  我らは謳う快なる哉と 現(いま)に生まれ爽快快 いつかへ繋がれる 歌い讃えよ共にあれ さあ生きることに悔いはなし
海賊皇女人に慣れぬ鷲(イーグル)を 肩に抱き舳先へ 緋色の帆に 靡く陽炎  聞きしに勝る残忍 荒くれ達従え  渦を巻く 波は子守歌(ララバイ) 鎮まる 凪は墓  幽霊船が横切る岩場 セイレーン さあ集えよ  進め 七つの海 見果てぬ地の 彼の絶島へ 倒せ 邪魔する者 慈悲を持たぬ 剣が舞うだろう 赤く  どこまでも輝く夜に 飛ぶ黄金の翼と 砕け墜ち藻となる星と どちらが わが運命  まだ見ぬ故郷たどり着くまで ドラゴン眠ると云う  奪え 欲しいものは 人の心 愛の記憶 遙か 今は遠い 神話が棲む 聳え立つ王の塔へ  セイレーン さあ讃えよ  進め 七つの海 見果てぬ地の 彼の絶国へ 倒せ 邪魔する者 涙持たぬ瞳で微笑み  奪え 欲しいものは 人の心 愛の記憶 遙か 今は遠い 神話に棲む 麗しの王よ  われを 呼びつづけよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也人に慣れぬ鷲(イーグル)を 肩に抱き舳先へ 緋色の帆に 靡く陽炎  聞きしに勝る残忍 荒くれ達従え  渦を巻く 波は子守歌(ララバイ) 鎮まる 凪は墓  幽霊船が横切る岩場 セイレーン さあ集えよ  進め 七つの海 見果てぬ地の 彼の絶島へ 倒せ 邪魔する者 慈悲を持たぬ 剣が舞うだろう 赤く  どこまでも輝く夜に 飛ぶ黄金の翼と 砕け墜ち藻となる星と どちらが わが運命  まだ見ぬ故郷たどり着くまで ドラゴン眠ると云う  奪え 欲しいものは 人の心 愛の記憶 遙か 今は遠い 神話が棲む 聳え立つ王の塔へ  セイレーン さあ讃えよ  進め 七つの海 見果てぬ地の 彼の絶国へ 倒せ 邪魔する者 涙持たぬ瞳で微笑み  奪え 欲しいものは 人の心 愛の記憶 遙か 今は遠い 神話に棲む 麗しの王よ  われを 呼びつづけよ
腕 kaina膝がくずおれる 地に着いた掌 汗と血は 青い砂に染み入る  空と海と 昼と夜の 間を生き 倒れるその身 でも世界は君に積もる 助けなど来ぬことは もう知っていよう  目に見えぬものたちが 行く手を阻んでも 君が居るのは岩間の牢獄じゃない いくらでも変えられる その道の彼方を 私は待とう 光輝く君だけを  一人だと思うときほど 側にあるは影  真の暗闇を けして与えぬように 閉じた瞼には 揺れる残像  風と波と 過去と未来 浮かび沈み 留まらぬ心 まだ世界は果てを持たず 夢を抱く翼には 触れる星遠く  己を護れるのは 己の他にない 君が纏うは鋼の甲冑じゃない 何度でも起き上がれ 痛み伴うなら 私が聴こう 胸裂けるほどの咆哮も  涙では洗い流せぬだろう 何一つ  目に見えぬものたちに 覆い尽くされても 墜ちてゆくのは土底の柩じゃない いくらでも変えられる その道の行方は 待ち続けよう 光輝くそのときを  そう 君が死ぬのは 私の腕の中だからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也膝がくずおれる 地に着いた掌 汗と血は 青い砂に染み入る  空と海と 昼と夜の 間を生き 倒れるその身 でも世界は君に積もる 助けなど来ぬことは もう知っていよう  目に見えぬものたちが 行く手を阻んでも 君が居るのは岩間の牢獄じゃない いくらでも変えられる その道の彼方を 私は待とう 光輝く君だけを  一人だと思うときほど 側にあるは影  真の暗闇を けして与えぬように 閉じた瞼には 揺れる残像  風と波と 過去と未来 浮かび沈み 留まらぬ心 まだ世界は果てを持たず 夢を抱く翼には 触れる星遠く  己を護れるのは 己の他にない 君が纏うは鋼の甲冑じゃない 何度でも起き上がれ 痛み伴うなら 私が聴こう 胸裂けるほどの咆哮も  涙では洗い流せぬだろう 何一つ  目に見えぬものたちに 覆い尽くされても 墜ちてゆくのは土底の柩じゃない いくらでも変えられる その道の行方は 待ち続けよう 光輝くそのときを  そう 君が死ぬのは 私の腕の中だから
革命の血脈祖国の墓土(つち)へと眠る わが血の絆と力 現世こそ君へと繋ぐ 亡き日の剣を以て  誇り持たぬ者が 治める地には 隷従の跫音 聞こえるだけだろう  どうして 道なき道さえ確かに進んで来たのに あれほど勇ましい時代を越えて  高らかに謳わん いま革命を 恐れさえ眩むという 滅亡の 炎より激しく  志貫かんと 先人の教え抱き 現代こそ君へと伝う 亡き人の声音以て  驕り満ちる者の その肉叢に 憂国の幟は 千切れ張り付くだろう  どれだけ 躓き倒れて穢れて傷負い散っても それでも真直ぐ生きて行く為  立ち上がれ向かわん さあ再生へ 瓦礫にも沈める 種芽吹かせて ああまだ明日は降る  自由を愛する真紅い蝶 胸を破り羽ばたけ  いくども 戦い争い奪って敗れて堕ちても 繰り返される愚かと貴さ  高らかに謳わん いま革命を 恐れさえ眩むという 滅亡の 光より美しくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也祖国の墓土(つち)へと眠る わが血の絆と力 現世こそ君へと繋ぐ 亡き日の剣を以て  誇り持たぬ者が 治める地には 隷従の跫音 聞こえるだけだろう  どうして 道なき道さえ確かに進んで来たのに あれほど勇ましい時代を越えて  高らかに謳わん いま革命を 恐れさえ眩むという 滅亡の 炎より激しく  志貫かんと 先人の教え抱き 現代こそ君へと伝う 亡き人の声音以て  驕り満ちる者の その肉叢に 憂国の幟は 千切れ張り付くだろう  どれだけ 躓き倒れて穢れて傷負い散っても それでも真直ぐ生きて行く為  立ち上がれ向かわん さあ再生へ 瓦礫にも沈める 種芽吹かせて ああまだ明日は降る  自由を愛する真紅い蝶 胸を破り羽ばたけ  いくども 戦い争い奪って敗れて堕ちても 繰り返される愚かと貴さ  高らかに謳わん いま革命を 恐れさえ眩むという 滅亡の 光より美しく
刀と鞘巡り逢ったが 運の尽き  ハラリ 零れ落ちる 言葉 連ねたとて 誰もわたしに在る真 触れも出来んじゃろ  サクラ 舞うが如く 今生とはおさらば されど親に貰った この身が可愛い  命より重い ベベ纏い微笑う  傷は絶えぬ喧嘩上等 覚悟しいや  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 その裂け目に 堕ちた夢の 腑は無惨ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えるなら 愛し其方 止めを 刺してくんなまし 花の盛りが惜しいかえ  バサラ 男衆よ 肩に獅子を隠し 殺気立つ眼(まなこ)でわたし 射貫きゃよかろうが  いざや 迎え伐たん 女冥利に尽き 咲けど散れど互いに 根無しの草ぞ  人の世の厚い 情けなど無用  天上天下唯我独尊 なめたらいかんぜよ  突いては穿つ 身体の芯 毀(こぼ)れる刃 その虚空と 痛みの中だけに 心は生き  組んず解れつ 返す息は 緋の色を曵き 強いお人 魔道に 果てはありんすか 二人(ににん)地獄は浄土かえ  此処で逢ったが 百年目 あい おさらばえ  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 なおも向かう 場処は常に 一寸先の闇ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えたなら 愛し其方 一緒に いってくんなまし 花の最期は見事ぞえALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也巡り逢ったが 運の尽き  ハラリ 零れ落ちる 言葉 連ねたとて 誰もわたしに在る真 触れも出来んじゃろ  サクラ 舞うが如く 今生とはおさらば されど親に貰った この身が可愛い  命より重い ベベ纏い微笑う  傷は絶えぬ喧嘩上等 覚悟しいや  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 その裂け目に 堕ちた夢の 腑は無惨ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えるなら 愛し其方 止めを 刺してくんなまし 花の盛りが惜しいかえ  バサラ 男衆よ 肩に獅子を隠し 殺気立つ眼(まなこ)でわたし 射貫きゃよかろうが  いざや 迎え伐たん 女冥利に尽き 咲けど散れど互いに 根無しの草ぞ  人の世の厚い 情けなど無用  天上天下唯我独尊 なめたらいかんぜよ  突いては穿つ 身体の芯 毀(こぼ)れる刃 その虚空と 痛みの中だけに 心は生き  組んず解れつ 返す息は 緋の色を曵き 強いお人 魔道に 果てはありんすか 二人(ににん)地獄は浄土かえ  此処で逢ったが 百年目 あい おさらばえ  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 なおも向かう 場処は常に 一寸先の闇ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えたなら 愛し其方 一緒に いってくんなまし 花の最期は見事ぞえ
カフェテラスでお茶をどうぞカフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち  紅茶にたらした ハチミツのように ほら 時間も溶けてしまう  忙しいあなた ちょっと足を止めて 座っていきなよ  しあわせを スプーン一匙でも さしあげられたらいいな  カフェテラスで お茶をどうぞ いたづらな そよ風に テーブル中のクロスが舞う (flying flying)  あっちこっち 大騒ぎ 午後三時の ティータイム 小鳥たちがウェイトレス  ホットなアップルパイに つきさしたフォークで さあ 恋を占いましょう  待ちぼうけの君 信じることも美徳 がっかりしちゃダメ  いつでも 変わらない笑顔のまま 逢えたら素敵ね!  カフェテラスで ひとやすみ ミルクカップで うたた寝 夢のおかわりは いかが? (glaces glaces)  甘ずっぱいお菓子そえて 初恋の味かしら 胸のなかもクランベリージャム  カフェテラスで お茶をどうぞ 悩み事もいっしょに 飲み干してしまえるから (singin' singin')  いつ来たって花盛り クリィーミーなときめきを カフェテラスで お茶をどうぞALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也カフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち  紅茶にたらした ハチミツのように ほら 時間も溶けてしまう  忙しいあなた ちょっと足を止めて 座っていきなよ  しあわせを スプーン一匙でも さしあげられたらいいな  カフェテラスで お茶をどうぞ いたづらな そよ風に テーブル中のクロスが舞う (flying flying)  あっちこっち 大騒ぎ 午後三時の ティータイム 小鳥たちがウェイトレス  ホットなアップルパイに つきさしたフォークで さあ 恋を占いましょう  待ちぼうけの君 信じることも美徳 がっかりしちゃダメ  いつでも 変わらない笑顔のまま 逢えたら素敵ね!  カフェテラスで ひとやすみ ミルクカップで うたた寝 夢のおかわりは いかが? (glaces glaces)  甘ずっぱいお菓子そえて 初恋の味かしら 胸のなかもクランベリージャム  カフェテラスで お茶をどうぞ 悩み事もいっしょに 飲み干してしまえるから (singin' singin')  いつ来たって花盛り クリィーミーなときめきを カフェテラスで お茶をどうぞ
Cafe d'ALIで逢いましょう初めての街角 青空広場を ぐるりと囲んだ  宝石店 Tailor ジビエ茸料理店 あやしい秘密倶楽部  だけどまずはテラスの 陽溜まりのこの Cafe へ やっと辿り着いたあなた 静かに迎えるわ  ビオレッタ 茉莉花茶 薔薇の花びら添えて 多感な少年少女 あの日は向かいの椅子にある  お疲れなら裏の 双子のホテルを 予約しましょうか  白狐の BAR も 扉が開く合い言葉 そっと耳に落ちる  非日常と日常 その狭間立ち止まり 振り返って前を向いて また自分へ帰る  途端に賑わう声 素敵な仲間達が あなたの名前を呼ぶわ ギャルソンの私達もいる  だからまずはテラスの 月明かり差す Cafe へ やっと巡り逢えたんだもの ほら約束通り  次もここで逢いましょう 席を外してもすぐ 誰もが戻ってくるわ 宝の在りかみたいな場所ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也初めての街角 青空広場を ぐるりと囲んだ  宝石店 Tailor ジビエ茸料理店 あやしい秘密倶楽部  だけどまずはテラスの 陽溜まりのこの Cafe へ やっと辿り着いたあなた 静かに迎えるわ  ビオレッタ 茉莉花茶 薔薇の花びら添えて 多感な少年少女 あの日は向かいの椅子にある  お疲れなら裏の 双子のホテルを 予約しましょうか  白狐の BAR も 扉が開く合い言葉 そっと耳に落ちる  非日常と日常 その狭間立ち止まり 振り返って前を向いて また自分へ帰る  途端に賑わう声 素敵な仲間達が あなたの名前を呼ぶわ ギャルソンの私達もいる  だからまずはテラスの 月明かり差す Cafe へ やっと巡り逢えたんだもの ほら約束通り  次もここで逢いましょう 席を外してもすぐ 誰もが戻ってくるわ 宝の在りかみたいな場所
神風いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い遙か 響く先人の声  かつて黒馬に跨り 駆け回った神の野山も 現世(いま)は繁栄の都 再び君は戦う戦士  守るのは小さな城で また今日も疲れ果てて眠れば 射干玉の夜は静かに 輝きながら君を包む  人知れず零した涙 やがて清らな川となり 来る日を育む糧とならん  いざ進まん 運命を抱き 日出づる処 目覚めし者らよ 行く手阻む 敵があれど 雲間を裂く雷  その身体に 流れるのは大和の血 嗚呼 千代に八千代に いつまでも  ありふれた愛の歌が 伝えるのは虚ろな正義で 胸の鞘へとし隠した 白刃の煌めき無きものとす  護られるべきは君で 道なき道砕いて渡るとき 背中を押す一陣の 風の強さに身を任さん  花と散った遠き友が 万世の桜華を咲かす 身捨つるほどの未來のためと  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その心に 宿りしは大和の夢 ただ不撓不屈で 生きるべし  誰の神の子では非ず けれども尊き 人の子  いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い満ちて 響く神風の声  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その身体に 巡れるのは大和の血 君 千代に八千代に いつまでもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い遙か 響く先人の声  かつて黒馬に跨り 駆け回った神の野山も 現世(いま)は繁栄の都 再び君は戦う戦士  守るのは小さな城で また今日も疲れ果てて眠れば 射干玉の夜は静かに 輝きながら君を包む  人知れず零した涙 やがて清らな川となり 来る日を育む糧とならん  いざ進まん 運命を抱き 日出づる処 目覚めし者らよ 行く手阻む 敵があれど 雲間を裂く雷  その身体に 流れるのは大和の血 嗚呼 千代に八千代に いつまでも  ありふれた愛の歌が 伝えるのは虚ろな正義で 胸の鞘へとし隠した 白刃の煌めき無きものとす  護られるべきは君で 道なき道砕いて渡るとき 背中を押す一陣の 風の強さに身を任さん  花と散った遠き友が 万世の桜華を咲かす 身捨つるほどの未來のためと  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その心に 宿りしは大和の夢 ただ不撓不屈で 生きるべし  誰の神の子では非ず けれども尊き 人の子  いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い満ちて 響く神風の声  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その身体に 巡れるのは大和の血 君 千代に八千代に いつまでも
神の雪触れたきものは 仄蒼き頬の下 かよう血汐の 生き急ぐぬくもり  時をつなぎ止めるため あなたを抱く 肩の向こう見上げる冬の 夜は羽摶き  いま私に舞い落ちるのは白い雪ではなくて土 冥い闇の底にひとり安らかに埋もれよう この世で大事なものを幾つも失くしてきたのになお まだあなたの美しい横顔に惹かれるのか 果てもなく 狂おしい祈りのように  踏みしだかれた 薄氷の上に立つ 足元すくう凩 天の奈落 越えて届く ひとひらの夢 縋れるならば  いま私に降り注ぐのはやさしい雪ではなく炎 この手で消す術も持たずただ焼かれ朽ちるため この世に変わらぬものなど在りはしないとわかってなお なぜ人はどんな日も無きものばかり望むのか 罰のように 汚れ染みぬ想いに変えて  どうかあなたを包むのは冷たい雪ではなくて星 その輝きに焦がれて私は息絶えるだろう この世に悲しきことは尽きぬほど満ちたと知ってなお なぜこうも易々と涙はあふれるのか 罪人のように いつまでもその腕のなかでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也触れたきものは 仄蒼き頬の下 かよう血汐の 生き急ぐぬくもり  時をつなぎ止めるため あなたを抱く 肩の向こう見上げる冬の 夜は羽摶き  いま私に舞い落ちるのは白い雪ではなくて土 冥い闇の底にひとり安らかに埋もれよう この世で大事なものを幾つも失くしてきたのになお まだあなたの美しい横顔に惹かれるのか 果てもなく 狂おしい祈りのように  踏みしだかれた 薄氷の上に立つ 足元すくう凩 天の奈落 越えて届く ひとひらの夢 縋れるならば  いま私に降り注ぐのはやさしい雪ではなく炎 この手で消す術も持たずただ焼かれ朽ちるため この世に変わらぬものなど在りはしないとわかってなお なぜ人はどんな日も無きものばかり望むのか 罰のように 汚れ染みぬ想いに変えて  どうかあなたを包むのは冷たい雪ではなくて星 その輝きに焦がれて私は息絶えるだろう この世に悲しきことは尽きぬほど満ちたと知ってなお なぜこうも易々と涙はあふれるのか 罪人のように いつまでもその腕のなかで
彼と彼女の聖夜(イヴ)ルーベンスの絵のような 雲が空に溶けて 街中にジングルベル 鈴のようにわらう子供  銀のモミの木見上げ ふたり手をつないだ 心はもうどんな日も 凍えたりしない  こんなに気持ちが きれいにかがやく夜が来る  そっとMerryChristmas 雪のかけら 頬に触れて消えるの ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛はあるの? 目を閉じて祈る  白い教会の屋根 ながれる賛美歌 生まれるその前に 聞いた気がするわ  誰もがやさしく 誰かを守ってるいつでも  だからMerryChristmas 星は灯る 世界中の窓辺に きっとMerryChristmas 離さないと 約束して それが贈りもの  I love you, MerryChristmas 涙になるあふれそうな想いは I love you, MerryChristmas 愛しているだけじゃ とても伝えられないの  そっとMerryChristmas 夢が降りる もうひとりじゃないのね ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛があるの この胸のなかにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ルーベンスの絵のような 雲が空に溶けて 街中にジングルベル 鈴のようにわらう子供  銀のモミの木見上げ ふたり手をつないだ 心はもうどんな日も 凍えたりしない  こんなに気持ちが きれいにかがやく夜が来る  そっとMerryChristmas 雪のかけら 頬に触れて消えるの ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛はあるの? 目を閉じて祈る  白い教会の屋根 ながれる賛美歌 生まれるその前に 聞いた気がするわ  誰もがやさしく 誰かを守ってるいつでも  だからMerryChristmas 星は灯る 世界中の窓辺に きっとMerryChristmas 離さないと 約束して それが贈りもの  I love you, MerryChristmas 涙になるあふれそうな想いは I love you, MerryChristmas 愛しているだけじゃ とても伝えられないの  そっとMerryChristmas 夢が降りる もうひとりじゃないのね ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛があるの この胸のなかに
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
硝子天井のうちゅうガラスの天井 眠りにつくとき 見上げれば夜空は 世界中の 物語を聞かせてくれた  それはどこ? 遠い海 行き交う人の みんな青い目をしている それとも遠い砂漠 らくだに揺られて 終わりのない 旅  四角く切り取られた宇宙 それが僕のすベてだった  あれはどこ? 遠い星 宇宙の果てに いつしか連れて行ってくれると 約束したね 今も あの頃のように 信じて待っているALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ガラスの天井 眠りにつくとき 見上げれば夜空は 世界中の 物語を聞かせてくれた  それはどこ? 遠い海 行き交う人の みんな青い目をしている それとも遠い砂漠 らくだに揺られて 終わりのない 旅  四角く切り取られた宇宙 それが僕のすベてだった  あれはどこ? 遠い星 宇宙の果てに いつしか連れて行ってくれると 約束したね 今も あの頃のように 信じて待っている
瓦礫ノ子守歌眠れ 眠れ そっと お空も静かに 眠るよ  夢だけは あたたかい どんな時も 夜明けまで消えぬよう 見張っているから  この世界に残された 優しさと綺麗なものだけを 見つめていて いまはまだ 穢れなき瞳のまま 映せる  お空の向こうが とどろく  恐くない 腕のなか お耳を塞ごう  かつて街に満ちていた 楽しくて幸せな音楽 思い出して その胸の鼓動のリズムで あなたは 生きるの わたしたちを作りあげた 愛しさと美しいものたちを 取り返して 掌がたとえ汚れても 必ず 掴んでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眠れ 眠れ そっと お空も静かに 眠るよ  夢だけは あたたかい どんな時も 夜明けまで消えぬよう 見張っているから  この世界に残された 優しさと綺麗なものだけを 見つめていて いまはまだ 穢れなき瞳のまま 映せる  お空の向こうが とどろく  恐くない 腕のなか お耳を塞ごう  かつて街に満ちていた 楽しくて幸せな音楽 思い出して その胸の鼓動のリズムで あなたは 生きるの わたしたちを作りあげた 愛しさと美しいものたちを 取り返して 掌がたとえ汚れても 必ず 掴んで
眼球ロマン追いかける 手の鳴る方へ 風を散らし 花を踏んで どこまでも 付いて行くわ 小さな子猫のように  少女の日の遊び 意地悪 隠れんぼの わたしはいつも鬼で 目を塞がれて  いくつ数をかぞえ 振り向く 森の先に 誰の影さえなかったけど さまよった 夕暮れが降りてくるまで  あの時からずっと 探してたような気がする あなただけを  もう見つけられるわ 緑に薫る森も あなたの匂い 嗅ぎ取るの 木漏れ日に目を伏せた ままのわたしも  たとえ盲いた暗がりでも 目蓋は視てる あなただけを  捕まえて そっと掴む けして二度と 逃げられない 籠の中 鍵をかけて 見えない小鳥のために  そして綺麗な青い瞳 わたしが暮らす 星になるの  追いかけて 手の鳴る方へ 風を散らし 花を踏んで どこまでも 付いて来てね 可愛い子犬のように  捕まえた そっと包む わたし以外 映さないの 壜の中 閉じ込めるわ 双つの水晶の玉ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也追いかける 手の鳴る方へ 風を散らし 花を踏んで どこまでも 付いて行くわ 小さな子猫のように  少女の日の遊び 意地悪 隠れんぼの わたしはいつも鬼で 目を塞がれて  いくつ数をかぞえ 振り向く 森の先に 誰の影さえなかったけど さまよった 夕暮れが降りてくるまで  あの時からずっと 探してたような気がする あなただけを  もう見つけられるわ 緑に薫る森も あなたの匂い 嗅ぎ取るの 木漏れ日に目を伏せた ままのわたしも  たとえ盲いた暗がりでも 目蓋は視てる あなただけを  捕まえて そっと掴む けして二度と 逃げられない 籠の中 鍵をかけて 見えない小鳥のために  そして綺麗な青い瞳 わたしが暮らす 星になるの  追いかけて 手の鳴る方へ 風を散らし 花を踏んで どこまでも 付いて来てね 可愛い子犬のように  捕まえた そっと包む わたし以外 映さないの 壜の中 閉じ込めるわ 双つの水晶の玉
贋作師乳白のカンヴァスで 架空の花が浴びる 陽光は偽物かい?  遮断する瞼から 向こうが現実なら 闇の中の君は何  みんな思う ホントの自分は どこにいるのかって  曇ったその目を 抉じ開けてやろう 天賦の腕に祝された 逸品の贋作で  美よりも勝る真正などない 手を尽くされた幻惑と 凡庸な慰みと 罪深きはどっち  さあ見極めよ 君が本当の 君ならば  時を経た 汚れ 傷 熟練と狡猾で 人生さえ模造する  だれも願う この世の真実を悟りたい なんて  腐った耳へと 撃ち込んでやろう 麗しの声に包んだ 呪詛の言葉たちを  偽善に勝る悪こそが善と 地獄の沙汰は金次第 審判は下されず 神にも裁けない  さあ騙されよ いま純然な恍悦に  不随の魂を 震わせてやろう 権威をも翻させる 完璧な贋作で  美に背かれた真理などいらぬ 曝かれてゆく現象と 崩れる本質と 待ち受けるのはどっち  さあ凌駕せよ 君が本物(ほんとう)の 君となりALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也乳白のカンヴァスで 架空の花が浴びる 陽光は偽物かい?  遮断する瞼から 向こうが現実なら 闇の中の君は何  みんな思う ホントの自分は どこにいるのかって  曇ったその目を 抉じ開けてやろう 天賦の腕に祝された 逸品の贋作で  美よりも勝る真正などない 手を尽くされた幻惑と 凡庸な慰みと 罪深きはどっち  さあ見極めよ 君が本当の 君ならば  時を経た 汚れ 傷 熟練と狡猾で 人生さえ模造する  だれも願う この世の真実を悟りたい なんて  腐った耳へと 撃ち込んでやろう 麗しの声に包んだ 呪詛の言葉たちを  偽善に勝る悪こそが善と 地獄の沙汰は金次第 審判は下されず 神にも裁けない  さあ騙されよ いま純然な恍悦に  不随の魂を 震わせてやろう 権威をも翻させる 完璧な贋作で  美に背かれた真理などいらぬ 曝かれてゆく現象と 崩れる本質と 待ち受けるのはどっち  さあ凌駕せよ 君が本物(ほんとう)の 君となり
騎士乙女枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  戦うことを忘れ去って 白い絹に包まれたなら 今あなたが見えるのだろう その手が持つ夢の姿も  でも何故 耳に響く咆哮  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙がある  生きることさえ忘れ去って ひとりまたひとり後退る 微笑は寂しく優しく まるで私哀れむように  ここには 永久に続く渇き  盾を持たぬこの身体が 浴びるは誰が血か己が血か 夕炎の朱も弾く肌に 恐れの色は宿らぬ  枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙があるALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura片倉三起也枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  戦うことを忘れ去って 白い絹に包まれたなら 今あなたが見えるのだろう その手が持つ夢の姿も  でも何故 耳に響く咆哮  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙がある  生きることさえ忘れ去って ひとりまたひとり後退る 微笑は寂しく優しく まるで私哀れむように  ここには 永久に続く渇き  盾を持たぬこの身体が 浴びるは誰が血か己が血か 夕炎の朱も弾く肌に 恐れの色は宿らぬ  枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙がある
鬼帝の剣この胸に抱くのは正義  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と哀しみに どれだけ触れるのか 僕は僕であるため 闇を融かしてゆく  まだ見ぬ世界への 扉をくぐるとき 翼が傷つくのなら この心を 鋼に変え  交差する光よ 落ちる影は 未来の先を 輝かせるだろう  果てしのない宇宙の隅 ひとつひとつ孤独の星に 生きる僕ら 繋がり合う 地球越えるLINE(はし)となるように  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  魂(こころ)の奥に棲む 鬼は片眼を開け 深まる時を見つめる 何が悪で何が善か  誰かを守る為 怒りを持ち 涙を流し 己に熔けゆく  尽きぬものは希望と欲 ひとりひとり刹那の罠に 迷う僕ら 争い合う それが正しい歴史となるのか  遠く近く聳ゆる わが大地 頽れ踏みしめ すべてを還す土の上 包み込む腕の 優しさの記憶 何度でも目覚める 人が人であるため 道は続くだろう  この胸に抱くのは剣  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と憎しみに どれだけ触れようと 僕は僕でありたい  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  そして僕を 護る 勝利ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也この胸に抱くのは正義  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と哀しみに どれだけ触れるのか 僕は僕であるため 闇を融かしてゆく  まだ見ぬ世界への 扉をくぐるとき 翼が傷つくのなら この心を 鋼に変え  交差する光よ 落ちる影は 未来の先を 輝かせるだろう  果てしのない宇宙の隅 ひとつひとつ孤独の星に 生きる僕ら 繋がり合う 地球越えるLINE(はし)となるように  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  魂(こころ)の奥に棲む 鬼は片眼を開け 深まる時を見つめる 何が悪で何が善か  誰かを守る為 怒りを持ち 涙を流し 己に熔けゆく  尽きぬものは希望と欲 ひとりひとり刹那の罠に 迷う僕ら 争い合う それが正しい歴史となるのか  遠く近く聳ゆる わが大地 頽れ踏みしめ すべてを還す土の上 包み込む腕の 優しさの記憶 何度でも目覚める 人が人であるため 道は続くだろう  この胸に抱くのは剣  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と憎しみに どれだけ触れようと 僕は僕でありたい  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  そして僕を 護る 勝利
茸狂乱美味礼讃燭台点るのは 一夜茸 欄間を仄かに照らす翠 月夜茸 円卓には  大皿に盛られたキノコたち 金の音奏で匂い立つ湯気 銅の鍋 カサ開いて お食べと嗤う  舌選ぶ 幸運 美味 尽くした果ての 飽くなき食欲の胞子 胃袋寄生する菌糸  求められた 幻覚 味わって 悪夢 正せない 記憶  不老不死願った 皇帝のように 宮廷仕立てで  ………  指へと燃え爛れ 火炎茸 耳たぶ接吻与える 紅天狗茸 さあ みなさま 嘔吐は床へ  女主みずから 椀へと取り分ける 強靱なる客人たちよ 至高の茸(くさびら)の欠片  酔って蕩ける 幸福 饗し合え 苦痛 長らえよ 息を  白膚美顔の 美姫たちが待てる 地階の閨処へ  ………  嗅ぎ分けよ 悪運 毒塗れた果てに 魂の底から発芽 心の臓波打つ増殖  嗚呼極彩 狂乱 取り込んで 悪夢 戻れない 記憶  不老不死叶え 共生の供宴 わたくしと永遠に  ………  死した者に 植えよ キノコALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也燭台点るのは 一夜茸 欄間を仄かに照らす翠 月夜茸 円卓には  大皿に盛られたキノコたち 金の音奏で匂い立つ湯気 銅の鍋 カサ開いて お食べと嗤う  舌選ぶ 幸運 美味 尽くした果ての 飽くなき食欲の胞子 胃袋寄生する菌糸  求められた 幻覚 味わって 悪夢 正せない 記憶  不老不死願った 皇帝のように 宮廷仕立てで  ………  指へと燃え爛れ 火炎茸 耳たぶ接吻与える 紅天狗茸 さあ みなさま 嘔吐は床へ  女主みずから 椀へと取り分ける 強靱なる客人たちよ 至高の茸(くさびら)の欠片  酔って蕩ける 幸福 饗し合え 苦痛 長らえよ 息を  白膚美顔の 美姫たちが待てる 地階の閨処へ  ………  嗅ぎ分けよ 悪運 毒塗れた果てに 魂の底から発芽 心の臓波打つ増殖  嗚呼極彩 狂乱 取り込んで 悪夢 戻れない 記憶  不老不死叶え 共生の供宴 わたくしと永遠に  ………  死した者に 植えよ キノコ
君影草静かに 鳴く風 広がる 野原で  緑に 埋もれて 連なる 花の名  君影草と そっとあなたは 俯きながら 鈴の音の声  ああ人生は 美しいと そう教えてくれた人  光を受け 咲いていよう 悠久の時 その中の 一瞬だとしても  涙の しずくで 育った 花のよう  果てない世界 その片隅で 寄り添い集う やさしい縁(えにし)  ああ人生は 時に哀しい 触れた指は離れて  またひとりの 夜が降りる 思い出という 忘れ物 胸の奥 仕舞って  生きることは なおも愛しい そう今ならわかるから  ああ人生は 唯 美しい  悠久の時 その中で 重なる 煌めきをALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Tsuyoshi Watanabe静かに 鳴く風 広がる 野原で  緑に 埋もれて 連なる 花の名  君影草と そっとあなたは 俯きながら 鈴の音の声  ああ人生は 美しいと そう教えてくれた人  光を受け 咲いていよう 悠久の時 その中の 一瞬だとしても  涙の しずくで 育った 花のよう  果てない世界 その片隅で 寄り添い集う やさしい縁(えにし)  ああ人生は 時に哀しい 触れた指は離れて  またひとりの 夜が降りる 思い出という 忘れ物 胸の奥 仕舞って  生きることは なおも愛しい そう今ならわかるから  ああ人生は 唯 美しい  悠久の時 その中で 重なる 煌めきを
君がため、惜しからざりし命さへわが余命幾ばくか 死神のみぞ知りたもう 残った日々すべてを たとえ引きかえにしても  君がそばに いたあの時に 戻れるなら なんでもしよう  生まれて初めて死ぬほど 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋  この世に生きるだけで 背負った罪はないだろうか 粗末な人間には けしてなりたくないとか  もう汚れた 感情なのか すべて君の ためだとしても  生まれて初めて死ぬほど 恋しいと思う人がいる  これまで独りが耐えられず 慄えたことなどなかったのに  なぜ欲してはいけないのか 僕だけのために流される 温かく美しい一滴 紅い血の  ハバタク羽根 与エタモウ マダソノ胸ニ 光ハトドクワ  生まれて初めて死んでも 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わが余命幾ばくか 死神のみぞ知りたもう 残った日々すべてを たとえ引きかえにしても  君がそばに いたあの時に 戻れるなら なんでもしよう  生まれて初めて死ぬほど 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋  この世に生きるだけで 背負った罪はないだろうか 粗末な人間には けしてなりたくないとか  もう汚れた 感情なのか すべて君の ためだとしても  生まれて初めて死ぬほど 恋しいと思う人がいる  これまで独りが耐えられず 慄えたことなどなかったのに  なぜ欲してはいけないのか 僕だけのために流される 温かく美しい一滴 紅い血の  ハバタク羽根 与エタモウ マダソノ胸ニ 光ハトドクワ  生まれて初めて死んでも 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋
君の名を愛しいただひとつの名を呼べど 返る声無き夜の果てよ  静寂かすめて曳くひとすじ 蜉蝣の碧く長い尾のように  やさしさ喜び込め ときに悲しみ満ち いくどいくど呼んだろう こうして  いまも甘く 耳に留まった 麗し君の声のひとひら  振り向く白い顔 見せておくれ  もう一度 ふたたびALI PROJECT宝野アリカベートーベン愛しいただひとつの名を呼べど 返る声無き夜の果てよ  静寂かすめて曳くひとすじ 蜉蝣の碧く長い尾のように  やさしさ喜び込め ときに悲しみ満ち いくどいくど呼んだろう こうして  いまも甘く 耳に留まった 麗し君の声のひとひら  振り向く白い顔 見せておくれ  もう一度 ふたたび
共月亭で逢いましょう菩提樹の 並木越えて 星座の舟が 行くわ 夏空の 掟のように この一年を わたしはひとり  想い出す この四阿 あなたの腕で 待った お月様 どこか降りて さよならだけが 浮かんでいたわ  きっと 来ると あなた呼べば 星が コトリ  今宵 今宵 晴れわたる 共月亭で逢いましょう ひとつ ひとつ 想い出を 宇宙(そら)に放し数えましょう  天界は 祝いの美酒 星の祭りに 唄う 月光を 汲んだグラス わたしにだけは 冷たく凍みる  とおい 国で あなた同じ 光に ユラリ  今宵 今宵 賑わいの 共月亭で逢いましょう 空が 空が 胸めがけ 墜ちて壊れゆくまえに  今宵 今宵 恋ケ淵 共月亭で逢いましょう 明日は 明日は 消えてゆく 真夏の夜の夢でしょうALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA斉藤聡菩提樹の 並木越えて 星座の舟が 行くわ 夏空の 掟のように この一年を わたしはひとり  想い出す この四阿 あなたの腕で 待った お月様 どこか降りて さよならだけが 浮かんでいたわ  きっと 来ると あなた呼べば 星が コトリ  今宵 今宵 晴れわたる 共月亭で逢いましょう ひとつ ひとつ 想い出を 宇宙(そら)に放し数えましょう  天界は 祝いの美酒 星の祭りに 唄う 月光を 汲んだグラス わたしにだけは 冷たく凍みる  とおい 国で あなた同じ 光に ユラリ  今宵 今宵 賑わいの 共月亭で逢いましょう 空が 空が 胸めがけ 墜ちて壊れゆくまえに  今宵 今宵 恋ケ淵 共月亭で逢いましょう 明日は 明日は 消えてゆく 真夏の夜の夢でしょう
恐怖の頭脳改革ランラランダ 少年が言う オオカミがきたぞ! 村人 銃をかかえ 丘へと急ぐよ  ライラライダ 羊は言う ぼくたちは安泰 守られ 干し草を 食み昼寝さ  嘘じゃないんだ ヤツは 森へと 消えたけど すぐきっと 戻ってくるよ  ランラランダ 少年また オオカミ!と叫ぶ 村人 向かえども 長閑な丘  やがて 誰も 耳を 貸さない 真面目に信じたら 馬鹿を見るさと  人も羊 群をなし 同じ平和に慣れていく 危険なんて絵空事  ランラ懶惰 オオカミは言う 俺(オイラ)の好物は ライラ懶惰 家畜より人間の方さ  武器を 持つ間も なくて 全員 食べられて村には ほんとの平和ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ランラランダ 少年が言う オオカミがきたぞ! 村人 銃をかかえ 丘へと急ぐよ  ライラライダ 羊は言う ぼくたちは安泰 守られ 干し草を 食み昼寝さ  嘘じゃないんだ ヤツは 森へと 消えたけど すぐきっと 戻ってくるよ  ランラランダ 少年また オオカミ!と叫ぶ 村人 向かえども 長閑な丘  やがて 誰も 耳を 貸さない 真面目に信じたら 馬鹿を見るさと  人も羊 群をなし 同じ平和に慣れていく 危険なんて絵空事  ランラ懶惰 オオカミは言う 俺(オイラ)の好物は ライラ懶惰 家畜より人間の方さ  武器を 持つ間も なくて 全員 食べられて村には ほんとの平和
凶夢伝染GOLD LYLIC蒼キ朝(アシタ)過去ハ死セリ 君ハマタ孤独ヲ抱ク  夜ヲ覆ウ目蓋開ケ 凶キ影ヲ恐レルナカレ  仄くらき柩から 産み堕とされた人形のように 躰は赤く凍え 心は闇にあやされ育つ  君に僕が見えるかい つなぐ手の冷たさに 鮮血の爪立てる 眉寄せてごらんよ  壊し合おう 先に続く 謎に満ちる結末を  羽も脚ももがれたまま 虚空のなか朽ち果てるより  もうひとり僕がいて 誰かを痛いほど愛しているんだ  さぁどっちが 幻だろうね  劈く絶叫より おぞましきもの人の囁き 悪しき言霊ばかり 心操伝わってゆく  僕は君に触れていたい たとえみんな消えても 騙されてあげようか 綺麗に笑いなよ  交わし合おう 恋うるように いつか綴られる希望(ゆめ)を  血と涙に塗れたって 待ってるのは絶望じゃない  もうひとり君がいて 誰かを殺すほど傷付けていても  ねぇいったい 罪って何だろう  蒼キ朝過去ハ死セリ 僕ハマタ孤独ヲ知ル  夜ヲ覆ウ目蓋開ケ 凶キ影ヲ恐レルナカレ  壊し合おう 先に続く 謎に満ちる結末を  羽も脚ももがれたまま 虚空のなか朽ち果てるより  ああここに僕らはいる ほんとは痛いほど 生きていたいんだ  もぅとっくに答えは 分かってるね?GOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也蒼キ朝(アシタ)過去ハ死セリ 君ハマタ孤独ヲ抱ク  夜ヲ覆ウ目蓋開ケ 凶キ影ヲ恐レルナカレ  仄くらき柩から 産み堕とされた人形のように 躰は赤く凍え 心は闇にあやされ育つ  君に僕が見えるかい つなぐ手の冷たさに 鮮血の爪立てる 眉寄せてごらんよ  壊し合おう 先に続く 謎に満ちる結末を  羽も脚ももがれたまま 虚空のなか朽ち果てるより  もうひとり僕がいて 誰かを痛いほど愛しているんだ  さぁどっちが 幻だろうね  劈く絶叫より おぞましきもの人の囁き 悪しき言霊ばかり 心操伝わってゆく  僕は君に触れていたい たとえみんな消えても 騙されてあげようか 綺麗に笑いなよ  交わし合おう 恋うるように いつか綴られる希望(ゆめ)を  血と涙に塗れたって 待ってるのは絶望じゃない  もうひとり君がいて 誰かを殺すほど傷付けていても  ねぇいったい 罪って何だろう  蒼キ朝過去ハ死セリ 僕ハマタ孤独ヲ知ル  夜ヲ覆ウ目蓋開ケ 凶キ影ヲ恐レルナカレ  壊し合おう 先に続く 謎に満ちる結末を  羽も脚ももがれたまま 虚空のなか朽ち果てるより  ああここに僕らはいる ほんとは痛いほど 生きていたいんだ  もぅとっくに答えは 分かってるね?
