千葉一夫の歌詞一覧リスト  51曲中 1-51曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
相合傘冷たい雨に濡れながら 垣根に咲いてる 紅い花 さざんか さざんかおまえのような どこか淋しい花だねと 抱けばあまえる花のいじらしさ  この世に生きる悲しみを 拾ってきたのか 薄い眉 さざんか さざんか 涙をふいて 俺でよければ この胸で 夢をそだてて春を待たないか  相合傘(あいあいがさ)の ふたりなら 寒くはないわと添える指 さざんか さざんかいとしい花よ いつかおまえに青空を 見せてやりたいいつか俺の手で 千葉一夫たかたかし弦哲也南郷達也冷たい雨に濡れながら 垣根に咲いてる 紅い花 さざんか さざんかおまえのような どこか淋しい花だねと 抱けばあまえる花のいじらしさ  この世に生きる悲しみを 拾ってきたのか 薄い眉 さざんか さざんか 涙をふいて 俺でよければ この胸で 夢をそだてて春を待たないか  相合傘(あいあいがさ)の ふたりなら 寒くはないわと添える指 さざんか さざんかいとしい花よ いつかおまえに青空を 見せてやりたいいつか俺の手で 
明日に一歩また一歩おまえを愛した 想い出に かわれるものなど 何もない 雪がとけ 岸辺の葦(あし)が芽吹いても 風はまだ肌寒く 春は遠すぎる 明日に一歩また一歩 いつの日か 夢を語れる 日がまた来るさ  都会に行っても この町に かならず帰ると 誓った日 青い海 おまえと眺め飲み干した 缶ビールめちゃウマで 忘れられないよ 明日に一歩また一歩 いつの日か 夢を語れる 日がまた来るさ  こころの底から 惚れ合って しあわせなろうと がんばった いつかまた おまえにきっと逢えるから さよならは言わないで ぼくは手を振るよ 明日に一歩また一歩 いつの日か 夢を語れる 日がまた来るさ千葉一夫たかたかし弦哲也前田俊明おまえを愛した 想い出に かわれるものなど 何もない 雪がとけ 岸辺の葦(あし)が芽吹いても 風はまだ肌寒く 春は遠すぎる 明日に一歩また一歩 いつの日か 夢を語れる 日がまた来るさ  都会に行っても この町に かならず帰ると 誓った日 青い海 おまえと眺め飲み干した 缶ビールめちゃウマで 忘れられないよ 明日に一歩また一歩 いつの日か 夢を語れる 日がまた来るさ  こころの底から 惚れ合って しあわせなろうと がんばった いつかまた おまえにきっと逢えるから さよならは言わないで ぼくは手を振るよ 明日に一歩また一歩 いつの日か 夢を語れる 日がまた来るさ
紫陽花しぐれ藍染めの 浴衣に咲いた 花柄が とても似合うと 言った人 しあわせですか どこかで今も 逢瀬のときめき 偲ぶよな あの日と同じ 紫陽花しぐれ  近づけば 泣きだしそうで 辛いから 行きも帰りも 遠まわり 想い出だけは 捨てたくないの ふたりで旅した 山あいに せつなく浮かぶ 紫陽花しぐれ  路地あかり のれんが揺れる とまり木で 別れ涙が こみあげる 夢でもいいの 燃やした恋は お酒の雫で 酔いしれる おんなの胸に 紫陽花しぐれ千葉一夫のせよしあき花笠薫伊戸のりお・南郷達也藍染めの 浴衣に咲いた 花柄が とても似合うと 言った人 しあわせですか どこかで今も 逢瀬のときめき 偲ぶよな あの日と同じ 紫陽花しぐれ  近づけば 泣きだしそうで 辛いから 行きも帰りも 遠まわり 想い出だけは 捨てたくないの ふたりで旅した 山あいに せつなく浮かぶ 紫陽花しぐれ  路地あかり のれんが揺れる とまり木で 別れ涙が こみあげる 夢でもいいの 燃やした恋は お酒の雫で 酔いしれる おんなの胸に 紫陽花しぐれ
雨蛍鏡見るのが 嫌なほど どなたの罪の 恋やつれ 逢いたい行きたい… せめて束の間 晴れたなら 憎い浮世の 五月雨に 飛ぶに飛べない 雨蛍  めぐり逢うのが 早ければ あなたの妻で 愛綴り 逢えぬ長夜は… 何度 寝返り 肘まくら 夢も遠野の みちのくで 燃えて身を灼く 雨蛍  世間隠れの 恋ならば 指されりゃ痛い うしろ指 逢いに行きたい… たとえひととき ひと目でも 下げた提灯 濡れぬよに 袖かばった 雨蛍千葉一夫木下龍太郎花笠薫南郷達也鏡見るのが 嫌なほど どなたの罪の 恋やつれ 逢いたい行きたい… せめて束の間 晴れたなら 憎い浮世の 五月雨に 飛ぶに飛べない 雨蛍  めぐり逢うのが 早ければ あなたの妻で 愛綴り 逢えぬ長夜は… 何度 寝返り 肘まくら 夢も遠野の みちのくで 燃えて身を灼く 雨蛍  世間隠れの 恋ならば 指されりゃ痛い うしろ指 逢いに行きたい… たとえひととき ひと目でも 下げた提灯 濡れぬよに 袖かばった 雨蛍
出雲路ひとり独り旅なら 気兼ねもなしに 松江 椿の 城下町 水の都の 風なつかしく 男の錆を 洗うよに しとしと降る雨 縁雫(えにしずく) さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり  潮の香りを 背にうけながら 歩く宍道湖(しんじこ) 旅のやど しじみ獲りする 朝もやの中 長竿じょれん 青墨絵 夕日は茜々(あかあか) 影染めて さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり  島根半島 この目に焼いて 右に夕凪 日本海 心ぬくめる 出雲の祈り 一畑(いちばた)電車 乗り継いで 明日(あした)はどこやら 日御碕(ひのみさき) さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり千葉一夫万城たかし宮下健治伊戸のりお独り旅なら 気兼ねもなしに 松江 椿の 城下町 水の都の 風なつかしく 男の錆を 洗うよに しとしと降る雨 縁雫(えにしずく) さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり  潮の香りを 背にうけながら 歩く宍道湖(しんじこ) 旅のやど しじみ獲りする 朝もやの中 長竿じょれん 青墨絵 夕日は茜々(あかあか) 影染めて さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり  島根半島 この目に焼いて 右に夕凪 日本海 心ぬくめる 出雲の祈り 一畑(いちばた)電車 乗り継いで 明日(あした)はどこやら 日御碕(ひのみさき) さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり
いつか再会たら君を傷つけた この俺だけど 今はとても悔んでいるんだ 何故か今夜は 酔えなくて いつもの店で ひとり飲む 忘れられない あの日の君は 小雨の中にたたずんでふるえていたね  遠くで霧笛が 哭いているような そんなせつない夜が身をせめる いつかひとりで 彷徨(さまよ)えば 見上げる空に 流れ星 あれは夢だろか 遠いまぼろし 胸の隙間にしみてくる夜更けの風よ  二人暮した この都会(まち)に 季節の花が 風に舞う いつか再会(あえ)たなら君をこの胸に そっと抱きしめごめんよと言ってやりたい千葉一夫四方章人四方章人池多孝春君を傷つけた この俺だけど 今はとても悔んでいるんだ 何故か今夜は 酔えなくて いつもの店で ひとり飲む 忘れられない あの日の君は 小雨の中にたたずんでふるえていたね  遠くで霧笛が 哭いているような そんなせつない夜が身をせめる いつかひとりで 彷徨(さまよ)えば 見上げる空に 流れ星 あれは夢だろか 遠いまぼろし 胸の隙間にしみてくる夜更けの風よ  二人暮した この都会(まち)に 季節の花が 風に舞う いつか再会(あえ)たなら君をこの胸に そっと抱きしめごめんよと言ってやりたい
