スローモーション中森明菜 | 中森明菜 | 来生えつこ | 来生たかお | | 砂の上 刻むステップ ほんのひとり遊び 振り向くと遠く人影 渚を駆けて来る ふいに背すじを抜けて 恋の予感甘く走った 出逢いは スローモーション 軽いめまい 誘うほどに 出逢いは スローモーション 瞳の中 映るひと ストライド 長い脚先(あしさき) ゆっくりよぎってく そのあとを駆けるシェパード 口笛吹くあなた 夏の恋人候補 現われたのこんな早くに 出逢いは スローモーション 心だけが 先走りね あなたの ラブモーション 交わす言葉に 感じるわ 出逢いは スローモーション 恋の景色 ゆるやかだわ 出逢いは スローモーション 恋の速度 ゆるやかに 砂の上 刻むステップ 今あなたと共に |
トワイライト −夕暮れ便り−中森明菜 | 中森明菜 | 来生えつこ | 来生たかお | | こめかみには 夕陽のうず てりかえす海 太陽にそまる 日傘の下 目を細めて あおいだ景色 あなたにも見せたい 絵はがきを 一枚だけ さりげなく あなたへ出す 元気です 一行だけ したためて ポストへ落とす やはりあなたと 一緒にいたい ひとこと 書きあぐね 感じますか 届きますか このたそがれと 恋ごころまでも まぶしいほど 苦しいほど あなたへの愛 迷わない 今なら 明日もう一度 心をこめて 手紙を書くつもり 感じますか 届きますか このたそがれと 恋便りまでも あなたが好き 苦しいほど もう迷わずに 今日からは言えます |
セカンド・ラブ中森明菜 | 中森明菜 | 来生えつこ | 来生たかお | 武部聡志 | 恋も二度目なら 少しは上手(じょうず)に 愛のメッセージ 伝えたい あなたのセーター 袖口つまんで うつむくだけなんて 帰りたくない そばにいたいの そのひとことが 言えない 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ 運んでほしい せつなさの スピードは高まって とまどうばかりの私 恋も二度目なら 少しは器用に 甘いささやきに 応(こた)えたい 前髪を少し 直すふりをして うつむくだけなんて 舗道に伸びた あなたの影を 動かぬように 止めたい 抱きあげて 時間ごと 体ごと 私をさらってほしい せつなさが クロスするさよならに 追いかけられるのイヤよ 抱きあげ てつれてって 時間ごと どこかへ 運んでほしい せつなさは モノローグ胸の中 とまどうばかりの私 |
難破船中森明菜 | 中森明菜 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐山雅弘 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
飾りじゃないのよ涙は中森明菜 | 中森明菜 | 井上陽水 | 井上陽水 | | 私は泣いたことがない 灯の消えた街角で 速い車にのっけられても 急にスピンかけられても恐くなかった 赤いスカーフがゆれるのを 不思議な気持ちで見てたけど 私泣いたりするのは違うと感じてた 私は泣いたことがない つめたい夜の真ん中で いろんな人とすれ違ったり 投げKiss 受けとめたり投げ返したり そして友達が変わるたび 想いでばかりがふえたけど 私泣いたりするのは違うと感じてた 飾りじゃないのよ涙は HA HAN 好きだと言ってるじゃないの HO HO 真珠じゃないのよ涙は HA HAN きれいなだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は HO HO HO… 私は泣いたことがない 本当の恋をしていない 誰の前でもひとりきりでも 瞳の奥の涙は隠していたから いつか恋人に会える時 私の世界が変わる時 私泣いたりするんじゃないかと感じてる きっと泣いたりするんじゃないかと感じてる 飾りじゃないのよ涙は HA HAN 好きだと言ってるじゃないの HO HO 真珠じゃないのよ涙は HA HAN きれいなだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は 飾りじゃないのよ涙は HA HAN かがやくだけならいいけど HO HO ダイヤと違うの涙は HA HAN さみしいだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は ラララ… |