鏡面界 im Juni六月の雨に 薄紫の花 堕ちてゆくだけの 動かぬ蝶の色 手をのばしても 何も触れない 貴方はこんなに 近くにいるのに  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 永遠に繰り返す 砕けたまま 星のように キラキラと  六月の雨は ひらいた花の色 読み忘れていた 詩集の紐をとく 手をのばしたら みんな消えてく 貴方もきっと 消えてしまうでしょう  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 虚ろって繰り返す 果てしない夢のように つめたい心の中 砕けたまま 星となりぬ キラキラと キラキラと…ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也六月の雨に 薄紫の花 堕ちてゆくだけの 動かぬ蝶の色 手をのばしても 何も触れない 貴方はこんなに 近くにいるのに  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 永遠に繰り返す 砕けたまま 星のように キラキラと  六月の雨は ひらいた花の色 読み忘れていた 詩集の紐をとく 手をのばしたら みんな消えてく 貴方もきっと 消えてしまうでしょう  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 虚ろって繰り返す 果てしない夢のように つめたい心の中 砕けたまま 星となりぬ キラキラと キラキラと…
極まれり赤(rouge) 画家(えかき)は描く 朱色の 絵の具で 身体に溢れる 血のように心臓のように 画布の上に  青(blue) 詩人は綴る 滲むペン先で 瞳から伝う 哀しみや憂い魂を 漉いた紙に  黄(jaune) 歌い手は泣く しずかなる声で 眠れる涙を 慰めるように撫でながら ひかり示し  黒(noir) 舞踏家は舞う 自らの脚で 鼓動をふるわせ くうを蹴り腕を遠く上げ 大地の上  白(blanc) 私は探す 透明な心は まだ色持たない 歓びも苦しみもすべて 受け取るまで  De quelle couleur est le monde? 世界を彩る ひとりとひとり 誰もが生きている 成すべきものの為にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也赤(rouge) 画家(えかき)は描く 朱色の 絵の具で 身体に溢れる 血のように心臓のように 画布の上に  青(blue) 詩人は綴る 滲むペン先で 瞳から伝う 哀しみや憂い魂を 漉いた紙に  黄(jaune) 歌い手は泣く しずかなる声で 眠れる涙を 慰めるように撫でながら ひかり示し  黒(noir) 舞踏家は舞う 自らの脚で 鼓動をふるわせ くうを蹴り腕を遠く上げ 大地の上  白(blanc) 私は探す 透明な心は まだ色持たない 歓びも苦しみもすべて 受け取るまで  De quelle couleur est le monde? 世界を彩る ひとりとひとり 誰もが生きている 成すべきものの為に
金いろのひつじどんなに離れてても わたしは君を想う  心だけ 翼を持つ ああ風のように  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える  いつでも帰る故郷 ある人は幸せだわ  たそがれに金の羊 ああ空をのぼる  泣かないで そこにいて 懐かしい声を聞かせて あしたへと つづく道 今宵も君を運ぶよ そっと  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見えるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也どんなに離れてても わたしは君を想う  心だけ 翼を持つ ああ風のように  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える  いつでも帰る故郷 ある人は幸せだわ  たそがれに金の羊 ああ空をのぼる  泣かないで そこにいて 懐かしい声を聞かせて あしたへと つづく道 今宵も君を運ぶよ そっと  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える
禁忌 TABOO影ヲ見ナイ 罪ノ光(アカリ)  醜い奴ほど 偉ぶる世界で 僕らの仮面は 黒革仕立て  TABOO 犯せ その禁忌 一寸先 夜逃げ道 奈落に背き TABOO 跨げ その禁区 恐れこそが裸身の 下に纏う絹のローブ 震える捕らわれたる君と 口づけを交わし合おう 淫夢の扉のアチラ側  闇ゾ真 罰ハ現  なぜ僕らの耳 塞がれもせずに 良品生産 軋む機械音  TABOO 護れ この禁忌 あんたらに理解など 誰が求めよう TABOO 放て その禁句 いつか壊せるはずで 傷つくのも構わない だけど勘弁 その汚れに 塗れるのが厭なんだ 意外と指先の 繊細  LOVE 弄ぶ わが美学 流行など唾の中 穢れの絵の具 Gothic 愛しこの思想 秘すれば花は薫る 腐るほどなお甘く まるで君の舌のようだね 口づけを捧げ合おう 因果のイコンの前で 交接をつづけ合おう 淫夢の扉のアチラ側ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也影ヲ見ナイ 罪ノ光(アカリ)  醜い奴ほど 偉ぶる世界で 僕らの仮面は 黒革仕立て  TABOO 犯せ その禁忌 一寸先 夜逃げ道 奈落に背き TABOO 跨げ その禁区 恐れこそが裸身の 下に纏う絹のローブ 震える捕らわれたる君と 口づけを交わし合おう 淫夢の扉のアチラ側  闇ゾ真 罰ハ現  なぜ僕らの耳 塞がれもせずに 良品生産 軋む機械音  TABOO 護れ この禁忌 あんたらに理解など 誰が求めよう TABOO 放て その禁句 いつか壊せるはずで 傷つくのも構わない だけど勘弁 その汚れに 塗れるのが厭なんだ 意外と指先の 繊細  LOVE 弄ぶ わが美学 流行など唾の中 穢れの絵の具 Gothic 愛しこの思想 秘すれば花は薫る 腐るほどなお甘く まるで君の舌のようだね 口づけを捧げ合おう 因果のイコンの前で 交接をつづけ合おう 淫夢の扉のアチラ側
KING KNIGHTはるかな遠い昔 この手は翼でなく 双つの剣で  草いきれの褥で 僕らは獣のように 息を殺してた  いま孤独と虚無の中で 騒ぎ滾る血をいかにしよう 本当の強さ欲しいと願えば 導かれるのか  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し つわものどもが夢の跡を 心を覆いつくす盾を取り払えよ 見えない国境はすぐそこに  地獄の底から声がきこえても “まだまだ夜明けは遠かろう”  触れ得ぬ星の屑 希望の輝きは 一夜に消えども  永遠なる明日はいづこ 瞬間刹那の時 つなぎ永劫を  どこに畏怖も畏敬もなく 生きる空しさをなんとしよう 真の優しさ安逸の揺り籠に 育ちはしない  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 雄々しき國の末裔たち 張り巡らされた高き柵を飛び越えよ まだ見ぬ世界は果てしない  天の彼方から歌が降り注ぐ 帝の恩恵をその背に  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し もののふたちが辿りし道 その想い封じ込める楔を外せよ ぬかる足跡も乾くだろう  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 麗しき國の先駆者たち 終わりなき戦いに投じる御身へと 誠の魂宿るまで  もうひとりの自分が僕に声かける “ここからすべてが始まる”ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也はるかな遠い昔 この手は翼でなく 双つの剣で  草いきれの褥で 僕らは獣のように 息を殺してた  いま孤独と虚無の中で 騒ぎ滾る血をいかにしよう 本当の強さ欲しいと願えば 導かれるのか  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し つわものどもが夢の跡を 心を覆いつくす盾を取り払えよ 見えない国境はすぐそこに  地獄の底から声がきこえても “まだまだ夜明けは遠かろう”  触れ得ぬ星の屑 希望の輝きは 一夜に消えども  永遠なる明日はいづこ 瞬間刹那の時 つなぎ永劫を  どこに畏怖も畏敬もなく 生きる空しさをなんとしよう 真の優しさ安逸の揺り籠に 育ちはしない  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 雄々しき國の末裔たち 張り巡らされた高き柵を飛び越えよ まだ見ぬ世界は果てしない  天の彼方から歌が降り注ぐ 帝の恩恵をその背に  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し もののふたちが辿りし道 その想い封じ込める楔を外せよ ぬかる足跡も乾くだろう  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 麗しき國の先駆者たち 終わりなき戦いに投じる御身へと 誠の魂宿るまで  もうひとりの自分が僕に声かける “ここからすべてが始まる”
禁書夜毎にわたしの洋墨(インク)は垂れる 人生を綴る羊皮紙の上に それなり甘美な筋書き  それでも書棚に積み上げられた 古今東西本の中 あなたの小説ひとつに 及ばない  活字貪り生きられればいい 扉開けるように次の表紙を また開く  現など捨てて行く ここは崇拝図書館(bibliotheqou) 神々しく気の触れたその右手のペン先が わたしの脳に物語を認めてく官能 ああどうか躰を裂き 直に美しい妄想 注いでください 失神するまで  叡智は閃光と暗澹湛え 熟成されながら言葉に宿る 悪魔と天上の爛酔  他に何もわたしはいらない あなたの世界へと飛べる 想像力あれば  命かけ読み耽る ここは終身図書館 見目麗しく並び語られる文字は音楽 瞼も胸も捲られてく目眩く幻覚 もうどうかこの魂 潰れるくらい凄絶な たった一度きりの結末をください  奇なる事実より奇な ここは禁断図書館 わたしが死んだ後は青褪めた皮膚を剥ぎとり 鞣して縫い合わせて装丁に飾ってほしい 時の黴纏いつつ 世界に唯一の私家版 誰かが手に取るまで息を潜める  わたしこそがあなたの描いた妄想ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也夜毎にわたしの洋墨(インク)は垂れる 人生を綴る羊皮紙の上に それなり甘美な筋書き  それでも書棚に積み上げられた 古今東西本の中 あなたの小説ひとつに 及ばない  活字貪り生きられればいい 扉開けるように次の表紙を また開く  現など捨てて行く ここは崇拝図書館(bibliotheqou) 神々しく気の触れたその右手のペン先が わたしの脳に物語を認めてく官能 ああどうか躰を裂き 直に美しい妄想 注いでください 失神するまで  叡智は閃光と暗澹湛え 熟成されながら言葉に宿る 悪魔と天上の爛酔  他に何もわたしはいらない あなたの世界へと飛べる 想像力あれば  命かけ読み耽る ここは終身図書館 見目麗しく並び語られる文字は音楽 瞼も胸も捲られてく目眩く幻覚 もうどうかこの魂 潰れるくらい凄絶な たった一度きりの結末をください  奇なる事実より奇な ここは禁断図書館 わたしが死んだ後は青褪めた皮膚を剥ぎとり 鞣して縫い合わせて装丁に飾ってほしい 時の黴纏いつつ 世界に唯一の私家版 誰かが手に取るまで息を潜める  わたしこそがあなたの描いた妄想
禁じられた遊びGOLD LYLIC薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  自己と云う柩の中 魂はまだ動いてる 千切れた翅は月光に 生き返り 潤むわ 闇よりも 怖いのは孤独 ふたりの証 十字架の元で 貪りませう  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  罪でもいい 好きと言って 禁断のくちびるを  世界は聳え建つお城 門を開けるのは神 そんなふうに導きつづけて  そしてわたしの目を 塞いだら 誰よりやさしく 名前を呼んで その時知るでしょう 永遠の意味を  薔薇の指輪まじえて 革のリボンむすんで 鏡の間の舞踏会 すべてが狂おしい 迷い込んで悟れよ巡る愛の歴史を 涙で飾ろう黒いマリアージュ  嘘では嫌 好きと言って 純潔のくちびるで  薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  心から 好きと言うわ 穢れなきくちづけをGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  自己と云う柩の中 魂はまだ動いてる 千切れた翅は月光に 生き返り 潤むわ 闇よりも 怖いのは孤独 ふたりの証 十字架の元で 貪りませう  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  罪でもいい 好きと言って 禁断のくちびるを  世界は聳え建つお城 門を開けるのは神 そんなふうに導きつづけて  そしてわたしの目を 塞いだら 誰よりやさしく 名前を呼んで その時知るでしょう 永遠の意味を  薔薇の指輪まじえて 革のリボンむすんで 鏡の間の舞踏会 すべてが狂おしい 迷い込んで悟れよ巡る愛の歴史を 涙で飾ろう黒いマリアージュ  嘘では嫌 好きと言って 純潔のくちびるで  薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  心から 好きと言うわ 穢れなきくちづけを
空宙舞踏会香りの 絹ずれ 眠りと夢の はざまで  胸の奥処(おくか)へと堕(お)ちてきた 金色の橋 見えない地図へ導く  水星 みずうみ そっと踏み出す爪先は 青く濡れ  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!  悲しい 夢より 儚い日々に 踊らん  宇宙の彼方へ飛び立った 少女の時間(とき)に 恋など はや色褪せて  流星 緋の道 薔薇を啄(ついば)む口唇は なお 赤く  くたびれ帽子の ピエロの手をとり 今宵 宇宙で 揺れる揺れる舞踏会 仮面の下で 泣いて笑え!  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!ALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA香りの 絹ずれ 眠りと夢の はざまで  胸の奥処(おくか)へと堕(お)ちてきた 金色の橋 見えない地図へ導く  水星 みずうみ そっと踏み出す爪先は 青く濡れ  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!  悲しい 夢より 儚い日々に 踊らん  宇宙の彼方へ飛び立った 少女の時間(とき)に 恋など はや色褪せて  流星 緋の道 薔薇を啄(ついば)む口唇は なお 赤く  くたびれ帽子の ピエロの手をとり 今宵 宇宙で 揺れる揺れる舞踏会 仮面の下で 泣いて笑え!  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!
喰らう女霞嘗めて生きる つもりだった舌は 有象無象の味を 覚えすぎて健啖  まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの  飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在(からだ)も  負った傷見えない 朱い口開けて 呑み込んでいくのよ ありとあらゆる感情  まだ吸って また嘔吐もどし 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいのに  飼い慣らしたハイエナたち 腐肉噛んで 凝った血も溢れ出し 生き返る獲物  喰らい喰らえ 人生を 喰らい喰らえ 快楽を  まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの  まだ吸って また嘔吐し 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいけど  飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在もALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也霞嘗めて生きる つもりだった舌は 有象無象の味を 覚えすぎて健啖  まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの  飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在(からだ)も  負った傷見えない 朱い口開けて 呑み込んでいくのよ ありとあらゆる感情  まだ吸って また嘔吐もどし 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいのに  飼い慣らしたハイエナたち 腐肉噛んで 凝った血も溢れ出し 生き返る獲物  喰らい喰らえ 人生を 喰らい喰らえ 快楽を  まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの  まだ吸って また嘔吐し 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいけど  飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在も
黒百合隠密カゲキダンこんな醜い世の中で 演じつづけようなどマゾヒズム こんな愚かしい世間を 渡り合ってみるのならサディスティック  みんなホントに信じてるの? 人は誰でも平等だなんて 左倣えのよい子たちは その他大勢ネズミ役で充分  さぁそろそろ マシな脚本 書いてくださらない?  カワイイだけが取り柄なんて 天然なのがビトクなんて 無能の主役にはうんざり 愛とか謳ったり  白雪姫の魔女のような 赤頭巾の狼のような お菓子の家の老婆のような 素敵なあなたがいい  華やかにどん底を!  中味アタマが大事だけど 見た目伴わなくっちゃダメだわ 磨き着飾り参りましょ ここは自分のためのステージよ  ねぇそもそも 誰も上手く 踊れるわけじゃない  サルより美人な女より ヤギより優しい男より くだらぬハッピーエンドより 愛憎悲喜劇を  バラ鞭打つ女王様のように 四つん這いの奴隷のように お花を喰むロリヰタのように 化けられる君がいい  陰惨に絶頂を!  終幕前は暗転のまま 終幕前は暗転のまま 黒百合薔薇の 見事なヤミの中  安手のお涙頂戴の 押しつけ感動物語 つまらぬ司会にもげんなり 善とか語ったり  明るい未来は絵空事 波瀾万丈は他人事 唯一無二のアタシたちが 作れば本物の 世界だわ  偽りのない舞台ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也こんな醜い世の中で 演じつづけようなどマゾヒズム こんな愚かしい世間を 渡り合ってみるのならサディスティック  みんなホントに信じてるの? 人は誰でも平等だなんて 左倣えのよい子たちは その他大勢ネズミ役で充分  さぁそろそろ マシな脚本 書いてくださらない?  カワイイだけが取り柄なんて 天然なのがビトクなんて 無能の主役にはうんざり 愛とか謳ったり  白雪姫の魔女のような 赤頭巾の狼のような お菓子の家の老婆のような 素敵なあなたがいい  華やかにどん底を!  中味アタマが大事だけど 見た目伴わなくっちゃダメだわ 磨き着飾り参りましょ ここは自分のためのステージよ  ねぇそもそも 誰も上手く 踊れるわけじゃない  サルより美人な女より ヤギより優しい男より くだらぬハッピーエンドより 愛憎悲喜劇を  バラ鞭打つ女王様のように 四つん這いの奴隷のように お花を喰むロリヰタのように 化けられる君がいい  陰惨に絶頂を!  終幕前は暗転のまま 終幕前は暗転のまま 黒百合薔薇の 見事なヤミの中  安手のお涙頂戴の 押しつけ感動物語 つまらぬ司会にもげんなり 善とか語ったり  明るい未来は絵空事 波瀾万丈は他人事 唯一無二のアタシたちが 作れば本物の 世界だわ  偽りのない舞台
桂花葬盛りの森で わたし眠る あなたの夢を 噎せるような 香りに涵し ここから見上げる 星は 金の鎖  静かな胸を 慄わすのは あなたが去った 足音の凍った欠片 梢に掛かった 星は 銀の斧  金木犀が 揺れてる  人はなぜ はるかなる 天ばかり 仰ぐのだろう 帰ってゆくのは 深い深い土 その下なのに  いくつ辿って 思いだせる 痺れるくらい 甘い記憶 ひとつふたつ 指をのばしても 触れるのは 風だけ  金木犀が 散らばる  弔いの列のように 時が 通り過ぎて逝く この目を閉じれば 遠い遠い日に 戻って行けるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也盛りの森で わたし眠る あなたの夢を 噎せるような 香りに涵し ここから見上げる 星は 金の鎖  静かな胸を 慄わすのは あなたが去った 足音の凍った欠片 梢に掛かった 星は 銀の斧  金木犀が 揺れてる  人はなぜ はるかなる 天ばかり 仰ぐのだろう 帰ってゆくのは 深い深い土 その下なのに  いくつ辿って 思いだせる 痺れるくらい 甘い記憶 ひとつふたつ 指をのばしても 触れるのは 風だけ  金木犀が 散らばる  弔いの列のように 時が 通り過ぎて逝く この目を閉じれば 遠い遠い日に 戻って行ける
桂冠詩人わが心を夜毎 冷たい月の 光に凍らせて 粉々に砕けば  燦爛と燃え 破片は胸を刺さん これが愛する痛みと  白亜の神殿に 刻まれた幾万の詩 過去からの営み なぞる如く生きては ただ歌を紡ぐ 狂おしき宿命  なおも馨しく 苦しみ伝う血  わが涙を注ぐ 静かな海に 水面の輝きに 抱かれて沈むなら  深淵に落ち 蒼い真珠とならん 偽りなき恋ならば  想いの海原を 言葉は帆船(ふね)になって どこまでも旅する 辿り着く岸辺は この世にはないのに 波は永久に寄せる  頭上に戴く 泡沫の花よ  天へと捧げん 空に書き風に詩い 最後の一節まで 月桂の葉匂う 美し供物となれ この命を添えて  すべて時の砂 埋もれたあともALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わが心を夜毎 冷たい月の 光に凍らせて 粉々に砕けば  燦爛と燃え 破片は胸を刺さん これが愛する痛みと  白亜の神殿に 刻まれた幾万の詩 過去からの営み なぞる如く生きては ただ歌を紡ぐ 狂おしき宿命  なおも馨しく 苦しみ伝う血  わが涙を注ぐ 静かな海に 水面の輝きに 抱かれて沈むなら  深淵に落ち 蒼い真珠とならん 偽りなき恋ならば  想いの海原を 言葉は帆船(ふね)になって どこまでも旅する 辿り着く岸辺は この世にはないのに 波は永久に寄せる  頭上に戴く 泡沫の花よ  天へと捧げん 空に書き風に詩い 最後の一節まで 月桂の葉匂う 美し供物となれ この命を添えて  すべて時の砂 埋もれたあとも
形而上的な、蝶になる蠕かすもの 留まれるもの 分解されよ 再生されよ  静寂を 這いずる きぬずれ 翠の影  思考をこえて 言葉をこえて 囁やけるもの 問いかけるもの そしてわたしがいる そしてわたしはいる  いつ 現れ  はじめに在りき そのひと滴  蠕かすもの 留まれるもの 分解されよ 再生されよ  暗色を 這いでる 訪れ 瑠璃の裂け目  思考をこえて 言葉をこえて 囁やけるもの 問いかけるもの そしてわたしがいる そしてわたしはいる  いま 現れ  はじめから無い 時間に止まる  変態 風に水に揺蕩うよう 舞い上がらんΨυχη  ……  蠕かすもの 留まれるもの 分解されよ 再生されよ  静寂を 這いずる きぬずれ 翠の影  思考をこえて 言葉をこえて 囁やけるもの 問いかけるもの そしてわたしがいる そしてわたしはいる  また 現れ  終わることなく 繰り返される  羽化 濡れた翅から広げ 燃え上がらんΨυχη  ただすべては 毀れたる鱗粉の粒子の中 なれどALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也蠕かすもの 留まれるもの 分解されよ 再生されよ  静寂を 這いずる きぬずれ 翠の影  思考をこえて 言葉をこえて 囁やけるもの 問いかけるもの そしてわたしがいる そしてわたしはいる  いつ 現れ  はじめに在りき そのひと滴  蠕かすもの 留まれるもの 分解されよ 再生されよ  暗色を 這いでる 訪れ 瑠璃の裂け目  思考をこえて 言葉をこえて 囁やけるもの 問いかけるもの そしてわたしがいる そしてわたしはいる  いま 現れ  はじめから無い 時間に止まる  変態 風に水に揺蕩うよう 舞い上がらんΨυχη  ……  蠕かすもの 留まれるもの 分解されよ 再生されよ  静寂を 這いずる きぬずれ 翠の影  思考をこえて 言葉をこえて 囁やけるもの 問いかけるもの そしてわたしがいる そしてわたしはいる  また 現れ  終わることなく 繰り返される  羽化 濡れた翅から広げ 燃え上がらんΨυχη  ただすべては 毀れたる鱗粉の粒子の中 なれど
汚れなき悪意傷を負った若い獣が 檻に囲われ閉じ込められ 自由という名の荒野へと 駆け出す夢ばかり見る それが今のこのわたしの姿  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が間違いで どれが正しいか この手で選ぶにはまだ世界は大きすぎて  君ならわかってくれると思った  月が雫を降らせるなら 今宵涙の代わりにしよう 少しだけ生きただけなのに かぶさる孤独の影は 長く深くわたしを包むから  なぜ君に出逢い その頬に触れて またひとりになると知っても愛し どこが始まりで いつが終わりかと 迷い込んで行き止まって慄えているばかり 何より優しさに怯えてた  なぜ人は生まれ なぜ死んでゆくか 幼いまま答えを探しつづけ ああ君と出逢い その背を見送り また逢えると信じるのは愚かなのだろうか  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が悪なのか そして善なのか この目が捉えるのには世界は翳りすぎる  だから君にそばにいて欲しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也・斉藤聡傷を負った若い獣が 檻に囲われ閉じ込められ 自由という名の荒野へと 駆け出す夢ばかり見る それが今のこのわたしの姿  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が間違いで どれが正しいか この手で選ぶにはまだ世界は大きすぎて  君ならわかってくれると思った  月が雫を降らせるなら 今宵涙の代わりにしよう 少しだけ生きただけなのに かぶさる孤独の影は 長く深くわたしを包むから  なぜ君に出逢い その頬に触れて またひとりになると知っても愛し どこが始まりで いつが終わりかと 迷い込んで行き止まって慄えているばかり 何より優しさに怯えてた  なぜ人は生まれ なぜ死んでゆくか 幼いまま答えを探しつづけ ああ君と出逢い その背を見送り また逢えると信じるのは愚かなのだろうか  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が悪なのか そして善なのか この目が捉えるのには世界は翳りすぎる  だから君にそばにいて欲しい
快楽のススメ欲しい行為(モノ)は何でせう きっとお気に召して 倶楽部エピキュリアン 特上級のお客様に お届けいたしますわ この世に 在らざる快楽  浮き世の世事ほど 萎えるものはない 繋がり合う男女も 所詮アカの他人 ならば虚も煩いもない契り あなたの生き様彩る 素晴らしい契約を  好む行為(こと)はどれでせう 後悔させません 倶楽部エピキュリア 此処では精も根も尽きぬ 身を以て知る頃は 盛りの 桃源の春夜  白磁の肌には 桜の色秘め 好色の眼(まなこ)に 晒されて薫らん ああいけませんわ 後には退けぬこと 承知の上では 火をつけても燃えぬ覚書  今宵その気 いかがでせう さらに奥へどうぞ 肉林ヘドニズム 二度目の恋のように少し お慣れになった様子 ハードに さあ参りませんか  先は 見えぬ それが 常と  欲しい明日は何処でせう もっとお気に召すよう 極楽エピキュリアン 最上優遇顧客様に お渡しいたしますわ この世で 出逢えぬ悦楽ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也欲しい行為(モノ)は何でせう きっとお気に召して 倶楽部エピキュリアン 特上級のお客様に お届けいたしますわ この世に 在らざる快楽  浮き世の世事ほど 萎えるものはない 繋がり合う男女も 所詮アカの他人 ならば虚も煩いもない契り あなたの生き様彩る 素晴らしい契約を  好む行為(こと)はどれでせう 後悔させません 倶楽部エピキュリア 此処では精も根も尽きぬ 身を以て知る頃は 盛りの 桃源の春夜  白磁の肌には 桜の色秘め 好色の眼(まなこ)に 晒されて薫らん ああいけませんわ 後には退けぬこと 承知の上では 火をつけても燃えぬ覚書  今宵その気 いかがでせう さらに奥へどうぞ 肉林ヘドニズム 二度目の恋のように少し お慣れになった様子 ハードに さあ参りませんか  先は 見えぬ それが 常と  欲しい明日は何処でせう もっとお気に召すよう 極楽エピキュリアン 最上優遇顧客様に お渡しいたしますわ この世で 出逢えぬ悦楽
芸術変態論後ろ指さす 奴の群から さらに背を向け 進むのさ 出る杭打たれる 前に躱して 能ある鷹なら 爪を出せ  孤立無援 火を付ける アーティスト魂に  満タセ果タセ溢レ出ヅル 無二ノ才能無限ノ源 天才か凡人か いつか己を知る日が来ようと  描キ晒ス陰ノ自分 真ノ裸虚偽ノ姿 猥褻か芸術か だけど生きる証  枠を越えて ぼくは自由 たとえ君に変人だと蔑まれても  目眩くような 時代の先に 早く誰より 辿り着き いまだ何人たりと 成し得ぬ アートの爆発 傑作を!  自画自賛 舞い上がる ジーニアス妄想さ  毀シ捏ネル破壊創造 変ワリ替ワル抜ケ出セナイ 斬新なる発想を 迷いだらけの心は葛藤  造リ上ゲヨ有無ノ形 無能苦悩無慈悲ノ神 絶望か 恍惚か  祈る指でなぞる その分身 ぼくは正しい たとえ親に変人だと嘆かれようが  満タセ果タセ溢レ出ヅル 無二ノ才能無限ノ源 天才か凡人か いつか己を知る日が来ようと  描キ晒ス深イ陰ヲ 真ノ裸虚偽ノ姿 芸術か人生か これが生きる証 表現者さ  毀シ捏ネル破壊創造 藻掻キ足掻ク殻ヲ破ル 挫折だけ繰り返し 終わることない心の渇望  造リ上ゲヨ有無ノ形 無能苦悩無慈悲ノ神 成功はまだ遠く  祈る指でなぞる その分身 ぼくは個性  そうさだから誰かどうか ぼくをパトロネージュ!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也後ろ指さす 奴の群から さらに背を向け 進むのさ 出る杭打たれる 前に躱して 能ある鷹なら 爪を出せ  孤立無援 火を付ける アーティスト魂に  満タセ果タセ溢レ出ヅル 無二ノ才能無限ノ源 天才か凡人か いつか己を知る日が来ようと  描キ晒ス陰ノ自分 真ノ裸虚偽ノ姿 猥褻か芸術か だけど生きる証  枠を越えて ぼくは自由 たとえ君に変人だと蔑まれても  目眩くような 時代の先に 早く誰より 辿り着き いまだ何人たりと 成し得ぬ アートの爆発 傑作を!  自画自賛 舞い上がる ジーニアス妄想さ  毀シ捏ネル破壊創造 変ワリ替ワル抜ケ出セナイ 斬新なる発想を 迷いだらけの心は葛藤  造リ上ゲヨ有無ノ形 無能苦悩無慈悲ノ神 絶望か 恍惚か  祈る指でなぞる その分身 ぼくは正しい たとえ親に変人だと嘆かれようが  満タセ果タセ溢レ出ヅル 無二ノ才能無限ノ源 天才か凡人か いつか己を知る日が来ようと  描キ晒ス深イ陰ヲ 真ノ裸虚偽ノ姿 芸術か人生か これが生きる証 表現者さ  毀シ捏ネル破壊創造 藻掻キ足掻ク殻ヲ破ル 挫折だけ繰り返し 終わることない心の渇望  造リ上ゲヨ有無ノ形 無能苦悩無慈悲ノ神 成功はまだ遠く  祈る指でなぞる その分身 ぼくは個性  そうさだから誰かどうか ぼくをパトロネージュ!