浮夜舟人目忍んだ はずなのに なんで邪魔する 月明かり 帯をこの手が 解くまで うしろを向いてて くださいね 何度 逢う瀬を 重ねても 女 恥じらう 浮夜舟  声を潜めて いるものを 岸で鳴くのは 川千鳥 堪え切れずに 乱れたら 私を叱って くれますか そっと身を寄せ 強い手に 胸を預ける 浮夜船  帰り支度を 急がせて 西に傾く 月の影 紐で身体を 結び合い 流れて行けたら いいですね 叶う当てない この恋が 無理を言わせる 浮夜船千葉一夫木下龍太郎花笠薫伊戸のりお人目忍んだ はずなのに なんで邪魔する 月明かり 帯をこの手が 解くまで うしろを向いてて くださいね 何度 逢う瀬を 重ねても 女 恥じらう 浮夜舟  声を潜めて いるものを 岸で鳴くのは 川千鳥 堪え切れずに 乱れたら 私を叱って くれますか そっと身を寄せ 強い手に 胸を預ける 浮夜船  帰り支度を 急がせて 西に傾く 月の影 紐で身体を 結び合い 流れて行けたら いいですね 叶う当てない この恋が 無理を言わせる 浮夜船
縁酒おれの苗字を 名乗ってくれと 酒のちからを 借りて言う ひとり生きてた 世間の隅で めぐり逢ったの この人に… あなた注がせて もう一杯 いのち温(ぬく)める… 縁酒  すぐに泣く癖 おんなの弱さ 今夜かぎりで 直します 愛のこもれ陽 射しこむ部屋で お世話したいの 身の回り… あなた注がせて もう一杯 こころ結んだ… 縁酒  酔って甘える あなたの背中 照れてよせよと 叱るひと 夢をお猪口に 酌ぎあいながら そっと倖せ 噛みしめる… あなた注がせて もう一杯 かたい絆の… 縁酒千葉一夫仁井谷俊也市川昭介伊戸のりおおれの苗字を 名乗ってくれと 酒のちからを 借りて言う ひとり生きてた 世間の隅で めぐり逢ったの この人に… あなた注がせて もう一杯 いのち温(ぬく)める… 縁酒  すぐに泣く癖 おんなの弱さ 今夜かぎりで 直します 愛のこもれ陽 射しこむ部屋で お世話したいの 身の回り… あなた注がせて もう一杯 こころ結んだ… 縁酒  酔って甘える あなたの背中 照れてよせよと 叱るひと 夢をお猪口に 酌ぎあいながら そっと倖せ 噛みしめる… あなた注がせて もう一杯 かたい絆の… 縁酒
男笠親も無ければ 塒も持たぬ 廿才、三つ四つ 渡り鳥 広い世間に 無いものづくし  どこではぐれた 男笠  (セリフ)人間同志のあったかい「心」― 一体どこへ、行ってしまったンでしょうかねぇ  酒が三分で さいころ七分 恋の目が出る 場所はない まゝよ半端な 街道がらす 女泣かせは まだ早い  日かげ三年 草鞋の泥は いまが捨てどき 洗いどき 訊いてご覧よ 落葉の果てを お釋迦さまでも 首を振る千葉一夫藤田まさと四方章人池多孝春親も無ければ 塒も持たぬ 廿才、三つ四つ 渡り鳥 広い世間に 無いものづくし  どこではぐれた 男笠  (セリフ)人間同志のあったかい「心」― 一体どこへ、行ってしまったンでしょうかねぇ  酒が三分で さいころ七分 恋の目が出る 場所はない まゝよ半端な 街道がらす 女泣かせは まだ早い  日かげ三年 草鞋の泥は いまが捨てどき 洗いどき 訊いてご覧よ 落葉の果てを お釋迦さまでも 首を振る
男新三流れ旅人の情けに 逆らいながら 拗ねて歩いた 三年三月 何を迷うか 気のむくままに 縞の合羽に 風が吹く 明日は馬籠(まごめ)か妻籠(つまご)の宿か 男新三(おとこしんざ)の 男新三のながれ旅  雁が鳴いてる 峠の里は いろり煙が 霞んで消える 叱るお袋 瞼に浮かぶ おちば絡むぜ わらじひも 明日は寝覚床(ねざめ)か 木曽桟(きそかけはし)か 男新三の 男新三の流れ旅  木曽の名代の 御嶽山は 俺を待ってる 十六夜月(いざよいづき)に 歌う木曽節 あの娘の姿 三度笠(かさ)に隠して 詫びを言う 明日は木曽路の奈良井の宿か 男新三の 男新三のながれ旅千葉一夫安田三郎山田健児野村豊人の情けに 逆らいながら 拗ねて歩いた 三年三月 何を迷うか 気のむくままに 縞の合羽に 風が吹く 明日は馬籠(まごめ)か妻籠(つまご)の宿か 男新三(おとこしんざ)の 男新三のながれ旅  雁が鳴いてる 峠の里は いろり煙が 霞んで消える 叱るお袋 瞼に浮かぶ おちば絡むぜ わらじひも 明日は寝覚床(ねざめ)か 木曽桟(きそかけはし)か 男新三の 男新三の流れ旅  木曽の名代の 御嶽山は 俺を待ってる 十六夜月(いざよいづき)に 歌う木曽節 あの娘の姿 三度笠(かさ)に隠して 詫びを言う 明日は木曽路の奈良井の宿か 男新三の 男新三のながれ旅
男のみれん港しぐれが 降る夜は 遠いお前の横顔 泣き顔思い出す 涙ぐらしを させたね 俺のわがまま 身勝手さ 夜更け寂しい こんな夜は 酒に詫びてる 男のみれん  北のはずれの 港町 頬を切るよな冷たい 凍てつく風が吹く ひとり泣きして いないか うすいお前の その肩を 抱いてやりたい こんな夜は 酒の苦さは 男のみれん  手書き便箋 ひと文字も 残せないまま 北行き 列車に飛び乗った すがるお前の その目が 今も心を 離れない 港灯りが しみる夜は 酒に詫びてる 男のみれん千葉一夫瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお港しぐれが 降る夜は 遠いお前の横顔 泣き顔思い出す 涙ぐらしを させたね 俺のわがまま 身勝手さ 夜更け寂しい こんな夜は 酒に詫びてる 男のみれん  北のはずれの 港町 頬を切るよな冷たい 凍てつく風が吹く ひとり泣きして いないか うすいお前の その肩を 抱いてやりたい こんな夜は 酒の苦さは 男のみれん  手書き便箋 ひと文字も 残せないまま 北行き 列車に飛び乗った すがるお前の その目が 今も心を 離れない 港灯りが しみる夜は 酒に詫びてる 男のみれん
男の我ままお前がいりゃこそ 灯りがともる 一人侘びしい 暮しの中に 馬鹿でいこじな 昔の俺を 水に流して 許してほしい 「今更なにさ」と 言われても 判ってほしい 男の我ままを  我慢を重ねた お前の苦労 いつも心で 詫びてた俺さ 弱音見せずに 隠れて泣けば 漸く判った 女の気持 「今更なにさ」と 言われても 判ってほしい 男の我ままを  お前が心を 開いてくれりゃ どんな試練も 背中で受ける 生きる二人の喜こび見つけ 命かけても 守って見せる 「今更なにさ」と 言われても 判ってほしい 男の我ままを千葉一夫美帆板谷隆司猪股義周お前がいりゃこそ 灯りがともる 一人侘びしい 暮しの中に 馬鹿でいこじな 昔の俺を 水に流して 許してほしい 「今更なにさ」と 言われても 判ってほしい 男の我ままを  我慢を重ねた お前の苦労 いつも心で 詫びてた俺さ 弱音見せずに 隠れて泣けば 漸く判った 女の気持 「今更なにさ」と 言われても 判ってほしい 男の我ままを  お前が心を 開いてくれりゃ どんな試練も 背中で受ける 生きる二人の喜こび見つけ 命かけても 守って見せる 「今更なにさ」と 言われても 判ってほしい 男の我ままを
