太田裕美「12ページの詩集」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あさき夢みし太田裕美太田裕美阿木燿子宇崎竜童腕をのばして時計を見れば…あと五分 カーテン越しの朝の気配が眩しくて お休みの日のあてどもなさに…あと五分 時に逆らい眠りの中に 身をくるむ  まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中  あなたの顔が想い出せない  あさき夢みし 色の褪せてる絵のように  肌に馴染んだぬくもりの中…あと五分 牛乳屋さん自転車の音 遠のいて 目覚めたあとの慌ただしさにあと五分 想い出の国 枕の杖でさまよえば  まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中  あなたの声が聞きとりづらい  あさき夢みし 浅瀬を渡る船のよう
失くした耳飾り太田裕美太田裕美喜多條忠田山雅充幸せすぎた語らいに 心ない時が流れて もうあなたの言葉の中に 愛が見えません 春の風にも追いつけないで 私はひとり旅に出ました もいちど もいちど あなたの胸に 戻りたいけれど それは失くした耳飾り 広い海辺で見つけるよりも もっともっと出来ないことです  ステンド・グラスのすき間から 虹色の光がもれて もう二人の記憶の中に 愛は見えません 花の季節に枯葉をさがし 私はひとり旅に出ました もいちど もいちど あなたの胸 戻りたいけれど それは失くした耳飾り 広い海辺で見つけるよりも もっともっと出来ないことです
青い傘太田裕美太田裕美荒井由実荒井由実たわむれるような口づけは 遠い夏の日のかげろうね 会えない日々にほほえみが ぬれた花のようによみがえる  長くつきあっている人が あなたにいるときいたけれど 一人不安を打ち消して 電話待ってた長い夜  最後に手紙を書いたけれど 泣き事ばかりで 破りすてた あなたに渡していたとしても らしくないねと 笑うだけ  何の約束もしないのに はやい電車で会いに行った 雨のシトシト降る中を 住所たどって歩いた  私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります  私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります
カーテン太田裕美太田裕美松本隆ケン田村冬が渦巻く蒼空 カチンと凍ったため息 鎧戸から覗く雪道 あなたの背中を追った 揺れている私はカーテン 泣き顔も見せません 誰も入り込めない 心の壁が欲しいの  軽い言葉ね「愛」なんて 耳を押え もう信じない 友だちにさえ触れ合わなければ 傷つく事も無いでしょう 揺れている私はカーテン 木枯しを遮るの だって破けた心 繕う部屋が欲しいの
君と歩いた青春太田裕美太田裕美伊勢正三伊勢正三萩田光雄君がどうしても 帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ 少し 幸せに出来なかった事  故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ  みんないい奴ばかりさ 僕とは 違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君の事が 好きだったんだよ  本当はあいつらと 約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ 僕は だけど本当さ 愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
最後の一葉太田裕美太田裕美松本隆筒美京平この手紙着いたらすぐに お見舞いに来てくださいね もう三日あなたを待って 窓ぎわの花も枯れたわ 街中を秋のクレヨンが 足ばやに染めあげてます ハロー・グッバイ 悲しみ青春 別れた方があなたにとって 倖せでしょう わがままですか  木枯しが庭の枯れ葉を 運び去る白い冬です おでこへとそっと手をあてて 熱いねとあなたは言った 三冊の熱い日記が 三年の恋 綴ります ハロー・グッバイ さよなら青春 林檎の枝に雪が降る頃 命の糸が切れそうなんです  生きてゆく勇気をくれた レンガべいの最後の一葉 ハロー・グッバイ ありがとう青春 ハロー・グッバイ ありがとう青春 凍える冬に散らない木の葉 あなたが描いた絵だったんです
湘南アフタヌーン太田裕美太田裕美松本隆山田つぐと汽車の窓 頬杖つけば 流れゆく冬は影絵ね 旅人の振りして浜辺を 横切れば あなた住む町 想い出は 海を渡って 昔から吹いてくるのよ くちびるがまだ寒いのは 人恋しさのせいでしょう  年老いた漁師の人が 手を休め 笑いかけてる 白ペンキめくれたボートが 焦げた夏 名残らせていた 思い出は 海を渡って 昔から吹いてくるのよ 空っぽな胸の透き間を 白いかもめがすり抜ける  ひざまでの波のつめたさ 死ぬ気など消えうせるだけ 流木を集めたたき火に ばかだねと泣く いくじなし 想い出は 海を渡って 昔から吹いてくるのよ 晴れあがる湘南の空 悲しみが透き通る
一つの朝太田裕美太田裕美松本隆佐藤健「好きだよ」と言わないで ふたしかな言葉です 生まれたばかりの恋なんて 決まり文句では語れない 朝焼けを見る人は 淋しがりだという その横顔を私は信じたい  散歩して出逢っても あいさつは抜きにして ただつないだ手のぬくもりで ほんとの優しさ伝えてよ 道ばたの石ころを 何気なく投げたら 倖せの影がキラリとのぞいたよ  道ばたの石ころを 何気なく投げたら 倖せの影がキラリとのぞいたよ
ミモザの下で太田裕美太田裕美イルカイルカ夏の終りに知り会った 鳥の言葉がわかる人 山のバス停 走りながら 手をふってくれた  あの日もらったアドレス 大切にしまいすぎて 私なくしてしまったの あなたは待っているでしょうか?  ビリケン神様 お願いです 風にゆれる ミモザの下で あの人に再び会えます様に  あなたの事 好きなのに 私の心 伝えられない なくした アドレス 窓ガラスも泣いてる みたい……  ビリケン神様 お願いです 風にゆれる ミモザの下で あの人に再び会えます様に
赤い花緒太田裕美太田裕美谷村新司谷村新司赤い花緒に 浴衣の君を まだはっきりと覚えています 幼なじみの君を妻にと 心に決めて何年過ぎたのか  二階の窓に すだれがおりて 黄色い灯りが路地にもれるころ ふろ屋の帰りに君の姿が うすぼんやりとゆれて見えた  かなかな蝉の声がする頃 見知らぬ人に嫁いだ君を 何もできずに僕は一人で ひざをかかえて泣いていました  こんなかたちの愛があるなんて きっと誰にもわかりはしない 赤い花緒とおさげの君を 心の妻と生きてゆきたい
ガラスの腕時計太田裕美太田裕美松本隆萩田光雄あの日から動かない 腕時計があるの はかなげに淋しげに 時間が止まってる あの人の心を変えた いじわるな季節の流れ 何故かしらとても憎くて ああ 文字盤に小石ぶつけた  あの日から廻らない 二つの針がある もう二度と重ならぬ 心が止まってる ひび割れた硝子の中に 想い出がくるめく私 午前2時57分 ああ 哀しみを繕いとめている  あなたは黒い歯車 わたしは白い歯車 噛み合わないままに 月日が空廻り あの日から動かない 腕時計があるの さびついたぜんまいに 明日が止まってる
恋の予感太田裕美太田裕美太田裕美太田裕美灰皿に残された吸いがら のみかけたまま 忘れられたコーヒーカップ あなたの匂いは今も この部屋に漂うの ついさっきまで あなたが あなたがここにいたのが まるで夢のようだわ ル…わかるわ 恋の予感 ル…わかるわ ときめく心  昨日までの私はお部屋で あなたの事ばかり思い 泣いていたの 渡せずにしまってた手紙も 今はもう破ります これからあなたは あなたはそばにいるのね どんな時が来ても ル…素敵ね 恋の予感 ル…素敵ね 夢見る思い ル…不思議ね 恋の予感 ル…不思議ね あなたと私
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