コイシイヒト松たか子 | 松たか子 | 川村結花・松たか子 | 川村結花 | 深澤秀行 | 逢いたくて逢えなくて 何度も受話器を置いた 永遠に永遠に この胸の中 交差点の向こうに あなたの顔見つけた 変わらないその瞳 一瞬時が止まる 恋人でいるよりも 友達として側で 笑いあえてるだけで いつもそれでよかった もしあの日 あぁその想い あの人に伝えたら 何か変わっていたの? ものすごくものすごく 恋しい人の名前は 永遠に永遠に この胸の中 交わした言葉の数 ひとつひとつ浮かべた 臆病な私へと そっとさよならを告げる 今ならば そう胸を張って お互いに向き合って 輝いていられる ものすごくものすごく 恋しい人の名前は 永遠に永遠に この胸の中 逢いたくて逢えなくて 何度も受話器を置いた 永遠に永遠に この胸の中 暖かい暖かい 優しい光の中で 偶然にすれ違う 人波の中 離れてゆくの |
雨の色松たか子 | 松たか子 | 坂元裕二 | 日向敏文 | 日向敏文 | 夢の終わりにかわした くちづけは今も 優しさと痛みを 雨音のように 白い窓から風 コーヒーのにおい 鉢植えの向こうに 揺れてる背中 あなたが弾いている ピアノのメロディが 今でも好きなのに 寂しく響く 夕べ灯して 残ったランプの灯りが きれぎれにかすむの 遠い目で見てた 曇り窓に映る あなたと雨が 古いフィルムのように 流れて消えてった さよならって言葉は 何度も言ったのに 愛しているよって 初めて言った 今は温もりとせつなさ ひとつになって 澄みきった雨の色 涙を隠して 長い長い 恋のおわりに やっぱりあなたの事 好きだと思う I still love you あなたが話してた 愛という言葉は 空へとつながって 二度ともう届かない あなたが話してた 愛という言葉は 海へと 描かれて 二度ともう見れない 海はここから見えなくて 砂浜はなくて 二人の足跡は どこにも残らない さみしい雨と 優しい雨 恋の終わりに 降り続いて ブルーの雨と 透明の雨 激しい雨が 降り続いて |
a bird松たか子 | 松たか子 | 坂元裕二 | 川村結花 | | 息をひそめながら 街の灯りから 逃げ込んだ暗闇に 花のかおりがした わたしたちがずっと 言葉には出来ない 気持ち知ってる気がして ばかね 花に妬いた たぶん夢を見るころはもう過ぎたのかな 名前も知らない鳥を追いかけ続けて Umm ブレーキ壊れた 自転車に乗って ため息は風にまぎれ どこにいるのかも忘れた いい子になるのは 嫌と言ったけど 髪を切ることさえも 誰かの真似をしてた こぼれ落ちる時間に 言い訳とかして 何回も振り返って みんな大人になる 幸せになりたいだけなんて言わないよ どこまで歩いて行けるのかを 知りたくて Umm 深呼吸してみる 背伸びした自分に さよならを告げたら 新しい明日を迎えよう たぶん夢を見るころはもう過ぎたのかな 涙を流した数だけ強くなったのかな 交差点 人波 見上げた空に 名前も知らない鳥が 今 光の中へと消えた |
another birthday松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | 来生たかお | 星勝 | 僕らにどれほどの 想い出があるだろう 傷つき傷つけた 過ぎ去ったあの日々を 何故か君には上手に 嘘さえつけなかった 時間を忘れて 歩き続けたね ただ一つのその言葉 いつも言えなくて 差し出した傘の下で 立ち止まったまま あの夜君の声 力を失くした背中 ただずっとそばにいた 冷たい雨が降っても 夢を見るならその手で いつか叶えてほしい いつでもいつでも 君のそばにいる ただ一つのその言葉 伝えたその日を 二人のもう一つの誕生日にしよう 忘れない言葉そっと 伝えたその日が 二人のもう一つの誕生日になる |
優しい風松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | 星勝 | 泣き疲れた 子供のように さしのべた手も そのまま 涙さえ ふかないで 一人きり 立ちさくしていた 誰にでも やさしく ほほ笑む だけど 心は孤独で 震えてた 毎日に その扉 そっと たたいてくれた 昨日よりも やさしく 風が吹きぬけてゆく 笑顔へと 変わってく 君が変えてく いつもと 変わらない景色の 街も人も雑踏も 何気なく 流れてく 何故だろう それだけで 幸せ 昨日よりも やさしい 風が吹きぬけてゆく その腕で つかまえて ずっと 離さないで 瞳にうつした 痛みも涙も 失くせないけど ただ 今 二人が ここに生きている それがすべて 昨日よりも やさしい 風が包んでくれる 果てのない この空に 未来をあずけたままで |