おまえとふたりづれこんなに広い この世の中で めぐり逢ったも なにかのなにかの縁さ 苦労の道は 覚悟だけれど ちからを合わせりゃ 倖せくるさ 寄り添って… 連れ添って… 歩いてゆこうよ おまえとふたりづれ  私のことは 忘れて欲しい 睫毛ぬらして うつむくうつむくおまえ 悲しい過去を 気にするけれど 汚れちゃいないさ 綺麗なこころ 支えあい… 庇(かば)いあい… 歩いてゆこうよ おまえとふたりづれ  夢ならどうか さめずにいてと 指を絡(から)めて 甘える甘える仕草 故郷に咲いた 野菊のように おまえはやさしい 笑顔が似合う 寄り添って… 連れ添って… 歩いてゆこうよ おまえとふたりづれ千葉一夫仁井谷俊也市川昭介伊戸のりおこんなに広い この世の中で めぐり逢ったも なにかのなにかの縁さ 苦労の道は 覚悟だけれど ちからを合わせりゃ 倖せくるさ 寄り添って… 連れ添って… 歩いてゆこうよ おまえとふたりづれ  私のことは 忘れて欲しい 睫毛ぬらして うつむくうつむくおまえ 悲しい過去を 気にするけれど 汚れちゃいないさ 綺麗なこころ 支えあい… 庇(かば)いあい… 歩いてゆこうよ おまえとふたりづれ  夢ならどうか さめずにいてと 指を絡(から)めて 甘える甘える仕草 故郷に咲いた 野菊のように おまえはやさしい 笑顔が似合う 寄り添って… 連れ添って… 歩いてゆこうよ おまえとふたりづれ
おまえの噂おまえの手紙の 消印(けしいん)を 頼りにひとり 夜汽車に乗った 雨の函館 訪ねてみれば 流れて小樽に いると云う 酔って夜更けは 泣いてたと おまえの噂が せつなく胸を刺す  つれない素振(そぶ)りで 別れたが 今なら強く この手に抱ける 北の札幌 さびれた酒場(みせ)は 飲みかけボトルが 残るだけ 荒れた生活(くらし)を していたと おまえの噂が 冷たく身を責める  ふたりで暮らせる 幸福(しあわせ)を 指折り数え 待ってたおまえ 雪の帯広 夜霧の釧路 涙の足跡 たどる旅 痩(や)せた姿を みたと云う おまえの噂が こころをまた泣かす千葉一夫仁井谷俊也宮下健治前田俊明おまえの手紙の 消印(けしいん)を 頼りにひとり 夜汽車に乗った 雨の函館 訪ねてみれば 流れて小樽に いると云う 酔って夜更けは 泣いてたと おまえの噂が せつなく胸を刺す  つれない素振(そぶ)りで 別れたが 今なら強く この手に抱ける 北の札幌 さびれた酒場(みせ)は 飲みかけボトルが 残るだけ 荒れた生活(くらし)を していたと おまえの噂が 冷たく身を責める  ふたりで暮らせる 幸福(しあわせ)を 指折り数え 待ってたおまえ 雪の帯広 夜霧の釧路 涙の足跡 たどる旅 痩(や)せた姿を みたと云う おまえの噂が こころをまた泣かす
かすみ草ひとりで旅立つ 別れのつらさ わかっていたのに さいはての町 小さな酒場の 花飾り かすみ草 かすみ草 どこかおまえの 笑顔のような 温もりこぼれる 白い花  寄り添いささえる この花に似て 暮らしてゆけたら 倖せですと 云ってた言葉が 身を責める かすみ草 かすみ草 誰を待つのか あの角部屋で 愛しい面影 また浮かぶ  詫びてもすまない この俺だけど あの日のふたりに 戻れるのなら おまえを二度とは 離さない かすみ草 かすみ草 俺のこころの 真ん中あたり 今でも可憐に 咲いている千葉一夫竜はじめ花笠薫伊戸のりおひとりで旅立つ 別れのつらさ わかっていたのに さいはての町 小さな酒場の 花飾り かすみ草 かすみ草 どこかおまえの 笑顔のような 温もりこぼれる 白い花  寄り添いささえる この花に似て 暮らしてゆけたら 倖せですと 云ってた言葉が 身を責める かすみ草 かすみ草 誰を待つのか あの角部屋で 愛しい面影 また浮かぶ  詫びてもすまない この俺だけど あの日のふたりに 戻れるのなら おまえを二度とは 離さない かすみ草 かすみ草 俺のこころの 真ん中あたり 今でも可憐に 咲いている
絆酒惚れて十年 二十年 俺にゃ自慢の 恋女房 冷たい世間の 雨風に 苦労させたな 泣かせたな 今夜は飲もうか なぁおまえ 心ぬくめる 絆酒(きずなざけ)  妻という字を ふと見れば 忍(にん)に似てると 微笑(わら)う奴 背中を後押し されなけりゃ 今の倖せ なかったよ 今夜は飲もうか なぁおまえ 熱い情けの 絆酒(きずなざけ)  貧乏(はずれ)くじだと 目で詫(わ)びりゃ 相子(あいこ)ですよと 照れて云う 身体をいたわり 扶(たす)けあい 生きてゆこうな これからも 今夜は飲もうか なぁおまえ 明日(あす)に望みの 絆酒(きずなざけ)千葉一夫仁井谷俊也三浦丈明池多孝春惚れて十年 二十年 俺にゃ自慢の 恋女房 冷たい世間の 雨風に 苦労させたな 泣かせたな 今夜は飲もうか なぁおまえ 心ぬくめる 絆酒(きずなざけ)  妻という字を ふと見れば 忍(にん)に似てると 微笑(わら)う奴 背中を後押し されなけりゃ 今の倖せ なかったよ 今夜は飲もうか なぁおまえ 熱い情けの 絆酒(きずなざけ)  貧乏(はずれ)くじだと 目で詫(わ)びりゃ 相子(あいこ)ですよと 照れて云う 身体をいたわり 扶(たす)けあい 生きてゆこうな これからも 今夜は飲もうか なぁおまえ 明日(あす)に望みの 絆酒(きずなざけ)
紀ノ川旅情霧に霞んだ 吉野路(よしのじ)に 秋が静かに 背を向ける この川を この道を ふたりの故郷にしたかった 一途な想い 癒やすよな 流れてみたい あゝ紀ノ川(きのかわ)  遠く鐘の音 紀三井寺(きみいでら) 雨が冷たく 頬ぬらす この川を この橋を ふたりの故郷にしたかった 悲しい音色 響くよな 心も揺れる あゝ紀ノ川  はるか島影 和歌(わか)の浦(うら) 花の香(かおり)が 匂いたつ この川を この道を ふたりの故郷にしたかった 明日の夢を 追いかけて 流れてみたい あゝ紀ノ川千葉一夫助田ひさお佐々木雄喜伊戸のりお霧に霞んだ 吉野路(よしのじ)に 秋が静かに 背を向ける この川を この道を ふたりの故郷にしたかった 一途な想い 癒やすよな 流れてみたい あゝ紀ノ川(きのかわ)  遠く鐘の音 紀三井寺(きみいでら) 雨が冷たく 頬ぬらす この川を この橋を ふたりの故郷にしたかった 悲しい音色 響くよな 心も揺れる あゝ紀ノ川  はるか島影 和歌(わか)の浦(うら) 花の香(かおり)が 匂いたつ この川を この道を ふたりの故郷にしたかった 明日の夢を 追いかけて 流れてみたい あゝ紀ノ川
木の字鴉生まれ木更津 浜風夜風(はまかぜよかぜ) 遠くなるほど 恋しいものよ まして長脇差(ながどす) 三度笠(さんどがさ) 寄る辺なければ 宛もない おっと弱音は 柄じゃない 木の字鴉(じがらす)の木の字鴉の流れ旅  知らぬ他国で 袖すり合った むすめ鳥追い 下総訛(しもふさなま)り 銚子はずれと 酒落てたが 潮の香りの ひと節が おっと沁(し)みるぜ 泣かせるぜ 木の字鴉の 木の字鴉の一人旅            富士のお山が 遠くに霞む なぜかおふくろ 重なる姿 ちょいとつまんだ びわの実を 噛めば草鞋(わらじ)の 緒が痛む おっと止(よ)しなよ 里ごころ 木の字鴉の 木の字鴉の侠旅(おとこたび)千葉一夫松井由利夫弦哲也生まれ木更津 浜風夜風(はまかぜよかぜ) 遠くなるほど 恋しいものよ まして長脇差(ながどす) 三度笠(さんどがさ) 寄る辺なければ 宛もない おっと弱音は 柄じゃない 木の字鴉(じがらす)の木の字鴉の流れ旅  知らぬ他国で 袖すり合った むすめ鳥追い 下総訛(しもふさなま)り 銚子はずれと 酒落てたが 潮の香りの ひと節が おっと沁(し)みるぜ 泣かせるぜ 木の字鴉の 木の字鴉の一人旅            富士のお山が 遠くに霞む なぜかおふくろ 重なる姿 ちょいとつまんだ びわの実を 噛めば草鞋(わらじ)の 緒が痛む おっと止(よ)しなよ 里ごころ 木の字鴉の 木の字鴉の侠旅(おとこたび)
