瑠璃色の地球松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 平井夏美 | | 夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 |
時間旅行松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 松田聖子 | | 出発ロビー 飛行機の翼が窓に映る 懐かしい声 振り向けば 少しやせた横顔 あれが新しい人? 寄り添って親しげに話してる そうよ二年振りね 気がついて遠くから会釈したわ もしあの日に別れなければ 同じ翼で旅してた 時計の針は戻せないのね 二度とあなたの腕には帰れない 私はパリへ一人旅 あなたは西海岸 走り寄りたい気持ちだけ 必死に押さえてたの 好きよ今もたぶん 隠してもさとられてしまいそう 忘れ去ったはずの 愛なのにまた胸が痛みだした 一瞬だけの時間旅行ね 二人の過去がよみがえる チケットを手に旅立つ前に もう一度だけ瞳で会話して もしあの日に別れなければ 同じ翼で旅してた 時計の針は戻せないのね 二度とあなたの腕には帰れない |
制服松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 松任谷正隆 | 卒業証書抱いた 傘の波にまぎれながら 自然にあなたの横 並ぶように歩いてたの 四月からは都会に 行ってしまうあなたに 打ち明けたい気持ちが… でもこのままでいいの ただのクラスメイトだから 失うときはじめて まぶしかった時を知るの 真っ赤な定期入れと かくしていた小さな写真(フォト) セーラー服着るのも そうね今日が最後なのね テスト前にノートを 貸してくれと言われて ぬけがけだとみんなに 責められた日もあるわ ただのクラスメイトなのに 失うときはじめて まぶしかった時を知るの 桜が枝に咲く頃は 違う世界でひとりぼっちひとりぼっち 生きてる 雨にぬれたメモには 東京での住所が… 握りしめて泣いたの そうこのままでいいの ただのクラスメイトだけで 失うときはじめて まぶしかった時を知るの |
抱いて…松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | David Foster | | 何度も別れを 心に決めても あなたの顔を見るたび How can I stop loving you 誰かの電話を あわてて切るのね 私はくちびる噛んで 悲しく微笑う How can I stop loving you Hold me 嵐の 夜はベッドで抱いていてね Hold me 心が 風に吹かれて 飛ばされぬように 抱いて 抱いていて 知らない都会で 生きてる夢見た 目覚めてあなたを探すの 月の光りに How can I stop loving you Hold me あなたに 秘密にしてた ニュースがある Hold me 私の 奥に芽生えた命を祝って 抱いて 抱いていて Hold me 嵐の 夜はベッドで抱いていてね Hold me 心で 風に吹かれて飛ばされぬように 抱いて 抱いていて 抱いて 抱いていて 抱いて 抱いていて |
セイシェルの夕陽松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 大村雅朗 | | 島をめぐる白い船が 岬をまわって消えてゆく ワラの屋根のバンガローに 今夜は一人で泊まるのよ 樹のハンモック そっと揺らしながら この絵葉書を書いたの ほら セイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ 真っ赤なインク 海に流してる あなたにも見せたいわ もしあなたがここにいたら きっとロマンスが生まれたわ 離れてみてわかったのよ 大切な人は誰かって 白い貝殻 拾い集めながら ブレスレットを作るわ ほら セイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ 世界のどんな場所で見るよりも 美しい夕焼けよ ほら セイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ 私は熱い紅茶飲みながら 何故かしら涙ぐむ 「セイシェルの夕陽が」絵葉書に 「海に沈んでくわ」追伸の 「セイシェルの夕陽が」キスをして 「海に沈んでくわ」… |