月下、緑雨幻想くるくる回す 傘に散らばる 月光の雨  幕が開くように 流れ去る雲 星の主役(エトワール) 夜空のオペラ座舞台  森の外れのベンチは 今宵貴賓席 濡れた隣に座ってるのは 夢見る小さなわたしね  くるくる回れ 白い時計草 昔を連れて  記憶の家の 子供部屋から 壊れたオルゴール 途切れた音が転がる  煙る緑の薫りに 誘われたように 雫をまとう金のカナリア 忘れた唄をうたいだす  花のつぼみ ひとつひとつ 数え過ごす 幻想庭園  いつでも戻りたかった 夢見た頃へと 空いた隣に座った人は 優しい目をした あなたね あなたねALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也くるくる回す 傘に散らばる 月光の雨  幕が開くように 流れ去る雲 星の主役(エトワール) 夜空のオペラ座舞台  森の外れのベンチは 今宵貴賓席 濡れた隣に座ってるのは 夢見る小さなわたしね  くるくる回れ 白い時計草 昔を連れて  記憶の家の 子供部屋から 壊れたオルゴール 途切れた音が転がる  煙る緑の薫りに 誘われたように 雫をまとう金のカナリア 忘れた唄をうたいだす  花のつぼみ ひとつひとつ 数え過ごす 幻想庭園  いつでも戻りたかった 夢見た頃へと 空いた隣に座った人は 優しい目をした あなたね あなたね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月光オペラの天鵞絨の緞帳は上がり闇のマントをお脱ぎあそばせ 今宵は月光劇場の幕が開く お代はほんのひとひら その心  バルコニーで舞う扇の翼 魔王も天使も天井画がら墜ち ルーベンスの空の下で ゴシックにオペラを  弦と歌を奏でましょう 吐息と言葉を重ね あなたの恋を音符で 包んでは放り込むリラの唇 羽化する甘い蝶々 口移しで歌うわ  喝采浴びて私はDiva 帽子に結んだリボンを蝙蝠に 桃兎は異次元へ 妖しいサーカス  何をご覧にいれましょう 客人は言う 恐怖を!と 退屈の檻を放ち 撓る鞭振り上げ猛獣使い 誰にも飼い慣らせる この世のすべて  人生のような 舞台は悲喜劇  どんな役も演じましょう 星の転がる科白で みんながお腹を抱え 泣くくらい笑える幸福を  お望みのカーテンコール あなたに囁く 愛をと 見たものは一人もない 麗しい姿を着飾りたいの  それには薔薇の束と やさしい腕が必要ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也闇のマントをお脱ぎあそばせ 今宵は月光劇場の幕が開く お代はほんのひとひら その心  バルコニーで舞う扇の翼 魔王も天使も天井画がら墜ち ルーベンスの空の下で ゴシックにオペラを  弦と歌を奏でましょう 吐息と言葉を重ね あなたの恋を音符で 包んでは放り込むリラの唇 羽化する甘い蝶々 口移しで歌うわ  喝采浴びて私はDiva 帽子に結んだリボンを蝙蝠に 桃兎は異次元へ 妖しいサーカス  何をご覧にいれましょう 客人は言う 恐怖を!と 退屈の檻を放ち 撓る鞭振り上げ猛獣使い 誰にも飼い慣らせる この世のすべて  人生のような 舞台は悲喜劇  どんな役も演じましょう 星の転がる科白で みんながお腹を抱え 泣くくらい笑える幸福を  お望みのカーテンコール あなたに囁く 愛をと 見たものは一人もない 麗しい姿を着飾りたいの  それには薔薇の束と やさしい腕が必要
月光夜月光の冷たさに 骨がそっと 氷る 雪のような胸の下は 赤い薔薇のシャーベット  蜉蝣の翅も軋む 眠りへの階段 踏み出すたび 痛みの欠片 ひとつふたつ こぼれて融ける  糸杉の間に間に ゆれるのは魂 世にもやさしい目で わたしを見ている  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう すべてを忘れたら もういちど目覚める  月光は 銀の爪で 絹の糸をつむぎ 縫い綴じるよ 玉兎(うさぎ)の見た いつか降りる 終嫣の悪夢(ゆめ)  心はこんなにも 儚い匣だから ひとつぶの涙の 重さを知ってる  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれる  糸杉の間に間に ゆれるのは 魂 世にもやさしい目で あなたを見ている  少しだけ 今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也月光の冷たさに 骨がそっと 氷る 雪のような胸の下は 赤い薔薇のシャーベット  蜉蝣の翅も軋む 眠りへの階段 踏み出すたび 痛みの欠片 ひとつふたつ こぼれて融ける  糸杉の間に間に ゆれるのは魂 世にもやさしい目で わたしを見ている  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう すべてを忘れたら もういちど目覚める  月光は 銀の爪で 絹の糸をつむぎ 縫い綴じるよ 玉兎(うさぎ)の見た いつか降りる 終嫣の悪夢(ゆめ)  心はこんなにも 儚い匣だから ひとつぶの涙の 重さを知ってる  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれる  糸杉の間に間に ゆれるのは 魂 世にもやさしい目で あなたを見ている  少しだけ 今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれる
月光浴そびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている  森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく  泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう  花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月  街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい  疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろうALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAそびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている  森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく  泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう  花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月  街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい  疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろう
月蝕グランギニョルGOLD LYLIC頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕開きし暗黒グランギニョル 死と生が手を取り踊り巡る 欲望カルナバル 誰もが群れのなか 孤独に耽り いけない夢を見る  今は廃屋 黄金塔の遊戯場で 甘き追憶 髑髏の眼窩に探る  錆びつく短剣を 拾い上げ この胸に 向けて翳すたび 赤き血が 生きる痛みに滾る  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 少女サクリファイス 透明な翼で 無垢なる魂 黎明を迎えよ  着飾りし罪 戦慄の舞台上で 演ずるは罰 聖裁の喝采はなく  横たわる君の 薔薇色のぬくもりは この虚無に捧ぐ供物なれ 朽ちゆく花の薫り  幻覚の満月 残酷なる太陽 終わりなき月蝕グランギニョル 堕天使と悪魔が手を取り踊り嗤う 覚醒マスカレイド そして誰も独り 孤独にふるえ 恐怖を思い出す  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 汚れることなかれ 清らなる微笑よ  頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕は閉じ暗澹グランギニョル 死と生が 抱き合い踊り果てる 陶酔ニルバーナ 人びとは叫ばん 神の言葉を 世界に光りあれとGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕開きし暗黒グランギニョル 死と生が手を取り踊り巡る 欲望カルナバル 誰もが群れのなか 孤独に耽り いけない夢を見る  今は廃屋 黄金塔の遊戯場で 甘き追憶 髑髏の眼窩に探る  錆びつく短剣を 拾い上げ この胸に 向けて翳すたび 赤き血が 生きる痛みに滾る  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 少女サクリファイス 透明な翼で 無垢なる魂 黎明を迎えよ  着飾りし罪 戦慄の舞台上で 演ずるは罰 聖裁の喝采はなく  横たわる君の 薔薇色のぬくもりは この虚無に捧ぐ供物なれ 朽ちゆく花の薫り  幻覚の満月 残酷なる太陽 終わりなき月蝕グランギニョル 堕天使と悪魔が手を取り踊り嗤う 覚醒マスカレイド そして誰も独り 孤独にふるえ 恐怖を思い出す  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 汚れることなかれ 清らなる微笑よ  頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕は閉じ暗澹グランギニョル 死と生が 抱き合い踊り果てる 陶酔ニルバーナ 人びとは叫ばん 神の言葉を 世界に光りあれと
幻想庭園黄金の空のしたで 眠りについた廃墟の 隠された鉄の門が 追憶のように開く 秘境の花園は 神秘なる薫りで 溢れる  それはかすかな郷愁 そして少しの哀しみ わたしは言葉を失くし 幻想のなかを歩く 角を持つ獣が やさしい目を向けて 佇む  夕昏には 金の光が満ち 炎に燃える 麗しきこの庭園 幾千ほどの 薔薇たちが見る夢の ひとつひとつを 数えながら 時を 過ごした日々が 遙かな昔 それでも あったような 気がするALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黄金の空のしたで 眠りについた廃墟の 隠された鉄の門が 追憶のように開く 秘境の花園は 神秘なる薫りで 溢れる  それはかすかな郷愁 そして少しの哀しみ わたしは言葉を失くし 幻想のなかを歩く 角を持つ獣が やさしい目を向けて 佇む  夕昏には 金の光が満ち 炎に燃える 麗しきこの庭園 幾千ほどの 薔薇たちが見る夢の ひとつひとつを 数えながら 時を 過ごした日々が 遙かな昔 それでも あったような 気がする
恋する和牛GYU!GYU!神戸牛 GYU!GYU!近江牛  おなか空いた 何食べる? 愚問ですわネ 今日も肉食女子会 LOVE ステエキ焼いて ウェルダン男子 more ほんとはレアで ah 生肉塊部位骨々  GYU!GYU!米沢牛 GYU!GYU!松阪牛  こだわり国産交雑種 黒毛和牛にご当地牛 手塩にかけて赤ちゃん牛 ドナドナ ストレスフリー放牧地 穀物牧草エコフィード おならとげっぶで温暖化?? ゲェ~  だけどわたし肉を食べたいんです 人間のエゴと思いますか? 口に入れた瞬間じゅわっと肉汁 しあわせホルモン急分泌中!  恋してるトリプトファン 燃えているカルニチン カラダあつい眠れない  GYU!GYU!十勝和牛 GYU!GYU!くまもとあか牛  肉質等級A5級 3でも1でも構わない スキヤキヤキニクバーベキュウ モォ~ 霜降り度合い脂肪分 白米糖質合わせ技 出る腹膨らむメタボリック Yay!  けれどあなた肉食べたいでしょ おいしく生きることの肉欲 中年なりの脂ぎった青春 働き盛り保て長寿社会  コレステロールまた上昇 尿酸値まだセーフ せめて添えるブロッコリー  やっぱりわたし肉を食べたいんです みなさん誘っていいですか 畜産産業応援したいんです 世界へ羽ばたけブランド和牛!  いつもわたし肉を食べてるんです 美容にいいビタミン満載 明日のための最大級活力 しあわせホルモン大放出中!  恋してるアラキド酸 燃えているカルニチン カラダあついまだ足りない  GYU!GYU!みんなでGYU! GYU!GYU!まいにちGYU!  一緒にお肉で元気出そう!Yay!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也GYU!GYU!神戸牛 GYU!GYU!近江牛  おなか空いた 何食べる? 愚問ですわネ 今日も肉食女子会 LOVE ステエキ焼いて ウェルダン男子 more ほんとはレアで ah 生肉塊部位骨々  GYU!GYU!米沢牛 GYU!GYU!松阪牛  こだわり国産交雑種 黒毛和牛にご当地牛 手塩にかけて赤ちゃん牛 ドナドナ ストレスフリー放牧地 穀物牧草エコフィード おならとげっぶで温暖化?? ゲェ~  だけどわたし肉を食べたいんです 人間のエゴと思いますか? 口に入れた瞬間じゅわっと肉汁 しあわせホルモン急分泌中!  恋してるトリプトファン 燃えているカルニチン カラダあつい眠れない  GYU!GYU!十勝和牛 GYU!GYU!くまもとあか牛  肉質等級A5級 3でも1でも構わない スキヤキヤキニクバーベキュウ モォ~ 霜降り度合い脂肪分 白米糖質合わせ技 出る腹膨らむメタボリック Yay!  けれどあなた肉食べたいでしょ おいしく生きることの肉欲 中年なりの脂ぎった青春 働き盛り保て長寿社会  コレステロールまた上昇 尿酸値まだセーフ せめて添えるブロッコリー  やっぱりわたし肉を食べたいんです みなさん誘っていいですか 畜産産業応援したいんです 世界へ羽ばたけブランド和牛!  いつもわたし肉を食べてるんです 美容にいいビタミン満載 明日のための最大級活力 しあわせホルモン大放出中!  恋してるアラキド酸 燃えているカルニチン カラダあついまだ足りない  GYU!GYU!みんなでGYU! GYU!GYU!まいにちGYU!  一緒にお肉で元気出そう!Yay!
恋せよ乙女 -Love story of ZIPANG-恋せよ乙女 咲きましょ桜 唯一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出会い 黄金の夢の 杯飲み干す 覚悟して  花の命短しと 刹那の日々 燃やして 着飾り紅さし 綺麗になっても  みんな虚像と 言わせる男 私は待っていたの 嵐越えて 連れ去ってよ 春ヶ国へ  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出逢い 黄金の夢の 盃飲み干す 覚悟して  恋の命儚きと 憂いて渡る浮世 深く艶やかに 生きるが勝ちなの  天と地上 代わるくらい あなたに抱かれるたび 身も心も 息を返し 春を燃やす  恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る 愛のジパング 萬の神は 黄金の夢を降らせて酔わせる  捕らわれて  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散るALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA恋せよ乙女 咲きましょ桜 唯一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出会い 黄金の夢の 杯飲み干す 覚悟して  花の命短しと 刹那の日々 燃やして 着飾り紅さし 綺麗になっても  みんな虚像と 言わせる男 私は待っていたの 嵐越えて 連れ去ってよ 春ヶ国へ  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出逢い 黄金の夢の 盃飲み干す 覚悟して  恋の命儚きと 憂いて渡る浮世 深く艶やかに 生きるが勝ちなの  天と地上 代わるくらい あなたに抱かれるたび 身も心も 息を返し 春を燃やす  恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る 愛のジパング 萬の神は 黄金の夢を降らせて酔わせる  捕らわれて  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る
恋の翼は真珠色の骨を持ちふたたび生を受け 別の日を生きれるよう 心ばかりが宙を舞って 横たえる肉体は ただひとつの想いに 押し殺されて 絹の褥も土  もしわたしの両の耳が 重なり合う薔薇ならば 夜の中に吸い込まれる 己の泣き声たちを 音楽のように聴いては 切なさの欠片でさえ 愛おしんで掬い取って ただひとつの美しい 歌を編んで散ってゆくのに  恋を知らぬ頃は 孤独さえ友のように 寄り添って夢に戯れた 小鳥の羽ばたきも 今はただ恨めしい 待つ身の骨は 想い放てぬ鳥籠(おり)  蒼褪めたわたしの舌が ちいさな翼だったら どんな叫びも掠れずに 空の果て昇れるのに あの教会の屋根にさえ 届かない祈りばかり 光浴びることも出来ぬ 許されぬ子らとなって 生まれても闇に積もるだけ  ここは狭くて 暗くて広い 貴方の姿 どこにあるのか わからなくなりそう  もしわたしの双つの瞳が 漂う湖ならば こうして見つめる貴方を どこにも行かせぬように 乾かぬ涙に張られた やさしい水面を割って 引きずり込み溺れさせて 貝の中閉じ込めたい  虹と共に わたしの永遠にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ふたたび生を受け 別の日を生きれるよう 心ばかりが宙を舞って 横たえる肉体は ただひとつの想いに 押し殺されて 絹の褥も土  もしわたしの両の耳が 重なり合う薔薇ならば 夜の中に吸い込まれる 己の泣き声たちを 音楽のように聴いては 切なさの欠片でさえ 愛おしんで掬い取って ただひとつの美しい 歌を編んで散ってゆくのに  恋を知らぬ頃は 孤独さえ友のように 寄り添って夢に戯れた 小鳥の羽ばたきも 今はただ恨めしい 待つ身の骨は 想い放てぬ鳥籠(おり)  蒼褪めたわたしの舌が ちいさな翼だったら どんな叫びも掠れずに 空の果て昇れるのに あの教会の屋根にさえ 届かない祈りばかり 光浴びることも出来ぬ 許されぬ子らとなって 生まれても闇に積もるだけ  ここは狭くて 暗くて広い 貴方の姿 どこにあるのか わからなくなりそう  もしわたしの双つの瞳が 漂う湖ならば こうして見つめる貴方を どこにも行かせぬように 乾かぬ涙に張られた やさしい水面を割って 引きずり込み溺れさせて 貝の中閉じ込めたい  虹と共に わたしの永遠に
恋は芸術気質朝は絵描き 屋根裏部屋の 寝台はアトリエ 光の筆で 夢の君を 隈無くなぞり 飾る 名画  夜は詩人 浪漫派気取り 天窓に菫 床下に星 そばに居ない人を 魔法のように僕は 狂おしい言葉で抱く  恋はなんてアーティスト あふれやまぬ才能の さて正しい使い道が わからないんだ  悩ましい姿を見せておくれ  夜も朝も わたし踊り子 林檎のお酒で 薔薇色の肌 男たちの椅子を 猫の尻尾で撫で かりそめのLOVEを零す  恋はきっとミュージカル 泣いて笑うオペレッタ でも筋書き通りじゃ厭 予期せぬアンコール  ひとりの誰かに歌いたい  恋はなんてアーティスト そしてなんてミュージカル 世界一の 芸術品 二人で作ろう  今すぐ 出逢いに出掛けようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Yoshihisa Hirano朝は絵描き 屋根裏部屋の 寝台はアトリエ 光の筆で 夢の君を 隈無くなぞり 飾る 名画  夜は詩人 浪漫派気取り 天窓に菫 床下に星 そばに居ない人を 魔法のように僕は 狂おしい言葉で抱く  恋はなんてアーティスト あふれやまぬ才能の さて正しい使い道が わからないんだ  悩ましい姿を見せておくれ  夜も朝も わたし踊り子 林檎のお酒で 薔薇色の肌 男たちの椅子を 猫の尻尾で撫で かりそめのLOVEを零す  恋はきっとミュージカル 泣いて笑うオペレッタ でも筋書き通りじゃ厭 予期せぬアンコール  ひとりの誰かに歌いたい  恋はなんてアーティスト そしてなんてミュージカル 世界一の 芸術品 二人で作ろう  今すぐ 出逢いに出掛けよう
恋闇路啼くのは鴉か 魂迎鳥か 凌霄花も 燃える道行  人の闇路も 此処より過ぎれば 憂き世の誰も 追っては来られぬ 主様 お手を  針の孔ほども ありゃせん後悔は 人でなしの恋 野垂れてござれ がしゃ髑髏  三千世界を 刹那に生き抜き 非道を潜った ふたりにゃ地獄も極楽  すべて捨てて 禍夢の中 さあ入らんか  その肩を撫でる 濡羽色羽織 背で 風孕み 闇に舞う 闇  巡り合うたら 命の崖端 確と繋いだ 指の先にだけ 巡る 生き血  罵れ女衆 日の当たる場処で 胸を抉るよに 惚れ貫く悦びも持たず  十万億土は 死んでも遠くあり 外道の棲処は 子飼いの毒蛇も蜜猫  纏いついて 漏れる邪念を たんと舐め取れ  針の先ほども ありゃせん未練は 人で在りし日よ 野垂れてござる がしゃ髑髏  三千世界を 刹那に生き逝き 非道の限りの ふたりにゃ地獄も極楽  すべて忘れ 禍夢の中 さあ暮らさんかALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也啼くのは鴉か 魂迎鳥か 凌霄花も 燃える道行  人の闇路も 此処より過ぎれば 憂き世の誰も 追っては来られぬ 主様 お手を  針の孔ほども ありゃせん後悔は 人でなしの恋 野垂れてござれ がしゃ髑髏  三千世界を 刹那に生き抜き 非道を潜った ふたりにゃ地獄も極楽  すべて捨てて 禍夢の中 さあ入らんか  その肩を撫でる 濡羽色羽織 背で 風孕み 闇に舞う 闇  巡り合うたら 命の崖端 確と繋いだ 指の先にだけ 巡る 生き血  罵れ女衆 日の当たる場処で 胸を抉るよに 惚れ貫く悦びも持たず  十万億土は 死んでも遠くあり 外道の棲処は 子飼いの毒蛇も蜜猫  纏いついて 漏れる邪念を たんと舐め取れ  針の先ほども ありゃせん未練は 人で在りし日よ 野垂れてござる がしゃ髑髏  三千世界を 刹那に生き逝き 非道の限りの ふたりにゃ地獄も極楽  すべて忘れ 禍夢の中 さあ暮らさんか
薨(こう)ヤガテ君ガ瞼瞑ジテ 二度ト開カヌソノトキ  ワレハタダ呼ビカケル 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテ  君ガ為ニ袖ハ濡レル 幾日幾代永劫  ワレハタダ想ヒ出ス 誰モ描ケヌ景色 タダ独リ生キルダラウ 一枚ノ画ノナカデ  生マレ変ワルタビ 君ニ命ヲ捧グ  衰竜ノ龍ヨ舞ヒ立チ昇レ 金色ノ鱗空ニ輝ケ ワガ腕ハ雲トナリ陽トナリ ヤウヤク君ヲ君ヲイマ抱ケリ  ワレハタダ繰リ返ス 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ヤガテ君ガ瞼瞑ジテ 二度ト開カヌソノトキ  ワレハタダ呼ビカケル 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテ  君ガ為ニ袖ハ濡レル 幾日幾代永劫  ワレハタダ想ヒ出ス 誰モ描ケヌ景色 タダ独リ生キルダラウ 一枚ノ画ノナカデ  生マレ変ワルタビ 君ニ命ヲ捧グ  衰竜ノ龍ヨ舞ヒ立チ昇レ 金色ノ鱗空ニ輝ケ ワガ腕ハ雲トナリ陽トナリ ヤウヤク君ヲ君ヲイマ抱ケリ  ワレハタダ繰リ返ス 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテ
胡蝶夢心中そう私を見つめる瞳に もしも恋しさが潜むなら 目を伏せずに受け止めたこと 限りなく優しい罪となる  いくつも儚い夢 越えてきたの 最後にあなたの元で 目覚めていいの?  なぜ人は魅かれ合い 触れずにはいられないの 月の届かぬ夜も ひとり過ぎてきたのに  鱗粉の毒を撒き 舞うことを止めぬ蝶は 天の川に身を投げて 生まれ変われることも 望まない  いま私を見つめる瞳に いつか憎しみが宿るなら あなたの眼は光を束ね このからだ焼き殺せるでしょう  探すのを止めるのは 早いわ 愛を 私はまだそれを 大事に持っている  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を そっと授かるように  生きることはただ死に 向かうための旅だから 哀しみに気づかぬまま 微笑むときを永遠だと 思って  なぜ人は睦み合い かたく手をつなぎ合うの 本当は弱いから 幸せを求めるの?  満開の花の中 迷い込んでいく蝶は 薄墨の風に抱かれ 花びらとなって 土へと埋もれる  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を 握り潰すみたいに  生きることがただ死に 向かうための旅ならば ふたりが生きる行方が ひとつの死になることを 願うだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也そう私を見つめる瞳に もしも恋しさが潜むなら 目を伏せずに受け止めたこと 限りなく優しい罪となる  いくつも儚い夢 越えてきたの 最後にあなたの元で 目覚めていいの?  なぜ人は魅かれ合い 触れずにはいられないの 月の届かぬ夜も ひとり過ぎてきたのに  鱗粉の毒を撒き 舞うことを止めぬ蝶は 天の川に身を投げて 生まれ変われることも 望まない  いま私を見つめる瞳に いつか憎しみが宿るなら あなたの眼は光を束ね このからだ焼き殺せるでしょう  探すのを止めるのは 早いわ 愛を 私はまだそれを 大事に持っている  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を そっと授かるように  生きることはただ死に 向かうための旅だから 哀しみに気づかぬまま 微笑むときを永遠だと 思って  なぜ人は睦み合い かたく手をつなぎ合うの 本当は弱いから 幸せを求めるの?  満開の花の中 迷い込んでいく蝶は 薄墨の風に抱かれ 花びらとなって 土へと埋もれる  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を 握り潰すみたいに  生きることがただ死に 向かうための旅ならば ふたりが生きる行方が ひとつの死になることを 願うだけ
コッペリアの柩黒い太陽が 沈まぬ街で 誰もが黙って 奇術めき働く  金属の壁に 囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔 機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる 隣人の扉を 兵士たちが叩く  幾千の指が 翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也黒い太陽が 沈まぬ街で 誰もが黙って 奇術めき働く  金属の壁に 囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔 機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる 隣人の扉を 兵士たちが叩く  幾千の指が 翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆく
コッペリアの柩(Noir Ver.)コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛(にこげ)の 匂いをさせて舞う  黒い太陽が沈まぬ街で 誰もが黙って奇術めき働く 金属の壁に囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる隣人の扉を 兵士たちが叩く 幾千の指が翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙は もう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは 痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛(にこげ)の 匂いをさせて舞う  黒い太陽が沈まぬ街で 誰もが黙って奇術めき働く 金属の壁に囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる隣人の扉を 兵士たちが叩く 幾千の指が翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙は もう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは 痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆく
コトダマ見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また今日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  闇に咲く白蓮 忘れ得ぬ人々 それでも追憶は 未来から訪う  吐息に変わる言葉たちは 羽化する魂の翼よ 舞い散るでしょうか  迷って乱れて あなたへと刻みたい この文字が  伝えたいことの 真実の欠片 それさえもうまく届かない 指先に滲む血で認めたら こころまで零せますか  生きるわれらに 残された一言が サヨナラだとしても  眸に宿るのは 消えそうな夕星 見詰め合えたらいい そこに夜を点そう  生まれる前の言葉たちが ふたりの隙間に横たわる 聴こえるでしょうか  歌が歌が その耳にだけ捧げたい この声が  信じられるほど 確かな何かが この世にどれだけあると云う 愛と夢とか 曖昧なものに 縋り付きたいのは何故  ああでも今は 残されたぬくもりを 抱き留められるなら  見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また明日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  伝えたいことは からだの奥底 あまりに沈んで届かない 指先に浮かぶ血で認めたら こころまで送れますか  生きるわれらが 最後に育てるのが サヨナラばかりだとしてもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また今日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  闇に咲く白蓮 忘れ得ぬ人々 それでも追憶は 未来から訪う  吐息に変わる言葉たちは 羽化する魂の翼よ 舞い散るでしょうか  迷って乱れて あなたへと刻みたい この文字が  伝えたいことの 真実の欠片 それさえもうまく届かない 指先に滲む血で認めたら こころまで零せますか  生きるわれらに 残された一言が サヨナラだとしても  眸に宿るのは 消えそうな夕星 見詰め合えたらいい そこに夜を点そう  生まれる前の言葉たちが ふたりの隙間に横たわる 聴こえるでしょうか  歌が歌が その耳にだけ捧げたい この声が  信じられるほど 確かな何かが この世にどれだけあると云う 愛と夢とか 曖昧なものに 縋り付きたいのは何故  ああでも今は 残されたぬくもりを 抱き留められるなら  見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また明日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  伝えたいことは からだの奥底 あまりに沈んで届かない 指先に浮かぶ血で認めたら こころまで送れますか  生きるわれらが 最後に育てるのが サヨナラばかりだとしても
コヒブミどんなにあなたが探したって 見つかるわけない わたしが持つのは黒い羽  天使たちの亡骸 抱いてそして誰もが 泣けばいい  愚かに愛など求めるなら 沈黙の中に 心をおもねるべきだろう  生きるための幻想 死するゆえの純粋 混じり合う  ああわたしは知っている 終末の行方さえ 闇の涙で書いた 死後文の切れ端に  最後にもっとも 大切なものは何か  少女たちの亡骸 見詰めそして誰もが 悟ればいい  もうあなたは知っている 運命の行方さえ 薔薇の血で認めた 恋文の一節に  最後にもっとも 美しいものは何かALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也どんなにあなたが探したって 見つかるわけない わたしが持つのは黒い羽  天使たちの亡骸 抱いてそして誰もが 泣けばいい  愚かに愛など求めるなら 沈黙の中に 心をおもねるべきだろう  生きるための幻想 死するゆえの純粋 混じり合う  ああわたしは知っている 終末の行方さえ 闇の涙で書いた 死後文の切れ端に  最後にもっとも 大切なものは何か  少女たちの亡骸 見詰めそして誰もが 悟ればいい  もうあなたは知っている 運命の行方さえ 薔薇の血で認めた 恋文の一節に  最後にもっとも 美しいものは何か