霧雨川哀しい噂を 逃(のが)れてふたり 流れて行きます どこまでも 最後の最後の 恋だから 過去を断ち切り ついて行く どうぞ隠して 二人の姿 沁みる せせらぎ 霧雨の川  恋ゆえ誰かを 泣かせた罪は 私がひとりで 背負います あなたにあなたに 寄り添えば 通うぬくもり 信じます 川を飛び立つ 水鳥一羽 命震える 霧雨の川  ふたりの明日(あした)が 霞んで見えぬ 生きては行けない はぐれたら 飛沫(しぶき)に飛沫(しぶき)に 濡れながら どこへ流れる 恋の舟 何があろうと 悔やみはしない 夢を見させて 霧雨の川千葉一夫麻こよみ四方章人南郷達也哀しい噂を 逃(のが)れてふたり 流れて行きます どこまでも 最後の最後の 恋だから 過去を断ち切り ついて行く どうぞ隠して 二人の姿 沁みる せせらぎ 霧雨の川  恋ゆえ誰かを 泣かせた罪は 私がひとりで 背負います あなたにあなたに 寄り添えば 通うぬくもり 信じます 川を飛び立つ 水鳥一羽 命震える 霧雨の川  ふたりの明日(あした)が 霞んで見えぬ 生きては行けない はぐれたら 飛沫(しぶき)に飛沫(しぶき)に 濡れながら どこへ流れる 恋の舟 何があろうと 悔やみはしない 夢を見させて 霧雨の川
霧雨の宿笹鳴ききこえる 山里に 湯の香淋しさ つれてくる 涙こらえて 想い出さがし 枕濡らした あの夜が憎い 募る想いの ああ 霧雨の宿  添えない辛さも いとしさも いつか何処かで 散るさだめ 夜明け間近の 短い夜を せめて見させて 一夜の夢を 忍ぶ恋路の ああ 霧雨の宿  おぼろに霞む 別れ駅 おくる空しさ 里灯り 帰したくない せつなさ辛さ 肌のほてりに また泣けてくる 情け残り香 ああ 霧雨の宿千葉一夫助田ひさお佐々木雄紀南郷達也笹鳴ききこえる 山里に 湯の香淋しさ つれてくる 涙こらえて 想い出さがし 枕濡らした あの夜が憎い 募る想いの ああ 霧雨の宿  添えない辛さも いとしさも いつか何処かで 散るさだめ 夜明け間近の 短い夜を せめて見させて 一夜の夢を 忍ぶ恋路の ああ 霧雨の宿  おぼろに霞む 別れ駅 おくる空しさ 里灯り 帰したくない せつなさ辛さ 肌のほてりに また泣けてくる 情け残り香 ああ 霧雨の宿
恋なさけ傘にかくれて 降りしく雪に 息をきらして 通う径(みち) 止めてもむりです もう、とめないで 逢うほど深間(ふかま)に おちてゆく 恋する女の 女の恋情け  山は森森(しんしん) 音さえきえて 雪にうもれる 隠れ里 凍える手足を ああ、この乳房(むね)を 温(ぬく)めてください 溶けるほど 恋する女の 女の恋情け  闇に薄衣(うすぎぬ) はらりと舞えば からめとられて 腕の中 止めてもむりです もう、とめないで 抱かれりゃうれしい 愛されて 恋する女の 女の恋情け千葉一夫たかたかし弦哲也前田俊明傘にかくれて 降りしく雪に 息をきらして 通う径(みち) 止めてもむりです もう、とめないで 逢うほど深間(ふかま)に おちてゆく 恋する女の 女の恋情け  山は森森(しんしん) 音さえきえて 雪にうもれる 隠れ里 凍える手足を ああ、この乳房(むね)を 温(ぬく)めてください 溶けるほど 恋する女の 女の恋情け  闇に薄衣(うすぎぬ) はらりと舞えば からめとられて 腕の中 止めてもむりです もう、とめないで 抱かれりゃうれしい 愛されて 恋する女の 女の恋情け
国東は俺のふるさと雲が流れる 故郷の空に 帰ってきたと 背伸びする 都会ぐらしを 労わるように 迎えてくれる 鐘の音(ね)は 仏の里の 両子寺(ふたごでら) ああ… 国東は俺のふるさと  五辻(ごつじ)不動の つづらの坂を 登れば遥か 周防灘 息をはずませ 幼いころに 母に縋った 馬の背が 小さく今日は 見えてくる ああ… 国東は俺のふるさと  桜八幡 両手を合わせ あの日の誓い 噛みしめる 弱音吐くなと 親父の顔が 浮かんでくるよ 六郷の 緑に染まる 山や川 ああ… 国東は俺のふるさと千葉一夫竜はじめ花笠薫南郷達也雲が流れる 故郷の空に 帰ってきたと 背伸びする 都会ぐらしを 労わるように 迎えてくれる 鐘の音(ね)は 仏の里の 両子寺(ふたごでら) ああ… 国東は俺のふるさと  五辻(ごつじ)不動の つづらの坂を 登れば遥か 周防灘 息をはずませ 幼いころに 母に縋った 馬の背が 小さく今日は 見えてくる ああ… 国東は俺のふるさと  桜八幡 両手を合わせ あの日の誓い 噛みしめる 弱音吐くなと 親父の顔が 浮かんでくるよ 六郷の 緑に染まる 山や川 ああ… 国東は俺のふるさと
こころ坂ここまで来るには いろいろあった 笑顔と涙の 足跡が 無理などしないで これから先は ささえいたわり 生きてゆく あなた…おまえ… 手を取りあって 歩くふたりの こころ坂  お酒に酔ったら この膝まくら 亭主(おとこ)は大きな 子供です 明日という日が 見えない時期(とき)は ちから合わせて 乗り越えた あなた…おまえ… 苦労を分けて 歩くふたりの こころ坂  立派な女房じゃ なかったけれど 幸せ者です この私 子育て終わって ひと息ついて いで湯めぐりの 旅もいい あなた…おまえ… いのちを重ね 歩くふたりの こころ坂千葉一夫仁井谷俊也花笠薫南郷達也ここまで来るには いろいろあった 笑顔と涙の 足跡が 無理などしないで これから先は ささえいたわり 生きてゆく あなた…おまえ… 手を取りあって 歩くふたりの こころ坂  お酒に酔ったら この膝まくら 亭主(おとこ)は大きな 子供です 明日という日が 見えない時期(とき)は ちから合わせて 乗り越えた あなた…おまえ… 苦労を分けて 歩くふたりの こころ坂  立派な女房じゃ なかったけれど 幸せ者です この私 子育て終わって ひと息ついて いで湯めぐりの 旅もいい あなた…おまえ… いのちを重ね 歩くふたりの こころ坂
心の絆ひと足遅れの しあわせと 肩に寄り添い 云うおまえ 下手(へた)な世渡り してきたけれど ふたりにひとつの 明日(あす)がある 生きてゆこうよ 後(あと)振り向かず 心の絆を あゝ 重ねて  目尻を濡らした 涙粒(つぶ) まわり道して いたんだね 無駄にしないよ 苦労の数は ふたりで必ず 取り返す ついておいでよ うつむかないで 心の絆を あゝ 結んで  やつれて淋しい 横顔の 笑いえくぼの いじらしさ 何も云わずに 甘えていいよ 両手を広げた この胸に 夢の中でも 離しはしない 心の絆を あゝ 重ねて千葉一夫たきのえいじ徳久広司伊戸のりおひと足遅れの しあわせと 肩に寄り添い 云うおまえ 下手(へた)な世渡り してきたけれど ふたりにひとつの 明日(あす)がある 生きてゆこうよ 後(あと)振り向かず 心の絆を あゝ 重ねて  目尻を濡らした 涙粒(つぶ) まわり道して いたんだね 無駄にしないよ 苦労の数は ふたりで必ず 取り返す ついておいでよ うつむかないで 心の絆を あゝ 結んで  やつれて淋しい 横顔の 笑いえくぼの いじらしさ 何も云わずに 甘えていいよ 両手を広げた この胸に 夢の中でも 離しはしない 心の絆を あゝ 重ねて