禁区(LIVE VERSION)中森明菜 | 中森明菜 | 売野雅勇 | 細野晴臣 | | 私からサヨナラしなければ この恋は終わらないのね ずるいひと…大人の手口(やりかた)ね ため息ひとつ また催眠(わな)かける ときめきが理性(こころ)に目隠しする これ以上進んだら自信がないわ 戻りたい 戻れない 気持うらはら とまどいはもう愛ね ……そろそろ禁区 あそびならまだましよ 救われるから 他のひと愛せれば いいのだけれど…… それはちょっとできない相談ね 理由(わけ)もなく引かれてた陰(かげ)りさえ 今なら意味も分かるわ 「このあたり潮時…」とあなたは 思っているはず 横顔違う 謎めいた微笑み惑わされて 振り向けば 帰り道黄昏れの中 「平凡な愛でいい……」 心うらはら 危険(あぶ)な気(げ)なあなたしか もう愛せない 口唇でふさがれた 胸がつぶやく 私からサヨナラを 言わせるつもり…… それはちょっとできない相談ね 戻りたい 戻れない 気持うらはら とまどいはもう愛ね ……そろそろ禁区 あそびならまだましよ 救われるから 他のひと愛せれば いいのだけれど…… それはちょっとできない相談ね |
少女A中森明菜 | 中森明菜 | 売野雅勇 | 芹澤廣明 | | 上目使いに 盗んで見ている 蒼いあなたの 視線がまぶしいわ 思わせぶりに 口びるぬらし きっかけぐらいは こっちでつくってあげる いわゆる普通の 17歳だわ 女の子のこと 知らなすぎるのあなた… 早熟なのは しかたないけど 似たようなこと 誰でもしているのよ じれったい じれったい 何歳(いくつ)に見えても 私 誰でも じれったい じれったい 私は私よ 関係ないわ 特別じゃない どこにもいるわ ワ・タ・シ 少女A 頬づえついて あなたを想えば 胸の高鳴り 耳があゝ熱いわ 鏡に向って 微笑(ほほえ)みつくる 黄昏れ時は 少女を大人に変える 素肌と心は ひとつじゃないのね ルージュの口びる かすかに震えてるわ… 他人(ひと)が言うほど ドライじゃないの 本当は臆病 分かってほしいのあなた…… じれったい じれったい 結婚するとか しないとかなら じれったい じれったい そんなのどうでも 関係ないわ 特別じゃない どこにもいるわ ワ・タ・シ 少女A じれったい じれったい 何歳(いくつ)に見えても 私 誰でも じれったい じれったい 私は私よ 関係ないわ 特別じゃない どこにもいるわ ワ・タ・シ 少女A |
十戒(1984)中森明菜 | 中森明菜 | 売野雅勇 | 高中正義 | | 愚図ねカッコつけてるだけで 何もひとりきりじゃできない 過保護すぎたようね 優しさは軟弱さの言い訳なのよ 発破かけたげる さあカタつけてよ やわな生き方を変えられないかぎり 限界なんだわ 坊やイライラするわ すぐに愛を口にするけど それじゃ何も解決しない ちょっと甘い顔をするたびに ツケ上るの悪い習性だわ 優しいだけじゃもう物足りないのよ 今の男の子みんな涙見せたがり 甘えてるわ 止めて冗談じゃない ちゃんとハッキリしてよ この辺で ギリギリよもどかしいわね 救いのない人ね 哀しくなるのよ 私好きならば方法あるはずよ でなきゃさよならね いいわ冗談じゃない 発破かけたげる さあカタつけてよ やわな生き方を変えられたら きっと 好きになれたはず…坊やイライラするわ |
1/2の神話中森明菜 | 中森明菜 | 売野雅勇 | 大沢誉志幸 | | 秘密だと 念おされ あなたにうなずけば クールな私に戻る……いつも カラカラに乾いてる 態度とうらはらに 心じゃ まだ夢見てる……純ね 半分だけよ 大人の真似 あとの残り 純粋なまま それでもまだ 私悪くいうの いいかげんにして 誰も私 解ってくれない ちょっと見よりか いい子なのに 心まで汚れたら 少しは気も楽ね なんにも 悩まず済むわ……きっと あなたへのこの想い 私に重すぎて 時々 泣きたくなるわ……純ね 退屈顔の 大人よりも よっぽど私 生きてるつもり それでもまだ うしろ指をさすの いいかげんにして 誰も私 解ってくれない 他人より少し 淋しいだけ 半分だけよ 大人の真似 あとの残り 純粋なまま それでもまだ 私悪くいうの いいかげんにして |