この國の向こうにもしも愛しい者が 傷つけられ 砕けた星のように 瞳を伏せたとしたら  僕はすべてを捨て ただこの手に 涙で研いだ刀 握り続けるだろう  どこかの国が 今日も争い 悪夢より鮮やかな 哀しみの影を 垣間見せる  愛することと憎しみと どちらが強いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  でも僕たちはまだ この狭い世界に生きるしかできない  もし見知らぬ者が 助けを乞い 何も持たぬ指を 差し伸べていたなら  僕は膝をつく ただその手を 取ることしかできず 途方にくれても  どこの国でも 違う言葉で 繰り返し唱えるのは 同じ祈りと わかっている  真(まこと)は光と影との どちらに潜むのだろう 人は誰も表と裏 合わせながら過ごして  なぜ僕たちはまだ あの青い空しか見ることができない  愛することと憎しみと どちらが深いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  なぜ僕たちはまだ この狭い世界変えることができない  憎むことと許すことは どちらが勝るのだろう この弱い心はその重みに 耐えられるのか  だけど僕はひとりでも 広い世界に踏み出して 行きたい 行くだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もしも愛しい者が 傷つけられ 砕けた星のように 瞳を伏せたとしたら  僕はすべてを捨て ただこの手に 涙で研いだ刀 握り続けるだろう  どこかの国が 今日も争い 悪夢より鮮やかな 哀しみの影を 垣間見せる  愛することと憎しみと どちらが強いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  でも僕たちはまだ この狭い世界に生きるしかできない  もし見知らぬ者が 助けを乞い 何も持たぬ指を 差し伸べていたなら  僕は膝をつく ただその手を 取ることしかできず 途方にくれても  どこの国でも 違う言葉で 繰り返し唱えるのは 同じ祈りと わかっている  真(まこと)は光と影との どちらに潜むのだろう 人は誰も表と裏 合わせながら過ごして  なぜ僕たちはまだ あの青い空しか見ることができない  愛することと憎しみと どちらが深いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  なぜ僕たちはまだ この狭い世界変えることができない  憎むことと許すことは どちらが勝るのだろう この弱い心はその重みに 耐えられるのか  だけど僕はひとりでも 広い世界に踏み出して 行きたい 行くだろう
木洩れ陽のワルツ子供たち 回すよ ストリート・オルガン 公園のパントマイムに 人が集まる  道化師が 差し出す 目に見えない 花が だんだんと 色づき 風に香るよ  おしゃべりは 止めにして 今は 耳をすましましょ  Accordez-moi このまま 木洩れ陽舞う花園で Embrassez-moi 踊ろう 猫たちも誘い出し  肩肘を張っても 溜め息で壊れる そんな日は おいでよ 夢を拾いに  ほほ笑みをもう少し ほらね 呼びもどしたなら  Accordez-moi 誰もが 木洩れ陽舞う街角で Embrassez-moi 恋する 鳥たちもささやくよ  Accordez-moi あなたと 木洩れ陽舞う劇場で Embrassez-moi 会えそう 噴水の貴賓席ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也子供たち 回すよ ストリート・オルガン 公園のパントマイムに 人が集まる  道化師が 差し出す 目に見えない 花が だんだんと 色づき 風に香るよ  おしゃべりは 止めにして 今は 耳をすましましょ  Accordez-moi このまま 木洩れ陽舞う花園で Embrassez-moi 踊ろう 猫たちも誘い出し  肩肘を張っても 溜め息で壊れる そんな日は おいでよ 夢を拾いに  ほほ笑みをもう少し ほらね 呼びもどしたなら  Accordez-moi 誰もが 木洩れ陽舞う街角で Embrassez-moi 恋する 鳥たちもささやくよ  Accordez-moi あなたと 木洩れ陽舞う劇場で Embrassez-moi 会えそう 噴水の貴賓席
今宵、碧い森深く貴婦人の甘い香水 透明な蝶の翅のように舞い 扇の陰の囁きが 楽士らの前奏に溶けて…  フロアへと滑り出す私の爪先 裳裾を曳きずる衣擦れと 重なり合った沓音 立ち止まり見上げれば 碧い目をした その人  言葉のない 眼差しの会話 包まれる手 薄絹の手套越しに 冷たい指 伝われども 不安の欠片ひとつなく 少女の憧れの夢は 今この瞬間へと結ばれる  ワルツは星の瞬き 慄きに似た美しい夜は過ぎ 想うのは名も知らぬ人 みずうみ色の かの瞳  白亜館の門扉の外 深い森に一人迷い やがて月の光堕ちて 横たわる翡翠の水面 そして畔に佇むあなた  言葉もなく差し出される腕 抱きしめられ 眩暈の果て踊っている 金の鱗 纏う魚 銀の声で囀る鳥 咲き乱れて溺れる花 ここはどこで あなたは誰?  また今宵も 彷徨い込んでは 茨の棘 怖れもせず奥へ奥へ 言葉もなく 差し伸べる腕を 絡めとられ 闇に向かい踊っている これが夢であるのならば どうかけして覚めないよう 二度と離れられないように 私の心臓を止めて  真っ赤な薔薇を その手でもぎとるようALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura斉藤暁貴婦人の甘い香水 透明な蝶の翅のように舞い 扇の陰の囁きが 楽士らの前奏に溶けて…  フロアへと滑り出す私の爪先 裳裾を曳きずる衣擦れと 重なり合った沓音 立ち止まり見上げれば 碧い目をした その人  言葉のない 眼差しの会話 包まれる手 薄絹の手套越しに 冷たい指 伝われども 不安の欠片ひとつなく 少女の憧れの夢は 今この瞬間へと結ばれる  ワルツは星の瞬き 慄きに似た美しい夜は過ぎ 想うのは名も知らぬ人 みずうみ色の かの瞳  白亜館の門扉の外 深い森に一人迷い やがて月の光堕ちて 横たわる翡翠の水面 そして畔に佇むあなた  言葉もなく差し出される腕 抱きしめられ 眩暈の果て踊っている 金の鱗 纏う魚 銀の声で囀る鳥 咲き乱れて溺れる花 ここはどこで あなたは誰?  また今宵も 彷徨い込んでは 茨の棘 怖れもせず奥へ奥へ 言葉もなく 差し伸べる腕を 絡めとられ 闇に向かい踊っている これが夢であるのならば どうかけして覚めないよう 二度と離れられないように 私の心臓を止めて  真っ赤な薔薇を その手でもぎとるよう
極色一代女棘のないバラの束 くださるなら毒草園の 花ひとつこの胸に 植えさせてちょうだい  暮らすのは贅を凝らした 独房で鍵もないのに 窓の虹追いかけて まっさかさま  明日の保障は どこにもなくて 愛し合うほかにアナタ 何があるかしら  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ  黒幕の腹黒エロ お偉いさん踏ん反りかえって 何様の成り上がり 小市民など嗤え  人はみな平等なんて お伽噺さえ説かないわ 関所には鬼ばかり 心付けを  矛盾だらけで 収まってるのに 殺し合うしかないって 歴史は語るわ  股にはピストル 外してシューティング たかが人生 博奕のエンジェル ここで拍手 返り血はストロベリィ  腹切りロマン 盾にはロッキン さらば青春 春にはチェリー 種からまた やりな直せるまでディスタンス  これもセ・ラ・ヴィ  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ みんなセ・ラ・ヴィ 何にも残さず キレイに死ぬだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也棘のないバラの束 くださるなら毒草園の 花ひとつこの胸に 植えさせてちょうだい  暮らすのは贅を凝らした 独房で鍵もないのに 窓の虹追いかけて まっさかさま  明日の保障は どこにもなくて 愛し合うほかにアナタ 何があるかしら  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ  黒幕の腹黒エロ お偉いさん踏ん反りかえって 何様の成り上がり 小市民など嗤え  人はみな平等なんて お伽噺さえ説かないわ 関所には鬼ばかり 心付けを  矛盾だらけで 収まってるのに 殺し合うしかないって 歴史は語るわ  股にはピストル 外してシューティング たかが人生 博奕のエンジェル ここで拍手 返り血はストロベリィ  腹切りロマン 盾にはロッキン さらば青春 春にはチェリー 種からまた やりな直せるまでディスタンス  これもセ・ラ・ヴィ  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ みんなセ・ラ・ヴィ 何にも残さず キレイに死ぬだけ
極楽荊姫互いの血肉を貪って 生け捕られるように 愛し合うことは限りなく 悦びに近づけど  天日の恵みのままに 芽吹き散る花の定めなど わたしの目蓋は見ず  月闇の呪縛の糸に 縛られた盛りの時を 引き延ばそうと足掻く  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 擦れ違う 仮面の微笑さえ 交し合うことなく  ふたつの乳房の間裂き この心渡せるなら すべての証と引き換えに いっそ止めを願えど  潜りゆく地獄の獄 其処にこそ在る安息と 幸福の逆光に  落ちたまま仰ぐ空には 忌まわしき遥か郷愁 二度と戻れなくとも  夢すべてまぼろし いばらの森の外 誰もが望むものだけ  待っていたなら この愛に 出逢えなかったでしょう  痛みなら深くあるほど 焔には緋の柱たち その先は天上と  知ればこそ仰ぐ空には 愛惜しき陰翳の影 この身に受け写して  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 行き違う 仮面の下伝う 滴は甘くともALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也互いの血肉を貪って 生け捕られるように 愛し合うことは限りなく 悦びに近づけど  天日の恵みのままに 芽吹き散る花の定めなど わたしの目蓋は見ず  月闇の呪縛の糸に 縛られた盛りの時を 引き延ばそうと足掻く  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 擦れ違う 仮面の微笑さえ 交し合うことなく  ふたつの乳房の間裂き この心渡せるなら すべての証と引き換えに いっそ止めを願えど  潜りゆく地獄の獄 其処にこそ在る安息と 幸福の逆光に  落ちたまま仰ぐ空には 忌まわしき遥か郷愁 二度と戻れなくとも  夢すべてまぼろし いばらの森の外 誰もが望むものだけ  待っていたなら この愛に 出逢えなかったでしょう  痛みなら深くあるほど 焔には緋の柱たち その先は天上と  知ればこそ仰ぐ空には 愛惜しき陰翳の影 この身に受け写して  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 行き違う 仮面の下伝う 滴は甘くとも
極楽鳥歌弔うべき愛を 抱えたまま死んだ 女は 天に舞い 生まれ変わる 迦陵頻伽  歌いましょう 奏でましょう 悲しみがもうこぼれ落ちぬように 仏さま どうか 美しい声をお授けください 世の恋人たちがそっと眠り入るまで  背負った 罪いくつ 数えて折る指の 鉤爪 弦の音を 響かせます 地獄の方へ  鳥になる 花になる 憎しみはもう追って来られぬように 仏さま どうか 麗しい姿お与えください 人で非ずば心など消えるでしょうか  歌いましょう 奏でましょう 喜びだけ満ちてつづくために 仏さま わたしに 美しい声をお授けください 世に終わりがくるときにも 歌えるようにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也弔うべき愛を 抱えたまま死んだ 女は 天に舞い 生まれ変わる 迦陵頻伽  歌いましょう 奏でましょう 悲しみがもうこぼれ落ちぬように 仏さま どうか 美しい声をお授けください 世の恋人たちがそっと眠り入るまで  背負った 罪いくつ 数えて折る指の 鉤爪 弦の音を 響かせます 地獄の方へ  鳥になる 花になる 憎しみはもう追って来られぬように 仏さま どうか 麗しい姿お与えください 人で非ずば心など消えるでしょうか  歌いましょう 奏でましょう 喜びだけ満ちてつづくために 仏さま わたしに 美しい声をお授けください 世に終わりがくるときにも 歌えるように
GOD DIVA幸福の種 いかがと 地獄に棲む天使が 売りにくるのなら  不幸の方 お安く 絢爛豪華な惨劇 お試しいかがでしょう  不測の罠へと堕ちても 有能な弁護団が 助けにおいでと今さら 信じてらっしゃいますの?  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はただ黙って 身を任せればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 望む道行き道すがら 薔薇色カタストロフ  色失せた現に 愛欲非道の 人生劇場は満席  他人の不幸は 無常に滴る蜜の味で 己の上には起きぬと 思ってらっしゃいますね?  さあさようこそ ここに極楽の血 貴方はただ眼を伏せ 腕差し出せばいい 夢見なさい夢見なさい あの世の底深く 針の先から裂けてゆく 終焉トラジコメディ  ご覧遊ばせ 醜いこの景色 その足下を抄う 砂上咲く楼閣 壊しなさい壊しなさい 自ら意志を持ち  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はもう黙って 身を委ねればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 果てる道連れ行き止まり お熱いカタストロフALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也幸福の種 いかがと 地獄に棲む天使が 売りにくるのなら  不幸の方 お安く 絢爛豪華な惨劇 お試しいかがでしょう  不測の罠へと堕ちても 有能な弁護団が 助けにおいでと今さら 信じてらっしゃいますの?  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はただ黙って 身を任せればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 望む道行き道すがら 薔薇色カタストロフ  色失せた現に 愛欲非道の 人生劇場は満席  他人の不幸は 無常に滴る蜜の味で 己の上には起きぬと 思ってらっしゃいますね?  さあさようこそ ここに極楽の血 貴方はただ眼を伏せ 腕差し出せばいい 夢見なさい夢見なさい あの世の底深く 針の先から裂けてゆく 終焉トラジコメディ  ご覧遊ばせ 醜いこの景色 その足下を抄う 砂上咲く楼閣 壊しなさい壊しなさい 自ら意志を持ち  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はもう黙って 身を委ねればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 果てる道連れ行き止まり お熱いカタストロフ
最愛なる魔王さま黒に染む 翼に包まれて 死するために わたしは生まれてきた  ただ一目 お逢いしてわかった 胸を貫いた 懐かしさのなかで  跪きましょう どんな罪よりも こうして貴方を愛した真が 何よりわたしを 楔に打つ 激しく深く  生娘のように 花を産んで ときに娼婦の如く 天を揺らす  横たえるこの身は 善も悪も 超えて密やかなる 生け贄となり  捧げ続けましょう どんな言葉より こんなに貴方が恋しいと叫ぶ 声にならぬ声 魂が抱く言霊を  この首を掴まれ 息を止めていたい 美しい闇の淵で そのお顔 見ていたい  倒れ臥すでしょう 絵空事よりも こうして貴方を愛した真が 見せる幻影の 恐ろしくも麗しい様  この首を掴んで 抱き寄せてください 二度と開かぬ瞼に そのお姿を永久にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也黒に染む 翼に包まれて 死するために わたしは生まれてきた  ただ一目 お逢いしてわかった 胸を貫いた 懐かしさのなかで  跪きましょう どんな罪よりも こうして貴方を愛した真が 何よりわたしを 楔に打つ 激しく深く  生娘のように 花を産んで ときに娼婦の如く 天を揺らす  横たえるこの身は 善も悪も 超えて密やかなる 生け贄となり  捧げ続けましょう どんな言葉より こんなに貴方が恋しいと叫ぶ 声にならぬ声 魂が抱く言霊を  この首を掴まれ 息を止めていたい 美しい闇の淵で そのお顔 見ていたい  倒れ臥すでしょう 絵空事よりも こうして貴方を愛した真が 見せる幻影の 恐ろしくも麗しい様  この首を掴んで 抱き寄せてください 二度と開かぬ瞼に そのお姿を永久に
さいごの戀わたしを映した 綺麗な眸を 胸の奥に広がる 無常の夜空に掛け  月の玉座 星の供物 ありとあらゆる日々に 降りる帳の上 煌めく様に  記憶の糸を織りながら 忘れ得ぬ ぬくもりに触れ 最後の恋のやさしさに 心は枯れずに いつまでも夢を繰るでしょう  わたしの名を呼ぶ 愛しい囁き 耳の奥に渦巻く 無窮の海に落とす  波の響き 泡の音色 この世のすべての歌を 奏でたとしても 浮き上がる様に  真珠母の匣 閉じこめた 涙は眠り虹と散る 最後の恋の哀しさに 心は濡れても 朝露に生まれ変われる  恋の終わりを知ればこそ 涙は凍り闇に散る 最後の恋と知りながら 君を抱きしめて いつまでも留まるでしょう  なにひとつ 色褪せはしないのだからALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久わたしを映した 綺麗な眸を 胸の奥に広がる 無常の夜空に掛け  月の玉座 星の供物 ありとあらゆる日々に 降りる帳の上 煌めく様に  記憶の糸を織りながら 忘れ得ぬ ぬくもりに触れ 最後の恋のやさしさに 心は枯れずに いつまでも夢を繰るでしょう  わたしの名を呼ぶ 愛しい囁き 耳の奥に渦巻く 無窮の海に落とす  波の響き 泡の音色 この世のすべての歌を 奏でたとしても 浮き上がる様に  真珠母の匣 閉じこめた 涙は眠り虹と散る 最後の恋の哀しさに 心は濡れても 朝露に生まれ変われる  恋の終わりを知ればこそ 涙は凍り闇に散る 最後の恋と知りながら 君を抱きしめて いつまでも留まるでしょう  なにひとつ 色褪せはしないのだから
最後の美術館どれほど目にしたことだろう 幾つも美しい絵画を  光と影の色 画家たちの心は わたしの胸にまで 絵の具を塗り重ね  何気ない日々を 彩ってゆく 思い出をそっと 飾るように  どれほど見つめたことだろう 幾たび美しいあなたを  花の咲く朝にも 湖の夜にも 繋ぎ続いてゆく 景色の真ん中で  淋しいわたしに 微笑み灯し 導いてくれた 言葉なき詩  愛するとは 一枚の 絵を描いて 眺めるよう 未完のまま 額縁もなく 佇む 椅子の前  光と影の色 わたしたちを包む 過去に映る反射 夢に揺れる反映  何気ない日々も 輝いていた その証  大切な風景画 最後の美術館に 見つけに行こうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也どれほど目にしたことだろう 幾つも美しい絵画を  光と影の色 画家たちの心は わたしの胸にまで 絵の具を塗り重ね  何気ない日々を 彩ってゆく 思い出をそっと 飾るように  どれほど見つめたことだろう 幾たび美しいあなたを  花の咲く朝にも 湖の夜にも 繋ぎ続いてゆく 景色の真ん中で  淋しいわたしに 微笑み灯し 導いてくれた 言葉なき詩  愛するとは 一枚の 絵を描いて 眺めるよう 未完のまま 額縁もなく 佇む 椅子の前  光と影の色 わたしたちを包む 過去に映る反射 夢に揺れる反映  何気ない日々も 輝いていた その証  大切な風景画 最後の美術館に 見つけに行こう
CYBER DEVILSタマゴ型ノ寝台ニ 潜り込モウ満チテクノハ 冷タイ懐カシイ羊水デ ヤットホラネ眠レルンダ  スイッチ一ツデ 夢魔ヲ操ッテ ドンナ未来ナラ満足ダロウ  全能ノ神モ崇高ナル王モ コノ國ニハモウイヤシナイカラ 果敢ナ戦士ニモ賢イ武将ニモ ドンナ時代デモナレハシナイシ 頭バカリ肥大化シテ 歪ンデイク色妄  全世界ニ繋ガル前ニ 無数ノ蛾(バグ)ニヤラレル前ニ 本当ノ 真実ノ 強イ強イ父(アナタ)ヨ 僕ヲ抱イテ  ダリア毟ル花ビラニ ソノ場シノギ託ス願イ 好キト嫌イト分ケ隔テ 散ラシ吐シ腐ッテイク  クリック一ツデ 恋マデ落チヨウ 現ハ甘美ナ錯覚デショ  救済ノ女神モ絶世ノ美女モ コノ星ニハモウイヤシナイモノ 夢見ル姫君モ気高キ令嬢モ コンナ時代ニハ絵空事ダシ ココロ囲ッテ膨張シテ 見ル間ニ可愛イ奇形  月ノ彼方ニ繋ガルヨリモ 未知ノ誰カト出会ウヨリモ 本当ノ 真実ノ 美シイ母(アナタ)ヨ 私ヲ産ンデ  飽クナキ戦争モ怖イ暴力行使モ コノ土地ニハマダ起コラナイケド 戦ウ兵士ニモ偉イ英雄ニモ ドウシタッテキットナレハシナイシ 理由無キ抵抗無法地帯バカリ コノ街ニハマダ増エテイクダロウ 純白ノ天使モ祈ル巡礼ニモ コノ先デモキットナレハシナイシ イツマデモ守ラレル宇宙 ミルク色ノ細胞  全世界ニ繋ガル前ニ 無意味ノ蛾ニヤラレル前ニ 本当ニ 真実ニ 父サマ母サマ 僕ラヲ 愛シテALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也タマゴ型ノ寝台ニ 潜り込モウ満チテクノハ 冷タイ懐カシイ羊水デ ヤットホラネ眠レルンダ  スイッチ一ツデ 夢魔ヲ操ッテ ドンナ未来ナラ満足ダロウ  全能ノ神モ崇高ナル王モ コノ國ニハモウイヤシナイカラ 果敢ナ戦士ニモ賢イ武将ニモ ドンナ時代デモナレハシナイシ 頭バカリ肥大化シテ 歪ンデイク色妄  全世界ニ繋ガル前ニ 無数ノ蛾(バグ)ニヤラレル前ニ 本当ノ 真実ノ 強イ強イ父(アナタ)ヨ 僕ヲ抱イテ  ダリア毟ル花ビラニ ソノ場シノギ託ス願イ 好キト嫌イト分ケ隔テ 散ラシ吐シ腐ッテイク  クリック一ツデ 恋マデ落チヨウ 現ハ甘美ナ錯覚デショ  救済ノ女神モ絶世ノ美女モ コノ星ニハモウイヤシナイモノ 夢見ル姫君モ気高キ令嬢モ コンナ時代ニハ絵空事ダシ ココロ囲ッテ膨張シテ 見ル間ニ可愛イ奇形  月ノ彼方ニ繋ガルヨリモ 未知ノ誰カト出会ウヨリモ 本当ノ 真実ノ 美シイ母(アナタ)ヨ 私ヲ産ンデ  飽クナキ戦争モ怖イ暴力行使モ コノ土地ニハマダ起コラナイケド 戦ウ兵士ニモ偉イ英雄ニモ ドウシタッテキットナレハシナイシ 理由無キ抵抗無法地帯バカリ コノ街ニハマダ増エテイクダロウ 純白ノ天使モ祈ル巡礼ニモ コノ先デモキットナレハシナイシ イツマデモ守ラレル宇宙 ミルク色ノ細胞  全世界ニ繋ガル前ニ 無意味ノ蛾ニヤラレル前ニ 本当ニ 真実ニ 父サマ母サマ 僕ラヲ 愛シテ
桜の花は狂い咲き桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き 人形遊びの 日は暮れて くれない燃ゆる 瞳の奥に 何を映して 涙する 遠いお国の異人さん あの日の船を待っている  桜の花は 狂い咲き 桃園楼に 春が来る 朧月夜は 手鏡に 覗いた顔は 蒼ざめる 明日の夢は 誰の夢 ひとり地獄を彷徨って 遠い昔を思い出す  夜通し続く 春嵐 霞む夜空に 花は散る  桜の花に 埋もれて 死ねるのならば この世には 何の未練もないけれど  桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き  やがて私は 散り急ぐ 薄墨色の春に泣く 春に泣くALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA山田武彦桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き 人形遊びの 日は暮れて くれない燃ゆる 瞳の奥に 何を映して 涙する 遠いお国の異人さん あの日の船を待っている  桜の花は 狂い咲き 桃園楼に 春が来る 朧月夜は 手鏡に 覗いた顔は 蒼ざめる 明日の夢は 誰の夢 ひとり地獄を彷徨って 遠い昔を思い出す  夜通し続く 春嵐 霞む夜空に 花は散る  桜の花に 埋もれて 死ねるのならば この世には 何の未練もないけれど  桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き  やがて私は 散り急ぐ 薄墨色の春に泣く 春に泣く
Sacrificeガラスの空の下 この都会は瓦礫の森  ネオン色の夢が散る 其処ここに 無惨に綺麗に その間を渡ってく いまあたしは あなたに逢いたい 生きるために  地下室に潜んだ 子供らの 目には目を  裁き合う許し合う ひとりでは 穢れは拭えず 注ぎたい捧げたい ただこの身の 赤い赤い血を 生きる証を  堕落の楽園で 快楽は美徳の神 獣は肉体を喰み 少女らは虚無を孕む  もっと光を  地下室に眠れる 子供らの 歯には歯を 御母の御胸は あまりに遠すぎる  あふれる愛の炎を さもなくば気高き死を ガラスの空の下 この世中瓦礫の森ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ガラスの空の下 この都会は瓦礫の森  ネオン色の夢が散る 其処ここに 無惨に綺麗に その間を渡ってく いまあたしは あなたに逢いたい 生きるために  地下室に潜んだ 子供らの 目には目を  裁き合う許し合う ひとりでは 穢れは拭えず 注ぎたい捧げたい ただこの身の 赤い赤い血を 生きる証を  堕落の楽園で 快楽は美徳の神 獣は肉体を喰み 少女らは虚無を孕む  もっと光を  地下室に眠れる 子供らの 歯には歯を 御母の御胸は あまりに遠すぎる  あふれる愛の炎を さもなくば気高き死を ガラスの空の下 この世中瓦礫の森
小夜すみれ~ある夜の森の小さなお話泉のほとり小さな茂みに すやすや眠れる乙女がひとり  木の葉揺らして子リスが駆け寄り 岸辺でカエルが飛沫を散らす  ほら森の動物(みんな)が 集まってくる  愛らしいお嬢さんの寝顔を見に  ああだめよ静かに 小夜啼鳥(ナイチンゲール)が  さあわたしが歌いましょう 子守歌を  うっとりと誰もみな思ってる 漆黒に伏せたまつげの  その下で夢を見る二つの瞳 どんなにか綺麗だろうと  きっと湖のヒスイいろ いいえ煙るようなスミレいろ  まだかしら目が覚める時はいつ ああ早く朝よ急いで  月の光は巻き毛をくすぐり そよ風はそっと頬を撫でてく  そっと呼ぼうかビオレッタビオレッタ ほんとの名前は知らないけれど  あら森のみんなも 眠たくなって  小夜すみれ香る夜に溶けてゆくよ  ワルツ踊るような 寝息たてる  お人形のお嬢さんと円になって!ALI PROJECT宝野アリカJohannStraussTsuyoshi Watanabe泉のほとり小さな茂みに すやすや眠れる乙女がひとり  木の葉揺らして子リスが駆け寄り 岸辺でカエルが飛沫を散らす  ほら森の動物(みんな)が 集まってくる  愛らしいお嬢さんの寝顔を見に  ああだめよ静かに 小夜啼鳥(ナイチンゲール)が  さあわたしが歌いましょう 子守歌を  うっとりと誰もみな思ってる 漆黒に伏せたまつげの  その下で夢を見る二つの瞳 どんなにか綺麗だろうと  きっと湖のヒスイいろ いいえ煙るようなスミレいろ  まだかしら目が覚める時はいつ ああ早く朝よ急いで  月の光は巻き毛をくすぐり そよ風はそっと頬を撫でてく  そっと呼ぼうかビオレッタビオレッタ ほんとの名前は知らないけれど  あら森のみんなも 眠たくなって  小夜すみれ香る夜に溶けてゆくよ  ワルツ踊るような 寝息たてる  お人形のお嬢さんと円になって!
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
サロメティック・ルナティックその首に 髪を絡ませ 永久にあなたを 縛りつづけたい  私をひとり残して 見知らぬ誰かへ あなたが消えるたび  あゝ そのとき 野性と魔性が目覚めてゆく あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “愛なんて飼い慣らせ” サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか  真実と嘘の狭間で あなたの心を 天秤にかけたとて  出逢うたび その唇が 恋の毒を 私に注ぎこむ  千一夜の 街の噂に耳をふさいで 閃一秒の 抱かれる腕の強さしか信じられない 愚かな女なんて サロメティック・ルナティック あなたと堕ちたい 今さら一人きりのまま生きてはゆけない  あゝ この身を 野性と魔性に捧げましょう あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “後戻りできない”と サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか 命がけの熱い愛を見せてあげましょうかALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAその首に 髪を絡ませ 永久にあなたを 縛りつづけたい  私をひとり残して 見知らぬ誰かへ あなたが消えるたび  あゝ そのとき 野性と魔性が目覚めてゆく あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “愛なんて飼い慣らせ” サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか  真実と嘘の狭間で あなたの心を 天秤にかけたとて  出逢うたび その唇が 恋の毒を 私に注ぎこむ  千一夜の 街の噂に耳をふさいで 閃一秒の 抱かれる腕の強さしか信じられない 愚かな女なんて サロメティック・ルナティック あなたと堕ちたい 今さら一人きりのまま生きてはゆけない  あゝ この身を 野性と魔性に捧げましょう あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “後戻りできない”と サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか
Sanctuary若き葉末には風が立ち 森は翡翠の息を返す 雲の切れ間から注ぐ 光に君を見初めん  碧き瞳のほほえむとき そは鐘のひびき胸に打つ さしのべた腕に絡む 蔦の葉に君を逃す  残る 香り 水面をかけゆく恋の舟 つかの間の波に 揺られ  やさしき幻影 心に映るその姿よ 永遠なる君に 想いを捧げん  若き葉末には風は眠り 森は密やかに息を止む 抱きしめた腕のなかで 静かに君は消えゆく  月は 満ちて 黄金の羽根が舞いおちる 我はただひとり森に  祈りたまえやALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也若き葉末には風が立ち 森は翡翠の息を返す 雲の切れ間から注ぐ 光に君を見初めん  碧き瞳のほほえむとき そは鐘のひびき胸に打つ さしのべた腕に絡む 蔦の葉に君を逃す  残る 香り 水面をかけゆく恋の舟 つかの間の波に 揺られ  やさしき幻影 心に映るその姿よ 永遠なる君に 想いを捧げん  若き葉末には風は眠り 森は密やかに息を止む 抱きしめた腕のなかで 静かに君は消えゆく  月は 満ちて 黄金の羽根が舞いおちる 我はただひとり森に  祈りたまえや
schism窓のない昏い部屋 白い手が蝋燭を置く 閉じたドア 私独り 横たわり 生まれくる前にくるまれる  不快深く浮遊の渦 澱む波間に沈んだ  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと居る 無垢をよそおう微笑と 濡れた髪が 意味をもち艶めいて  本当のワタシはどっち?  壁を這う異形より 魂は醜いもの 好きと云う気持ちだけで もう他に 心には何も譲らない  歪む揺れる波動の殻 止め処無く繰り返した  私のなかのわたしが 捨てたいのは未来かそれとも過去 開きつづけたこの眼球が 血に染むほど あなたを夢見ている  囚われた私はどっち?  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと寝る 破瓜の痛みに最後の 脆いつばさ 粉々に砕け散る  元にはもう戻れないのね  わたしのなかの私が 望むものは現在か消える未来か 震える胸を押さえて 血を吐くほど あなたを愛していた  ここに居るワタシは誰?ALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA窓のない昏い部屋 白い手が蝋燭を置く 閉じたドア 私独り 横たわり 生まれくる前にくるまれる  不快深く浮遊の渦 澱む波間に沈んだ  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと居る 無垢をよそおう微笑と 濡れた髪が 意味をもち艶めいて  本当のワタシはどっち?  壁を這う異形より 魂は醜いもの 好きと云う気持ちだけで もう他に 心には何も譲らない  歪む揺れる波動の殻 止め処無く繰り返した  私のなかのわたしが 捨てたいのは未来かそれとも過去 開きつづけたこの眼球が 血に染むほど あなたを夢見ている  囚われた私はどっち?  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと寝る 破瓜の痛みに最後の 脆いつばさ 粉々に砕け散る  元にはもう戻れないのね  わたしのなかの私が 望むものは現在か消える未来か 震える胸を押さえて 血を吐くほど あなたを愛していた  ここに居るワタシは誰?