この世にひとつ 愛の花雨にうたれて 世間にすねて やけをおこして 夜風に泣いた いくじなしねと あのときおれの おれのめをみて 叱ってくれた ありがとう すまないね おまえはおれの おまえはおれの この世にひとつの 愛の花  一つ二つの かなしい過去(きず)は みんなあるだろう 生きてるかぎり つらいときには 黙っておれの おれの背中を ささえてくれる ありがとう おかげさま おまえはおれの おまえはおれの この世にひとつの 愛の花  人は厳しい 寒さをしのぎ 春の陽だまり やさしさを知る 泣いて笑って ふたりの虹を 虹をおいかけ きょうもあしたも ありがとう きれいだよ おまえはおれの おまえはおれの この世にひとつの 愛の花千葉一夫たかたかし弦哲也前田俊明雨にうたれて 世間にすねて やけをおこして 夜風に泣いた いくじなしねと あのときおれの おれのめをみて 叱ってくれた ありがとう すまないね おまえはおれの おまえはおれの この世にひとつの 愛の花  一つ二つの かなしい過去(きず)は みんなあるだろう 生きてるかぎり つらいときには 黙っておれの おれの背中を ささえてくれる ありがとう おかげさま おまえはおれの おまえはおれの この世にひとつの 愛の花  人は厳しい 寒さをしのぎ 春の陽だまり やさしさを知る 泣いて笑って ふたりの虹を 虹をおいかけ きょうもあしたも ありがとう きれいだよ おまえはおれの おまえはおれの この世にひとつの 愛の花
さくら路二人の行く手を 遮(さえぎ)るように 桜の花びら 舞い落ちる いつか噂に なった恋 二度とは戻れぬ ふるさとよ 肩を優しく 抱き寄せる おまえと おまえと 離れずに  世間の風さえ 冷たく沁みる 悔やんでいないか この恋を 俺と出会って いなければ 普通の暮らしが あったのに 詫びて足りない 今さらに おまえと おまえと どこまでも  舞い散る花びら 両手で受けて 微笑むおまえの いじらしさ そっと身を寄せ 二人して 暮らせる幸せ あればいい 明日(あす)はどの町 たどり着く おまえと おまえと 離れずに千葉一夫麻こよみ花笠薫伊戸のりお二人の行く手を 遮(さえぎ)るように 桜の花びら 舞い落ちる いつか噂に なった恋 二度とは戻れぬ ふるさとよ 肩を優しく 抱き寄せる おまえと おまえと 離れずに  世間の風さえ 冷たく沁みる 悔やんでいないか この恋を 俺と出会って いなければ 普通の暮らしが あったのに 詫びて足りない 今さらに おまえと おまえと どこまでも  舞い散る花びら 両手で受けて 微笑むおまえの いじらしさ そっと身を寄せ 二人して 暮らせる幸せ あればいい 明日(あす)はどの町 たどり着く おまえと おまえと 離れずに
小夜しぐれこころの嘆(なげ)きを 嘲笑(わら)うよに 窓で浮かれる 雨の音 眠れるままに 酔えないままに 夢にもいちど 染まりたい 呼べど応えぬ 小夜(さよ)しぐれ  どんなに別れを 悔やんでも 雨は逆さに 降りゃしない 身を退(ひ)くことで つらぬく愛に ひとりおんなの みれん酒 しゃくな雨です 小夜しぐれ  逢えないあなたに 身を焦がす おんな哀しい おくれ髪 叶わぬことと 知りつつ祈る せめて灯して 恋あかり 胸に傘さす 小夜しぐれ千葉一夫みやび恵神島万瑳緒池多孝春こころの嘆(なげ)きを 嘲笑(わら)うよに 窓で浮かれる 雨の音 眠れるままに 酔えないままに 夢にもいちど 染まりたい 呼べど応えぬ 小夜(さよ)しぐれ  どんなに別れを 悔やんでも 雨は逆さに 降りゃしない 身を退(ひ)くことで つらぬく愛に ひとりおんなの みれん酒 しゃくな雨です 小夜しぐれ  逢えないあなたに 身を焦がす おんな哀しい おくれ髪 叶わぬことと 知りつつ祈る せめて灯して 恋あかり 胸に傘さす 小夜しぐれ
倖せ花男は夢見て 生きてるだけじゃ だめと気づいた 今さらに 女ざかりに 紅さえ引かず 倖せ花咲く 夢を追う おまえ見るたび 心が燃えた  泣きたい時には 背中を向けて 涙かくした 水仕事 そんなおまえと 笑うも泣くも 重ねた月日が 二十年 俺が今度は いたわる番だ  似たもの同士が 一緒になって やっと明日は 春の朝 遅く咲くほど 倖せ花は きれいな絆の 実をつける 長い道のり 頼むぞおまえ千葉一夫いではく花笠薫南郷達也男は夢見て 生きてるだけじゃ だめと気づいた 今さらに 女ざかりに 紅さえ引かず 倖せ花咲く 夢を追う おまえ見るたび 心が燃えた  泣きたい時には 背中を向けて 涙かくした 水仕事 そんなおまえと 笑うも泣くも 重ねた月日が 二十年 俺が今度は いたわる番だ  似たもの同士が 一緒になって やっと明日は 春の朝 遅く咲くほど 倖せ花は きれいな絆の 実をつける 長い道のり 頼むぞおまえ
白百合の唄別れ桟橋 見送る頬に 涙ほろりと 心も濡れる 遠くに浮かぶ 船影を 赤い蘇鉄が 叱るのか 白百合の唄も 哀しそう  花の蕾は 短い命 春が来る度 心も細る 女の夢を 咲かせたい 紬織る手に 涙粒 白百合の唄は 淋しそう  辿り着きたい あなたの胸に 一人待つ身は 心がいたい 仕立てた紬 触れる指 奄美大島 サネン花 白百合の唄が 聞えます千葉一夫山本ユリエ南条一人伊戸のりお別れ桟橋 見送る頬に 涙ほろりと 心も濡れる 遠くに浮かぶ 船影を 赤い蘇鉄が 叱るのか 白百合の唄も 哀しそう  花の蕾は 短い命 春が来る度 心も細る 女の夢を 咲かせたい 紬織る手に 涙粒 白百合の唄は 淋しそう  辿り着きたい あなたの胸に 一人待つ身は 心がいたい 仕立てた紬 触れる指 奄美大島 サネン花 白百合の唄が 聞えます
銚子漁港ねじり ねじり鉢巻き カッパをはおりゃ 海の男の 出番だぜ 銚子はヨー 日本でヨー 日の出が一番 早い町だヨー エンヤコラ先行をとれ 僚船にゃ負けないぜ 波を 蹴散らす 朝焼けの海だ  父子 父子代々 漁師を継いだ 俺にまかせろ 三代目 黒潮と 親潮が ぶつかる漁場が 俺の稼ぎ場 エンヤコラ綱を引け カモメよ邪魔するな 汗が 飛び散る 大漁の海だ  陸で 陸で待ってる 恋女房の 笑顔が浮かぶぜ 帰り船 春にはヨー 初孫を おふくろ親父に 見せてやれるヨー エンヤコラ風を切れ 漁港はもう近い あれが 犬吠埼 俺たちの海だ千葉一夫仁井谷俊也大谷明裕ねじり ねじり鉢巻き カッパをはおりゃ 海の男の 出番だぜ 銚子はヨー 日本でヨー 日の出が一番 早い町だヨー エンヤコラ先行をとれ 僚船にゃ負けないぜ 波を 蹴散らす 朝焼けの海だ  父子 父子代々 漁師を継いだ 俺にまかせろ 三代目 黒潮と 親潮が ぶつかる漁場が 俺の稼ぎ場 エンヤコラ綱を引け カモメよ邪魔するな 汗が 飛び散る 大漁の海だ  陸で 陸で待ってる 恋女房の 笑顔が浮かぶぜ 帰り船 春にはヨー 初孫を おふくろ親父に 見せてやれるヨー エンヤコラ風を切れ 漁港はもう近い あれが 犬吠埼 俺たちの海だ
