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今日のうた

當山みれい

最後の恋だと信じて願った、あの日々にウソはなかった…。

二人の思い出 かき集めたなら
また泣けてきちゃう 寂しさ溢れて
最後の恋だと 信じて願った
あの日々にウソはなかった
「願い~あの頃のキミへ~」/當山みれい

 圧倒的な歌唱力を持つ10代のシンガー“當山みれい”が2017年7月26日に最新作『願い E.P.』をリリース!歌ネットでは、表題曲「願い~あの頃のキミへ~」の歌詞先行公開がスタートしております。この曲はなんと、2008年に童子-TがYU-Aをフィーチャリングゲストに迎えて発表したヒット曲「願い feat. YU-A」のリアレンジバージョン!歌詞を“女性目線”に書き換えたアンサーソングとなっているんです。

 歌のはじまりは、「願い feat. YU-A」も「願い~あの頃のキミへ~」も、冒頭でピックアップしたフレーズで共通していますが、続く歌詞の変化に注目してみてください。まず、主人公の男性と女性はそれぞれ<希望 夢 明るい未来>など大きな期待を抱いて、住み慣れた街から東京へ飛び出しました。しかし女性の方は<だけど現実は甘くなくて 落ち葉見つめ 深く思い詰めてた>模様…。そんなとき二人は出会ったのです。

落ち葉が音を奏でる季節に
はじまりは突然予期せずに
バイト先 そのひたむきさに その笑顔に
いつの間に 心のすきまに 何かが届いた
その日から 友達でいられなくなった
「願い feat.YU-A」/童子-T

落ち葉見つめ 深く思い詰めてた
そんなときにあなたと出会って
いつもあなたに助けられて
バイトが楽しみになって
実はシフト被るように狙ってた
「願い~あの頃のキミへ~」/當山みれい

 きっかけは一緒のバイト先。男性側は<そのひたむきさに その笑顔に いつの間に 心のすきまに 何かが届いた>からこそ、彼女の手助けをしたのでしょう。そして女性側は<いつもあなたに助けられて バイトが楽しみになって>またひたむきさや笑顔がパワーアップしたのでしょう。こうして二人は相思相愛で惹かれ合ってゆきました。もしかしたらお互いに<実はシフト被るように狙ってた>のかもしれません。

眠れない夜は キミのせいで
この気持ち伝えたくて 会いたくて... 会いたくて...
書きかけのメール何度も消した 
都会のノイズ 声をかき消した
「願い feat.YU-A」/童子-T

スタンプ使いが妙にうまくて
お化けも虫も受け付けなくて
くしゃくしゃの笑顔が可愛くて
眠れない夜はキミのせいで
この気持ち今すぐに 伝えたい
「願い~あの頃のキミへ~」/當山みれい

 ただ、當山みれいの「願い~あの頃のキミへ~」は“現代版”のアンサーソングです。「願い feat. YU-A」が生まれた2008年にはLINEなんてものはなく、やり取りは主にメールでした。しかし今は<スタンプ使いが妙にうまくて>というようなフレーズが綴られているところから、歌が最新型にアップデートされていることを感じますね。そして、この二人は次第にすれ違い、別れへと向かってゆくのですが、そこでも“現代版”ではSNSがお互いの関係に大きな影響を与えたと思われます…。

口下手二人が本気で喧嘩
お互いブロック 通じない電話
本気でぶつかり合えることが
どんな愛しいか気づけなかった
あなたが教えてくれたこと くれたもの
胸に刻み過ごしてる 今日も
だから伝えたい ありがとう
「願い~あの頃のキミへ~」/當山みれい

 LINEを<お互いブロック>というのは、致命的な行動でしょう。ブロックをしてしまうと、相手が送ってきたメッセージは一切、見ることができなくなりますよね。さらに、ブロックを解除してもブロック期間に送られてきたものは届かないのです。つまり、仮に“あなた”か“わたし”のどちらかが先にブロックを解除して謝ったとしても、その文字は永遠に届くことはないということ。<本気でぶつかり合える>口喧嘩さえできなくなるのです。現代はこのようにモヤッとしたサヨナラを迎えてしまうカップル、多いのではないでしょうか。
 
子供のままでいられたなら
何も怖がらず歩いていけたかな?
もっと早く大人になっていたなら二人で乗り越えられたかな?
今もキミの夢夜空へ願う

今でもキミはあの頃と同じ笑顔で
今でもキミはあの頃のようにまっすぐで
今でもキミはあの頃と変わらない優しさで
今でもキミは…キミのままでいてほしいそう願うよ

ふたりの想い出集めたら
泣き出しそうになる今夜も
寂しさ溢れて 苦しくなる
最後の恋と信じ願った あの日々にウソはなかった
離れても あなたの 幸せ願う
「願い~あの頃のキミへ~」/當山みれい

 また、歌のラストは冒頭と同じく「願い feat.YU-A」と「願い~あの頃のキミへ~」が共通のフレーズで通じ合います。當山みれいの“女性目線”のアンサーソングはそれまで相手を<あなた>と呼んでおり、童子-Tの“男性目線”の原曲では<キミ>と呼んでいたため、最後に<キミ>と<あなた>が交じり合うと、今でもお互いの気持ちが一つに繋がっていることが伝わってくるような気がします。もしも、大人になった二人がまた再会できたなら、この物語にはまだ続きがあるのでしょうか…。