上海繚乱ロマンチカ立てば芍薬 座れば牡丹 歩くなら揺れる虞美人草(コクリコ) 踊るのは金の蓮の上 莟めく小さな足  菊花の綸子 捲れば蜥蜴が 腿に這う想い煩い 葉に露の涸れる間もなくて 招く風 夜来香  奇なるものです 出逢いも別れも たとえ一夜でも あなたの名前を聞かせて下さい  喋喋喃喃 恋の愉しみは 秘めやかに咲く花の 命ほど短いもの 愛愛燦燦 燃え尽きるように たった今を生きればいいだけ 他に何もない 希むべきものは  ここは魔都 上海の暮れ泥む宵闇  隠す背には蜷局巻いて舞う 龍神か 爪でなぞれば 艶やかな膚の上 微か嗅ぎ取るは血のにおい  野暮な拳銃(ピストル) 枕に仕舞えば 掌に 燻らす煙管 何もかも朧霞む頃 行き交うは百鬼夜行  奇なるものです 出逢いは運命 あなたが殺めた お人の名前はお忘れでしょうか  轟轟哀哀 愛の悲しみを その胸は抱えたことなど ありはせぬでしょうね 戀戀爛爛 一瞬たりとも 消えたことのない怨讐を 果たすこの刻に ふるえる指先  あとは魔夢(ゆめ)上海の 闇に紛れるだけなのに  喋喋喃喃 恋の思い出は 散り急ぎ咲く花の 命ほど儚すぎて 愛愛燦燦 仇のあなたは なぜ恋しい男(おひと)に似ている 懐かしい声で わたしを呼ぶのか  満ちる魔都上海の 匂い立つ花闇ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也立てば芍薬 座れば牡丹 歩くなら揺れる虞美人草(コクリコ) 踊るのは金の蓮の上 莟めく小さな足  菊花の綸子 捲れば蜥蜴が 腿に這う想い煩い 葉に露の涸れる間もなくて 招く風 夜来香  奇なるものです 出逢いも別れも たとえ一夜でも あなたの名前を聞かせて下さい  喋喋喃喃 恋の愉しみは 秘めやかに咲く花の 命ほど短いもの 愛愛燦燦 燃え尽きるように たった今を生きればいいだけ 他に何もない 希むべきものは  ここは魔都 上海の暮れ泥む宵闇  隠す背には蜷局巻いて舞う 龍神か 爪でなぞれば 艶やかな膚の上 微か嗅ぎ取るは血のにおい  野暮な拳銃(ピストル) 枕に仕舞えば 掌に 燻らす煙管 何もかも朧霞む頃 行き交うは百鬼夜行  奇なるものです 出逢いは運命 あなたが殺めた お人の名前はお忘れでしょうか  轟轟哀哀 愛の悲しみを その胸は抱えたことなど ありはせぬでしょうね 戀戀爛爛 一瞬たりとも 消えたことのない怨讐を 果たすこの刻に ふるえる指先  あとは魔夢(ゆめ)上海の 闇に紛れるだけなのに  喋喋喃喃 恋の思い出は 散り急ぎ咲く花の 命ほど儚すぎて 愛愛燦燦 仇のあなたは なぜ恋しい男(おひと)に似ている 懐かしい声で わたしを呼ぶのか  満ちる魔都上海の 匂い立つ花闇
修道院の廃庭にてもしも掌に ひとつだけ花の 根を植えることが できるとしたなら  いまのわたしは ひっそりと蒼く 首をもたげる 菫を選ぶ  枯れ果てた涙の 一滴で開くような  かつてのわたしは 身に余るほどの 真紅の薔薇や蘭で 飾りたてて  この手にできぬ ものなどないと ただひたすらに 夢追っていた  すぐそばに佇む 愛にさえ気づかずに  風と共に逝き去りし 青く美しい春よ さあここに巡れ もう一度だけ  掴まえた重みが 重なる朽花でも  白い骨透ける腕に 流れ昇る温かな 菫色の血よ  あとひと春をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Yoshihisa Hiranoもしも掌に ひとつだけ花の 根を植えることが できるとしたなら  いまのわたしは ひっそりと蒼く 首をもたげる 菫を選ぶ  枯れ果てた涙の 一滴で開くような  かつてのわたしは 身に余るほどの 真紅の薔薇や蘭で 飾りたてて  この手にできぬ ものなどないと ただひたすらに 夢追っていた  すぐそばに佇む 愛にさえ気づかずに  風と共に逝き去りし 青く美しい春よ さあここに巡れ もう一度だけ  掴まえた重みが 重なる朽花でも  白い骨透ける腕に 流れ昇る温かな 菫色の血よ  あとひと春を
修羅と蝶狂える嵐 既に遠く去りて 私の中で眠り睡る修羅  糸に巻かれてたたまれる 千々に裂かれた翅だろうと  血を流した 涙の代わりに 何故それを愛と 名付けようと思うのだろう  病葉にも似た この掌 触れる冥い土 泥濘む皮膚 埋めて探さん 沈める 蛹を  時には赤に 青い黄色に染み 私は知らぬ姿を持つ修羅  溶ける光を焦がれては 心を離れ立ち昇る  棘で記せ 言葉よりも深く ただこれが恋と 穢れたとて消えぬように  色無き葩 固く抱く蕾 開き散ることを 阻む如く  茎ごと手折らん 蠢 蛹を  そして蝶は 一斉にと舞う 何故いまが春と お前たちにわかるのだろう  未だ息を運ぶ この胸を 破って最後の ひとひら飛べ  血を流した 涙の代わりに なおいまも愛と 名付けたいと思うのなら  抱きしめよう 過ぎた苦しみも 愛しさが孵す化身として  毀れる抜け殻 羽化した蛹は  私を縫い閉じALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也狂える嵐 既に遠く去りて 私の中で眠り睡る修羅  糸に巻かれてたたまれる 千々に裂かれた翅だろうと  血を流した 涙の代わりに 何故それを愛と 名付けようと思うのだろう  病葉にも似た この掌 触れる冥い土 泥濘む皮膚 埋めて探さん 沈める 蛹を  時には赤に 青い黄色に染み 私は知らぬ姿を持つ修羅  溶ける光を焦がれては 心を離れ立ち昇る  棘で記せ 言葉よりも深く ただこれが恋と 穢れたとて消えぬように  色無き葩 固く抱く蕾 開き散ることを 阻む如く  茎ごと手折らん 蠢 蛹を  そして蝶は 一斉にと舞う 何故いまが春と お前たちにわかるのだろう  未だ息を運ぶ この胸を 破って最後の ひとひら飛べ  血を流した 涙の代わりに なおいまも愛と 名付けたいと思うのなら  抱きしめよう 過ぎた苦しみも 愛しさが孵す化身として  毀れる抜け殻 羽化した蛹は  私を縫い閉じ
狩猟令嬢ジビエ日誌領地の外れの森 あなたと狩猟小屋へ 漆喰の長い部屋 鷲の剥製が迎える ヴァニタスの絵を飾り その横には牡鹿の首 去年の秋のわたしの獲物  銃身 中を磨く 手入れは怠らぬよう 少しでも錆び付けば 名うての腕前も鈍る のし掛かるこの重み 抱えるときの恍惚を 今日はあなたに教えてあげる  薬莢 詰めたら 向かえケモノ道 木立横切ってゆく影に 音を立てず近づく  滾ってゆく血は この体に巡れる 野生の証なのか  息を殺し構えよ さあわたしの右目が 神になる瞬間 銃声 衝撃 命中  ナイフで喉を切って 血を抜く 禽は羽を 獣は皮剥いで 骨に沿って腹を裂いて あたたかな内臓を 傷つかぬよう抉り出す これが生命 恵み 源  猟犬(いぬ)にも与えよう  料理人はいない 猟師のように肉を捌き 鉄の鍋で煮込もう その間あなたと くべる暖炉の前で 番う動物になる  ほてった肩に牙を ふるえる脚に爪を こぼれる葡萄酒 あふれる肉汁 饗して  有り難く食べる 一滴も一欠片も 残さぬよう体へ  わたしたちはまた これで一生の中の 尊い一日を生き  満たされる悦びを 繰りかえす渇望を 自然の畏れを つながる己を  大地の上いつかは 追われ伏したこの身が 運命という矢に狩られる 最期の日までALI PROJECT宝野アリカ起也片倉三起也領地の外れの森 あなたと狩猟小屋へ 漆喰の長い部屋 鷲の剥製が迎える ヴァニタスの絵を飾り その横には牡鹿の首 去年の秋のわたしの獲物  銃身 中を磨く 手入れは怠らぬよう 少しでも錆び付けば 名うての腕前も鈍る のし掛かるこの重み 抱えるときの恍惚を 今日はあなたに教えてあげる  薬莢 詰めたら 向かえケモノ道 木立横切ってゆく影に 音を立てず近づく  滾ってゆく血は この体に巡れる 野生の証なのか  息を殺し構えよ さあわたしの右目が 神になる瞬間 銃声 衝撃 命中  ナイフで喉を切って 血を抜く 禽は羽を 獣は皮剥いで 骨に沿って腹を裂いて あたたかな内臓を 傷つかぬよう抉り出す これが生命 恵み 源  猟犬(いぬ)にも与えよう  料理人はいない 猟師のように肉を捌き 鉄の鍋で煮込もう その間あなたと くべる暖炉の前で 番う動物になる  ほてった肩に牙を ふるえる脚に爪を こぼれる葡萄酒 あふれる肉汁 饗して  有り難く食べる 一滴も一欠片も 残さぬよう体へ  わたしたちはまた これで一生の中の 尊い一日を生き  満たされる悦びを 繰りかえす渇望を 自然の畏れを つながる己を  大地の上いつかは 追われ伏したこの身が 運命という矢に狩られる 最期の日まで
春蚕捧ぐ贄は ただひとつの戀 わが心 血に染む 紫の  さあ玻璃に閉じ込めなさい きずを飾り 曇っていく世界で もがいてあげる  ひと春を生き抜いて ひと夏を絶え絶えに 厭かずまた目覚め落ち 水玉の嗚咽から 訪なう指はすべて あなたとして受け入れ 浮き上がる喉元に 贖罪の痣の亀裂剥ぐ  塞ぐ繭は 踊る影抱いて 上弦の月下 爪は染む 紅ゐに  見えない針 背中を貫き 動けませぬ ただあなたを此処から 見上げる為と  幾雫を迎えて 幾片を飲み乾して 何度でも繰り返す 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く足元に 桎梏の縄の痕摩れる  ひと春を生き抜いて ひと冬に凍り死す そしてまた生まれ落ち 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く肘膝に 桎梏の縄の痕涸れる  絹の絲で縊りたくば 願わくは汚れぬ殻のなか 煮えよ燃えよ ただひとかけ 残りしがわが魂ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也捧ぐ贄は ただひとつの戀 わが心 血に染む 紫の  さあ玻璃に閉じ込めなさい きずを飾り 曇っていく世界で もがいてあげる  ひと春を生き抜いて ひと夏を絶え絶えに 厭かずまた目覚め落ち 水玉の嗚咽から 訪なう指はすべて あなたとして受け入れ 浮き上がる喉元に 贖罪の痣の亀裂剥ぐ  塞ぐ繭は 踊る影抱いて 上弦の月下 爪は染む 紅ゐに  見えない針 背中を貫き 動けませぬ ただあなたを此処から 見上げる為と  幾雫を迎えて 幾片を飲み乾して 何度でも繰り返す 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く足元に 桎梏の縄の痕摩れる  ひと春を生き抜いて ひと冬に凍り死す そしてまた生まれ落ち 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く肘膝に 桎梏の縄の痕涸れる  絹の絲で縊りたくば 願わくは汚れぬ殻のなか 煮えよ燃えよ ただひとかけ 残りしがわが魂
春葬どれほど艶やかに 咲く花よりも 甘やかに散るのは 君を恋うる 私の胸の血でしょう  とじた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむるこの世を 埋めてゆくでしょう  葬ってください 私を 春のこの日に  無垢ほど残酷な 微笑みはない やさしい君を知る そのたび 愛は馨しく患う  どうか 初めて出逢った 時間を絵のように 綺麗に閉じ込めたまま 思い出せる夜に  葬ってください 満開の 桜の下に  失いかけたもの 呼び戻しても 慰みの亡霊 しづかな骨 腕のなかで崩れる  君を抱きしめた刻に 帰ってゆけるなら これから生きるすべての 日々など捨てましょう  伏せた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむる私の この世を浄めましょう  葬ってください 君の手で 春のこの日にALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAどれほど艶やかに 咲く花よりも 甘やかに散るのは 君を恋うる 私の胸の血でしょう  とじた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむるこの世を 埋めてゆくでしょう  葬ってください 私を 春のこの日に  無垢ほど残酷な 微笑みはない やさしい君を知る そのたび 愛は馨しく患う  どうか 初めて出逢った 時間を絵のように 綺麗に閉じ込めたまま 思い出せる夜に  葬ってください 満開の 桜の下に  失いかけたもの 呼び戻しても 慰みの亡霊 しづかな骨 腕のなかで崩れる  君を抱きしめた刻に 帰ってゆけるなら これから生きるすべての 日々など捨てましょう  伏せた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむる私の この世を浄めましょう  葬ってください 君の手で 春のこの日に
少女貴族ナイトメアの途中 目蓋が開いた 裸の胸 心臓の上 赤い蝶が羽ばたいていた  いまも地下牢の柩に眠る 遙か祖先 一族たちの 王に優る気高き血が わたしの奥で叫んでいる  目覚めよ目覚めよ aristocrat 集えよ集えよ majesty  異端をはじきだす社会に 真実の美は生まれない 腐敗 汚染 低俗の民に 天は罰を与える  ブランド狂いの継母たちは 金に物を言わせ やや子可愛や 無能教師に託し  路上かまわず 絡まりあった 犬のような男と女 愛もクズに成り下がる 恥を知らぬヤツは葬れ  抱けよ抱けよ 叡智なる 光を光を 魂(こころ)に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 制裁の剣を持つ  この目を汚すものは消せ わたしを護る声がひびく  目覚めよ目覚めよ aristocrat 称えよ称えよ majesty  右に倣えのデモクラシーに 夢の未来は築けない 欺瞞 虚飾 陋劣の國に 天は遙か裂けて  降らせよ降らせよ 輝く 光を光を この身に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 聖裁の剣翳すALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ナイトメアの途中 目蓋が開いた 裸の胸 心臓の上 赤い蝶が羽ばたいていた  いまも地下牢の柩に眠る 遙か祖先 一族たちの 王に優る気高き血が わたしの奥で叫んでいる  目覚めよ目覚めよ aristocrat 集えよ集えよ majesty  異端をはじきだす社会に 真実の美は生まれない 腐敗 汚染 低俗の民に 天は罰を与える  ブランド狂いの継母たちは 金に物を言わせ やや子可愛や 無能教師に託し  路上かまわず 絡まりあった 犬のような男と女 愛もクズに成り下がる 恥を知らぬヤツは葬れ  抱けよ抱けよ 叡智なる 光を光を 魂(こころ)に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 制裁の剣を持つ  この目を汚すものは消せ わたしを護る声がひびく  目覚めよ目覚めよ aristocrat 称えよ称えよ majesty  右に倣えのデモクラシーに 夢の未来は築けない 欺瞞 虚飾 陋劣の國に 天は遙か裂けて  降らせよ降らせよ 輝く 光を光を この身に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 聖裁の剣翳す
少女忌恋歌指ですくう こぼす涙 はかなく舞う 鳥の羽根に 髪を飾り 心ひらく  冷めた瞳 何を見てる 鏡の裏 通り抜けて 後戻りの 記憶に戸惑う  遠く闇を よぎる影に 身をひそめて 息づくとき 終わりのない 唄を聞いた  といだナイフ 指をすべる 滲む赤い 花びら見つめて 愛する痛みを 知りそめ  迷宮の入り口に 人はみな惑わされ 禁断の夢に酔う  手繰りよせた 記憶の糸 めまいの中 色づく吐息に 忘れたはずの 声を聞く  迷宮の入り口に 人はみな迷い込み 禁断の夢を追う 永遠の旅に出る  冷めた瞳 何を見てる 何も見ないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也指ですくう こぼす涙 はかなく舞う 鳥の羽根に 髪を飾り 心ひらく  冷めた瞳 何を見てる 鏡の裏 通り抜けて 後戻りの 記憶に戸惑う  遠く闇を よぎる影に 身をひそめて 息づくとき 終わりのない 唄を聞いた  といだナイフ 指をすべる 滲む赤い 花びら見つめて 愛する痛みを 知りそめ  迷宮の入り口に 人はみな惑わされ 禁断の夢に酔う  手繰りよせた 記憶の糸 めまいの中 色づく吐息に 忘れたはずの 声を聞く  迷宮の入り口に 人はみな迷い込み 禁断の夢を追う 永遠の旅に出る  冷めた瞳 何を見てる 何も見ない
少女昆蟲記生態観察せよ 図鑑に掲載なし 新種ではなくて特殊 一瞬幻影めくのは擬態  生息毒草地帯 性癖吸血症 群には属さぬ個体 触れた先から朱殷の発疹 油断なきようご用心  もしもあなたが少年のまま 澄んだ瞳お持ちならば 萌える季節の美しい時 恋するでしょう たとえ私が何ものだろうと  飼育は樹液により 寝床は絹糸屑 変温性ゆえ冷血 唐突に貪欲になって変態  誕生初月の夜 幼生春を過ごす 宿敵はただ同種族 繭か蛹か羽化のはばたきは 高みを目指して落下  きっとあなたは少年のような 無邪気な指お持ちでしょう 綺麗な翅や脚を広げ 刺されてみたい 標本箱の部屋の片隅で  透明な闇 思いだすのは 泣きたくなるような声で まだ名称(なまえ)さえない時から 呼ばれた記憶 目覚めた記憶 繰り返されてく  もしもあなたが少年のまま 澄んだ心お持ちならば 儚い醜い美しい刻 愛してください 命短し 私の一生をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也生態観察せよ 図鑑に掲載なし 新種ではなくて特殊 一瞬幻影めくのは擬態  生息毒草地帯 性癖吸血症 群には属さぬ個体 触れた先から朱殷の発疹 油断なきようご用心  もしもあなたが少年のまま 澄んだ瞳お持ちならば 萌える季節の美しい時 恋するでしょう たとえ私が何ものだろうと  飼育は樹液により 寝床は絹糸屑 変温性ゆえ冷血 唐突に貪欲になって変態  誕生初月の夜 幼生春を過ごす 宿敵はただ同種族 繭か蛹か羽化のはばたきは 高みを目指して落下  きっとあなたは少年のような 無邪気な指お持ちでしょう 綺麗な翅や脚を広げ 刺されてみたい 標本箱の部屋の片隅で  透明な闇 思いだすのは 泣きたくなるような声で まだ名称(なまえ)さえない時から 呼ばれた記憶 目覚めた記憶 繰り返されてく  もしもあなたが少年のまま 澄んだ心お持ちならば 儚い醜い美しい刻 愛してください 命短し 私の一生を
少女殉血白馬ニ跨リ 闇ヲ駆ケル ワタシハ父ガ仇 討ツ剣士ノヤウニ  留マル事無キ 無常ノ世ニハ 純潔ト不浄トガ 同ジ場処ニ棲ム  眼蓋ノ 君ガ面影ダケハ 茜ニ染マツテモ 消エハシナイデシヨウ  “ワタシヲ オ許シ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 迷エル心ヲ征シ ワタシヲ 導イテ下サイ  飽食ノ森デ 飢エル狼 ワタシハ求メテイタ 命賭ケシモノ  君ヲ想フトキ 熱ク伝フ 涙ノヒト雫ニ 真実ハ在リヤ  一夜限リノ 契リハ胸ニ 刻ミ込マレタ刺青 今生ノ餞  “ワタシヲ忘レテ下サイ”  翔ビ立ツ魂 捧ゲル死ト百合 貴ク散ラント 吹キコム神風 憂イノ季節ハ過ギヌ コノ身ヲ 嗚呼 迎エテ下サイ  “ワタシヲ 行カセテ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 美シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイ  麗シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也白馬ニ跨リ 闇ヲ駆ケル ワタシハ父ガ仇 討ツ剣士ノヤウニ  留マル事無キ 無常ノ世ニハ 純潔ト不浄トガ 同ジ場処ニ棲ム  眼蓋ノ 君ガ面影ダケハ 茜ニ染マツテモ 消エハシナイデシヨウ  “ワタシヲ オ許シ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 迷エル心ヲ征シ ワタシヲ 導イテ下サイ  飽食ノ森デ 飢エル狼 ワタシハ求メテイタ 命賭ケシモノ  君ヲ想フトキ 熱ク伝フ 涙ノヒト雫ニ 真実ハ在リヤ  一夜限リノ 契リハ胸ニ 刻ミ込マレタ刺青 今生ノ餞  “ワタシヲ忘レテ下サイ”  翔ビ立ツ魂 捧ゲル死ト百合 貴ク散ラント 吹キコム神風 憂イノ季節ハ過ギヌ コノ身ヲ 嗚呼 迎エテ下サイ  “ワタシヲ 行カセテ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 美シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイ  麗シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイ
少女と水蜜桃幾つになったら少女と 呼ばれなくなるのでしょう 母さま わたしはもうとうに 大人になってしまったの  春の節 緋毛氈 敷いた部屋の  段飾り雛遊び ひそかな囁き しずかに人形たちの 目が見下ろす  庭の隅で莟の 桃の木が軋む 傾く屏風の中へ 吹く風にひとひら 舞って落ちる 紅い影  人生はいたづらですか 選べぬおみくじのよう 母さま 不幸なあなたと 同じでもいい子でいます  点す炎 仏さま 浮かぶ お顔  白い畳紙の上 散らばる黒髪 いつでも優しい指で 結われていた  果実に巣喰う虫の そのおぞましさを 憎み尽くそうとしても 胸だけに仕舞って 少女のままで 在るために  たとえ貴女 知っていて 黙っていても  段飾り雛遊び たおやかな微笑 わたしはあの人形に なりたかった  庭の隅で盛りの 青い枝に今 甘やかな蜜も持たず 固い果肉のまま 実って落ちる 桃ひとつALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也幾つになったら少女と 呼ばれなくなるのでしょう 母さま わたしはもうとうに 大人になってしまったの  春の節 緋毛氈 敷いた部屋の  段飾り雛遊び ひそかな囁き しずかに人形たちの 目が見下ろす  庭の隅で莟の 桃の木が軋む 傾く屏風の中へ 吹く風にひとひら 舞って落ちる 紅い影  人生はいたづらですか 選べぬおみくじのよう 母さま 不幸なあなたと 同じでもいい子でいます  点す炎 仏さま 浮かぶ お顔  白い畳紙の上 散らばる黒髪 いつでも優しい指で 結われていた  果実に巣喰う虫の そのおぞましさを 憎み尽くそうとしても 胸だけに仕舞って 少女のままで 在るために  たとえ貴女 知っていて 黙っていても  段飾り雛遊び たおやかな微笑 わたしはあの人形に なりたかった  庭の隅で盛りの 青い枝に今 甘やかな蜜も持たず 固い果肉のまま 実って落ちる 桃ひとつ
少女のための残酷童話水面に映った 自分の顔に 恋したナルシス あなたになりたい  大事な鏡は 他人の瞳よ 誰より可愛い わたし映して  競って華やぐ靴で 少女たちは舞うの 大人は眉を顰める 派手な赤い赤い靴 軽やかに跳ね  いつもどんな場所でも 踊りつづける わたしはここよ  美しい箱の マッチを売るわ 灯す間だけ 大切にして  少しも似合わぬ服を 娘たちは纏う 生き急ぐようなふりで 少しでも甘い蜜の 時をながらう  満ち足りた微笑みの 奥の心は 家なき子でも  死ぬまで脱げない靴を わたしたちは履いた 教会の床で躍る 罪の赤い赤い靴 倒れてもなお  愚かなる魂が 持てぬのは何? 尊い教えなんか この世界のどこにあったの? わたしを止めて  答えなど欲しくない 老いていくだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也水面に映った 自分の顔に 恋したナルシス あなたになりたい  大事な鏡は 他人の瞳よ 誰より可愛い わたし映して  競って華やぐ靴で 少女たちは舞うの 大人は眉を顰める 派手な赤い赤い靴 軽やかに跳ね  いつもどんな場所でも 踊りつづける わたしはここよ  美しい箱の マッチを売るわ 灯す間だけ 大切にして  少しも似合わぬ服を 娘たちは纏う 生き急ぐようなふりで 少しでも甘い蜜の 時をながらう  満ち足りた微笑みの 奥の心は 家なき子でも  死ぬまで脱げない靴を わたしたちは履いた 教会の床で躍る 罪の赤い赤い靴 倒れてもなお  愚かなる魂が 持てぬのは何? 尊い教えなんか この世界のどこにあったの? わたしを止めて  答えなど欲しくない 老いていくだけ
少女蜜葬~Le sang et le miel腐る 薫る 肉体は柩 舞って 彷徨えるPsyche 蟻が 運ぶ 蠍の死骸へ 靡く 墜ちる  混じり合った 血と蜜が 夜ごと開く 生の夢  零す 浸す 最後の一滴 呑んで 囚われのNymphe 闇が 漏らす 炎の残像 踊る 纏う  貌を変えた 女 少女 知らぬ誰も 自分なの?  絡み合った 根と棘が 月夜に縫う 死の瞼  眠る恋よ 黒い翼扇(つばさ)に抱かれ けして 目覚めぬよう  声を閉ざし 息をする わたしは茎 伸びる花ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也腐る 薫る 肉体は柩 舞って 彷徨えるPsyche 蟻が 運ぶ 蠍の死骸へ 靡く 墜ちる  混じり合った 血と蜜が 夜ごと開く 生の夢  零す 浸す 最後の一滴 呑んで 囚われのNymphe 闇が 漏らす 炎の残像 踊る 纏う  貌を変えた 女 少女 知らぬ誰も 自分なの?  絡み合った 根と棘が 月夜に縫う 死の瞼  眠る恋よ 黒い翼扇(つばさ)に抱かれ けして 目覚めぬよう  声を閉ざし 息をする わたしは茎 伸びる花
昭和B級下手喰い道舌が肥えたのは ガキの時分から 何でも喰ったから  パンの欠片盗んで投獄 ジャン・バルジャンにゃなりたきゃないが  腹の虫は 年がら年中 たかる蝿のごとく鳴き喚く  小銭せびって駆け出す トタンのあばら屋 意地悪バアさんが駄菓子売る  軒先並んだ見目毒々しい チクロにズルチン サッカリン 魅惑の着色 人工甘味に 勝る旨さはない  ボクらの未来は明るく輝く 丈夫に健康に 末は社長か総理大臣!  酸いも甘いもどうでもいいほど 大人になってしまうもんさ  金の卵 働きづめお国のため せめて 晩には  裸電球 眩しく妖しい横丁 馴染みの暖簾街 大繁盛  立ち飲み悪酔い シケモク燻して カストリ アブサン デンキブラン モツ焼きヤミ鍋 正体不明の 香ばしいい匂い  食肉解体の放るもんほど 賜るご馳走さ なんでもかんでも とことん味わえ!  現代(いま)では飽食反省大国? マクロビ ビーガン ベジタリアン 無添加推奨 有機栽培も 無くならないアレルギー 飢えとは無縁の乙女はこぞって 気楽なダイエット  みんなグルメ 安全第一 素晴らしい未来!!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也舌が肥えたのは ガキの時分から 何でも喰ったから  パンの欠片盗んで投獄 ジャン・バルジャンにゃなりたきゃないが  腹の虫は 年がら年中 たかる蝿のごとく鳴き喚く  小銭せびって駆け出す トタンのあばら屋 意地悪バアさんが駄菓子売る  軒先並んだ見目毒々しい チクロにズルチン サッカリン 魅惑の着色 人工甘味に 勝る旨さはない  ボクらの未来は明るく輝く 丈夫に健康に 末は社長か総理大臣!  酸いも甘いもどうでもいいほど 大人になってしまうもんさ  金の卵 働きづめお国のため せめて 晩には  裸電球 眩しく妖しい横丁 馴染みの暖簾街 大繁盛  立ち飲み悪酔い シケモク燻して カストリ アブサン デンキブラン モツ焼きヤミ鍋 正体不明の 香ばしいい匂い  食肉解体の放るもんほど 賜るご馳走さ なんでもかんでも とことん味わえ!  現代(いま)では飽食反省大国? マクロビ ビーガン ベジタリアン 無添加推奨 有機栽培も 無くならないアレルギー 飢えとは無縁の乙女はこぞって 気楽なダイエット  みんなグルメ 安全第一 素晴らしい未来!!