Sha la la松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | 星勝 | 深澤秀行 | 出かけようって君が言うから 少しおしゃれもして まつげもカールして 先週買ったばかりの服 今日がきっといいような 予感がして ハンドル握る 君が笑ってる どこまで行くの? 滑り出した車 「ドライブ行こう」 sha la la... 突然すぎる sha la la... 君はそういつでも sha la la... 思いつくまま sha la la... 真っ直ぐな道をただ行こう こればかりはきっと君にも 計算の出来ない 突然のハプニング 嫌な予感ばかりがあたる 空をおおう雲に 雨が降り出す 残念そうに 空を見上げてる 服が濡れてゆくのにも気づかないで 海を見ていた sha la la... ついてない二人 sha la la... 立ちつくしたままの sha la la... その背中へと sha la la... 私が勝手にした約束 sha la la... いつか二人で sha la la... 又ここへ来ようね sha la la... 夜空を埋める sha la la... 星を数えにいつかきっと... sha la la... |
PIANISSIMO松たか子 | 松たか子 | 坂元裕二 | 松たか子 | 星勝 | 好きよ 嘘よ ふざけたの 君が 困った 顔をする 好きよ 嘘よ 忘れてよ 二つ 影が 離れてく 遠くで 見つめる わたしに ねえ ふりむいて ひと言 好きだよと そう 言って キスを したり 抱き合ったり そんな 無茶は 言わないわ この髪 ほどいた わたしに 気づいて欲しくて 一秒 だけでいい 好きって オートバイの テールランプ 君と 彼女 にじんでく 季節が 変わる頃 誰かの 腕に寄り添う わたしを 嘘でいいから 叱って 好きよと 言えたら 雨はあがるのに 遠くで 見つめる わたしに ねえふりむいて ひと言 好きだよと そう 言って この髪 ほどいた わたしに 気づいてほしい 一秒 だけでいいから 好きって 誰より 大切 誰より 好きな人だけ 静かに 遠く 消えてゆくよ |
ゆびさき松たか子 | 松たか子 | 坂元裕二 | 松たか子 | 星勝 | あなたが眠った 横顔を 見つめていると今 星が降る 願うことは 何もなかった 季節が変わって ゆくたびに 深くなってゆく 恋を知った 見えないものを 信じられるわ 抱きしめていて あなたについてゆく 心から 心へと 愛が流れ込む 何にも持たない 捨て猫の ようなふたりには この胸しか 帰ってゆく 家はないから 抱きしめていて あなたについてゆく 心から 心へと 愛が流れ込む 夜明け前 朝日が見えるよと のばした 指先 愛にふれていた |
a piece of life松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | | 誰かがつぶやいてた 奇跡は起こると 巡り逢うことそれが すべての魔法ね 毎日 目が覚めると 貴方の 笑顔が今日も 絶えないようにと 祈る どんなにどんなに 季節が 限りなく巡っても 私は私は 貴方だけを 愛し続けるでしょう 傷つけてた自分を 嫌いになったり 言いたいことが胸に あふれたままだったり 言葉じゃ 分かりあえず 想いじゃ 認められず 身動きとれなくなっても 伝えて伝えて心を 大切なあの人に 信じて信じて 貴方のことを 必要な人がいる どんなにどんなに 季節が 限りなく巡っても 私は私は 貴方だけを 愛し続けるでしょう |
沈丁花松たか子 | 松たか子 | 松たか子 | 日向敏文 | 金子飛鳥・日向敏文 | 幼いあの頃の 散歩道に そっと 咲いてた 白い沈丁花 何となく大人の 香りがする あの白い花が とても好きでした 公園には まわる地球 自由に遊んでいた あの頃よりちょっと 臆病になった こんな私を 守って下さい 偶然たどり着く 夜の海に ぼんやり浮かんだ 船をながめてた ねえ笑わないでね そんなことでも 幸せに思う ちっぽけな私を あなたが知っていることと 私が知ってること これからもずっと 分かちあえたならと 思うんだ ねえそれでいい? いつもは言えなくて その横顔を 見ている一瞬で 思うことがあるの 幼い頃に見た 映画の記憶 何度も読んでた 小さな絵本達 けんかしても 泣かないのに 感動すると すぐ泣く それが宇宙では わずかな時間でも 私はこうして 生きてきました あの頃よりちょっと 臆病になった こんな私を 守って下さい |