サファリ・ナイト大橋純子 | 大橋純子 | 竜真知子 | 佐藤健 | | 熱い砂けむり上げて 走るジープを見たよ それは恋に憑かれた 悲しいハンター 渇いた都会はまるで 草も生えないサバンナ 失くした何かが めざめる午前0時 サファリ・ナイト 男と女は サファリ・ナイト さびしいめぐりあわせね 追われる方も 追う方も 傷つけあわずに 生きてゆけないなんて アスファルトに 降る雨は すぐに 乾く 都会の涙 光るライフル向けて 強くひきがね引けば ビルのすきま 狙った あのひとはいない 痛み出してから知った 傷の深さがせつない 夜空の星ひとつ 撃ちおとせないまま サファリ・ナイト 男と女は サファリ・ナイト さまよう悲しいけもの 追われる方も 追う方も 愛しあい方を なぜか知らないなんて アスファルトに 降る雨は すぐに 消える 私の涙 サファリ・ナイト 男と女は サファリ・ナイト さまよう悲しいけもの 追われる方も 追う方も 愛しあい方を なぜか知らないなんて アスファルトに 降る雨は すぐに 消える 私の涙 |
傷心飛行大橋純子 | 大橋純子 | 竜真知子 | 佐藤健 | | 見知らぬ街を 見つけたら 気ままにひとり 着陸姿勢 私は 銀のセスナよ 自由な空に 翼を広げて 昨日は さびれた地中海 明日は 遠くモロッコあたり もう私が どこへゆこうと かまわないのね あなた そうよ 私は 銀のセスナ ただよう碧空 ここはどこなの そうよ 私は 銀のセスナ コースはずれた 哀しいセスナ あなたの愛を 知りながら 気まぐれついでに そむいた私 軌道修正するには 遅すぎるのね あなたのさよなら 港をさがして バルセロナ 明日は 暗い海峡越えて もう私が どこで泣こうと 気にもとめない あなた そうよ 私は 銀のセスナ 気流に流され ここはどこなの そうよ 私は 銀のセスナ コースをはずれた 哀しいセスナ |
マイ・ソング大橋純子 | 大橋純子 | 竜真知子 | 佐藤健 | | 白いライトの中 私は 今 歩き出す 待ちうける あのメロディー くちびるには 愛の詩 いくつかの 出逢いと 別れを くぐりぬけた今 もう ふりむきはしないわ 窓辺にともる 灯りのように この歌を 抱きしめ 歩いてゆきたい 心のままに 今日も My song 低い空を 見上げ 訳もなく 涙する日々 もしも 想い出したなら 私の名前を 呼んで 暖かなぬくもり ほんの ひとかけらでもいい 歌にのせて 届けたい まぶしい愛を 教えてくれた この歌を 抱きしめ 歩いてゆきたい 心のままに 今日も My song for you |
Hold On, Hold Tight大橋純子 | 大橋純子 | 土屋昌巳 | 土屋昌巳 | | Hold On, Take Your Hand 抱きしめて Hold Tight, Take Your Hand I need Your Love そばに いてほしいの ひとときだけの 幸せでもいいわ 夢を 見たいのよ 冷たい この肩が あなたに 触れて 温かくなるのを 感じて みたいのよ ふるえて 眠るの わたし 小猫のように 抱いて Hold On, Take Your Hand 抱きしめて Hold Tight, Take Your Hand I need Your Love 偽りの恋でも たまにはステキ こんなキザなセリフ 強がりなだけよ 女の 心は いつも フワフワ不安よ だから Hold On, Take Your Hand 抱きしめて Hold Tight, Take Your Hand I need Your Love |
冬の眠り大橋純子 | 大橋純子 | 竜真知子 | 小田健二郎 | | あのひとを 忘れてないのね あなたらしい 話だわ 心のすきまをうずめたくて 私の ドアを 叩いたのね でも あなたが好きよ ねえ それだけでいいじゃない 心もからだも 寒い夜は ひとりよりふたり 眠りましょうか 冬は長いわ 眠りましょうか ゆら ゆら ゆらり 木枯らしは とてもめざといわ だから もっと 抱きしめて さがし疲れた 幸せにも 夢の 中なら 逢えるはずよ ああ あなたが好き ねえ その先は いいじゃない さみしい同士の こんな夜は 心を 見ないで 眠りましょうか 冬はつらいわ 眠りましょうか ゆら ゆら ゆらり |