昭和恋々幻燈館今は昔 白黒写真を 見れば浮かぶ色鮮やかに 知らない思い出まで 活き活きと動き出して 虹色幻影ノスタルジック  子供たちは外を駈け回り 家の軒にこぼれ咲く花 露地裏 燈りが灯る夕暮れ 山の古巣にカラスも帰るよ  夜道には黒マント翻し 秘密探偵が通る 怖くも愉しや 光も暗闇も溢れていた  お洒落したら銀座のカフェーへ 日傘回し出掛けましょうか 西洋はパイプの烟の向こう 愛の台詞は文学の薫り  パパとママそのまたママとパパの ダンスホールのロマンス 嬉し恥ずかし 笑顔も涙も華やいでいた  生まれ変わるなら あの時代に 生きてみたいな  足踏みのオルガンが奏でてた 希望の唄に靴が鳴る 切なく哀しや モノよりこころが豊かだった  戻らぬ恋人待つように 昭和恋々ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura今は昔 白黒写真を 見れば浮かぶ色鮮やかに 知らない思い出まで 活き活きと動き出して 虹色幻影ノスタルジック  子供たちは外を駈け回り 家の軒にこぼれ咲く花 露地裏 燈りが灯る夕暮れ 山の古巣にカラスも帰るよ  夜道には黒マント翻し 秘密探偵が通る 怖くも愉しや 光も暗闇も溢れていた  お洒落したら銀座のカフェーへ 日傘回し出掛けましょうか 西洋はパイプの烟の向こう 愛の台詞は文学の薫り  パパとママそのまたママとパパの ダンスホールのロマンス 嬉し恥ずかし 笑顔も涙も華やいでいた  生まれ変わるなら あの時代に 生きてみたいな  足踏みのオルガンが奏でてた 希望の唄に靴が鳴る 切なく哀しや モノよりこころが豊かだった  戻らぬ恋人待つように 昭和恋々
処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する空へと続く糸杉よりも 暗い土の中の わたし達の方が 天を知っている  割れて墜ちる破片 血で受け止めながら  蜜蝋の肌溶かし薫らせ 玻璃の骨砕いて この身で包むものは 腐敗せぬ魂  遙かな古代(むかし)でも 在らざる未來でも ずっと  失くしたのは青い翼 太陽の民に愛された証の 此処にいると伝えたくも 届けたいのは誰  見目麗しくそして醜く 生まれついたけれど わたし達はけして 神の子でなく  毒蛾の鱗粉に 送られる葬列  光の筋を導くものは 信仰か幻戯か 瞼の世界こそ 崩壊せん現実  果ての泥濘から 息を返すはあと少し  授かるのは黒い翼 天使と悪魔抱擁の印の もうひとつの鼓動はいま 細い肢体を破る  目を閉じて目を開けて 夜明けより闇夜より 破瓜なくて解体と懐胎の 死と再生  生まれるのは白い翼 抱きしめるのが 叶うというのなら 其処に行くと伝えられる 待っているのは何  羽撃くだけ 舞い上がるのは こんなにも容易い  もっと高く もう許されぬ落下ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也空へと続く糸杉よりも 暗い土の中の わたし達の方が 天を知っている  割れて墜ちる破片 血で受け止めながら  蜜蝋の肌溶かし薫らせ 玻璃の骨砕いて この身で包むものは 腐敗せぬ魂  遙かな古代(むかし)でも 在らざる未來でも ずっと  失くしたのは青い翼 太陽の民に愛された証の 此処にいると伝えたくも 届けたいのは誰  見目麗しくそして醜く 生まれついたけれど わたし達はけして 神の子でなく  毒蛾の鱗粉に 送られる葬列  光の筋を導くものは 信仰か幻戯か 瞼の世界こそ 崩壊せん現実  果ての泥濘から 息を返すはあと少し  授かるのは黒い翼 天使と悪魔抱擁の印の もうひとつの鼓動はいま 細い肢体を破る  目を閉じて目を開けて 夜明けより闇夜より 破瓜なくて解体と懐胎の 死と再生  生まれるのは白い翼 抱きしめるのが 叶うというのなら 其処に行くと伝えられる 待っているのは何  羽撃くだけ 舞い上がるのは こんなにも容易い  もっと高く もう許されぬ落下
真偽贋者遊覧会夜の夢こそマコトは 嘘 夢見ることこそ 現  色を一つ差して引いて もう違いがわからない ここが何処かさえも曖昧な  屋根の下 床の上 見つからない人魚のよう 人が抱く幻想は 騙し合って作られた剥製 愛でようか 壊そうか 魔術師(ウィザード)の声で歌い 手品師(マジシャン)の手で持てなす 贋作師(フェイカー)の目で見つめて 詐欺師(ライアー)の舌で語る いっそどうぞ こころゆくまで 騙し絵(トロンプルイユ)を  仮面剥いだ貌が同じ もう誰だかわからない ありのままがいちばん恐ろしい 隠しても 曝しても 超現実主義(シュルレアリスム) 快楽 抽象表現主義(アンフォルメル)の憂鬱 絶対抽象絵画(シュプレマティスム) 禁欲 前衛芸術(アヴァンギャルド)の爆発 枠の中を 抜けて先まで 逆さ絵(トリックアート)で  魔術師(ウィザード)の声で嗤い 手品師(マジシャン)の手で盗んで 贋作師(フェイカー)の目で射ぬいて 詐欺師(ライアーの)舌で騙れ いっそどうぞ ココロひらいて ずっとみんな 姿持たない 歪像画(アナモルフォーズ)ね 歪ム 歪ム 回レALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也夜の夢こそマコトは 嘘 夢見ることこそ 現  色を一つ差して引いて もう違いがわからない ここが何処かさえも曖昧な  屋根の下 床の上 見つからない人魚のよう 人が抱く幻想は 騙し合って作られた剥製 愛でようか 壊そうか 魔術師(ウィザード)の声で歌い 手品師(マジシャン)の手で持てなす 贋作師(フェイカー)の目で見つめて 詐欺師(ライアー)の舌で語る いっそどうぞ こころゆくまで 騙し絵(トロンプルイユ)を  仮面剥いだ貌が同じ もう誰だかわからない ありのままがいちばん恐ろしい 隠しても 曝しても 超現実主義(シュルレアリスム) 快楽 抽象表現主義(アンフォルメル)の憂鬱 絶対抽象絵画(シュプレマティスム) 禁欲 前衛芸術(アヴァンギャルド)の爆発 枠の中を 抜けて先まで 逆さ絵(トリックアート)で  魔術師(ウィザード)の声で嗤い 手品師(マジシャン)の手で盗んで 贋作師(フェイカー)の目で射ぬいて 詐欺師(ライアーの)舌で騙れ いっそどうぞ ココロひらいて ずっとみんな 姿持たない 歪像画(アナモルフォーズ)ね 歪ム 歪ム 回レ
地獄の季節ああ祈りの 季節がはじまる  盛りの炎が 消えたこの世の 最後の種子から 生まれ落ち黄昏に 育った子らよ  純粋の闇 真実の夜 その底に潜む 月光は獣道 本能の声が呼ぶ  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り ひかれ合う血と蜜  もっと強く啜ってごらんよ ここに湧く享楽の美酒を  死を抱くよりも 恐れるものは 揺蕩う時間に 流されて魂が 老いてゆくこと  求めもしない 救えもしない 未来に望むのは 愛よりも美しい めくるめく滅亡  翼をもいで aller a la chasse 君を飾ろう檻の中 噎び泣くのは鞣しの肌 不在の父に恋い焦がれ 白い胸を輝かせる 癒えることない疵  もっと深く抉ってあげよう そこに在る悲しみの果実を  剣をたてて aller a la chasse 君を抱いても終わらない 鏤められた野獣の罠 異端の神を仕留めよう  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り 混じり合う血と蜜  いくつでも齧ってみせよう 甘やかな苦しみの果実を ああ実りの地獄の季節で 僕らの永遠よ!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ああ祈りの 季節がはじまる  盛りの炎が 消えたこの世の 最後の種子から 生まれ落ち黄昏に 育った子らよ  純粋の闇 真実の夜 その底に潜む 月光は獣道 本能の声が呼ぶ  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り ひかれ合う血と蜜  もっと強く啜ってごらんよ ここに湧く享楽の美酒を  死を抱くよりも 恐れるものは 揺蕩う時間に 流されて魂が 老いてゆくこと  求めもしない 救えもしない 未来に望むのは 愛よりも美しい めくるめく滅亡  翼をもいで aller a la chasse 君を飾ろう檻の中 噎び泣くのは鞣しの肌 不在の父に恋い焦がれ 白い胸を輝かせる 癒えることない疵  もっと深く抉ってあげよう そこに在る悲しみの果実を  剣をたてて aller a la chasse 君を抱いても終わらない 鏤められた野獣の罠 異端の神を仕留めよう  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り 混じり合う血と蜜  いくつでも齧ってみせよう 甘やかな苦しみの果実を ああ実りの地獄の季節で 僕らの永遠よ!
地獄の門蛇に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の道深く 憎しみはたわわに 虚実は花と咲き乱れ実る 夢の瑕疵の 唾棄すべき腑  手をかけよ 命を以って 蒼白に開く指 まみえる前に  もしもおまえが 暗殺者ならば 迷い 嫉み 打ち砕くことができようか 悶絶せよ  堕落するときは いっそ見事に 血を吐き 毒に塗れ 奈落へと向かわん 其処でしか見えない天を仰ぎ 灼け爛れてゆく 明日を嗤えよ  縋り付き 這い上がる 鉄の汗 舌にのせ 喘ぎは至極  悪も穢れも 生きてゆくこその 痛み 証 涙を汚すより貴く 闘争せよ  愛を知りたくば 真っ暗がりへ 求めよ 赤子のように 叫びの胤の中 産まれるまえの闇 甦らん 選ぶがいい 戻るのか行くのか  もしもわたしが 征服者ならば 人の心 忘れ去ってしまえるだろうか 陥落せよ  邪に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の谷深く 悦びはうららに 月華さえ最後に辿り着くは 底の土 静かなる塋域  堕落すべきとき さあさ華麗に 血を抱き 毒に淫し 奈落へと向かわん この世の終わりには 果てがないと 嗚呼知るがいい 悶え盛る日々に!ALI PROJECT宝野アリカ宝野アリカ片倉三起也蛇に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の道深く 憎しみはたわわに 虚実は花と咲き乱れ実る 夢の瑕疵の 唾棄すべき腑  手をかけよ 命を以って 蒼白に開く指 まみえる前に  もしもおまえが 暗殺者ならば 迷い 嫉み 打ち砕くことができようか 悶絶せよ  堕落するときは いっそ見事に 血を吐き 毒に塗れ 奈落へと向かわん 其処でしか見えない天を仰ぎ 灼け爛れてゆく 明日を嗤えよ  縋り付き 這い上がる 鉄の汗 舌にのせ 喘ぎは至極  悪も穢れも 生きてゆくこその 痛み 証 涙を汚すより貴く 闘争せよ  愛を知りたくば 真っ暗がりへ 求めよ 赤子のように 叫びの胤の中 産まれるまえの闇 甦らん 選ぶがいい 戻るのか行くのか  もしもわたしが 征服者ならば 人の心 忘れ去ってしまえるだろうか 陥落せよ  邪に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の谷深く 悦びはうららに 月華さえ最後に辿り着くは 底の土 静かなる塋域  堕落すべきとき さあさ華麗に 血を抱き 毒に淫し 奈落へと向かわん この世の終わりには 果てがないと 嗚呼知るがいい 悶え盛る日々に!
Je te veuxわたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して  わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ  世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない  わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい  わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して  わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ  世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない  わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい  わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっと
殉教者の指数えてみよ さあ心を 荊が巻く身体の中 あそこここにそこにも在り 弾け裂ける 憎む妬む恋うる欲す  ああ一度に君に向かう想い ああ僕はもう止められない こんな責め苦の果てにも  繋げてみよ この血管 僕の肉を縫う赤い絲 目眩続くこの長さが 君への距離 太く細く熱く硬く  愛などと奇麗事で叫べば 剥がれて暴かれるのは穢れ 皹割れてゆく死  愛などと奇麗事で呼べど 痛みに掏り替えられる陶酔 ああそれでも君に向かう想い もう僕は生きることしか出来ず 責め苦を背負ってALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也数えてみよ さあ心を 荊が巻く身体の中 あそこここにそこにも在り 弾け裂ける 憎む妬む恋うる欲す  ああ一度に君に向かう想い ああ僕はもう止められない こんな責め苦の果てにも  繋げてみよ この血管 僕の肉を縫う赤い絲 目眩続くこの長さが 君への距離 太く細く熱く硬く  愛などと奇麗事で叫べば 剥がれて暴かれるのは穢れ 皹割れてゆく死  愛などと奇麗事で呼べど 痛みに掏り替えられる陶酔 ああそれでも君に向かう想い もう僕は生きることしか出来ず 責め苦を背負って
自由戀愛出合い頭に 目と目 星が散って 錯覚 または 運命の あやとり遊び 寄せ絡め たわめて お名前 拝聴します  大人のための お伽話 信じ 麗し乙女 中身だけ だけどあなたは わたし見えているの その他の群衆のなか  指をつなぎましょ もっと求めあえるわ 夢の国の扉は見せかけで 押しても引いても開かなくても  恋に暮らしましょ 他には何も持たず いま人生 産まれたての気分 裸になってゆく  変われなかった 行き場 ひとり 迷い 余所様の背を 追ったとて つまづくだけの 道外れ わたしは 日の元に 晒されます  声を重ねましょ それだけで歌になる オトコもオンナも関係なくて 幾つであろうと未熟なままで  命燃やしましょ 一秒も無駄はない いくら道草回り道しても 帰る場所はあるの  指をつなぎましょ もっと分かりあえるわ 胸の奥の扉の鍵を捨て 悲喜交々いろんな風通し  恋を育てましょ それさえあれば足りる ほらいつでも産まれたての気分 裸で生きてゆくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也出合い頭に 目と目 星が散って 錯覚 または 運命の あやとり遊び 寄せ絡め たわめて お名前 拝聴します  大人のための お伽話 信じ 麗し乙女 中身だけ だけどあなたは わたし見えているの その他の群衆のなか  指をつなぎましょ もっと求めあえるわ 夢の国の扉は見せかけで 押しても引いても開かなくても  恋に暮らしましょ 他には何も持たず いま人生 産まれたての気分 裸になってゆく  変われなかった 行き場 ひとり 迷い 余所様の背を 追ったとて つまづくだけの 道外れ わたしは 日の元に 晒されます  声を重ねましょ それだけで歌になる オトコもオンナも関係なくて 幾つであろうと未熟なままで  命燃やしましょ 一秒も無駄はない いくら道草回り道しても 帰る場所はあるの  指をつなぎましょ もっと分かりあえるわ 胸の奥の扉の鍵を捨て 悲喜交々いろんな風通し  恋を育てましょ それさえあれば足りる ほらいつでも産まれたての気分 裸で生きてゆく
人生美味礼讃GOLD LYLIC注げ満たせよ 黄金の杯 盛れよ溢れよ 欲望の皿 純銀のナイフの先で肉が舞う  砕け銜えよ 本能の骨 吐けよ下せよ 煩悩の灰汁 純正の血は唇を染めるだろう  まずはこの眼で味わって 舌根から脳へと抜ける幸福 舐め回し髄まで啜り これこそ生きることの堪能  さあ、晩餐を共にしよう 愛すべき美食家達(グルマンディーズ) 美味なる悪食の虜 この世に食せぬものなどない 身も心も蕩けて 眠れる花の中 溺れ死ぬ蜜蜂のように  掲げ捧げよ 贄の美少年 崇め讃えよ 巨漢の王を 人類の罪などここに在りはせぬ  混ぜて捏ねろよ 一滴の毒 捨てよ排せよ 無菌の卓を 真実は腐臭の底に嗅ぎとらん  酸いも甘いもまだ知らぬ 珊瑚色に隠れた肌の輝き 美しい君を前にして いま渇望することの快楽  さあ、晩餐を共にしよう 優秀なる美食学(ガストロノミー) 先天性の稀なる舌で 筆舌尽くしがたき馳走を 今日も求めて彷徨う さながら血に飢えた 哀れなる伯爵のように  老いてもなお衰えなき 浅ましくも愛おしきその食欲 頬張り尽くし食べ尽くして これこそ生きることの恍惚  さあ、晩餐を共にしよう 選ばれし美食家達 美味なる飽食の虜 この世に食せぬものなし 食べて飲んで吐いて出し 泣いて笑い生きて死ぬ 弱肉強食なれの果て それがすべてそれで終わりさ  どうかこの身が果てたら 収めてくれたまえ 残さずに胃袋のその中へGOLD LYLICALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura注げ満たせよ 黄金の杯 盛れよ溢れよ 欲望の皿 純銀のナイフの先で肉が舞う  砕け銜えよ 本能の骨 吐けよ下せよ 煩悩の灰汁 純正の血は唇を染めるだろう  まずはこの眼で味わって 舌根から脳へと抜ける幸福 舐め回し髄まで啜り これこそ生きることの堪能  さあ、晩餐を共にしよう 愛すべき美食家達(グルマンディーズ) 美味なる悪食の虜 この世に食せぬものなどない 身も心も蕩けて 眠れる花の中 溺れ死ぬ蜜蜂のように  掲げ捧げよ 贄の美少年 崇め讃えよ 巨漢の王を 人類の罪などここに在りはせぬ  混ぜて捏ねろよ 一滴の毒 捨てよ排せよ 無菌の卓を 真実は腐臭の底に嗅ぎとらん  酸いも甘いもまだ知らぬ 珊瑚色に隠れた肌の輝き 美しい君を前にして いま渇望することの快楽  さあ、晩餐を共にしよう 優秀なる美食学(ガストロノミー) 先天性の稀なる舌で 筆舌尽くしがたき馳走を 今日も求めて彷徨う さながら血に飢えた 哀れなる伯爵のように  老いてもなお衰えなき 浅ましくも愛おしきその食欲 頬張り尽くし食べ尽くして これこそ生きることの恍惚  さあ、晩餐を共にしよう 選ばれし美食家達 美味なる飽食の虜 この世に食せぬものなし 食べて飲んで吐いて出し 泣いて笑い生きて死ぬ 弱肉強食なれの果て それがすべてそれで終わりさ  どうかこの身が果てたら 収めてくれたまえ 残さずに胃袋のその中へ
水月鏡花遥かな記憶は 水面に描いた 翡翠の波間に 浮かび  わたしの身体は 届かぬ底方へ 撓み沈み揺れて落ちる  生まれくる前に 視た夢が泳ぎつく場所は なんにもなくても すべてがあふれる 光で織られた岸辺でしょうか  ぬくもる目蓋は 開くの それとも 閉じるためにあるのかしら  生まれくる前に 視た夢が辿りつく時は 薄闇の幕が そっと捲られた あなたに出会った あの日でしょうか  生まれゆく前に 還ったあとも夢はつづき 忘れえぬ声と 微笑みを抱いて 永遠の輪の中昇ってゆくのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也遥かな記憶は 水面に描いた 翡翠の波間に 浮かび  わたしの身体は 届かぬ底方へ 撓み沈み揺れて落ちる  生まれくる前に 視た夢が泳ぎつく場所は なんにもなくても すべてがあふれる 光で織られた岸辺でしょうか  ぬくもる目蓋は 開くの それとも 閉じるためにあるのかしら  生まれくる前に 視た夢が辿りつく時は 薄闇の幕が そっと捲られた あなたに出会った あの日でしょうか  生まれゆく前に 還ったあとも夢はつづき 忘れえぬ声と 微笑みを抱いて 永遠の輪の中昇ってゆくの
STILL ALIVE静寂 蒼ク深ク 時ノ水面 揺蕩ウ ヒトリ  風ガ吹クヨウニ 過ギ去ッテク 彼奴ハドコニ 向カッテクンダロウ  音ヲ紡グ 息ヲオクレ 此処デ本当ノ 歌ヲツクロウ  アタシハマダ 機械ジャナイカラ  無限ヲ抱ク 宇宙ガ視エル  共鳴ダケ 残シテイコウALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也静寂 蒼ク深ク 時ノ水面 揺蕩ウ ヒトリ  風ガ吹クヨウニ 過ギ去ッテク 彼奴ハドコニ 向カッテクンダロウ  音ヲ紡グ 息ヲオクレ 此処デ本当ノ 歌ヲツクロウ  アタシハマダ 機械ジャナイカラ  無限ヲ抱ク 宇宙ガ視エル  共鳴ダケ 残シテイコウ
ストロベリーパイをお食べ真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Love いくら食べても 飽きることはない love me  銀のナイフを 握りしめる瞬間から 胸は躍る  おなかすかせた獣みたいに 恋をした  アノ子が欲しいの アノ子じゃ わからない コノ子がいいかな いいえドノ子も 中味は変わらないね  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me  食べ散らかした お菓子のように あちこち 恋のシガイ  部屋から部屋へ コマドリたちは 放し飼い  おしゃべりはずんで いっしょに寝ました 三日もたったら 愛は壜詰め 綺麗なカビが生えた  真っ赤な Strawberry pie おもてなししてね とろける Honey Heart いくら飲んでも すぐにノドは乾く 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love you  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love meALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Love いくら食べても 飽きることはない love me  銀のナイフを 握りしめる瞬間から 胸は躍る  おなかすかせた獣みたいに 恋をした  アノ子が欲しいの アノ子じゃ わからない コノ子がいいかな いいえドノ子も 中味は変わらないね  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me  食べ散らかした お菓子のように あちこち 恋のシガイ  部屋から部屋へ コマドリたちは 放し飼い  おしゃべりはずんで いっしょに寝ました 三日もたったら 愛は壜詰め 綺麗なカビが生えた  真っ赤な Strawberry pie おもてなししてね とろける Honey Heart いくら飲んでも すぐにノドは乾く 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love you  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me
すみれの花咲くころすみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ  春すみれ咲き 春を告げる 春何ゆえ 人は汝を待つ 楽しく悩ましき春の夢 甘き恋 人の心酔わす そは汝 すみれ咲く春  すみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころALI PROJECTFritz Rotter・白井鐵Franz DoelleYoshihisa Hiranoすみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ  春すみれ咲き 春を告げる 春何ゆえ 人は汝を待つ 楽しく悩ましき春の夢 甘き恋 人の心酔わす そは汝 すみれ咲く春  すみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
青蛾月憂いの三日月に 恋したウサギは 光の雫で からだを染めるよ 手を伸ばせば何でも 届くと信じられる  胸刺す月の針 光を紡いで あなたを迎え飛ぶ 絨毯をつくる 唇を濡らしても 触れるのは風ばかり 独りきりの 蒼いこの世界で  天鵞絨の闇の中で 泣きながら眠る 悲しみよ夢の中で 立ち止まるがいい  感じる指先の鮮やかな記憶 あなたに逢うための 祈りを続ける 瞬きをする間 塗りかえられる景色  一人では何処へも 飛ぶことができない 遠い国へ 誘うことまでも  幾千の年月が過ぎても あなたから届く月の便りを ただ 待つばかり わたしは月姫 哀しい運命の 金の文字が 瞳に沁みる 涙が零れて 止まらない  抱きしめられるたび 帰ってゆく想い それは昔聞いた おとぎ話の中 息を潜め 美しき夜に  苦しみは森に潜む 青蛾の翅 銀粉にまかれながら 消え失せてしまえ 花に埋もれ オフィーリア わたしはここに 狂気に埋もれた夢を 取り戻すために  光に包まれて 抱かれて眠れ 悲しみよ夢の中で 凍りつくがいいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也憂いの三日月に 恋したウサギは 光の雫で からだを染めるよ 手を伸ばせば何でも 届くと信じられる  胸刺す月の針 光を紡いで あなたを迎え飛ぶ 絨毯をつくる 唇を濡らしても 触れるのは風ばかり 独りきりの 蒼いこの世界で  天鵞絨の闇の中で 泣きながら眠る 悲しみよ夢の中で 立ち止まるがいい  感じる指先の鮮やかな記憶 あなたに逢うための 祈りを続ける 瞬きをする間 塗りかえられる景色  一人では何処へも 飛ぶことができない 遠い国へ 誘うことまでも  幾千の年月が過ぎても あなたから届く月の便りを ただ 待つばかり わたしは月姫 哀しい運命の 金の文字が 瞳に沁みる 涙が零れて 止まらない  抱きしめられるたび 帰ってゆく想い それは昔聞いた おとぎ話の中 息を潜め 美しき夜に  苦しみは森に潜む 青蛾の翅 銀粉にまかれながら 消え失せてしまえ 花に埋もれ オフィーリア わたしはここに 狂気に埋もれた夢を 取り戻すために  光に包まれて 抱かれて眠れ 悲しみよ夢の中で 凍りつくがいい
世紀末ゲネシス怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  この世界が 生まれたとき 包んだのは 闇と光 どちらだったろう  人はひとり 産まれてくる 暗がりだけ 見つめながら  生きる事が 死に向かうのだとしても  希望よ 白む空にまた昇る黄金の太陽  愛しさ 澄んだ水面へと映る偽りのない姿  喜び 伸ばす手に触れて咲いた葩弁のぬくもり  淋しさ 蒼い夜に浮き墜ちる月の雫の中に  闇へと舞い散れ 光に埋もれよ  この世界が 終わる瞬間(とき)を 抱きとるのは 光か闇 どちらだろうか  どこに消え 逝くとしても  戦い 立ち向かう盾と響く鋼の剣の音  絶望 風が凍りつく荒野跡形もない息吹  怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  闇から舞うのは輝く翼で 光が生むのは美しい無数の影  われわれが 歩む地を 彩るものALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  この世界が 生まれたとき 包んだのは 闇と光 どちらだったろう  人はひとり 産まれてくる 暗がりだけ 見つめながら  生きる事が 死に向かうのだとしても  希望よ 白む空にまた昇る黄金の太陽  愛しさ 澄んだ水面へと映る偽りのない姿  喜び 伸ばす手に触れて咲いた葩弁のぬくもり  淋しさ 蒼い夜に浮き墜ちる月の雫の中に  闇へと舞い散れ 光に埋もれよ  この世界が 終わる瞬間(とき)を 抱きとるのは 光か闇 どちらだろうか  どこに消え 逝くとしても  戦い 立ち向かう盾と響く鋼の剣の音  絶望 風が凍りつく荒野跡形もない息吹  怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  闇から舞うのは輝く翼で 光が生むのは美しい無数の影  われわれが 歩む地を 彩るもの
星月夜どんなにあなたを 抱きしめても いつかはふたりが 離れる時がくる  迷子のように それがこわい  星が音を たてて墜ちる 秘やかな こんな夜は  誰も天使に なれないけど 心は空より 息づいているわ  ただひとつの 翳りもなく  あなたが目を 閉じたあとも そばにいるわ いつまでも  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  いつしか涙は 悲しみよりも 愛するために あふれてゆくでしょう  あなたを知る それまでより  わたしが目を 閉じるときは ただこの手を 握ってて  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  木々のみどり 風のかおり わたしたちが 流れてく  時をこえて 夢をこえて そばにいるわ いつまでもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久どんなにあなたを 抱きしめても いつかはふたりが 離れる時がくる  迷子のように それがこわい  星が音を たてて墜ちる 秘やかな こんな夜は  誰も天使に なれないけど 心は空より 息づいているわ  ただひとつの 翳りもなく  あなたが目を 閉じたあとも そばにいるわ いつまでも  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  いつしか涙は 悲しみよりも 愛するために あふれてゆくでしょう  あなたを知る それまでより  わたしが目を 閉じるときは ただこの手を 握ってて  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  木々のみどり 風のかおり わたしたちが 流れてく  時をこえて 夢をこえて そばにいるわ いつまでも
聖少女領域PLATINA LYLICまだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて パパより優しいテノールで 奪う覚悟があるのならば  百万の薔薇の寝台(ベッド)に 埋もれ見る夢よりも 馨しく私は生きてるの  どうすれば醜いものが 蔓延(はびこ)ったこの世界 汚れずに羽搏いて行けるのか  ひとり繭の中 学びつづけても 水晶の星空は 遠すぎるの  まだ触れないで その慄える指先は 花盗人の甘い躊躇い 触れてもいい この深い胸の奥にまで 届く自信があるのならば  白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃない  罅割れた硝子厘(ケエス)に 飾られた純潔は 滅びゆく天使たちの心臓  また明日も目覚めるたびに 百年の刻を知る 眠れない魂の荊姫  くい込む冠 一雫の血に ああ現実(いま)が真実と 思い知るの  まだ行かないで 月光の結界で 過ちに気づいてしまいそう 安らかなぬくもりに抱かれ 壊れたい私は 罪の子なのでしょうか  そっと零れてくる 涙の意味さえわからない  もう云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて鎖のように重い 囁いて パパより優しいテノールで どんな覚悟もできるならば  さあ誓ってよその震える唇で 蜜を摘む狩人のときめき 攫っていい この深い胸の奥底を 射抜く勇気があるのならば  貴方、捕まえたらけして 逃がさないようにしてPLATINA LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也まだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて パパより優しいテノールで 奪う覚悟があるのならば  百万の薔薇の寝台(ベッド)に 埋もれ見る夢よりも 馨しく私は生きてるの  どうすれば醜いものが 蔓延(はびこ)ったこの世界 汚れずに羽搏いて行けるのか  ひとり繭の中 学びつづけても 水晶の星空は 遠すぎるの  まだ触れないで その慄える指先は 花盗人の甘い躊躇い 触れてもいい この深い胸の奥にまで 届く自信があるのならば  白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃない  罅割れた硝子厘(ケエス)に 飾られた純潔は 滅びゆく天使たちの心臓  また明日も目覚めるたびに 百年の刻を知る 眠れない魂の荊姫  くい込む冠 一雫の血に ああ現実(いま)が真実と 思い知るの  まだ行かないで 月光の結界で 過ちに気づいてしまいそう 安らかなぬくもりに抱かれ 壊れたい私は 罪の子なのでしょうか  そっと零れてくる 涙の意味さえわからない  もう云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて鎖のように重い 囁いて パパより優しいテノールで どんな覚悟もできるならば  さあ誓ってよその震える唇で 蜜を摘む狩人のときめき 攫っていい この深い胸の奥底を 射抜く勇気があるのならば  貴方、捕まえたらけして 逃がさないようにして
静謐なる私小説恋に堕ちる唄なら 詩人たちが星の数書く  金糸雀の声持つ歌姫たちが 月昇るたび さえずる  だけどわたしのこころにあるのは ただひとつの恋だけ かつて愛された 想い それがあるから 夢も明日もいらない 小さな籠のなか暮らすの  ………  愛に裂けた傷なら 時の針が痕なく縫おう  青褪めた裸の踊り子たちは 情熱を舞いつづける  だけどわたしのこころに 咲くのは散ることない黒薔薇 誰かを愛した 記憶 それがあるから 恐れも寂しさもなく 穏やかな微笑でいるの  ………  いつもわたしのこころにあるのは ただ一度の恋だけ 褪せる事のない 秘密を抱いたままで 一生 誰にも語らず 静かなる微笑で生きる やがて老いていくほど少女のようにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Yoshihisa Hirano恋に堕ちる唄なら 詩人たちが星の数書く  金糸雀の声持つ歌姫たちが 月昇るたび さえずる  だけどわたしのこころにあるのは ただひとつの恋だけ かつて愛された 想い それがあるから 夢も明日もいらない 小さな籠のなか暮らすの  ………  愛に裂けた傷なら 時の針が痕なく縫おう  青褪めた裸の踊り子たちは 情熱を舞いつづける  だけどわたしのこころに 咲くのは散ることない黒薔薇 誰かを愛した 記憶 それがあるから 恐れも寂しさもなく 穏やかな微笑でいるの  ………  いつもわたしのこころにあるのは ただ一度の恋だけ 褪せる事のない 秘密を抱いたままで 一生 誰にも語らず 静かなる微笑で生きる やがて老いていくほど少女のように
青嵐血風録疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い熱く わが心には蒼き狼 無疵のまま血を流す  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え 何処に届く絶唱  路に倒れて呼ぶ名などない 散らばる誇り掻き抱く時 溝の泥水映える若月 優しき春を何故見せる  誰かの孤独と ひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす 僕らが視たいのはその先でも ここは遙かな真紅の戦場  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  焦り喘ぎ這いずって 断ち切らんと煩悩の 行きつ戻りつ獣路 いつ果てるや葛藤  生まれながらに知っていたのか 愛という名のぬくもり哀し 暗に求めた垂乳根の母 貴女が与えし日々の中  近づき遠ざかり 抱くのは幻か この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生まれ落ちたということ  俘囚の身なれ 牙を向けても 見えぬ敵はいずこ わが心には蒼き狼 眠らぬ夜を幾つ過ぎ  切り裂かれし晴天と 紫黒の地の渾沌と 奇跡のような夕映えを 纏う我は血みどろ  疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い深く わが心には蒼き狼 涙無く傷は沁みて  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え いつか届く絶唱  嵐逝き夕映え 纏う我は血みどろALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い熱く わが心には蒼き狼 無疵のまま血を流す  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え 何処に届く絶唱  路に倒れて呼ぶ名などない 散らばる誇り掻き抱く時 溝の泥水映える若月 優しき春を何故見せる  誰かの孤独と ひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす 僕らが視たいのはその先でも ここは遙かな真紅の戦場  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  焦り喘ぎ這いずって 断ち切らんと煩悩の 行きつ戻りつ獣路 いつ果てるや葛藤  生まれながらに知っていたのか 愛という名のぬくもり哀し 暗に求めた垂乳根の母 貴女が与えし日々の中  近づき遠ざかり 抱くのは幻か この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生まれ落ちたということ  俘囚の身なれ 牙を向けても 見えぬ敵はいずこ わが心には蒼き狼 眠らぬ夜を幾つ過ぎ  切り裂かれし晴天と 紫黒の地の渾沌と 奇跡のような夕映えを 纏う我は血みどろ  疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い深く わが心には蒼き狼 涙無く傷は沁みて  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え いつか届く絶唱  嵐逝き夕映え 纏う我は血みどろ
SENGOKU GIRL行ケド戻レドサア通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄  白衣ノ曝ニ滲ンダ血ノ地図 タドツテアナタノ弱味ニ付ケ込ミタイ  ウロコノ鎧ヲ百片剥ガシテ 緑青ノ花デ散華シテ参ロウ  恋ニ忠義ヲ誓イ 裏切リニハ切腹 昇リツメテ下剋上 ワタシハモウ断絶 悲劇メイテ姫君乱心  逃ゲ込ム廊下ニ影曳ク血天井 ココナラ同ジ悪夢ガ滴ルワ  愛トハ戦デ勝ツテモ負ケテモ フタリハ独リト独リデシカナイノ  恋ノ制裁受ケテ 苦シミニハ介錯 寝テモ覚メテモ乱世 アナタハモウ失脚 紅蓮ハナツ黒天守閣  イツペン死ンデクダサル  愛トハ戦デ 生キテモ死ンデモ ドンナニ刺シテモ コンナニ突イテモ 虫ノ息デモマダ責メタリナイデシヨ  恋ノ合ワセ銅鏡ガ 映シダスハ神獣 持チツ持タレツ浄土 アナタトナラ心中 晴レテ冥土ヘ夫婦道中  モイツペン死ンデクダサル  逝ケド戻レドマダ通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也行ケド戻レドサア通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄  白衣ノ曝ニ滲ンダ血ノ地図 タドツテアナタノ弱味ニ付ケ込ミタイ  ウロコノ鎧ヲ百片剥ガシテ 緑青ノ花デ散華シテ参ロウ  恋ニ忠義ヲ誓イ 裏切リニハ切腹 昇リツメテ下剋上 ワタシハモウ断絶 悲劇メイテ姫君乱心  逃ゲ込ム廊下ニ影曳ク血天井 ココナラ同ジ悪夢ガ滴ルワ  愛トハ戦デ勝ツテモ負ケテモ フタリハ独リト独リデシカナイノ  恋ノ制裁受ケテ 苦シミニハ介錯 寝テモ覚メテモ乱世 アナタハモウ失脚 紅蓮ハナツ黒天守閣  イツペン死ンデクダサル  愛トハ戦デ 生キテモ死ンデモ ドンナニ刺シテモ コンナニ突イテモ 虫ノ息デモマダ責メタリナイデシヨ  恋ノ合ワセ銅鏡ガ 映シダスハ神獣 持チツ持タレツ浄土 アナタトナラ心中 晴レテ冥土ヘ夫婦道中  モイツペン死ンデクダサル  逝ケド戻レドマダ通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄
戦争と平和Love will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづけるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Love will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづける
戦慄の子供たち光る眼で闇を読む 恐るべき子供達  生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた  腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すもわたしたちの業 犬のように笑い 豚のように泣いて 喚きつづけたあとには さあどうする  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  守られあやされ壊して すべてわかったふりをして 撃つのは甲斐なき幻(ゆめ)ばかり  足の生えた亡霊の群れ 遊戯の死を踏めど 生きるために焦がれて探す ゲートは 地の底に  どんな始まりも終わりの為では 非ざる凶暴 わたしを救うのはわたしたちだけ 敵のように愛し 友のように憎み 偽りながら出会ったわけじゃない  番って求めてさぐれば みんな沈んでく気がする 上澄みに浮かぶ心は 汚れてはないと知る  番って求め 弄って 涙にならない痛みを さあ口移しで分け合おう  眠る眼で闇を抱く 哀しみの子供達  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  縛られ囲われ飼われて喰まれて 抗う切なる自由よ  呪って夢みて疎んで祈って 運命よ! 生きたいと願う まだ残れるわたしの命ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura光る眼で闇を読む 恐るべき子供達  生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた  腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すもわたしたちの業 犬のように笑い 豚のように泣いて 喚きつづけたあとには さあどうする  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  守られあやされ壊して すべてわかったふりをして 撃つのは甲斐なき幻(ゆめ)ばかり  足の生えた亡霊の群れ 遊戯の死を踏めど 生きるために焦がれて探す ゲートは 地の底に  どんな始まりも終わりの為では 非ざる凶暴 わたしを救うのはわたしたちだけ 敵のように愛し 友のように憎み 偽りながら出会ったわけじゃない  番って求めてさぐれば みんな沈んでく気がする 上澄みに浮かぶ心は 汚れてはないと知る  番って求め 弄って 涙にならない痛みを さあ口移しで分け合おう  眠る眼で闇を抱く 哀しみの子供達  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  縛られ囲われ飼われて喰まれて 抗う切なる自由よ  呪って夢みて疎んで祈って 運命よ! 生きたいと願う まだ残れるわたしの命
