どうしてそんなに走れるの、どうしてまたすぐに立ち上がれるの。

空の声が 聞きたくて
風の声に 耳すませ
海の声が 知りたくて
君の声を 探してる

たとえ僕が おじいさんになっても ここで 歌ってる
君だけを想って
「海の声」/浦島太郎(桐谷健太)

特別じゃない 英雄じゃない
みんなの上には空がある

雨の日もある 風の日もある
たまに晴れたらまるもうけ

振り向けば 君がいる
前向けば 友がいる
走って 転んで 寝そべって
あたらしい明日が待っている
「みんながみんな英雄」/AI

正しいより 楽しい
正しいより 面白い
やりたかったこと やってみよう
失敗も思い出

はじめよう やってみよう
誰でも最初は 初心者なんだから
やったことないことも やってみよう
苦手な相手とも 話してみよう
知らなかったこと 見たことないもの あたらしい 楽しい
「やってみよう」/WANIMA

 みなさんご存知、au『三太郎シリーズ』のCMソングとして流れている3曲をピックアップしてみました。浦島太郎(桐谷健太)の「海の声」は、2015年にリリースされた楽曲ですが、今でも尚、カラオケランキングの上位トップ10にランクイン。日本中の老若男女が口ずさめるロングヒット曲ですよね!AIの「みんながみんな英雄」は2016年の紅白歌合戦で歌唱され、歌ネットの“紅白効果ランキング”で見事首位!ミリオンリリックとして歴代人気曲に認定されております。

 そして2017年、ぐんぐん人気を伸ばしてきているのがWANIMAの「やってみよう」です!年始から“三太郎シリーズ”の新CMソングとして流れておりましたが、3月8日にiTunesなどで配信がスタートしてから、歌詞アクセス数がさらに上昇!ウィークリーランキングでは、圏外から71位(3/19)→19位(3/26)→8位(4/2)と推移し、デイリーでは4位を記録中!ゴールドリリック認定も間もなくだと思われます。まだまだWANIMA旋風は強まっていきそうですね…!
 
 さて、これらの曲の全作詞を手がけているのは『au 三太郎シリーズ』CMプランナーの篠原誠さん。いずれの歌詞も“変わらないもの”と“あたらしいもの”のどちらもが描かれているような気がします。変わらないものとは<たとえ僕が おじいさんになっても ここで 歌ってる>という大切な人を想う気持ちや、<みんなの上には空がある>こと、<誰でも最初は 初心者なんだ>ということ。特別じゃないけど、いつのまにか忘れがちな大切なメッセージです。
 
 そして“あたらしいもの”とは、自然の音に耳を澄ますことで聴こえてくる、その日その日で違う声。<走って 転んで 寝そべって>今日を過ごしているうちに、やってくる明日。<やったことないことも>やってみることで目にする<あたらしい 楽しい>こと。このように1曲のなかで、“変わらないもの”の強さや安心感も、“あたらしいもの”へのワクワク感も与えてくれるのが、このau『三太郎シリーズ』CMソングの特徴であり、最大の魅力なのではないでしょうか。

どうしてそんなに走れるの
どうしてまたすぐに立ち上がれるの
僕たちの声が聞こえるの
泥だらけで進んで
傷だらけでもがくの
「見たこともない景色」/菅田将暉

 さらに今、注目を浴びているのはこの曲!俳優・菅田将暉が2017年6月7日にCDデビューすることが決まったのです。「見たこともない景色」は、au『三太郎シリーズ』のサッカー応援CMソングとしてオンエア中。熱い気持ちでサッカー日本代表を応援したくなることはもちろん、もう一人の自分が、自分自身を応援する歌詞の内容は、がむしゃらに頑張るすべての人の胸に響き渡るような熱い応援ソングになっております。

誰一人同じ道を歩むわけじゃない
自分だけの道を開いて
日本の風に背中押されて
日本の太陽に未来照らされて

止まってもいい
逃げ出してもいい
真っ青な海に小さな帆をあげて
日本の風に背中押されて
日本の太陽に未来照らされて

泥臭くていい
かっこ悪くていい
そこから見える景色
同じ景色を見よう
見たこともない景色
君の景色を見よう
「見たこともない景色」/菅田将暉

 尚、作詞はやはり篠原誠さん。この「見たこともない景色」でもまた、“変わらないもの”と“あたらしいもの”が描かれていることがわかりますね。“変わらないもの”とは、いつだってそこにある<真っ青な海>や<日本の風>や<日本の太陽>の強さ。“あたらしいもの”とは、泥臭くてもかっこ悪くても、もがき進み続けて目にする<見たこともない景色>です。その強さも、ワクワク感も、熱の宿った菅田将暉の歌声がわたしたちに届けてくれますので、是非、歌詞を味わいながら聴いてみてください!

 また、今回のMVでは、楽曲の勢いや熱をそのまま映像で表現し、「唄い続ける男」と「走り続ける男」を菅田将暉が体現。バックバンドを従えてのバンド演奏シーンでは、楽曲の世界観と壮大さを堂々としたパフォーマンスで魅せています。そして、走り続けるシーンは、汗をかいて泥臭くても、もがき、苦しみ、必死にその先にある光に向かうひたむきさを訴えかけているのです。目標に向かって、諦めずに何かを続けることの素晴らしさを感じられるMVも要チェックです!