佃の渡し渡し舟なら 渡れても 何故に渡れぬ 向こう岸 灯りこぼれる 隅田の川に 映るあなたの面影が 私を泣かす 佃の渡し  風の冷たさ それよりも 寒い女の 胸の奥 惚れた分だけ この身が細る 逢えぬ分だけ また恋し ひとりが辛い 佃の渡し  もしも明日(あした)が 見えるなら 背のびしてみる 舟着き場 そばにあなたが いるだけでいい そして一年 生きられる 戻ってきてよ 佃の渡し千葉一夫たきのえいじあらい玉英南郷達也渡し舟なら 渡れても 何故に渡れぬ 向こう岸 灯りこぼれる 隅田の川に 映るあなたの面影が 私を泣かす 佃の渡し  風の冷たさ それよりも 寒い女の 胸の奥 惚れた分だけ この身が細る 逢えぬ分だけ また恋し ひとりが辛い 佃の渡し  もしも明日(あした)が 見えるなら 背のびしてみる 舟着き場 そばにあなたが いるだけでいい そして一年 生きられる 戻ってきてよ 佃の渡し
出逢い酒飲んで忘れる 昔もあれば 飲んで触れ合う 恋もある 淋しい夜は 暖簾(のれん)をくぐり あの女性(ひと)来るかと 心待ち もしも会えたら 会えるなら 夢よも一度 出逢い酒  嘘がつけずに ぶつかり転び 本音隠せば 遠まわり 酔えないままに 泣きたいままに 背中でため息 千鳥足 愚痴も言えたら 言えるなら 情け溢(あふ)れる 出逢い酒  生きる苦労は 分かっているが 生きる支えが あればいい いつでもそばに 寄り添いながら 優しいぬくもり くれるやつ きっと会えたら 会えるなら 明日がまた来る 出逢い酒千葉一夫須田厚子開一道南郷達也飲んで忘れる 昔もあれば 飲んで触れ合う 恋もある 淋しい夜は 暖簾(のれん)をくぐり あの女性(ひと)来るかと 心待ち もしも会えたら 会えるなら 夢よも一度 出逢い酒  嘘がつけずに ぶつかり転び 本音隠せば 遠まわり 酔えないままに 泣きたいままに 背中でため息 千鳥足 愚痴も言えたら 言えるなら 情け溢(あふ)れる 出逢い酒  生きる苦労は 分かっているが 生きる支えが あればいい いつでもそばに 寄り添いながら 優しいぬくもり くれるやつ きっと会えたら 会えるなら 明日がまた来る 出逢い酒
東京浮舟夜に流れる ネオン川 女未練は 浮寝鳥(うきねどり) 東京浮舟 おとことおんな 酔って誰かに あまえていたい 揺れてゆらゆら 心が濡れる  噂話に 背を向けて 肩に寄り添い 夜がゆく 東京浮舟 おとことおんな 帰りたくない 此のままずっと 何故か今夜は 心が揺れる  涙こぼれる ネオン川 今宵一夜の 薄情け 東京浮舟 おとことおんな 侭(まま)にならない 浮世の運命(さだめ) 涙ばかりが 心に沁みる千葉一夫助田ひさお飯田譲前田俊明夜に流れる ネオン川 女未練は 浮寝鳥(うきねどり) 東京浮舟 おとことおんな 酔って誰かに あまえていたい 揺れてゆらゆら 心が濡れる  噂話に 背を向けて 肩に寄り添い 夜がゆく 東京浮舟 おとことおんな 帰りたくない 此のままずっと 何故か今夜は 心が揺れる  涙こぼれる ネオン川 今宵一夜の 薄情け 東京浮舟 おとことおんな 侭(まま)にならない 浮世の運命(さだめ) 涙ばかりが 心に沁みる
花影の女桜色した 雨降る夜は 想い出させる 涙顔 この俺信じて 過去さえ捨てた けなげな心に 答えてやれぬ 花影の 花影の 残り香ゆれる  声をかければ 他人の空似 胸のすき間に 風が刺す はじらうその目に 寂しさかくし だまって尽した 二年の月日 いとしさが いとしさが 込みあげてくる  咲いて儚い 散りゆく花も 季節めぐれば また合える 両手を広げて 待ってはみても 抱いてもやれない か細いおまえ 花影の 花影の 幸せ祈る千葉一夫丹まさと佐々木雄紀桜色した 雨降る夜は 想い出させる 涙顔 この俺信じて 過去さえ捨てた けなげな心に 答えてやれぬ 花影の 花影の 残り香ゆれる  声をかければ 他人の空似 胸のすき間に 風が刺す はじらうその目に 寂しさかくし だまって尽した 二年の月日 いとしさが いとしさが 込みあげてくる  咲いて儚い 散りゆく花も 季節めぐれば また合える 両手を広げて 待ってはみても 抱いてもやれない か細いおまえ 花影の 花影の 幸せ祈る
ふるさと帰行入江づたいに 東へ走る 俺が夢見た ふるさと列車 瞼閉じれば ひと駅ごとに 母の 母の 母の笑顔が 浮かんでくるよ 逸(はや)るこころの ふるさと帰行  昔ながらの 途中の駅で 耳になつかし 田舎(ふるさと)なまり 都会暮らしも 幾年(いくとせ)過ぎて 友と 友と 友と遊んだ 幼い頃を 思い出します ふるさと帰行  汽車の窓辺を 夕日が染めて 遠くまたたく ふるさと灯り 秋の祭りも もうすぐ近い 白く 白く 白く並んだ 昇りの旗が 俺を呼んでる ふるさと帰行千葉一夫竜はじめ花笠薫伊戸のりお入江づたいに 東へ走る 俺が夢見た ふるさと列車 瞼閉じれば ひと駅ごとに 母の 母の 母の笑顔が 浮かんでくるよ 逸(はや)るこころの ふるさと帰行  昔ながらの 途中の駅で 耳になつかし 田舎(ふるさと)なまり 都会暮らしも 幾年(いくとせ)過ぎて 友と 友と 友と遊んだ 幼い頃を 思い出します ふるさと帰行  汽車の窓辺を 夕日が染めて 遠くまたたく ふるさと灯り 秋の祭りも もうすぐ近い 白く 白く 白く並んだ 昇りの旗が 俺を呼んでる ふるさと帰行
ふるさとは城下町あてもないまま 故郷(ふるさと)へ 想い訪ねる 風の駅 あるく石垣 苔むすままに 栄枯の歴史 今もなお ああ故郷(ふるさと)は 城下町  時を刻んだ この町に 会釈するひと 亡母(はは)に似て いるはずもない 懐かしひとよ 滲む涙の 月あかり ああこの胸に 秋しぐれ  小川流れる 武家屋敷 堀にうつりし 天守閣 友のよぶ声 想い出ばかり 遥か青春 流れ去り ああ故郷(ふるさと)は 城下町千葉一夫助田ひさおあいたかし南郷達也あてもないまま 故郷(ふるさと)へ 想い訪ねる 風の駅 あるく石垣 苔むすままに 栄枯の歴史 今もなお ああ故郷(ふるさと)は 城下町  時を刻んだ この町に 会釈するひと 亡母(はは)に似て いるはずもない 懐かしひとよ 滲む涙の 月あかり ああこの胸に 秋しぐれ  小川流れる 武家屋敷 堀にうつりし 天守閣 友のよぶ声 想い出ばかり 遥か青春 流れ去り ああ故郷(ふるさと)は 城下町
望郷津軽ナラ枯れの 山間(やまあい)に 汽笛を一つ おいてゆく 津軽地吹雪 地を這(は)う夜は バチを叩けば 三味が鳴く いまも逢いたい 人がいる イヤー イデヤ ヤーイー 望郷津軽  結びあう 指と指 かならず帰る 故郷へ 津軽訛りを おり込む節(ふし)が 忘れられない 今もなお 山が閉まれば 冬支度 イヤー イデヤ ヤーイー 望郷よされ  冬ざれの 岩木川 涙をのんだ いく曲がり 雪がふるふる 季節が止まる あなたあなたに 逢えたなら 今は迷わず ついてゆく イヤー イデヤ ヤーイー 望郷津軽千葉一夫多野亮花笠薫伊戸のりおナラ枯れの 山間(やまあい)に 汽笛を一つ おいてゆく 津軽地吹雪 地を這(は)う夜は バチを叩けば 三味が鳴く いまも逢いたい 人がいる イヤー イデヤ ヤーイー 望郷津軽  結びあう 指と指 かならず帰る 故郷へ 津軽訛りを おり込む節(ふし)が 忘れられない 今もなお 山が閉まれば 冬支度 イヤー イデヤ ヤーイー 望郷よされ  冬ざれの 岩木川 涙をのんだ いく曲がり 雪がふるふる 季節が止まる あなたあなたに 逢えたなら 今は迷わず ついてゆく イヤー イデヤ ヤーイー 望郷津軽
