22歳の揺れる女子心がコンセプトの新作ミニアルバムをピックアップ!

やさしさとか愛だとか 綺麗な言葉など
信じれる程 若くはない 
それは知っていたけれど
22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる? 貴方
「22歳」/谷村新司

 1983年に発表された谷村新司の曲にこんなフレーズがあります。一般的に、成人式を迎えれば人は「大人」と呼ばれますが、本当の意味で大人への第一歩を踏み出すのは、学生から社会人へと変わるこの“22歳”という年齢なのかもしれません。社会の歯車として働く責任が生まれることはもちろん、職場には色んな年齢、性格の人がいるため、人間関係は学生の時より複雑になりますし、恋愛対象となる異性の幅も広がりますよね。気持ちだけではどうにもならないことや葛藤も増えていくでしょう…。

 9月16日に、シンクロ系シンガーソングライターの“山崎あおい”がリリースするミニアルバム「ピンヒールベイビー」は、まさにそんな“女子から女性へ、学生から社会人へ22才の揺れる女子心”をコンセプトにした作品です。つい先日、22歳の誕生日を迎えた彼女。同級生たちが就活で社会人への準備をスタートさせ、子どもでいられた学生から大人へ変わろうとしていることや、メイク、ファッション、恋愛など大人への憧れと照れくささが入り混じった微妙な年ごろの女子心を歌詞にしています。歌ネットでは、収録されている全5曲の歌詞が公開スタート!

風に吹かれてる 坂道下る
こんな気持ちで 空回るペダル
大人になっても 君と私の
あの歌が この歌で ありますように
「ナインスではじまる恋」/山崎あおい

 大人になっても変わらない気持ちを歌う「ナインスではじまる恋」、“私っぽくないから”という理由で避けていたワンピースへの想いを描く「ほめられたくないワンピース」、自分らしさを守ろうと避けていたつもりなのに、ただ殻にこもっていただけだったことに気づかされる「ツマサキ」、大人の女性になるため背伸びしたり、躓いたりしながらも前に進んでゆく「ピンヒールベイビー」、夜の渋谷を1人歩く孤独と痛みが切ない「shibuya cynic」…。山崎あおいが“変化”の時期にリリースする、リアルな“22歳の心”が詰まった5曲、是非、歌詞をチェックしてみてください!

 ちなみに、先日行われた恒例の山崎あおいバースディイベント「Happy LIVE Day with YOU」で、彼女は22歳の目標のひとつとして「浮気される」ことを挙げていたそうな…!これは“浮気される”までには、出会いがあって、恋におちて、付き合って、ラブラブな時期があって、倦怠期があって、たどり着くのでシンガーソングライターとしては経験してみたいということだとか。いつか“浮気される”を叶えた(?)山崎あおいは、どんなラブソングを描くのでしょうか…こちらも気になります…!

◆ミニアルバム「ピンヒールベイビー」
2015年9月16日発売
初回限定スペシャルパッケージ(CD+40Pフォトブック)
VIZL-843 ¥2,300+税
通常盤(CD) VICL-64410 ¥1,800+税