秋田長持唄香西かおり | 香西かおり | 日本民謡 | 日本民謡 | | 蝶(ちょう)よナーヨー 花よとヨー 育てた娘(むすめ) 今日はナーヨー他人のヨー オヤ 手に渡すナーエー 故郷(こきょう)ナーヨー 恋しとヨー 想うな娘 故郷ナーヨー当座(とうざ)のヨー オヤ 仮(かり)の宿(やど)ナーエー |
祖谷の粉ひき唄香西かおり | 香西かおり | 徳島県民謡 | 徳島県民謡 | | 祖谷のかずら橋や 蜘蛛の巣(ゆ)の如く 風も吹かんのに ゆらゆらと 吹かんのに 吹かないのに 風も 風も吹かんのに ゆらゆらと 祖谷のかずら橋や ゆらゆらゆれど 主と手を引きゃ こわくない 手を引きゃ 手を引きゃ 主と 主と手を引きゃ こわくない 祖谷の源内さんは 稗(ひ)の粉にむせた お茶がなかったら むせ死ぬる なかったら なかったら お茶が お茶がなかったら むせ死ぬる |
お立ち酒香西かおり | 香西かおり | 宮城県民謡 | 宮城県民謡 | | おまえお立ちか お名残(なご)りおしい 名残(なご)り情(なさ)けの くくみ酒 またも来るから 身を大切に はやり風邪(かぜ)など 引かぬように |
姉こもさ香西かおり | 香西かおり | 秋田県民謡 | 秋田県民謡 | | 姉こもさ ヤーエ ほこらばほこれ 若いうち 桜花 ヤーエ 咲いてののちに 誰折らば 恋しさに ヤーエ 空とぶ鳥に文をやる この文を ヤーエ 落としてたもな 頼みおく |
コツコツ節香西かおり | 香西かおり | 大分県民謡 | 大分県民謡 | | お月さんでさえ 夜遊びなさる サンヤリ ハア コツコツ 年は若うて 十三七つ よしておくれよ 雲隠れ ハア コツコツ 鵜飼遊船 三隅の川に サンヤリ ハア コツコツ 主と二人で 手摺によれば よしておくれよ 棹雫(さおしずく) ハア コツコツ 春の野に出て 七草摘めば サンヤリ ハア コツコツ 露は小褄(こづま)に みな濡れかかる よしておくれよ 鬼あざみ ハア コツコツ |
北千島哀歌〜北千島女工節〜香西かおり | 香西かおり | 金澤与一 | 金澤与一 | | 一人国出て 北千島 海山(みやま)遠く はなれ島 北はロシアの 国境(くにさかい) 占守(しむしる)、阿頼度(あらいど)、幌筵(ほろむしろ) 沖の波間に 見える舟 一目逢いたい 主の舟 ならば鴎に 身をかえて こがれ泣く声 聞かせたい 国を出てから 幾月か ふた親思うて ふる里が あの星あたりと 空見れば 涙に映(うつ)る 七つ星 やがて切揚げ 来た時は 長のお世話に なりました つらい務めも さようなら 家(うち)に帰れば ご令嬢 |
淡海節香西かおり | 香西かおり | 滋賀県民謡 | 滋賀県民謡 | | 舟をひきあげ 船頭衆(りょうし)は帰る あとに残るのは 櫓(ろ)と櫂(かい) 波の音 ヨイショコシヨ 浜の松風 秋が来たので 燕(つばめ)は帰る あとに残るのは 萩 桔梗 月がさす ヨイショコショ 虫の鳴く声 雪はこんこん 厳しい中に 香りゆかしや 早咲きの 花にたわむれ ヨイショコショ ひなのうぐいす |
