スガシカオ
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公園のフェンス越しに 夜の風が吹いた
自分のことあまり好きじゃない人 ぼくのこの指とまれ ムリヤリも…
月の光で たいていのことは 美しくみえるから…
本当にほしいものってなんだ?
ごめんなさい 生まれつきノーテンキで
君のことがすごく気になるけど 誰にも言えない ぼくもどうしたら…
“あと一歩だけ”、前に 進もう”
血から赤い色 全部抜いたもの 涙っていうの…
なんでなんで ぼくらはいつも どうして うまくいかないことばか…
あなたがいない物語なんて 想像したくない わたしひとりだけ 悲…
半分に割った赤いリンゴの イビツな方をぼくがもらうよ 二人はそ…
ずっと今日と同じ日々が 願わなくても 続くと思ってた・・・
アイタイ あなた以外 誰一人 心に直接 キスできた人なんていない
歩き出すことさえも いちいちためらうくせに つまらない常識など…
つまずいている あいつのことを見て 本当はシメシメと思っていた
“ゴメン”と口ぐせのようにぼくはいう 言い訳はいい そろそろいかな…
ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった
ずっと探していた 理想の自分って もうちょっとカッコよかったけ…
ぼくはあの夏の日から どれだけきたんだろう たいした事もできず……
心とは 誰にも見せなかった自分で 本当はあなたに一番わかってほ…
許されるなら 君の痛みを ぼくのレスポールで 粉々にしたい
サヨナラさえ言わなきゃ お別れからずっと逃げ切れるかな…
明日という言葉は どうして明るいって書くんだろう? 明るい日じゃ…
“ずっと今でも 君のこと…” その後に続く言葉は いくら探しても …
ぼくはこれくらい 君をおもってる 君はどれくらい ぼくをおもっ…
誰かじゃなくぼくのため 誰かじゃなくて君のため どこかじゃなく…
平和な日々なんか ぼーっと待ってたって もう来やしないぜ 叫べ!…
ハンドル 手放すな!!
今日の勇気と昨日のイタミを 同じだけ抱きしめたら あなたの明日…
ぼくらが 生まれて消えるあいだ どれだけ人を救えるだろう
いつか なおらない傷跡も ぼくら許せるのかな
記憶の中のあの景色 遠くで雨の降るにおい 加速する夏の日々
途切れたらきっと 二度とはつながらないよ
涙の色はきっと にぶいぼくには見えやしないから
覚えているよりも想いでは 果てしなくありそうで
ぼくらが二度とない 今に光る星ならば きのうと変わらない 今日を…
守れない約束で ぼくらは傷ついていった 君のことで消耗していく…
君の願いと ぼくのウソをあわせて 6月の夜 永遠をちかうキスをしよ…
“ねぇ 間違いだらけのこの世界を ぶち壊すために さぁ立ち上がろ…
君の姿を確かめようとしたけど ぼくらをむすぶ距離は はなれてしま…
どんな人よりもうまく 自分のことを偽れる 力を持ってしまった
あの日 スタートの合図で 走り出してしまったぼくらに いまさら…
まるで吸血鬼みたいに 君のやさしさを 吸い尽くしてしまう気がす…
桜並木をくぐって 心にすっと日が射した 遅刻してしまうと かす…
ぼくらが生きていく理由なんて きっとちっぽけな答えしかないって…
あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ… 全てが思うほど …
何度も何度でも 悲しい夜をかさねて 少しずつ輝きを ましていけれ…
知らない街で暮らして 知らなくてもいいことを知り ジャマ者あつか…
そうして 失ってしまうもの 守りきれるもの ほんの少しの違い…
昔 この両手にかけられた プラスティック製のオモチャの手錠 ぼ…
ぼくの情熱はいまや 流したはずの涙より 冷たくなってしまった
明日 ぼくは ぼくとサヨナラ ちょっと前に進もう あの頃の日々…
とかしてよ ぼくのまわりの 全ての不都合を バクダン・ジュース …
こんな僕の話 聞かないフリをして 幸せだって そう 言い切っちゃえ
世界中の涙なんか ぼくじゃぬぐいきれやしないから 君がぼくに教え…