サザン・ウインド中森明菜 | 中森明菜 | 来生えつこ | 玉置浩二 | | あいさつするのよ海風(うみかぜ)に 自然に体がリズム取る パナマ帽くるくると指でまわして テーブル届いた果実酒は 見知らぬ人からメッセージ 背中越しとまどうわ強い視線に 白いチェアーに脚を組んで 頬づえつくのも気になるわ 映画的な気分で少し メランコリックに髪をかきあげて 危険なこころ ココナツ葉かげのシルエット ほてった身体をひとやすみ 見えすいた視線なら無視してポーズ 誘惑しなれた男たち 目移りするわよシーサイド 思わずつられて手を振った 白いヨットの上の美少年 まぶしい瞳 誘惑しなれた男たち ホテルの窓にも声かける 洗いたての髪なびかせて いたずらぎみに一瞬ウインクを 危険かしらね |
北ウイング中森明菜 | 中森明菜 | 康珍化 | 林哲司 | | Love Is The Mystery わたしを呼ぶの 愛はミステリィ 不思議な力で 映画のシーンのように すべてを捨ててく Airplane 北ウイング 彼のもとへ 今夜ひとり 旅立つ いちどはあきらめた人 心の区切りの Teardrops 都会(まち)の灯り ちいさくなる 空の上で 見降ろす 夢の中を さまようように 夜をよぎり 追いかけて 夜間飛行(ミッドナイトフライト) Love Is The Mystery 翼ひろげて 光る海を 越えるわ すこし不安よ 日付けが塗りかえてゆく 苦しいだけのきのうを あなたが住む 霧の街が 雲の下に 待つのね 恋の眠り 目覚めさせてく 見知らぬ空 夢色の 夜間飛行(ミッドナイトフライト) Love Is The Mystery 言葉をためて ふいに 胸に飛びこむ それが返事よ Love Is The Mystery あなたは呼ぶの 愛はミステリィ 不思議な力で Love Is The Mystery (We Are In The Heart Magic) Forever Mystery (I Can Hold You, Deep In My Heart) |
Blue On Pink中森明菜 | 中森明菜 | 三浦徳子 | 国安わたる | 若草恵 | 行き交う人のさざめきの中を 私は一人歩いてた 虹 夢 一色 時々 風が髪を撫でてゆく 巻き毛が肩に揺れている 指先ふるえている… Blueの涙が今 流れて落ちた 歩道の海の上 誰にも気づかれずに 孤独なIsland 今夜は船出して 明日にそっと Ah, Ah 抱かれる… 花屋の前でヒールを止めたの 私のために咲く花を 胸もと一輪だけ Pinkの微笑みなら 救ってくれる 香りに目を閉じた 一番空に近い悲しみだから どうやら雨模様 あなたの傘の中で 濡れてしまった 心をもてあます… 誰にも気づかれずに 孤独なIsland 今夜は船出して 明日にそっと Ah, Ah 抱かれる… |
LIAR中森明菜 | 中森明菜 | 白峰美津子 | 和泉一弥 | | Platinaの 月明かり こんな切なさを 夜更けのせいだと 思ってた 一つつく 嘘で又 一つ嘘をつく 勝手な人など ゆるせない Ah 霧のように 行方も残さず 貴方が消えてた ただ泣けばいいと 思う女と 貴方には見られたくないわ 次の朝は 一人目覚める 愛は 悪い 夢ね 退屈な画面から 誰か 叫んでる 見知らぬ 顔した Actress 窓の隅 塗り替えた ビルが光るけど 錆てく 心は 変わらない Ah 自分よりも 大事な誰かが 居るなら 教えて もう貴方だけに 縛られないわ 蒼ざめた 孤独選んでも 次の朝は 一人目覚める それが 自由なのね ただ泣けばいいと 思う女と 貴方には見られたくないわ 次の朝は 一人目覚める 愛は 悪い 夢ね |