蒼いフォトグラフ松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 光と影の中で 腕を組んでいる 一度破いてテープで貼った 蒼いフォトグラフ 今一瞬あなたが好きよ 明日になればわからないわ 港の引き込み線を 渡る時 そうつぶやいた みんな重い見えない荷物 肩の上に抱えてたわ それでも何故か明るい 顔して歩いてたっけ いつも悩みを相談した あなたにも話せない 時が来たの 写真はセピア色に 褪せる日が来ても 輝いた季節 忘れないでね 蒼いフォトグラフ 次に誰か好きになっても こんなピュアに愛せないわ 一番綺麗な風に あなたと吹かれてたから いつも何かに傷ついてた そんなとこ 二人共 よく似てたね いつか何処かで逢っても 変らないねって 今の青さを失くさないでね 蒼いフォトグラフ 光と影の中で 腕を組んでいる 一度破いてテープで貼った 蒼いフォトグラフ |
未来の花嫁松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 財津和夫 | | 空カン ひきずって あの娘 彼と車にのるの 花びらを散らして 鐘が鳴り響くわ あなたはネクタイを ゆるめながら 退屈な顔 私たちの場合 ゴールは遠そうね プロポーズはまだなの ねえ その気はあるの 瞳で私 聞いてるのよ 友だちから 名前が 変わるニュース聞くと 何故か複雑 微妙なの あの娘は グループで 一番地味で おくれてたのに 誰よりも最初に 愛を射とめたのよ 答は決めてある 胸の奥のひきだしの中 はっきりしないのは あなたの悪い癖 プロポーズはまだなの いつまで 待たせるの ケーキにナイフ いついれるの ねえ 未来の花嫁 隣にいることを 忘れないでね 約束よ 瞳で私 聞いてるのよ ねえ 未来の花嫁 隣にいることを 忘れないでね 約束よ |
Only My Love松田聖子 | 松田聖子 | Yoshiko Miura | Yuichiro Oda | | You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい 頬杖ついて時を止めてても 街はもう春ね ひとつずつ脱ぎ捨てた誤解 足跡にして そうよあの時大人の愛であなたを 抱きとめればよかったの Oh, ho ho ho… You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい 庭に咲いたわ小さな花 あざやかな色で 私の中眠ってた愛に 火をつけてゆく そうよプライド捨てても欲しいと言える それが若さの力よ Oh, ho ho ho… You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい |
Canary松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | SEIKO | | 見知らぬ子供たちが走る 降り出す雨に追われるように 歩道の脇のシトロエン 窓のあなたに Say Good-bye ミラーに港町が映る あなたと暮した部屋が消える 薔薇の模様の壁紙 窓の横にカナリア 歌い続けている青い小鳥のように 命のある限り あなたを忘れないわ 一人で生きる自信と 翼をくれたあなたを… 自分を試してみたいのよ 都会のどこか片隅の店 ピアノを弾いて歌うわ そんな夢も話した 自由に飛べばいい 夢をあきらめないで ぼくの手のひらから 羽撃いてゆくがいい 静かに言ってあなたは 私の背中押したの 歌い続けている青い小鳥のように 命のある限り あなたを忘れないわ 一人で生きる自信と 翼をくれたあなたを… 翼をくれたあなたを… |
続・赤いスイートピー松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | Steve Kipner・Linda Thompson & David Foster | | アルバムの最後の色あせた押し花が 海辺に誘うの 駅員に頼んで写真撮ってもらった 同じベンチで あなたがいないだけ 赤いスイートピーの花が咲く 季節がまた来るの もしも強引にこの腕を つかんで生きてくれたら 続いてるの? 幸福な結婚してると聞いた時 何故かほっとした 優しいあなたには 優しい人がいい 女らしくておとなしい人が 赤いスイートピーの花ひとつ 髪へと飾るのよ 少しおとなびた私を あなたに見せたいけれど 無理な夢ね きらめく砂をけって 未来へ翔けていた あの日に戻れるなら すべて失くしていい 赤いスイートピーの花が咲く 季節が哀しいのよ もしもわがままを言わずに 生きれば運命は違ったの? |