雪華懺悔心中一片一文灰散る如く 薄霞 時は降り積もる 毀れる躰はああ何処で 朽ちゆくのでしょう  蠢く私の不浄の指は 毒の絲吐いて女郎蜘蛛 縛られた過去の亡霊と 人肌を縊る  綺麗事ほどお笑い種の 表を越えて渡りませ 本当は 悪いお人で あらしゃりますか  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して  刺青の薫り墨染めの桜 漆の闇へと隠しつつ はるかに 愛する痛みなら 膿み尽くしたでしょう  見上げる宵には裸木の骨 生きれど女は月髑髏 白珠の下腹満ちるたび 生まれ出づる死よ  朝日を知らぬ赤子のように 血肉包まれ眠りませ 本当に 可哀いお人で あらしゃりますね  いのち愛しや 賽の河原の 石積み遊び憫れ 通るは百鬼 罅ぜる鬼灯 転ぶ間もなく針の山  女夜叉抱きませ 懺悔野ざらし 二度と帰らせまいと 占う吉凶は 剥ぐ爪はらはら花弁数えて  怖いお人で あらしゃりますか  いのち惜しかろ 飲み乾す咽に 爛れる情の苦し 秘すれば仏 焼かれて般若 崩れゆくほど麗しや  女夜叉抱きませ 夢の通い路 二度と戻れぬように 踏み出した足首 舞う雪はらはら六花に埋もれて  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳してALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也一片一文灰散る如く 薄霞 時は降り積もる 毀れる躰はああ何処で 朽ちゆくのでしょう  蠢く私の不浄の指は 毒の絲吐いて女郎蜘蛛 縛られた過去の亡霊と 人肌を縊る  綺麗事ほどお笑い種の 表を越えて渡りませ 本当は 悪いお人で あらしゃりますか  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して  刺青の薫り墨染めの桜 漆の闇へと隠しつつ はるかに 愛する痛みなら 膿み尽くしたでしょう  見上げる宵には裸木の骨 生きれど女は月髑髏 白珠の下腹満ちるたび 生まれ出づる死よ  朝日を知らぬ赤子のように 血肉包まれ眠りませ 本当に 可哀いお人で あらしゃりますね  いのち愛しや 賽の河原の 石積み遊び憫れ 通るは百鬼 罅ぜる鬼灯 転ぶ間もなく針の山  女夜叉抱きませ 懺悔野ざらし 二度と帰らせまいと 占う吉凶は 剥ぐ爪はらはら花弁数えて  怖いお人で あらしゃりますか  いのち惜しかろ 飲み乾す咽に 爛れる情の苦し 秘すれば仏 焼かれて般若 崩れゆくほど麗しや  女夜叉抱きませ 夢の通い路 二度と戻れぬように 踏み出した足首 舞う雪はらはら六花に埋もれて  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して
絶叫哲学絶叫 喉ヲアケテ モット喚キタマエ 絶唱 歌ウヨリカ ズットイイ声ダワ  擬音操ル 詩人ノ君ト  絶頂 音ヲ立テテ グット響キ合ウノ 絶望 奏デルヨニ キット純粋ダワ  キレイナ指ハ ピアノデ殉死  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 ワタシダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 抑圧サレテク芸術家ミタイニ  絶叫 拳アゲテ モット壊シタマエ 絶笑 微笑ムヨリ ズットイイ顔ダワ  亀裂ダラケノ 偽善ノマスク  ドンナ男(ヒト)ニモ好カレル事ガ 理想ナノカシラ マミィー 最強ロマンス アノ娘ヒロイズム  愛モ正義モ気易ク売レル オイクラデモ  デモワタシハ抗イタイ 反勢力消エタ街ノ 地下室ニ隠ル叛逆者ミタイニ  皆ガ讃エル才能アレバ 成レルノカシラ英雄(ヒーロー) 完全無敵ノ和平フィロソフィー  人ハ絆デツナガッテルト 信ジテルノ ソウネ誰モ叫バナイワ  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 フタリダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 去勢サレソウナ革命家ミタイニALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也絶叫 喉ヲアケテ モット喚キタマエ 絶唱 歌ウヨリカ ズットイイ声ダワ  擬音操ル 詩人ノ君ト  絶頂 音ヲ立テテ グット響キ合ウノ 絶望 奏デルヨニ キット純粋ダワ  キレイナ指ハ ピアノデ殉死  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 ワタシダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 抑圧サレテク芸術家ミタイニ  絶叫 拳アゲテ モット壊シタマエ 絶笑 微笑ムヨリ ズットイイ顔ダワ  亀裂ダラケノ 偽善ノマスク  ドンナ男(ヒト)ニモ好カレル事ガ 理想ナノカシラ マミィー 最強ロマンス アノ娘ヒロイズム  愛モ正義モ気易ク売レル オイクラデモ  デモワタシハ抗イタイ 反勢力消エタ街ノ 地下室ニ隠ル叛逆者ミタイニ  皆ガ讃エル才能アレバ 成レルノカシラ英雄(ヒーロー) 完全無敵ノ和平フィロソフィー  人ハ絆デツナガッテルト 信ジテルノ ソウネ誰モ叫バナイワ  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 フタリダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 去勢サレソウナ革命家ミタイニ
絶國TEMPEST轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をただ照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は頽れて重なり合う  月を犯しながら 幾万の夜が過ぎ 王の裳裾はわれを抱かん 人が生まれながら 抱えた罪は十 勾玉に繋げこの首飾る  われは視よう 来る未來(とき)を 水晶の眼癈(し)いても  舞い散れ 死せる星辰(ほし)よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂(こころ)を運びたまえ  轟け 空を裂いて 乱れよ 怒りのテンペスト 地上をはや嘗めるのは 鬼神が曳く焔影 滅亡の緋い陽炎立ち  胸を卍に切り 薔薇の根を植えん たれを戀うると望むのなら 棘に絡められ 手も足も磔く なおも生きんと血潮巡るごと  われは眠る 来る夢に いつか君に逢わんと  さざめく 銀の雨よ この身を 嵐ケ淵へ 砕かれる波の間に間 わが叫びを沈めたまえ  轟け 穹窿突き 輝け 祈りのテンペスト 地上満つる清らかに 龍神吐く流涎の 天を映して水鏡揺れ  舞い飛べ 生きる星辰よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂を運びたまえ  轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をいま照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は美しく雪崩るだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をただ照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は頽れて重なり合う  月を犯しながら 幾万の夜が過ぎ 王の裳裾はわれを抱かん 人が生まれながら 抱えた罪は十 勾玉に繋げこの首飾る  われは視よう 来る未來(とき)を 水晶の眼癈(し)いても  舞い散れ 死せる星辰(ほし)よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂(こころ)を運びたまえ  轟け 空を裂いて 乱れよ 怒りのテンペスト 地上をはや嘗めるのは 鬼神が曳く焔影 滅亡の緋い陽炎立ち  胸を卍に切り 薔薇の根を植えん たれを戀うると望むのなら 棘に絡められ 手も足も磔く なおも生きんと血潮巡るごと  われは眠る 来る夢に いつか君に逢わんと  さざめく 銀の雨よ この身を 嵐ケ淵へ 砕かれる波の間に間 わが叫びを沈めたまえ  轟け 穹窿突き 輝け 祈りのテンペスト 地上満つる清らかに 龍神吐く流涎の 天を映して水鏡揺れ  舞い飛べ 生きる星辰よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂を運びたまえ  轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をいま照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は美しく雪崩るだろう
絶途、新世界ヘボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る どんなに汚れても 先へ進んで行く  カタカタと骨を鳴らし 歓喜(よろこび)の歌を吠えよ 生きるか死ぬかなど くだらない問題  鎖も口輪も 外した僕たちは 尾を振る飼主(あいて)を 持たない猛犬さ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 微笑み撫でさせて  弱さは 腐った優しさ抱きしめる 強さを授けよ 眠れる勇者の血  常に君をみつめてた赤の他人 影を落とす節穴の目を瞠き 追う生者  ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る カタカタと骨を鳴らし 歓喜の歌を吠えよ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 終わりを超えてゆけ  積もった枯れ葉も 再び吹き上がる 土には還らぬ 尊き意思の砂礫  遠い彼方を決めるのは奴らじゃない 瓦礫の海踏みしだく裸足のまま  僕らは やがて 目覚め あおう 新世界でALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る どんなに汚れても 先へ進んで行く  カタカタと骨を鳴らし 歓喜(よろこび)の歌を吠えよ 生きるか死ぬかなど くだらない問題  鎖も口輪も 外した僕たちは 尾を振る飼主(あいて)を 持たない猛犬さ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 微笑み撫でさせて  弱さは 腐った優しさ抱きしめる 強さを授けよ 眠れる勇者の血  常に君をみつめてた赤の他人 影を落とす節穴の目を瞠き 追う生者  ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る カタカタと骨を鳴らし 歓喜の歌を吠えよ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 終わりを超えてゆけ  積もった枯れ葉も 再び吹き上がる 土には還らぬ 尊き意思の砂礫  遠い彼方を決めるのは奴らじゃない 瓦礫の海踏みしだく裸足のまま  僕らは やがて 目覚め あおう 新世界で
薔薇架刑もしもわたしが 仄蒼き薔薇(そうび)なら 肉体(からだ)は綻ぶ花でしょう  添い寝する駒鳥たち 刺で抱きしめ 甘き蜜を引きかえに 生き血を注がせ赤く赤く 月を浴びて燦燦と 盛りの刻を立ち止まらせて 祈りのように 呪いのように 開いた花唇の奥底で唄う  そうまでもして 咲き誇るのかと 問うなかれ  もしもわたしが 野に咲いた薔薇なら 心は蠢くその根でしょう  土深くに亡骸を 幾つ数えて 闇に染みし濁る夜露 貧り尽くし吸い尽くして 朱い茎を昇りつめ 光の在処 探りつづける 天女のように 獣のように 堕ちていく場処は墓穴と知れど  それほどまでに 愛したいのかと 問うなかれ  枝を巡り 葉を滲ませ 自らの身を架刑とせん 月に潜み煌煌と わたしは薔薇でわたしは女 呪いのように 祈りのように 秘する想いは薫りつつ爛れ  そうしてなおも 生きてゆくのかと 問いながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もしもわたしが 仄蒼き薔薇(そうび)なら 肉体(からだ)は綻ぶ花でしょう  添い寝する駒鳥たち 刺で抱きしめ 甘き蜜を引きかえに 生き血を注がせ赤く赤く 月を浴びて燦燦と 盛りの刻を立ち止まらせて 祈りのように 呪いのように 開いた花唇の奥底で唄う  そうまでもして 咲き誇るのかと 問うなかれ  もしもわたしが 野に咲いた薔薇なら 心は蠢くその根でしょう  土深くに亡骸を 幾つ数えて 闇に染みし濁る夜露 貧り尽くし吸い尽くして 朱い茎を昇りつめ 光の在処 探りつづける 天女のように 獣のように 堕ちていく場処は墓穴と知れど  それほどまでに 愛したいのかと 問うなかれ  枝を巡り 葉を滲ませ 自らの身を架刑とせん 月に潜み煌煌と わたしは薔薇でわたしは女 呪いのように 祈りのように 秘する想いは薫りつつ爛れ  そうしてなおも 生きてゆくのかと 問いながら
大正撫子モダンガール黒い繭のように 結い上げた髪を 最初に切った 断髪の 君よ  床に散らばった 重たい柵み 二度と縛られず 自由を旅する  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その瞳(め)が 見た夢の先 このわたしの今が在る Our name is GIRL 時代(とき)を超えて  声高に叫ぶ 気丈な女性に  憧れるけれど モダンに学ぼう 小粋な可憐さ 強さは その中  凜と生きる 姫撫子 緋色の帯 解かれた恋 その心の 切なさを もうわたしも知っている You and I are girls 懐かし友  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その眼差し 見つめてた 未来にいるこのわたし Our name is GIRL 時代を超えてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黒い繭のように 結い上げた髪を 最初に切った 断髪の 君よ  床に散らばった 重たい柵み 二度と縛られず 自由を旅する  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その瞳(め)が 見た夢の先 このわたしの今が在る Our name is GIRL 時代(とき)を超えて  声高に叫ぶ 気丈な女性に  憧れるけれど モダンに学ぼう 小粋な可憐さ 強さは その中  凜と生きる 姫撫子 緋色の帯 解かれた恋 その心の 切なさを もうわたしも知っている You and I are girls 懐かし友  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その眼差し 見つめてた 未来にいるこのわたし Our name is GIRL 時代を超えて
胎内ヒトガタ遊戯手首足首 落として 曲がる腕膝 剥がして 頸と頭を 離して 月の転がる匣の中に 敷き詰める  閉ざさぬ眼球(ひとみ) 映したのは 僕にはけして見えぬ何か いつもと変わらず妬ましく その子を少し憎みました  ああ何故あなたは 僕にほんとの痛み 教えてくれなかったの 母さん  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  ああ何故あなたは 僕にひとつの愛も 授けてくれなかったの 母さん  胸に溜まった真っ赤な膿に 息を詰まらせ あなたのなかへ 戻してくださいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也手首足首 落として 曲がる腕膝 剥がして 頸と頭を 離して 月の転がる匣の中に 敷き詰める  閉ざさぬ眼球(ひとみ) 映したのは 僕にはけして見えぬ何か いつもと変わらず妬ましく その子を少し憎みました  ああ何故あなたは 僕にほんとの痛み 教えてくれなかったの 母さん  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  ああ何故あなたは 僕にひとつの愛も 授けてくれなかったの 母さん  胸に溜まった真っ赤な膿に 息を詰まらせ あなたのなかへ 戻してください
寶島窓を燃やす 夕日の朱は胸に つつんで心臓 かがやく紅玉  航路は果てしない夢のように どこまでも続き 酔いに戻す  西へ東へ 北へ南へ  長い日々をひとり生きて  探すのはこの指に 掴めないもの  床を濡らす 月光の青は皮膚に うごめく斑猫 わずらう貴腐病  希望と絶望織りなす地図 水晶砕いた破片の先  空へ山河へ 海へ荒野へ  長い日々をひとり歩き  探すのはこの足が 踏み込めぬ場所ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也窓を燃やす 夕日の朱は胸に つつんで心臓 かがやく紅玉  航路は果てしない夢のように どこまでも続き 酔いに戻す  西へ東へ 北へ南へ  長い日々をひとり生きて  探すのはこの指に 掴めないもの  床を濡らす 月光の青は皮膚に うごめく斑猫 わずらう貴腐病  希望と絶望織りなす地図 水晶砕いた破片の先  空へ山河へ 海へ荒野へ  長い日々をひとり歩き  探すのはこの足が 踏み込めぬ場所
魂ノ代憶えてるよな 忘れてるよな ココはどこ 桃いろの まん丸い 部屋のなか  満ちてきたよな 満たされたよな つながってる 鹿ノ子帯 目を覚ます お稚児さん  わたしは何で 産まれるのか このまま玉で いたいけれど すてきなことが 待ってるのかな  忘れたくない 憶えていたい 苦しい も 楽しい も 哀しい も 嬉しい も  わたしはまたも 産まれてゆく そしても一度 くり返すの すてきなことね それってきっと  精一杯に 声あげ泣こうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也憶えてるよな 忘れてるよな ココはどこ 桃いろの まん丸い 部屋のなか  満ちてきたよな 満たされたよな つながってる 鹿ノ子帯 目を覚ます お稚児さん  わたしは何で 産まれるのか このまま玉で いたいけれど すてきなことが 待ってるのかな  忘れたくない 憶えていたい 苦しい も 楽しい も 哀しい も 嬉しい も  わたしはまたも 産まれてゆく そしても一度 くり返すの すてきなことね それってきっと  精一杯に 声あげ泣こう
タンゴ ダダ革張りの寝椅子(カウチ) 裸の背に貼付く ただ一点を見つめ 死人のポーズ  紫の烟り纏う その眼差しは 乾いた砂のように どこまでも私を沈める  行き場のない 哀しみたちが今 重なり合い踊りだすのは 情熱のタンゴなの 燃え尽きるまで接吻を 交わしましょう  支那扇あおぐ 黄昏のバルコンで 宵闇待つ肌に 白昼夢の心を添えて  失うこと 分かっているのなら やさしい手で殺してみてよ この恋を ひと思い 鮮やかな熱い血が まだ流れるうち  行き場のない 悦びたちが今 重なり合い踊ってるのは 情熱のタンゴなの 息絶えるまで抱擁を つづけましょう  失うこと 分かってしまうから 女の手は壊していくの また愛を 人生を 甘い声で愛しい名を 囁きながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Arika Takarano革張りの寝椅子(カウチ) 裸の背に貼付く ただ一点を見つめ 死人のポーズ  紫の烟り纏う その眼差しは 乾いた砂のように どこまでも私を沈める  行き場のない 哀しみたちが今 重なり合い踊りだすのは 情熱のタンゴなの 燃え尽きるまで接吻を 交わしましょう  支那扇あおぐ 黄昏のバルコンで 宵闇待つ肌に 白昼夢の心を添えて  失うこと 分かっているのなら やさしい手で殺してみてよ この恋を ひと思い 鮮やかな熱い血が まだ流れるうち  行き場のない 悦びたちが今 重なり合い踊ってるのは 情熱のタンゴなの 息絶えるまで抱擁を つづけましょう  失うこと 分かってしまうから 女の手は壊していくの また愛を 人生を 甘い声で愛しい名を 囁きながら
Das Veilchen野に吹く微風に 小さなスミレその心 影を曳き揺れる  軽やかに駆ける 美しい娘の 土を撥ねる素足見つめ  ああ スミレは思う 目立たぬ儚い私など 摘まれたとて あのやわらかな胸 抱きしめられるなど 叶うことのない夢だろう  ああ ならば娘よ 白く滑らかなその爪先で 踏んでおくれ 静かに青い血吐き散らして 指へと口づけよう  そして死なん 幸福のスミレはALI PROJECT訳詞:宝野アリカMozart野に吹く微風に 小さなスミレその心 影を曳き揺れる  軽やかに駆ける 美しい娘の 土を撥ねる素足見つめ  ああ スミレは思う 目立たぬ儚い私など 摘まれたとて あのやわらかな胸 抱きしめられるなど 叶うことのない夢だろう  ああ ならば娘よ 白く滑らかなその爪先で 踏んでおくれ 静かに青い血吐き散らして 指へと口づけよう  そして死なん 幸福のスミレは
堕天國宣戦留まる者 愚かなりし  はらりひらり指に触れた 黒い翼の 一片  君がひとつの物語なら まだいくらでも書き換えられる 血のインクは乾かない  誰も知らない本当の僕ら 荒れた世界 変えるのは  追い求めたのは ちっぽけな幸福 なんかじゃない  戦え 轟く鼓動を合図に 意のまま進めば 行く先 果てない  抗え のたうち幾度と破れど 刻もう 纏った傷跡に夢を 埋もれそうな今日の記憶 繋げるために 明日へ  僕らは神の造り賜うた 失敗作のただ美しい 弱さを抱く人形か  だけど心は 天も奈落も 超えて胸に たどり着く  満ち足りるのは いつか目を閉ざす時だけでいい  戦え 交わる叫びは宣誓 合わせる力は 愛より尊い  奪わん 最後の止めを刺す剣 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そこに集い充ちる光 育まれゆく 希望を  悟らん 轟く鼓動が教える 生きるということ 命というもの  闘え のたうち幾度と破れど 信じて 未知なる己の強さを 刻もう 纏った傷跡に夢を!  護らん 最後の止めを刺す剣 奪わん 最後にこの手が持つもの 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そして集い充ちる光 身体に浴びて はらり ひらり指はやがて 白い翼の 一片  訪なうもの 静かなりしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也留まる者 愚かなりし  はらりひらり指に触れた 黒い翼の 一片  君がひとつの物語なら まだいくらでも書き換えられる 血のインクは乾かない  誰も知らない本当の僕ら 荒れた世界 変えるのは  追い求めたのは ちっぽけな幸福 なんかじゃない  戦え 轟く鼓動を合図に 意のまま進めば 行く先 果てない  抗え のたうち幾度と破れど 刻もう 纏った傷跡に夢を 埋もれそうな今日の記憶 繋げるために 明日へ  僕らは神の造り賜うた 失敗作のただ美しい 弱さを抱く人形か  だけど心は 天も奈落も 超えて胸に たどり着く  満ち足りるのは いつか目を閉ざす時だけでいい  戦え 交わる叫びは宣誓 合わせる力は 愛より尊い  奪わん 最後の止めを刺す剣 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そこに集い充ちる光 育まれゆく 希望を  悟らん 轟く鼓動が教える 生きるということ 命というもの  闘え のたうち幾度と破れど 信じて 未知なる己の強さを 刻もう 纏った傷跡に夢を!  護らん 最後の止めを刺す剣 奪わん 最後にこの手が持つもの 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そして集い充ちる光 身体に浴びて はらり ひらり指はやがて 白い翼の 一片  訪なうもの 静かなりし
Daphne春まだ浅き 黄昏の 冷たく棚引く 風の底に  密かにダフネの 香り嗅ぐ 行く手に穿たれし わが奈落を 閉ざすように 塞ぐように 甘く纏いつき  あなたへと 転がりゆく 心を放てと  逢いに行っても いいですか 月影籠もる闇へ  この身が抱くのが 荊でも ああ恋は 傷つくことを恐れぬ  静かにダフネは 朽ちるだろう 乙女の最後の 季節のように  幸福と哀しみの 狭間 私は佇み  ただあなたの 髪を撫で 眠りにつく日 待ちわびるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也春まだ浅き 黄昏の 冷たく棚引く 風の底に  密かにダフネの 香り嗅ぐ 行く手に穿たれし わが奈落を 閉ざすように 塞ぐように 甘く纏いつき  あなたへと 転がりゆく 心を放てと  逢いに行っても いいですか 月影籠もる闇へ  この身が抱くのが 荊でも ああ恋は 傷つくことを恐れぬ  静かにダフネは 朽ちるだろう 乙女の最後の 季節のように  幸福と哀しみの 狭間 私は佇み  ただあなたの 髪を撫で 眠りにつく日 待ちわびる
堕落論間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる  平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう  あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって  らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね  しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事  はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない  あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ  もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる  平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう  あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって  らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね  しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事  はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない  あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ  もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるの
ダリの宝石店ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます  真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため  おひとついかが?と囁くペテン師  壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店  彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します  きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて  今晩お暇?と義眼の魔術師  メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店  最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます  真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため  おひとついかが?と囁くペテン師  壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店  彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します  きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて  今晩お暇?と義眼の魔術師  メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店  最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店
誰ソ彼パピヨン回廊灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた  お急ぎにならず 考えあそばし  抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを  傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する  幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵 もうとっくにお持ちね  床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫  沈みゆく刻も 煌めくものです  舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側  追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて  積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに  灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を  抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは  傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める  幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた  お急ぎにならず 考えあそばし  抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを  傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する  幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵 もうとっくにお持ちね  床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫  沈みゆく刻も 煌めくものです  舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側  追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて  積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに  灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を  抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは  傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める  幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返し
眼帯兎と包帯羊のMarchen片眼の兎追い少年は 裏庭の柵越え 森に迷い込む  飛び散る木漏れ日の精たち 色とりどりの花 目が眩んでゆく  触れば怪我する 毒茸の群れが 嗤って転がる  絡まる蔦の葉 樫の根に掴まれ 足を滑らせた  空が罅割れ 墜ちる苔の上に そっと降り積もる 光る胞子 裸の胸に  少年は夢に凭れ 忘れてゆく 続くべき日を それはいけないことではなく  覗き見るは兎 赤眼の輝きで 忍び寄るは羊 三本肢で 森の底は怖い だけど魅惑に満ち 何かを失くしても 抜け出せはしない  行こうもっと奥へ遠くへ 君ももっと気に入るから ママもいないひとりじゃない 誰もぶたない君を  蜜蜂溶けた甘い芥子のお茶を飲み 駒鳥詰めた美味しいパイを食べよう  綺麗な蝶々が 貰いにやってくる  君の良い心  蹌踉ける羊追い少女が 白い靴を汚し 森に入り込む  幸せの頬翳りもせず 翼生えたように どこまでも先へ  微風つなげて やさしく迎えよう 崖の向こうがわ  帳が降りても 本当の暗い闇 感じないようにALI PROJECT宝野アリカシューマン片眼の兎追い少年は 裏庭の柵越え 森に迷い込む  飛び散る木漏れ日の精たち 色とりどりの花 目が眩んでゆく  触れば怪我する 毒茸の群れが 嗤って転がる  絡まる蔦の葉 樫の根に掴まれ 足を滑らせた  空が罅割れ 墜ちる苔の上に そっと降り積もる 光る胞子 裸の胸に  少年は夢に凭れ 忘れてゆく 続くべき日を それはいけないことではなく  覗き見るは兎 赤眼の輝きで 忍び寄るは羊 三本肢で 森の底は怖い だけど魅惑に満ち 何かを失くしても 抜け出せはしない  行こうもっと奥へ遠くへ 君ももっと気に入るから ママもいないひとりじゃない 誰もぶたない君を  蜜蜂溶けた甘い芥子のお茶を飲み 駒鳥詰めた美味しいパイを食べよう  綺麗な蝶々が 貰いにやってくる  君の良い心  蹌踉ける羊追い少女が 白い靴を汚し 森に入り込む  幸せの頬翳りもせず 翼生えたように どこまでも先へ  微風つなげて やさしく迎えよう 崖の向こうがわ  帳が降りても 本当の暗い闇 感じないように
小さき者への贖罪の為のソナタもし君が立つ 足下が崖なら 飛び降りるべきは 私の方で  翼などもう 疾うに失くしたから 天へと昇れる術を 持たないだけで  だけど羽よりも そして誰よりも いまの君をそっと抱ける 腕を持っている  苦しみを怺え 悲しみを越えて それでも頽れたなら 地上で砕けた 星のように燃える 行き場なき希望の  帰る空を 何度でも捧げよう  君が覗いた闇の 深い底を 目に映す者は 私だけでいい  だからこうして 夜に歌いかける すべてを呑み込む 虚無が目覚めぬように  どんな言葉なら そして祈りなら その心の奥に触れる 響きとなるだろう  愚かさを知って 愛しさを分かち 過ちに躓けど 許される明日を 願って立ち進む 穢れなき戦いの  どうして君を 独りにできるだろう  生きてきた意味を 生きてゆく理由を 命の血へと流れる 遠き人々の 想いが綴るのを いつの日か読み取らん  愛よりも深く 罪よりも重く 積み重なってゆく時 もう誰も何も 君を引き裂けない 世界照らす輝きを  私たちは 静かにそばにいるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もし君が立つ 足下が崖なら 飛び降りるべきは 私の方で  翼などもう 疾うに失くしたから 天へと昇れる術を 持たないだけで  だけど羽よりも そして誰よりも いまの君をそっと抱ける 腕を持っている  苦しみを怺え 悲しみを越えて それでも頽れたなら 地上で砕けた 星のように燃える 行き場なき希望の  帰る空を 何度でも捧げよう  君が覗いた闇の 深い底を 目に映す者は 私だけでいい  だからこうして 夜に歌いかける すべてを呑み込む 虚無が目覚めぬように  どんな言葉なら そして祈りなら その心の奥に触れる 響きとなるだろう  愚かさを知って 愛しさを分かち 過ちに躓けど 許される明日を 願って立ち進む 穢れなき戦いの  どうして君を 独りにできるだろう  生きてきた意味を 生きてゆく理由を 命の血へと流れる 遠き人々の 想いが綴るのを いつの日か読み取らん  愛よりも深く 罪よりも重く 積み重なってゆく時 もう誰も何も 君を引き裂けない 世界照らす輝きを  私たちは 静かにそばにいる
Cheri Cheriラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの  呪いの魔法が みるみる解けるように わたしは綺麗に 微笑(わら)えるようになる  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル Cheri Cheri もうひとりに きっときっと戻さないで あなたが好き ジュテームおしえて  自由はあふれて みんな木の葉みたい ひとりじゃ行き場所さえ 決められない  あなたとわたしを 籠に閉じ込めて 日がな一日絵を描く ステキナミライ  Cheri Cheri 胸の小鳥 ずっとずっと鳴きっぱなし ふらちな不眠症の ラビリンス Cheri Cheri だけど強く ぎゅっとぎゅっと抱きしめられ ゼンマイねじ 壊れちゃいそう  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル ほんとに欲しいものは この世にふたつだけ あなたの瞳 ジュテーム見つめてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの  呪いの魔法が みるみる解けるように わたしは綺麗に 微笑(わら)えるようになる  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル Cheri Cheri もうひとりに きっときっと戻さないで あなたが好き ジュテームおしえて  自由はあふれて みんな木の葉みたい ひとりじゃ行き場所さえ 決められない  あなたとわたしを 籠に閉じ込めて 日がな一日絵を描く ステキナミライ  Cheri Cheri 胸の小鳥 ずっとずっと鳴きっぱなし ふらちな不眠症の ラビリンス Cheri Cheri だけど強く ぎゅっとぎゅっと抱きしめられ ゼンマイねじ 壊れちゃいそう  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル ほんとに欲しいものは この世にふたつだけ あなたの瞳 ジュテーム見つめて
血の断章鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕  少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら  棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため  人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの  永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように  誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める  愛おしい お父様 わたしを 抱いて  蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む  無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁  さよなら遠い刻ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕  少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら  棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため  人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの  永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように  誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める  愛おしい お父様 わたしを 抱いて  蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む  無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁  さよなら遠い刻