まさと節夢と言う字を 振り出しに 詩(うた)がいのちの 道しるべ 駿河(するが)おとこの 意地かけて 人生ひとすじ まさと節  右も左も どっちみち 先はおんなじ 渡し舟 恋となみだの うらおもて 銀座が書斎の まさと節  帰るふるさと 茶の香り 松のしずなみ 照国寺(しょうこくじ) 情け浮き世に 振り分けて 道中すごろく まさと節千葉一夫今枝のりを榊薫人池多孝春夢と言う字を 振り出しに 詩(うた)がいのちの 道しるべ 駿河(するが)おとこの 意地かけて 人生ひとすじ まさと節  右も左も どっちみち 先はおんなじ 渡し舟 恋となみだの うらおもて 銀座が書斎の まさと節  帰るふるさと 茶の香り 松のしずなみ 照国寺(しょうこくじ) 情け浮き世に 振り分けて 道中すごろく まさと節
まっぴらごめん惚れたはれたが 苦手で逃げて 捨てたふるさと 五年前 勝手気ままな 風来坊にゃ 寒い世間の 向かい風 まっぴらごめん まっぴらごめんよ 詫びるこころの 親不孝  花のお江戸も 浪花の町も しょせん縁ない 旅(たび)鴉(がらす) 意地で歩いた 千里の道も 他人(ひと)に言えない 裏街道 まっぴらごめん まっぴらごめんよ たまにゃ恋しい 故郷(くに)なまり  縞(しま)の合羽も 時には重い いっそ解(と)こうか 草鞋(わらじ)紐(ひも) 遠い故郷の 祭りの音が 胸にひびいて 血が騒ぐ まっぴらごめん まっぴらごめんよ 閉じる瞼の 草枕千葉一夫いではく花笠薫南郷達也惚れたはれたが 苦手で逃げて 捨てたふるさと 五年前 勝手気ままな 風来坊にゃ 寒い世間の 向かい風 まっぴらごめん まっぴらごめんよ 詫びるこころの 親不孝  花のお江戸も 浪花の町も しょせん縁ない 旅(たび)鴉(がらす) 意地で歩いた 千里の道も 他人(ひと)に言えない 裏街道 まっぴらごめん まっぴらごめんよ たまにゃ恋しい 故郷(くに)なまり  縞(しま)の合羽も 時には重い いっそ解(と)こうか 草鞋(わらじ)紐(ひも) 遠い故郷の 祭りの音が 胸にひびいて 血が騒ぐ まっぴらごめん まっぴらごめんよ 閉じる瞼の 草枕
みだれ雪明日を想えば 心まで 湯冷めしそうな いで湯宿 これが最後のお酒なら あなた… 今夜は酔って いいですか 雪見障子の 外は遣らずの みだれ雪  逢えてよかった 泣くための 恋でいのちは 終わっても 愛の想い出道連れに あなた… 女は生きて 行けますわ 髪を解いて 添い寝する身も みだれ雪  朝は他人の 憎い手に 帯を解かせる 宿浴衣 付けちゃいけない爪の跡 あなた… 今夜は付けていいですか 別れ湯宿の 外は夜通し みだれ雪千葉一夫木下龍太郎花笠薫南郷達也明日を想えば 心まで 湯冷めしそうな いで湯宿 これが最後のお酒なら あなた… 今夜は酔って いいですか 雪見障子の 外は遣らずの みだれ雪  逢えてよかった 泣くための 恋でいのちは 終わっても 愛の想い出道連れに あなた… 女は生きて 行けますわ 髪を解いて 添い寝する身も みだれ雪  朝は他人の 憎い手に 帯を解かせる 宿浴衣 付けちゃいけない爪の跡 あなた… 今夜は付けていいですか 別れ湯宿の 外は夜通し みだれ雪
みちのく風酒場山背(やませ)がはしる 海鳴りほえる 窓がきしんで ちらつく小雪 旅の男が 熱燗ならべ ここで二人で 飲み明かそうと 冗談めかして 目で笑う みちのく港の 風酒場  雑音入りの ラジオがながす 昔きいてた 哀愁列車 旅の男の 酒のむ仕草 まるであの人 もどったようで 声さえはなやぎ 注ぐお酒 みちのく港の 風酒場  女が流れて 十年ちょっと 喋ることばも 地元の訛り 旅の男と 顔つきあわせ 土地の魚に 箸つけながら ポツリポツリと 酒ばなし みちのく港の 風酒場千葉一夫たかたかし宮下健治前田俊明山背(やませ)がはしる 海鳴りほえる 窓がきしんで ちらつく小雪 旅の男が 熱燗ならべ ここで二人で 飲み明かそうと 冗談めかして 目で笑う みちのく港の 風酒場  雑音入りの ラジオがながす 昔きいてた 哀愁列車 旅の男の 酒のむ仕草 まるであの人 もどったようで 声さえはなやぎ 注ぐお酒 みちのく港の 風酒場  女が流れて 十年ちょっと 喋ることばも 地元の訛り 旅の男と 顔つきあわせ 土地の魚に 箸つけながら ポツリポツリと 酒ばなし みちのく港の 風酒場
深山のつばき冬の寒さに 耐えながら 俺の帰りを 待っている 可愛い奴だよ お前だけ 忘れはしない 今もなお 面影揺れる 深山のつばき  生まれ故郷の 丸木橋 にぎる手と手の あたたかさ 今も心の 片隅に 逢いたさつのる あかね雲 この胸泣かす 深山のつばき  人目忍んで 身をかくし 風が運んだ 春便り 俺を信じる いじらしさ こもれび揺れて 山間に 夏まで咲いて 深山のつばき千葉一夫馬場登代光三浦丈明伊戸のりお冬の寒さに 耐えながら 俺の帰りを 待っている 可愛い奴だよ お前だけ 忘れはしない 今もなお 面影揺れる 深山のつばき  生まれ故郷の 丸木橋 にぎる手と手の あたたかさ 今も心の 片隅に 逢いたさつのる あかね雲 この胸泣かす 深山のつばき  人目忍んで 身をかくし 風が運んだ 春便り 俺を信じる いじらしさ こもれび揺れて 山間に 夏まで咲いて 深山のつばき
みれん舟水の流れに 灯りの帯が ゆれて哀しい 日暮れ川 あなた背中を 向けないで 追えば私の 罪になる うしろ髪ひく みれん舟  屋形船さえ 渡れるものを 渡り切れない 向こう岸 夢でいいから 添い寝して せめてわがまま 叶うなら ひとり淋しい みれん舟  そばにあなたが いてくれたから 寒くなかった 雨の日も 絆むすんだ はずなのに 何故にしあわせ 散り急ぐ ついて行きたい みれん舟千葉一夫たきのえいじ岡千秋南郷達也水の流れに 灯りの帯が ゆれて哀しい 日暮れ川 あなた背中を 向けないで 追えば私の 罪になる うしろ髪ひく みれん舟  屋形船さえ 渡れるものを 渡り切れない 向こう岸 夢でいいから 添い寝して せめてわがまま 叶うなら ひとり淋しい みれん舟  そばにあなたが いてくれたから 寒くなかった 雨の日も 絆むすんだ はずなのに 何故にしあわせ 散り急ぐ ついて行きたい みれん舟
戻り花日暮れ間近な 山あいに 咲いてせつない 戻(もど)り花 恋の苦水 知りながら 急ぐ女は 愚かでしょうか 燃える一途な この花を あなた優しく 包んで欲しい  谷のせせらぎ 聞きながら 夫婦(めおと)きどりの 旅の宿 湯気に紅さす 白い肌 一夜(ひとよ)とまり木 幸せ芝居 罪がまことの 夢ならば 賭けて悔(く)いない 女のいのち  山の小径に ひっそりと 咲いて淋(さみ)しい 戻り花 添い寝枕に 寄せる頬 窓の灯りが こぼれて落ちる あなたしっかり 抱きしめて 明日(あす)の幸せ 叶えて欲しい千葉一夫加藤唱子緒方義之助池多孝春日暮れ間近な 山あいに 咲いてせつない 戻(もど)り花 恋の苦水 知りながら 急ぐ女は 愚かでしょうか 燃える一途な この花を あなた優しく 包んで欲しい  谷のせせらぎ 聞きながら 夫婦(めおと)きどりの 旅の宿 湯気に紅さす 白い肌 一夜(ひとよ)とまり木 幸せ芝居 罪がまことの 夢ならば 賭けて悔(く)いない 女のいのち  山の小径に ひっそりと 咲いて淋(さみ)しい 戻り花 添い寝枕に 寄せる頬 窓の灯りが こぼれて落ちる あなたしっかり 抱きしめて 明日(あす)の幸せ 叶えて欲しい