螢の草原松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 安藤まさひろ | | 星空を焦がしてキャンプ・ファイアーの火の粉 山影のふもとに町の灯が揺れてるわ あなたに手をひかれ川のほとり歩く 静かな夏の夜 水晶の冷たいせせらぎに 熱い気持ちを笹舟のように浮かべては流してた あなたが好きよ 蛍が飛んでいるわ 無数に星のように 小さな命燃やし 二人の行方照らして いつかこんな夢を見たような気がする きっと前世から結ばれる運命ね 神秘的な笑みをあなたは浮かべると 私を抱くのよ 軽々と両手に抱いたままで あなたは宙にすこしずつ浮かび上がるのよ 不思議だわ 星空高く 蛍が飛んでいるわ ほのかな灯りつけて きらめく天の川へ 二人をそっと運んで ごらん 蛍が飛んでいるわ 無数に星のように 小さな命燃やし 二人の行方照らして 蛍が飛んでいるわ ほのかな灯りつけて きらめく天の川へ 二人をそっと運んで |
真冬の恋人たち松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 大村雅朗 | | 冬の湖 氷の鏡に バック・ターンでポーズ決めるあなた 私 知らない スケートはきらい 立っているのが やっとなんだもの い・じ・わ・る 「可愛いね 君」離れてるから 「ねぇ ひとりきりなの」 知らない人が 声をかけるのよ ちょっとあなたは あわてて飛んで来て 私の右手をつかむのよ それでいいの それでいいの あなたが大好き スケートぐつを 肩にぶらさげて 湖畔のカフェに暖まりに来たの かじかんだ手を暖炉にかざして パチパチ はねる炎のダンスを見てたの 「可愛いね 君」声をつくって 「ねぇ ひとりきりなの」 さっきの人の 真似をするあなた いいえ 先約があるの残念ね 心に決めてる人なのよ 誰でしょうね 誰でしょうね 私の恋人 あなたは自分を指さして うぬぼれやさんね 得意顔 それでいいわ それでいいわ あなたが大好き |
夏物語松田聖子 with 原田真ニ | 松田聖子 with 原田真ニ | Shinji Harada | Shinji Harada | 原田真二 | 誘われて涼し気な月に あなたに会ったMoon Balcony 君の笑顔に息をのみ Kissに落ちてくMy Destiny My summer Angel 夏の熱さのせいじゃない 手をつないだら もう波の音さえ聞こえない 出会いはまるで真夏のMagic 一緒がいいね二人 星空の下動き出す 二人の夏物語 奏でたメロディーそれはYou and I 遠い記憶開く鍵 夢見ていたのこんな偶然 輝きはじめた世界 My summer Angel 溢れる涙はHappiness 胸にしみるVoice その暖かさがすべてをHealing 恋が始まる地球のどこかで やさしくなれるね誰も 星空の下動き出す 二人の夏物語 銀河に浮かべた船で 二人の夏の物語 |
マイアミ午前5時松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | | 海辺の三叉路横切って タクシーだけ待ってたの あなたは通りの向う側 霧が低く流れてる 靴の底には砂がつまって 痛いから 逆さに振れば二人だけの夏が こぼれるわ マイアミの午前5時 ブルー・グレイの海の 煙るような夜明けを あなたも忘れないで 水色の午前5時 車の来ない道の 白いセンター・ライン 駆けよってサヨナラと キスしてね はじめて出逢った瞬間に 傷つく日を予感した あなたの腕の缶のビールを いたずらに ひと口飲んで遠い船の灯り 数えたわ マイアミの午前5時 街に帰る私を やさしく引き止めたら 鞄を投げ出すのに 水色の午前5時 生きる世界が違う そう短くつぶやく 横顔の冷たさが 憎らしい マイアミの午前5時 ブルー・グレイの海の 煙るような夜明けを あなたも忘れないで 水色の午前5時 車の来ない道の 白いセンター・ライン 駆けよってサヨナラと キスしてね |
瑠璃色の地球松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 平井夏美 | | 夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 |