揺れながらミッドナイト大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | | O AM あと2・3分 Harborは 霧景色 トレンチ・コートを腕に下げ あなたが船から降りてくる 私は哀しく眼を伏せて 駆け寄る心を こらえてる 君 変わったね 3年も待ったよ (Waiting for you, but it's too late) (at rainy midnight harbor) もう 忘れたかい? 待つことに疲れたの (Cryin for you so hold me tight) (at rainy midnight harbor) 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 午前0時の男と女…… めぐり逢い……哀しい O AM ちょっと廻って 裏ぶれた船員BAR 女の弱さを責めもせず 無口が余計につきささる 私は心の残り火を 煙草と一緒にもみ消した 君 変わったね 名前まで変えたのよ (Waiting for you, but it's too late) (at rainy midnight harbor) そう どんな奴? 待たせない人だった (Cryin for you so hold me tight) (at rainy midnight harbor) 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 午前0時の男と女…… すれ違い……淋しい 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 午前0時の男と女…… 生き別れ……皮肉ね |
メビウスの輪大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | | 煙草の銀紙ひとひねり折って 紙の輪をつくる あの人の指先裏切りの心の 裏表たしかに見えたわ 雨はモノクローム 硝子ごしのブルー 煮つまった TEA BAG 冷ややかなまなざし投げつけて からませ瞳をつぶる どうやら負けだわ Woo 愛したら Forever いいの紙の鎖プツリと切れても そう涯てしなく好きなの だから憎む前に心の針止めて あの人にやさしさ Good-bye 振り向けば Downtown 飛び去ったタクシー あの人が消えた 網の目の都会にひねくれたハイウェイ メビウスの輪に似て悲しい 扉の荷がおりて靴だけが重い 複雑な気持ち あきらめとくやしさ入り交じり溶けあい 今はただ涙のゆらめき Woo 愛したら Forever 別れそして続く絆もあるのよ そう涯てしなく好きなの だから迷う前に心を塗りかえて あの人にやさしさ Good-bye |
Rouge et Noir大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | | そして赤い陽が街に影をひく そうあなたの肩の向う側に沈むの ゆらめいた闇は黒い夜 風だけが騒ぐ 仕方ないよとつぶやきはポツリと そして禁じられた愛は罪の色 二人の Rouge et Noir そして赤い部屋 脱いだ服は黒 そしてあなたの腕の煙草だけが白いの 押し黙る壁に映る影 船の灯は窓に 仕方ないわとすすりなきかすかに そして時は過ぎ愛は見えかくれ 二人の Rouge et Noir |
ディープ・ソウル大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | | 潮風 砂に線をひき 失った恋の熱さまし 一人でも生きれる……(嘘が上手ね) エナメルの靴が濡れてる 海鳴りが揺れてる ディープ・ソウル 傷跡は深い海の底 ディープ・ソウル 魂は夜に叫ぶけど 波は何も答えない かじかむ指が想い出す あの人の胸のぬくもりを つめたさが嫌いよ……(嘘が上手ね) 想いきり駆けて転んで 砂まみれすさんで ディープ・ソウル 血のにじむ愛の唄を今 ディープ・ソウル 魂は海を渡るけど 波は何も答えない あゝ 傷ついて 愛の深みにさらわれて あゝ きらきらと 青い海へと堕ちてゆく Fallin' down, Fallin' love ディープ・ソウル 哀しみは心絞る風 ディープ・ソウル 魂は夜に叫ぶけど 波は何も答えない ディープ・ソウル 傷跡は深い海の底 ディープ・ソウル 魂は夜に叫ぶけど 波は何も答えない |
火のように水のように大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | | 限りなく遠いのは夏 あの人と写した写真 限りなく青いのは海 水しぶき はねあげた彼 あの頃はただそばにいて 倖せに気付けなかった 女独りで生きれるなんて嘘よ嘘 それは わがまま それはいきがり そして夢を追う 時には火のように あなたの心を炎やしたい 時には水のように あなたの世界にひたりたい 火のように激しく 水のようにしとやかに あなたを愛したい 限りなく寒いのは夜 ひざ抱え 木枯し見てる 限りなく白いのは雪 想い出の道は果てない あの人の声を聞けたら 暗い瞳も明るくなれる 女が強く生きれるなんて嘘よ嘘 たぶんよわむし たぶんなきむし そして影を追う 時には火のように あなたの心を炎やしたい 時には水のように あなたの世界にひたりたい 火のように激しく 水のようにしとやかに あなたを包みたい |