山吹の駅冷えた手をとる 別れのホーム お前は寂しさ 隠すよに 情けが深い 証拠よと お道化た仕草の いじらしさ 朝日差し込む 線路脇 蕾まだらな 山吹の駅  夢を追ってる あなたが好きよ 思いの通りに 生きてねと 心の絆 愛おしさ 優しいぬくもり 離さない 途中下車した 夕間暮れ 揺れる面影 山吹の駅  やっと出逢えた 陽だまりだから 死ぬまでふたりさ これからは 命を重ね 暮らそうな 待たせた分だけ 幸せを 花はそろそろ 咲く頃か 明日帰るよ 山吹の駅千葉一夫本橋夏蘭花笠薫野村豊冷えた手をとる 別れのホーム お前は寂しさ 隠すよに 情けが深い 証拠よと お道化た仕草の いじらしさ 朝日差し込む 線路脇 蕾まだらな 山吹の駅  夢を追ってる あなたが好きよ 思いの通りに 生きてねと 心の絆 愛おしさ 優しいぬくもり 離さない 途中下車した 夕間暮れ 揺れる面影 山吹の駅  やっと出逢えた 陽だまりだから 死ぬまでふたりさ これからは 命を重ね 暮らそうな 待たせた分だけ 幸せを 花はそろそろ 咲く頃か 明日帰るよ 山吹の駅
雪月夜同じ痛みを 道づれに ふたり出直す 北の町 遠くちらちら 家並みの 点(とも)る灯りが 呼ぶような 墨絵ぼかしの ああ雪月夜  燃えるちいさな 命火を 俺にあずけて くれた女(ひと) そんなおまえが いとしくて 細い肩先 抱き寄せりゃ 匂う黒髪 ああ雪月夜  まるで過去(むかし)を 消すように 風にはらはら 雪の華 心かさねる 湯の宿の 春を待ってる 寒つばき 紅がほのかに ああ雪月夜千葉一夫竜はじめ花笠薫南郷達也同じ痛みを 道づれに ふたり出直す 北の町 遠くちらちら 家並みの 点(とも)る灯りが 呼ぶような 墨絵ぼかしの ああ雪月夜  燃えるちいさな 命火を 俺にあずけて くれた女(ひと) そんなおまえが いとしくて 細い肩先 抱き寄せりゃ 匂う黒髪 ああ雪月夜  まるで過去(むかし)を 消すように 風にはらはら 雪の華 心かさねる 湯の宿の 春を待ってる 寒つばき 紅がほのかに ああ雪月夜
夢に咲く花あなたの生命は 宿せても この手に抱けない 運命です 愛して下さい 罪な花 人の妻でも 女です 優しさにひかれて 炎と燃えてます  わたしのあなたと 呼べる日は この世が無理なら 次の世で 愛して下さい 罪な花 人の妻でも 女です 忍び逢う一夜は 哀しい夢ですか  あなたの背中に 身を寄せて かなわぬ明日を 見ています 愛して下さい 罪な花 人の妻でも 女です 今日だけは指輪をはずして眠ります千葉一夫小金井一正弦哲也あなたの生命は 宿せても この手に抱けない 運命です 愛して下さい 罪な花 人の妻でも 女です 優しさにひかれて 炎と燃えてます  わたしのあなたと 呼べる日は この世が無理なら 次の世で 愛して下さい 罪な花 人の妻でも 女です 忍び逢う一夜は 哀しい夢ですか  あなたの背中に 身を寄せて かなわぬ明日を 見ています 愛して下さい 罪な花 人の妻でも 女です 今日だけは指輪をはずして眠ります
吉野川ふたり一緒に 暮らすのは それはかなわぬ 夢ですね どこへ流れる この恋は すがる女の 目に涙 残秋(ざんしゅう)はるか 吉野川  いっそ逃げよか 地の果てへ 惚れたおまえを みちづれに 日暮れまじかの 祖谷(いや)の里 見えぬ明日に 手をつなぎ ふたりでわたる かずら橋  三日泊りの はずなのに 別れられずに もう一夜 愛しあうほど つらくなる 遠く巡礼 鈴の音に 追われてふたり 吉野川千葉一夫たかたかし岡千秋前田俊明ふたり一緒に 暮らすのは それはかなわぬ 夢ですね どこへ流れる この恋は すがる女の 目に涙 残秋(ざんしゅう)はるか 吉野川  いっそ逃げよか 地の果てへ 惚れたおまえを みちづれに 日暮れまじかの 祖谷(いや)の里 見えぬ明日に 手をつなぎ ふたりでわたる かずら橋  三日泊りの はずなのに 別れられずに もう一夜 愛しあうほど つらくなる 遠く巡礼 鈴の音に 追われてふたり 吉野川
夜の川深山(みやま)焦(こ)がした 紅葉さえ みれん残して 舞い落ちる あなたを想えば やさしさつのる 何故に別れた 身をひいた 月もゆれてる 夜の川  橋のたもとで 立ちつくす 燃えて抱かれた 宿まくら 寒さにふるえる この指先が 今もぬくもり 探してる あなた恋しい 夜の川  名残つきない 笹の舟 水の流れに 身をまかす あなたの面影 おんなの胸に 春はいつ来る 倖せは 夢を追いかけ 夜の川千葉一夫馬場登代光殿島周二南郷達也深山(みやま)焦(こ)がした 紅葉さえ みれん残して 舞い落ちる あなたを想えば やさしさつのる 何故に別れた 身をひいた 月もゆれてる 夜の川  橋のたもとで 立ちつくす 燃えて抱かれた 宿まくら 寒さにふるえる この指先が 今もぬくもり 探してる あなた恋しい 夜の川  名残つきない 笹の舟 水の流れに 身をまかす あなたの面影 おんなの胸に 春はいつ来る 倖せは 夢を追いかけ 夜の川
連理の花ついておいでよ はぐれぬように 過ぎた昨日は 振り向かないで 日暮れ淋しい 北風道を ひとり歩いて 来たんだね 今日を限りに 泣かせはしない ふたり咲かそう 連理の花を  薄い日差しの この街だけど ここで暮らすと つぶやくおまえ 俺とおまえは ふたりでひとり 何も言うなよ 目でわかる 同じ傷みを 分け合いながら 花を咲かそう 連理の枝に  雨の降る日は 相合傘で 晴れを待とうよ 肩寄せ合って 雨も上がれば 七色虹が 明日の倖せ つれてくる 心ひとつに 想いをかさね ふたり咲かそう 連理の花を千葉一夫瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりおついておいでよ はぐれぬように 過ぎた昨日は 振り向かないで 日暮れ淋しい 北風道を ひとり歩いて 来たんだね 今日を限りに 泣かせはしない ふたり咲かそう 連理の花を  薄い日差しの この街だけど ここで暮らすと つぶやくおまえ 俺とおまえは ふたりでひとり 何も言うなよ 目でわかる 同じ傷みを 分け合いながら 花を咲かそう 連理の枝に  雨の降る日は 相合傘で 晴れを待とうよ 肩寄せ合って 雨も上がれば 七色虹が 明日の倖せ つれてくる 心ひとつに 想いをかさね ふたり咲かそう 連理の花を
別れのグラス愛してみても 月日がたてば いつしか心が すれ違い おまえの淋しさ 知りながら 失くしていたよ 優しさを 今日が最後の 夜だから せめてひと時 別れのグラス  二人で買った 鉢植えの花 腕組み歩いた 並木道 氷の隙間に ゆらゆらと 思い出ばかり また浮かぶ 離さないよと 言ったのに ごめんよごめんよ 別れのグラス  互いの心 傷つけるだけ 二人がこのまま 暮らしても 涙に潤んだ 横顔が せつなく揺れる この胸に 薄い灯りの カウンター せめてひと時 別れのグラス千葉一夫麻こよみみちあゆむ田代修二愛してみても 月日がたてば いつしか心が すれ違い おまえの淋しさ 知りながら 失くしていたよ 優しさを 今日が最後の 夜だから せめてひと時 別れのグラス  二人で買った 鉢植えの花 腕組み歩いた 並木道 氷の隙間に ゆらゆらと 思い出ばかり また浮かぶ 離さないよと 言ったのに ごめんよごめんよ 別れのグラス  互いの心 傷つけるだけ 二人がこのまま 暮らしても 涙に潤んだ 横顔が せつなく揺れる この胸に 薄い灯りの カウンター せめてひと時 別れのグラス
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