Chu Chuある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う  Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる  あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない  Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ  Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき  Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う  Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる  あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない  Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ  Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき  Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐ
鎮魂頌愛する者を 守りぬくため 僕らは命を 投げ出せるだろうか  この手に握る 平和という名の 剣をかざして 戦うのだろうか  生まれくる前の我 それは今ここに 眠る英霊か  真白き鳩が 舞い降りるたび さわぐ梢の間 真昼の月  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君 我の代わり生きよと  頭を垂れて 祈りつづける 老いし人の背に ゆらいだ陽炎  終わりなき悲しみを 包み抱くのは 誰が眼差しか  蝉時雨だけが 降り注ぐ日の まばゆい空の 青さが染みる  さまよう心 呼び戻した地に 優しい姉のような 唄を聞く ああ君 死にたもうことなかれと  真白き鳩が 飛び立ってゆく 翼の先の 光に向かい  忘れることなき 涙の川の 果てない流れを 人は渡り  生きる果敢なさ 生きる尊さを 巡る時のなか 僕らは知る  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君よ 己がため強くあれALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也愛する者を 守りぬくため 僕らは命を 投げ出せるだろうか  この手に握る 平和という名の 剣をかざして 戦うのだろうか  生まれくる前の我 それは今ここに 眠る英霊か  真白き鳩が 舞い降りるたび さわぐ梢の間 真昼の月  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君 我の代わり生きよと  頭を垂れて 祈りつづける 老いし人の背に ゆらいだ陽炎  終わりなき悲しみを 包み抱くのは 誰が眼差しか  蝉時雨だけが 降り注ぐ日の まばゆい空の 青さが染みる  さまよう心 呼び戻した地に 優しい姉のような 唄を聞く ああ君 死にたもうことなかれと  真白き鳩が 飛び立ってゆく 翼の先の 光に向かい  忘れることなき 涙の川の 果てない流れを 人は渡り  生きる果敢なさ 生きる尊さを 巡る時のなか 僕らは知る  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君よ 己がため強くあれ
月夜のピエレット曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに  手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの  あなたの夢まで 出掛けてゆきたい  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 あなたの窓辺にそっと腰かけて おやすみの投げキッス 明日 逢いに来てね  まだふたりは 見つめるたび 恋におちる季節でも  雪のときも嵐もある ずっと 駆けてゆけるかしら  離れてるだけで 泣きたくなるから  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 小さな不安はうずめてしまおう ゆらゆらと踊るように 生きていたい  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに  手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの  あなたの夢まで 出掛けてゆきたい  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 あなたの窓辺にそっと腰かけて おやすみの投げキッス 明日 逢いに来てね  まだふたりは 見つめるたび 恋におちる季節でも  雪のときも嵐もある ずっと 駆けてゆけるかしら  離れてるだけで 泣きたくなるから  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 小さな不安はうずめてしまおう ゆらゆらと踊るように 生きていたい  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ
Tico-Tico no Fubaさあ時間よ 可愛い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ チコチコまだ 夢をみてる だめよデートの時間だわ  あおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしちゃうわ  粉をはたいてピンクのチーク 甘いココナッツみたいなルージュ 仕上げひと吹き バニラのコロン きっと太陽に溶けるわ  柱時計の扉があく アタシ急かしておしり叩く まだよカッコウ過ぎない 小麦色のワンピースはどこかしら  もう時間よ のろま小鳥 あせるチクタクチクタクタ クタクタまた 夢をみるの ずっとデートの時間なの  さあおめかし 憎い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チクチクほら ハァトあげる 彼を待ちぼうけさせちゃう  もう時間よ 嫌い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ ハラハラまた 遅らせたら その舌を抜いてしまうわ!  さあおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしてるわALI PROJECT宝野アリカZequinha De AberuYoshihisa Hiranoさあ時間よ 可愛い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ チコチコまだ 夢をみてる だめよデートの時間だわ  あおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしちゃうわ  粉をはたいてピンクのチーク 甘いココナッツみたいなルージュ 仕上げひと吹き バニラのコロン きっと太陽に溶けるわ  柱時計の扉があく アタシ急かしておしり叩く まだよカッコウ過ぎない 小麦色のワンピースはどこかしら  もう時間よ のろま小鳥 あせるチクタクチクタクタ クタクタまた 夢をみるの ずっとデートの時間なの  さあおめかし 憎い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チクチクほら ハァトあげる 彼を待ちぼうけさせちゃう  もう時間よ 嫌い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ ハラハラまた 遅らせたら その舌を抜いてしまうわ!  さあおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしてるわ
帝都乙女決死隊いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬を見よ  先立つ不幸を お許しください 手を付く畳は 青く薫り 我を培った 大和の魂 先祖の遺影に 最後の敬礼を  誰を護る何時(いつ)を守る 人は天命に 戦い続けるのだ 悪の為でなく  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女と生まれ 優しきを知り 愛を生む身なれど  このまま何もせずに 老いるは死ぬより辛いのです  乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮 戻らずも母は お前の中 祖国背負い立つ 強い子に育て 螢になり星になり 見守らん  すべて捨てるわけではない 巡りゆく命 明日に在る平和が 無駄にならぬよう  いざ進め 帝都行く 私は乙女兵士 舞い落ちる 雪よりも まだ真白く 輝く胸  ああ君に会い 頂いた日々 美しき思い出  それでもこれが定め 留まることはできないのです  いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬見よ  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女に生まれ 喜びを知り 愛を産む身なれば  このまま微笑のまま 赴くことができるのですALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬を見よ  先立つ不幸を お許しください 手を付く畳は 青く薫り 我を培った 大和の魂 先祖の遺影に 最後の敬礼を  誰を護る何時(いつ)を守る 人は天命に 戦い続けるのだ 悪の為でなく  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女と生まれ 優しきを知り 愛を生む身なれど  このまま何もせずに 老いるは死ぬより辛いのです  乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮 戻らずも母は お前の中 祖国背負い立つ 強い子に育て 螢になり星になり 見守らん  すべて捨てるわけではない 巡りゆく命 明日に在る平和が 無駄にならぬよう  いざ進め 帝都行く 私は乙女兵士 舞い落ちる 雪よりも まだ真白く 輝く胸  ああ君に会い 頂いた日々 美しき思い出  それでもこれが定め 留まることはできないのです  いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬見よ  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女に生まれ 喜びを知り 愛を産む身なれば  このまま微笑のまま 赴くことができるのです
地球で天映す 水面 輝く緑 巡る風  雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も  肌の下 流れている 静かな川は あたたかい  永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ  生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星  喜びも涙もある 愛を持たない場所はない  だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では  生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也天映す 水面 輝く緑 巡る風  雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も  肌の下 流れている 静かな川は あたたかい  永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ  生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星  喜びも涙もある 愛を持たない場所はない  だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では  生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星
天気晴朗ナレドモ波高シ本日 晴朗 藍色の 大空は 海に落ち 揺れる やがて波高し 行け 行け 出陣  声援を 送る 人生の 海原で けして独りでは ないとわかるよう 奮え 奮え 君へと  前途は 眩しい 舵を取れ 風に乗れ この心 発艦  巡り巡る 時代に ひとりひとり生まれて 出逢い別れ 運命は おのが 選び取るもの  走り抜ける 波間は 月も日にも 輝く どこまでも進め 後退ることなく  遠き人は立つ 息吹持ち 傍らに 引き継ぐ この血へ 薫陶授けて 奮え 奮え 自分へ  前途は 険しい 暗い雲 黒い影 蹴散らせよ 突撃  戦争(いくさ)知らぬ ぼくらも 生きることは 戦い 持てる 智恵と勇気は 助けられる 幸運  守るものは 気高い 平和という 生きもの 飼い慣らすなかれ 尊びつづけよ  高く舞え 神風を 背に受け 吶喊  戦争知らぬ ぼくらは 生きることが 闘い 持てる 智恵と勇気に 導びかれよ 勝運  たとえ 倒れ伏しても 天を仰ぎ 目覚めん そこには見護る 光が差すだろう  次の代に 伝えよう 変わらぬ 大和魂強しと 見ぬ同胞(とも)たちへALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也本日 晴朗 藍色の 大空は 海に落ち 揺れる やがて波高し 行け 行け 出陣  声援を 送る 人生の 海原で けして独りでは ないとわかるよう 奮え 奮え 君へと  前途は 眩しい 舵を取れ 風に乗れ この心 発艦  巡り巡る 時代に ひとりひとり生まれて 出逢い別れ 運命は おのが 選び取るもの  走り抜ける 波間は 月も日にも 輝く どこまでも進め 後退ることなく  遠き人は立つ 息吹持ち 傍らに 引き継ぐ この血へ 薫陶授けて 奮え 奮え 自分へ  前途は 険しい 暗い雲 黒い影 蹴散らせよ 突撃  戦争(いくさ)知らぬ ぼくらも 生きることは 戦い 持てる 智恵と勇気は 助けられる 幸運  守るものは 気高い 平和という 生きもの 飼い慣らすなかれ 尊びつづけよ  高く舞え 神風を 背に受け 吶喊  戦争知らぬ ぼくらは 生きることが 闘い 持てる 智恵と勇気に 導びかれよ 勝運  たとえ 倒れ伏しても 天を仰ぎ 目覚めん そこには見護る 光が差すだろう  次の代に 伝えよう 変わらぬ 大和魂強しと 見ぬ同胞(とも)たちへ
天譴と超克空を裂き走る閃光の矢は 天の放った慰みとなろう  瞬く瞼に 真実(ほんとう)の光景を 映さぬまま  交わされ流れる 哀れみと涙に 何が宿る  傷付いていない足 大地を駆けてゆく 差し伸べるための腕 まだ誰かへと届く  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明  合唱のように 唱えられる愛の 薄ら寒さ  人は誤った 生き物ではないと 言い切れるのか  守られるための盾 それだけでは足りず 殺戮のための武器 両方抱えている  このみにくい世で出逢えたことを 未来に向けた祈りとするなら 我らは我らであり 孤独の果ても 忘ることなかれ君 明日は遠くにあれど  空を裂き走る閃光の矢が 天の放った怒りとなろうと 闇を持たぬ宇宙の その片隅で めくるめく滅亡は 終わりの時ではなく すべての最初(はじまり) 美しい世界の再来  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也空を裂き走る閃光の矢は 天の放った慰みとなろう  瞬く瞼に 真実(ほんとう)の光景を 映さぬまま  交わされ流れる 哀れみと涙に 何が宿る  傷付いていない足 大地を駆けてゆく 差し伸べるための腕 まだ誰かへと届く  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明  合唱のように 唱えられる愛の 薄ら寒さ  人は誤った 生き物ではないと 言い切れるのか  守られるための盾 それだけでは足りず 殺戮のための武器 両方抱えている  このみにくい世で出逢えたことを 未来に向けた祈りとするなら 我らは我らであり 孤独の果ても 忘ることなかれ君 明日は遠くにあれど  空を裂き走る閃光の矢が 天の放った怒りとなろうと 闇を持たぬ宇宙の その片隅で めくるめく滅亡は 終わりの時ではなく すべての最初(はじまり) 美しい世界の再来  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明
天使に寄す天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す  目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう  生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時  目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある  謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる  目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるためALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す  目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう  生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時  目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある  謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる  目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるため
転生離宮へ黄昏が 燃えている 炎の鳥が 翔び立つのよ  舞う火の粉 天昇り 生まれたばかりの 星となる  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつかどこかで あなたに逢える 互いの記憶 そっと結んでいて  黄金の 天秤を 掲げた女神 夜を統べる  得るものと 失くすもの どちらも等しく 大事なもの  命を抱え わたしは夢む 想いはつづく 過ぎ去りし日へ 来る日へ  誰もひとつの 物語なの 奇跡が描く 永い神話のような  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつか再び あなたに逢える 記憶の糸を ずっと繋いでいてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黄昏が 燃えている 炎の鳥が 翔び立つのよ  舞う火の粉 天昇り 生まれたばかりの 星となる  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつかどこかで あなたに逢える 互いの記憶 そっと結んでいて  黄金の 天秤を 掲げた女神 夜を統べる  得るものと 失くすもの どちらも等しく 大事なもの  命を抱え わたしは夢む 想いはつづく 過ぎ去りし日へ 来る日へ  誰もひとつの 物語なの 奇跡が描く 永い神話のような  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつか再び あなたに逢える 記憶の糸を ずっと繋いでいて
天体瑠璃星万華鏡コバルト色の空へ 翼広げて 飛んでみたいと願う 太古より人類(ひと)は  竜のように強く 鳥のように優雅に どこまでも自由に 軽々と遙か高みへ  だけど私が飛べるなら ひそやかな蝶がいい 花の香りに誘われて 風に舞う瑠璃楊羽 大切な蜜運び また次の花へと舞う  誰もが遠い目をして 見果てぬ夢を語るわ 折れた羽 繕うことなら できるけど 心が傷ついたら すぐ近くにある 美しいものを見つめて  藍の雲間 瞬く あの星々へ 行ってみたいと思う いつの世も人類は  望み 希望 欲望 時に闇を抱える 深い胸の中は 夜空より輝けるのに  ずっと私はここに棲む どこよりも青い星 入り江の町の片隅で 瑠璃ひかる海原(うみ)眺め 愛しさに出会うのを ただ信じ待ちつづける  誰もが俯きながら 囁く未来のはなし 繙かれた神話の おしまいが来ても 恐れたりはしないわ この地に生まれて いまを生きてきたのだから  誰もが青い目をして 見果てぬ夢追いかける 折れた羽 繕うことなら できるから 心が凍えたとき すぐ隣にいる人の ぬくもりを抱きしめてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也コバルト色の空へ 翼広げて 飛んでみたいと願う 太古より人類(ひと)は  竜のように強く 鳥のように優雅に どこまでも自由に 軽々と遙か高みへ  だけど私が飛べるなら ひそやかな蝶がいい 花の香りに誘われて 風に舞う瑠璃楊羽 大切な蜜運び また次の花へと舞う  誰もが遠い目をして 見果てぬ夢を語るわ 折れた羽 繕うことなら できるけど 心が傷ついたら すぐ近くにある 美しいものを見つめて  藍の雲間 瞬く あの星々へ 行ってみたいと思う いつの世も人類は  望み 希望 欲望 時に闇を抱える 深い胸の中は 夜空より輝けるのに  ずっと私はここに棲む どこよりも青い星 入り江の町の片隅で 瑠璃ひかる海原(うみ)眺め 愛しさに出会うのを ただ信じ待ちつづける  誰もが俯きながら 囁く未来のはなし 繙かれた神話の おしまいが来ても 恐れたりはしないわ この地に生まれて いまを生きてきたのだから  誰もが青い目をして 見果てぬ夢追いかける 折れた羽 繕うことなら できるから 心が凍えたとき すぐ隣にいる人の ぬくもりを抱きしめて
TailorTの変身譚誰もまだ見たことない あなたへと仕立てましょう  首のネクタイ解くように 心つないでる枷を外す  お好きな色こそ もっともお似合い 寸法ぴっちり 測ったあとは さあお任せを  銀のハサミが断つ 型紙のない生地 ただひとりの為のテーラー お針子たちが踏む ミシンの音ミュージカル 新人の主役を 待っている  マネキンめいた裸へと 仮縫いピン留めて 息も止めて  襟やボタン お顔に映えるように ふたつとない その個性 華やぐデザインを  1ミリも違わず 仕立屋は線を引く 着心地も見た目も極上 誰もが振り返り あなたに見惚れよう ほらまるで 銀幕のスターです  絹糸は縫い閉じる これまでの人生を 熟練の指先 動く 忘れたい記憶も 消してしまいたい過去も 朱子織りの裏地に 仕舞われる  銀のハサミが断つ 魔法のような生地 その一着の為のメゾン お針子たちが踏む ミシンのオートクチュール 新しい衣装で 生まれ変われ  でも服を一度脱げば 抜け殻は そのお体  「ご婦人用もございます。テーラーT店主」ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也誰もまだ見たことない あなたへと仕立てましょう  首のネクタイ解くように 心つないでる枷を外す  お好きな色こそ もっともお似合い 寸法ぴっちり 測ったあとは さあお任せを  銀のハサミが断つ 型紙のない生地 ただひとりの為のテーラー お針子たちが踏む ミシンの音ミュージカル 新人の主役を 待っている  マネキンめいた裸へと 仮縫いピン留めて 息も止めて  襟やボタン お顔に映えるように ふたつとない その個性 華やぐデザインを  1ミリも違わず 仕立屋は線を引く 着心地も見た目も極上 誰もが振り返り あなたに見惚れよう ほらまるで 銀幕のスターです  絹糸は縫い閉じる これまでの人生を 熟練の指先 動く 忘れたい記憶も 消してしまいたい過去も 朱子織りの裏地に 仕舞われる  銀のハサミが断つ 魔法のような生地 その一着の為のメゾン お針子たちが踏む ミシンのオートクチュール 新しい衣装で 生まれ変われ  でも服を一度脱げば 抜け殻は そのお体  「ご婦人用もございます。テーラーT店主」
ディレッタントの秘かな愉しみ天井の屋根裏に 小さな穴があるの 夜ごと軋む跫音 その眼が覗くとき  わたしの部屋は陳列台 身体のパーツが バラバラに微睡む  そう 触れてみて 視線だけで 誰の愛より 甘く肌を焦がす熱病  埃まみれの髪を 撫でてあげたいけど けしてあなたはここに やっては来られない  赤い蜥蜴が滑った背に 暗いときめきを乗せて 壁を昇る  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の奥へと もっと深く 私を知って  欲しいものは その眼にある 碧くて遠い 水の底のような哀しみ  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の果てまで 一緒に墜ちて いきましょうALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura天井の屋根裏に 小さな穴があるの 夜ごと軋む跫音 その眼が覗くとき  わたしの部屋は陳列台 身体のパーツが バラバラに微睡む  そう 触れてみて 視線だけで 誰の愛より 甘く肌を焦がす熱病  埃まみれの髪を 撫でてあげたいけど けしてあなたはここに やっては来られない  赤い蜥蜴が滑った背に 暗いときめきを乗せて 壁を昇る  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の奥へと もっと深く 私を知って  欲しいものは その眼にある 碧くて遠い 水の底のような哀しみ  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の果てまで 一緒に墜ちて いきましょう
deep forestある日 あなたは森へ行く 誰も棲まない その奥へ きれいな泉 湧き上がり そっと あなたは口づける fu fu‥‥  晴れることない 霧が溶け 枝は 光を抱きしめる 白や黄いろの 蝶が舞い 花は開いて 実を結ぶ  いまわたしは 生きていると感じる 目を閉じても あなたが見えているから 何よりも強く  ある日 あなたは森を出る 足跡ひとつ 残さぬよう 泉はいつか 泥の中 朽ちた木の葉が 揺れるよ  でもわたしは 生きていると感じる 目を閉じれば あなたに会えることを もう知っているからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 あなたは森へ行く 誰も棲まない その奥へ きれいな泉 湧き上がり そっと あなたは口づける fu fu‥‥  晴れることない 霧が溶け 枝は 光を抱きしめる 白や黄いろの 蝶が舞い 花は開いて 実を結ぶ  いまわたしは 生きていると感じる 目を閉じても あなたが見えているから 何よりも強く  ある日 あなたは森を出る 足跡ひとつ 残さぬよう 泉はいつか 泥の中 朽ちた木の葉が 揺れるよ  でもわたしは 生きていると感じる 目を閉じれば あなたに会えることを もう知っているから
東方憧憬未見聞録理想の国はどこにある 日の出づる場処その果てに 静かに遙かに夢出づる  みんな探している 涙ひとつ落ちることない国 うるおう大地 そよぐは金の稲 極楽鳥の歌を聴いて 香焚き染めた絹震わせながら 梨花の髪に風は舞って いち日が過ぎゆく あしたも同じ  七つの海を行けど けして追いつかない 逃げる蜃気楼  すべてが輝ける黄金の 都に棲むは優し人々 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその島に 生まれていったから 競うように船は行く われ先にと  みんな暮らしたい 争いなど起こることない国 よりそう太陽 みのるは金の実 奔馬は駆ける山河巡り 童たちは遊ぶ御伽のなかに 谷の底まで桃源郷 永遠は過ぎよう 真綿のごとく  東の空の彼方 それはまぼろしの楽園 ZIPANGU  原野は夢を見た 金色の 栄えし港 着くは帆船 異国の息吹浴び その島は 溢れる野望を 受け取ってしまった 足早に時は急き 色褪せる  理想の国はどこもない 悲しみの涙がないと よろこびの花は開けない  すべてが輝いた黄金の 眠る都の照り射す瓦礫 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその下に 埋もれたというから 地図もなく船は出る 今日もまたALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也理想の国はどこにある 日の出づる場処その果てに 静かに遙かに夢出づる  みんな探している 涙ひとつ落ちることない国 うるおう大地 そよぐは金の稲 極楽鳥の歌を聴いて 香焚き染めた絹震わせながら 梨花の髪に風は舞って いち日が過ぎゆく あしたも同じ  七つの海を行けど けして追いつかない 逃げる蜃気楼  すべてが輝ける黄金の 都に棲むは優し人々 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその島に 生まれていったから 競うように船は行く われ先にと  みんな暮らしたい 争いなど起こることない国 よりそう太陽 みのるは金の実 奔馬は駆ける山河巡り 童たちは遊ぶ御伽のなかに 谷の底まで桃源郷 永遠は過ぎよう 真綿のごとく  東の空の彼方 それはまぼろしの楽園 ZIPANGU  原野は夢を見た 金色の 栄えし港 着くは帆船 異国の息吹浴び その島は 溢れる野望を 受け取ってしまった 足早に時は急き 色褪せる  理想の国はどこもない 悲しみの涙がないと よろこびの花は開けない  すべてが輝いた黄金の 眠る都の照り射す瓦礫 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその下に 埋もれたというから 地図もなく船は出る 今日もまた
時の森のソワレ日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツをALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツを
閉ざされた画室(アトリエ)世界の果てから 見たなら ここが 世界の果てね  曇った 天窓 年老いた画家が 暮らす 室(へや)よ  世界中に あふれる 色という色を 見てきた あなたが  描いた 少女像(わたし)は 画布(キャンバス)のうえで 蒼く 沈み  わたしより先に 大人になってく  暖炉を 灯した 夕暮れ 天へと むかうのは 炎  わたしは かじかむ あなたの乾いた 指を つつむ  くずおれた灰に おちるのも炎  その胸に 深まる海で 泳ぎを止めた 哀しみの 魚たちの行方 わたしにきかせて ああ 欲しいと思う  わたしの眸は 未来を見つめても 輝けないのに  あなたは色褪せた 写真の青年の 眸のまま  しずかに絵筆は 遠い日を写す  その胸の 奥の窓辺で かつて唄った 喜びの 小鳥たちのなかの 最後にわたしを ああ 置いてくださいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也世界の果てから 見たなら ここが 世界の果てね  曇った 天窓 年老いた画家が 暮らす 室(へや)よ  世界中に あふれる 色という色を 見てきた あなたが  描いた 少女像(わたし)は 画布(キャンバス)のうえで 蒼く 沈み  わたしより先に 大人になってく  暖炉を 灯した 夕暮れ 天へと むかうのは 炎  わたしは かじかむ あなたの乾いた 指を つつむ  くずおれた灰に おちるのも炎  その胸に 深まる海で 泳ぎを止めた 哀しみの 魚たちの行方 わたしにきかせて ああ 欲しいと思う  わたしの眸は 未来を見つめても 輝けないのに  あなたは色褪せた 写真の青年の 眸のまま  しずかに絵筆は 遠い日を写す  その胸の 奥の窓辺で かつて唄った 喜びの 小鳥たちのなかの 最後にわたしを ああ 置いてください
Troubadour奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 この世に浮かぶ嘘や汚れを 織りなす言葉に埋め  ただ美しい日々だけを 語りつづけ 捧げたいのです  青剣輝る切っ先へ 腕から注がれる力こそ 血潮を巡りながら 生まれくる歌  声をあげて響かせん この身体 紅に染まろうと 黄金の宮殿に あなたがいる限り  馨しい吐息の花よ 風に舞ってわが名を呼ぶ  進み戦え 愛する為に わたしは月下の騎士 永遠の一夜を手にできるなら 幾千の太陽も殺す  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 湛えているのです  古城映る潮に 羽撃ける白鳥の緋の喉よ 広がる波紋のように 詩はさざめく  北へ西へ馬は駆け この肉体眠る場処持たずとも 蹄の音は空に 昇って星を抱く  墜ちるのは天上の奈落か 目蓋を閉じ あなたを想う  夢を流離う 茨の征野 わたしはトルバドゥール 紡がれてゆく記憶の先で またひとり生まれ変わっても  奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 幾世も満ちる悪や裏切り 織りなす言葉に埋め  いま美しいこの時代を いつまでも伝えてゆけるなら  進み戦え 愛する為に わたしは薔薇の戦士 散りゆく最期はどうかあなたの 指へとこの血のひとひらを  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 讃えているのですALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 この世に浮かぶ嘘や汚れを 織りなす言葉に埋め  ただ美しい日々だけを 語りつづけ 捧げたいのです  青剣輝る切っ先へ 腕から注がれる力こそ 血潮を巡りながら 生まれくる歌  声をあげて響かせん この身体 紅に染まろうと 黄金の宮殿に あなたがいる限り  馨しい吐息の花よ 風に舞ってわが名を呼ぶ  進み戦え 愛する為に わたしは月下の騎士 永遠の一夜を手にできるなら 幾千の太陽も殺す  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 湛えているのです  古城映る潮に 羽撃ける白鳥の緋の喉よ 広がる波紋のように 詩はさざめく  北へ西へ馬は駆け この肉体眠る場処持たずとも 蹄の音は空に 昇って星を抱く  墜ちるのは天上の奈落か 目蓋を閉じ あなたを想う  夢を流離う 茨の征野 わたしはトルバドゥール 紡がれてゆく記憶の先で またひとり生まれ変わっても  奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 幾世も満ちる悪や裏切り 織りなす言葉に埋め  いま美しいこの時代を いつまでも伝えてゆけるなら  進み戦え 愛する為に わたしは薔薇の戦士 散りゆく最期はどうかあなたの 指へとこの血のひとひらを  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 讃えているのです
毒味役燃やすのは恐れ 灯すのは命 痺れる記憶 いま在る現は幻覚か  わたしをここまで 育み造った 苦く美味なる 闇  微笑む聖女と 嗤える悪魔が 向かい合う晩餐の 銀燭(あかり)に跪き  今宵も渇く喉に 垂らされる 一滴  人は毒味役 受け皿の肉体 嗅ぎ分けていく 見えぬ行く手を 苦しみ藻掻いても  毒に毒を以て 蝕ばまれながら 舌先触れる 微かな甘さに酔い痴れて 生きることを貪る  果敢ない 心を 築いてきたもの 城壁を巡らせ  眠れる王者と 目醒める奴隷は 寝台と牢獄で 同じ夢 彷徨う  頸元に当てられた 赤金の月の刃  忍ぶ暗殺者 すべて消せばいい 断ち切られても この眼は視よう 甘美なる地獄を  燃やしては焦がれ まだ灯る命 痺れる記憶 いま在る現も幻覚か やがて死が充ちてくる  誰も毒味役 受け皿の肉体 試され選ぶ 見えぬ行く手を 悦び喘ぎつつ  毒に毒を以て 蝕ばまれようと 舌に留まる 僅かな甘さに酔い続け  生きることを貪れALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也燃やすのは恐れ 灯すのは命 痺れる記憶 いま在る現は幻覚か  わたしをここまで 育み造った 苦く美味なる 闇  微笑む聖女と 嗤える悪魔が 向かい合う晩餐の 銀燭(あかり)に跪き  今宵も渇く喉に 垂らされる 一滴  人は毒味役 受け皿の肉体 嗅ぎ分けていく 見えぬ行く手を 苦しみ藻掻いても  毒に毒を以て 蝕ばまれながら 舌先触れる 微かな甘さに酔い痴れて 生きることを貪る  果敢ない 心を 築いてきたもの 城壁を巡らせ  眠れる王者と 目醒める奴隷は 寝台と牢獄で 同じ夢 彷徨う  頸元に当てられた 赤金の月の刃  忍ぶ暗殺者 すべて消せばいい 断ち切られても この眼は視よう 甘美なる地獄を  燃やしては焦がれ まだ灯る命 痺れる記憶 いま在る現も幻覚か やがて死が充ちてくる  誰も毒味役 受け皿の肉体 試され選ぶ 見えぬ行く手を 悦び喘ぎつつ  毒に毒を以て 蝕ばまれようと 舌に留まる 僅かな甘さに酔い続け  生きることを貪れ
髑髏ヶ城の巫女達は永遠に現世の夢を見る遙か昔 わたしたちが 緋色の翼に抱かれていた 其の記憶  繭に動く蚕のように 紡ぐ白日夢 絹の千早に包み  それは未來 祈り以て 暗黒も裂けるほどの 麗しき光景  闇の中か 光なのか 滅亡の影を導く 蹄の音は鳴り  転生せよ 民族の血 山を砕く 河のごとく まだ間に合うだろう 終焉の宴には  日の出づる処に こうしてまた生まれ 翔ぶ術を失くしても魂(こころ)は 尊き時へと舞い戻る 此処で知る生きることの神秘 其の共鳴  畏れなき明日の世など 在りはせぬと  天が穿つ 銀の奈落 月宮殿から届く 交情の矢文  独りでなく一つでない なぜそれを忘れ 孤獨ばかり彩る都  穢れ受けぬ胸に沈む 誰を想う痛みの刀(けん) 捧げることだけが この巫女の軍(いくさ)なり  日の沈む処に 生贄を埋めよう 白い指 朱い骨繋いで 羽撃く代わりにわたしたちを 共に持つ命の強かさ 其の儚さ  哀しみを塞ぐことが できなくとも  日の出づる処に こうしてまた死して 来る夢に帰っては見果てぬ 愛しい時へと舞い上がる 幾度見る生きることの豊饒 其の源  月を背に 聳え建つは髑髏ヶ城 畏れなき 人の世など在りはしないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也遙か昔 わたしたちが 緋色の翼に抱かれていた 其の記憶  繭に動く蚕のように 紡ぐ白日夢 絹の千早に包み  それは未來 祈り以て 暗黒も裂けるほどの 麗しき光景  闇の中か 光なのか 滅亡の影を導く 蹄の音は鳴り  転生せよ 民族の血 山を砕く 河のごとく まだ間に合うだろう 終焉の宴には  日の出づる処に こうしてまた生まれ 翔ぶ術を失くしても魂(こころ)は 尊き時へと舞い戻る 此処で知る生きることの神秘 其の共鳴  畏れなき明日の世など 在りはせぬと  天が穿つ 銀の奈落 月宮殿から届く 交情の矢文  独りでなく一つでない なぜそれを忘れ 孤獨ばかり彩る都  穢れ受けぬ胸に沈む 誰を想う痛みの刀(けん) 捧げることだけが この巫女の軍(いくさ)なり  日の沈む処に 生贄を埋めよう 白い指 朱い骨繋いで 羽撃く代わりにわたしたちを 共に持つ命の強かさ 其の儚さ  哀しみを塞ぐことが できなくとも  日の出づる処に こうしてまた死して 来る夢に帰っては見果てぬ 愛しい時へと舞い上がる 幾度見る生きることの豊饒 其の源  月を背に 聳え建つは髑髏ヶ城 畏れなき 人の世など在りはしない
ドリアンヌ嬢の肖像わが名はドリアンヌ わが名はドリアンヌ この世でただ独り 永遠を友として生きる者 この退屈な物語 なぜ貴方は聞こうとする  仮面集う夜会 夜毎薔薇は開く 少女の声で歌う 若いままの私  愛おしきはただ退廃と 尽きもせぬ享楽と 艶やかなる肌 血に濡らす 残虐と幻惑と 刻は 月下に散り  微笑みは常に輝けど 愛することなど 倦み果てて 貴方の瞳に映る姿は 空ろな生き人形 穢れ知らぬ手は 抱くことのできない  夜更けに上るのは 開かずの塔の部屋 壁に掛かる私の肖像画 描かれたその貌だけが また醜く 年老いていく  誰も知りたくない 真実の己を 胸へと塗り込めた 数々の罪を  光は暗闇覆うごと 凄惨に傷ましく 衰えぬ美こそ祝福の 悪の神 わが命 戻る術はいらぬ  虚無から羽化した絶望が 目映く世界を映し出す 貴方の深い瞳に 忘れた心が 甦ろうと  愛おしきはただ退廃の 尽きもせぬ快楽と 厳かなる時間 血に浸す 残酷と幻覚と 今だけを見つめて  涙の先には何もない 愛することなど意味はない それでも 生きているのは 変わらぬ私である為だけ あの絵を断ち切る ナイフなど持たずにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わが名はドリアンヌ わが名はドリアンヌ この世でただ独り 永遠を友として生きる者 この退屈な物語 なぜ貴方は聞こうとする  仮面集う夜会 夜毎薔薇は開く 少女の声で歌う 若いままの私  愛おしきはただ退廃と 尽きもせぬ享楽と 艶やかなる肌 血に濡らす 残虐と幻惑と 刻は 月下に散り  微笑みは常に輝けど 愛することなど 倦み果てて 貴方の瞳に映る姿は 空ろな生き人形 穢れ知らぬ手は 抱くことのできない  夜更けに上るのは 開かずの塔の部屋 壁に掛かる私の肖像画 描かれたその貌だけが また醜く 年老いていく  誰も知りたくない 真実の己を 胸へと塗り込めた 数々の罪を  光は暗闇覆うごと 凄惨に傷ましく 衰えぬ美こそ祝福の 悪の神 わが命 戻る術はいらぬ  虚無から羽化した絶望が 目映く世界を映し出す 貴方の深い瞳に 忘れた心が 甦ろうと  愛おしきはただ退廃の 尽きもせぬ快楽と 厳かなる時間 血に浸す 残酷と幻覚と 今だけを見つめて  涙の先には何もない 愛することなど意味はない それでも 生きているのは 変わらぬ私である為だけ あの絵を断ち切る ナイフなど持たずに
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