“大丈夫”はだいじょばなくて、“もういい”は全然よくなくて…。

 4人組ロックバンド“ミオヤマザキ”が2017年7月12日にニューシングル「ノイズ」をリリース!6月21日からはそのiTunesプリオーダーがスタートしました。尚、歌ネットでは新曲の歌詞を先行公開中なのですが、歌詞が解禁になると即、アクセスが殺到し、デイリーランキング&注目度ランキングの1位を記録。1日で閲覧回数10000回を突破し、すでに大きな話題となっているんです。今日のうたコラムではそんな新曲をご紹介!

“さよなら”は引き止めてって
“大丈夫”はだいじょばなくて
“もういい”は全然よくなくて
そのままのワタシで良いって言って
「ノイズ」/ミオヤマザキ


 ユーザーのみなさんにお気に入りのフレーズを投稿していただくコーナー『コトバのキモチ』では、冒頭のこのフレーズをセレクトなさった方が多数。また曲について「救われます」、「すごく心に刺さった」、「今まで私の中で言葉にならない物が言葉になって、全部吐き出された感じ」、「なんだか今の自分に当てはまる感じがしました」といった共感のコメントが届いております。そしてそのほとんどが、10代~20代女性からの声…。

本当はもっともっとあなたの事を
知りたいよって一緒にいたいよって
伝えたら離れてしまいそうで
だから守る事を幸せとした

ねぇ ちゃんと目見て
話したらきっと
伝わる様な気がしてるんだよ
「面倒くさい」「怖い」
「嫌い」でも「好き」
おんなじなら
「ノイズ」/ミオヤマザキ

 本当は<そのままのワタシ>でいたいのに、<もっともっとあなたの事を 知りたいよって一緒にいたいよって>伝えたいのに、気持ちとは違う言葉を伝えてしまう女性がどれだけ多いのか、歌詞の支持率からわかります。タイトルの「ノイズ」とは、何かの障害となるような雑音や騒音のことですが、男性の皆さんは様々なノイズに惑わされず、ちゃんと女性の“本音”を聞き取れていますか? 彼女のだいじょばない“大丈夫”や、やだの“いいよ”に気をつけていますか…?

“さよなら”は引き止めてって
“大丈夫”はだいじょばなくて
“もういい”は全然よくなくて
そのままのワタシじゃダメなら

ヘタクソな生き方でしか
生きられない私達は
きっと一人では出来ない事も
二人でなら出来る様な
そんな存在(ばしょ)になりたかったな

言えない言えない
もう言えない
「ノイズ」/ミオヤマザキ

 そんな“本音”を届けられない女性たちから生まれる希望も、裏切られる失望も、1曲の中に込められております。希望、失望、希望、失望、希望…と、繰り返す<ヘタクソな生き方でしか 生きられない>けれど、それでも「ノイズ」のような歌があるからそれをお守りになんとか生きてゆけるのでしょう。また、この歌ではラストに<私達>というワードが出てくるところも注目です。
 
 曲の感想コメントには「“ミオヤマザキはいつだってどんな時だってそばにいるんだ”と思わせてくれる」といった声もありました。その言葉のとおり、ミオヤマザキは「ノイズ」で自分たちの存在とファンの方々(※通称:ミオラー)との繋がりも描いているのだと思います。誰かを愛したり、信じたりしたいけど、怖い。そんなすべてのミオラーたちの味方になってくれるのがこの楽曲なんですね。みなさんは、どのフレーズが刺さりますか?是非、歌詞をじっくり読んで、お気に入りのフレーズを感想と共に『コトバのキモチ』にも投稿してみてください!

◆紹介曲「ノイズ
作詞:ミオヤマザキ
作曲:ミオヤマザキ

◆ニューシングル 「ノイズ」
2017年7月12日発売
通常盤 ESCL-4875 ¥1,200(税込)
期間生産限定盤(地獄少女盤) ESCL-4876 ¥1,300(税込)

<通常盤 収録曲>
1.ノイズ
2.鬱鬱
3.Dawn of the Felines

<期間生産限定盤 収録曲>
1.ノイズ
2.Qué será, será
3.ノイズ(閻魔あいver.)
4.いろがみ(ミオヤマザキver.)