椎名林檎
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きっと違いの分かる人は居ます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう
そりゃ あたしは綺麗とか美人な タイプではないけれどこっち向いて
私の人生 誰の物でもない 奪われるものか 私は自由 この人生は…
女に成ったあたしが売るのは自分だけで 同情を欲した時に全てを失…
可愛いひとなら捨てる程いるなんて云うくせに どうして未だに 君の…
あの世へ持って行くさ 至上の人生 至上の絶景
態とらしい空の色も全部疎ましくて だから右手に強く握る光など既…
生きている証は執着そのものだろうけど 放たれたい 相反する二つ…
好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ
「一度栄えし者でも必ずや衰えゆく」
頬を刺す朝の山手通り 煙草の空き箱を捨てる 今日もまた足の踏み…
東京は愛せど何も無い
もしも彼らが君の何かを盗んだとして それはくだらないものだよ …
あたしが此のまヽ海に沈んでも 何一つ汚されることはありませぬ …
嫌われて御出でよ 向かい風、乾杯!
何だか浮世の全て恋しくて堪らなかった
此処に居れば良いのですか 誰が真実なのですか お金が欲しいので…
ねぇ好きつて何だつけ 思ひ出せないよ
価値は生命に従って付いている
あたしは君のメロディーやその 哲学や言葉、全てを守り通します。…
浮かばれたいよ いずれは 頑張ってるって
時間が溶けて無くなるよ
大人になってまで胸を焦がして時めいたり傷付いたり慌ててばっかり
いま君が独りで生きているなんて云えるの 君は常に常にギリギリで…
イーヴンな関係に成りたい 変わりゆくあたしの温度を許して
あなたが居ない人生は わたしの人生なんかじゃない 何てこった受…
独りぼっち“同志” きっと又逢えると笑ってよ それを糧に生きるさ
時よ止まれ 何ひとつ変わってはならないのさ 今正に僕ら目指して…
誰よりもあたしをちゃんと見透かして 口の悪さや強がりは“精一杯”…
断ち切りたい 今だけは男にも女にもならない
誰もがわたしを化石にしても 貴方に生かして貰いたい
吹き荒れる風に 涙することも 幸せな君を 只願うことも 同じ 空…
都会では冬の匂いも正しくもない
I'll never be able to give up on you
待ち切れない 今ならば子供にも大人にもなれる
其の日は確かに地面が容赦すらせず 車の暴走を受け入れ騒いで居た
今頃になってから「全部演じていた」なんて 受話器越しに泣かれた…
そして燃ゆる頬血液に似た色に 日向の意圖か熟れゆく羞恥心のお庭…
あたしは君のメロディーやその哲学や言葉、全てを 守る為なら少し…
立つたら弐度と倒れないから
今日からは生えても芽吹いても仙人草 咲いても悦び過ぎないから …
近い様でも他人で在る それ以外何も無い寂しさ
孤独を知る毎に あなたの相鎚だけ望んでいる
本当の自分に正直で飾らないあたしで 良いのだって教えてくれたね
時の流れと空の色に何も望みはしない様に
眼に映る良さ 映らぬ善さ
同じ 空は明日を 始めてしまう
だって冷めてしまっちゃえば 其れすら嘘になるじゃない
無理矢理に繕ってみたりしないで大丈夫
もう我が儘など 云えないことは分かっているから 明日の空港に 最…
あなたはそっと微笑(わら)ってくれるから 明くる朝とうに泣き止ん…
お前が僕よりイッちゃっているのだ 狂っているーそうだろう?☆
約束は 要らないわ 果たされないことなど 大嫌いなの
i 罠 B wiθ U 此処に居て ずっとずっとずっと 明日のことは判らな…
「嘘はつきつかれるもの」あなたはそう笑うが 間抜けなあたしをはじ…
逢いたい人に逢うこともない だから手の中の全てを 選べない
あなたの長い睫毛も其の華奢で大きな手も 全部大好きなの
貴方に降り注ぐものが譬え 雨だろうが運命だろうが 許すことなど…
大人だから今日はまう唄ふ位 笑う位許してね 守るものは護るさ
お造り致しませう。・生むで廃棄する勇氣
明日 くたばるかも知れない だから今すぐ振り絞る 只 伝わるも…
「機械の様に余り馬鹿にしないで」って云いたい…
綺麗な花は枯れ 醜い過程が嘲笑(わら)うのです…何時の日も
何も善いと思へない 余り憤慨もしない
愛情に模した 修正ペンの白さ
辱(ハズカシ)めて小粋な言葉で…
「愛するひとは貴方だけ」是がたつた一時の真事(まこと)で痛くもない…
君が其処に生きているという真実だけで 幸福なのです。
あなたの其の瞳が頷く瞬間に初めて生命の音を聴くのです
吹き荒れる風に 涙することも 幸せな君を 只願うことも 泣き喚…
ないたりわらったりできる ことがすてき
あなたはすぐに写真を撮りたがる あたしは何時も其れを厭がるの …
あなた きれい すてき きらい つよい よわい
どんな科白の効力に参つたつもりも無いわ 女の私を信じたきや黙つ…
斯くて哭(な)いては惑つては生(な)りませぬ 立つたら強く進まなく…
君を笑はす為に、微笑むでゐやうと思ひ、鍛へました。
貴方を知り尽くすことが譬え 可能だろうが不可能だろうが 満たさ…
ねえ 云える? いま 星が光っている理由 貴方の心を映しているか…
歪んだ無常の遠き日も セヴンスターの香り 味わう如く 季節を呼び…
言葉で穴を埋めても 満たされる筈など無い
今の二人には確かなものなど何も無い 偶には怖がらず明日を迎えて…