伊予万歳香西かおり | 香西かおり | 愛媛県民謡 | 愛媛県民謡 | | 郷土芸術 伊予万歳よ (ハアーヤッサイヤッサイ) さて名も高き 松山の 勝山城に 聳(そび)ゆるは 昔偲ばす 天守閣 (ハアーシタコラサッサイ) 十六日の 初桜 孝子(こうし)の誉れ 世に高し 伊台の里の 御寺に 薄墨桜も 咲き初(そ)めて 紫井戸の 片目鮒 (ハアーシタコラサッサイ) 高井の里の 手入れ木や 子杜若(こかきつばた)も 咲き匂う 五色総麺 緋の蕪(かぶ)ら (ハアーシタコラサッサイ) 三津の朝市 これ名所 菅公(かんこう)出船の 御時に ここに今出(いまず)と 残されて 鍵谷かな女の 功績は 伊予の絣(かすり)と 名も高い (ハアーシタコラサッサイ) 愛媛松山 伊予万歳よ 数あるうたも そのなかで まずはこれより 松づくし (ハアーシタコラサッサイ) 一本目には 池の松 二本目には 庭の松 三本目には さがり松 四本目には しがの松 五本目には 五葉の松 郷土芸術 伊予万歳よ ハイまずこれと 目出度う候いける |
津軽あいや節香西かおり | 香西かおり | 青森民謡 | 青森民謡 | 久米大作 | アイヤーナー アイヤ 唄が聞こえる 津軽の唄が よされじょんがら それもよいや あいや節 アイヤーナー アイヤ 今宵めでたい 花嫁姿 親も見とれて それもよいや うれし泣き |
宮津節香西かおり | 香西かおり | 京都府民謡 | 京都府民謡 | | 二度と行こまい 丹後の宮津 縞の財布が 空(から)となる 丹後の宮津でピンと出した 天の橋立 日本一よ 文殊菩薩に 知恵の餅 丹後の宮津でピンと出した 丹後縮緬(たんごちりめん) 加賀の絹 仙台平(せんだいひら)には 南部縞 陸奥(むつ)の米沢 江戸小倉 丹後の宮津でピンと出した |
江差甚句香西かおり | 香西かおり | 北海道民謡 | 北海道民謡 | | (サアードッコイショ ドッコイショ) 江差船頭衆に どこよて惚れた (サアードッコイショ ドッコイショ) 汐でみがいた チョイト男ぶり (サアードッコイショ ドッコイショ) あれは奥尻 大島小島 (サアードッコイショ ドッコイショ) 浮かぶ白帆が チョイトなつかしや (サアードッコイショ ドッコイショ) (サアードッコイショ ドッコイショ) 江差なまりで 甚句をうたう (サアードッコイショ ドッコイショ) 可愛いあの娘の チョイトたばね髪 (サアードッコイショ ドッコイショ) |
刈干切唄香西かおり | 香西かおり | 宮崎県民謡 | 宮崎県民謡 | | ここの山の 刈干しゃすんだよ あすは田圃で 稲刈るかよ もはや日暮れじゃ 迫々(さこざこ)かげるよ 駒よ去(い)ぬるぞ エー馬草(まぐさ)負(お)えよ |
シャンシャン馬道中唄香西かおり | 香西かおり | 宮崎県民謡 | 宮崎県民謡 | | 鵜戸山参りは 春三月よ 参る 参るその日が 御縁日 参りゃとにかく 帰りの節は つけて つけておくれよ 青島へ 鵜戸山参りに 結うたる髪も 馬に 馬に ゆられて みだれ髪 行こか 参ろか 七坂越えて 鵜戸の 鵜戸の神社は 結び神 |
南部俵積み唄香西かおり | 香西かおり | 青森県民謡 | 青森県民謡 | | ハァー春のはじめに この家旦那様サ 七福神のおともをして コラ 俵積みに参りた ハァーこの家旦那様は 俵積みが大好きで お国はどこかと お聞きある コラ 私の国はナァー コラ 出雲の国の大福神 日本中の渡り者 コラ 俵積みの先生だ ハァーこの家旦那様の お屋敷をば見てやれば 倉の数は四十八 コラ いろは倉とは このことか 一の倉は銭倉(ぜにぐら) コラ 次の倉は金倉(かねぐら) 次のお倉は宝倉(たからぐら) コラ 次の倉から俵倉 俵倉には米を積む コラ 七万五千の御俵(おんたわら)をば 七十五人の人足で 大黒柱を取りまいて コラ 背戸から千石 窓から万石 ヤッコラセの掛け声で コラ 棟木(むなぎ)までよと積みあげた さても見事に積みあげた コラ おほめ下んせ旦那様 コラ お祝い下んせ嬶(かか)さま ハァーめでたいな めでたいな この家旦那様は 億万長者と申される |