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今日のうた

イチオシ!

机とかポケットとかカバンの中にもね、いつだって忘れずあるよ。

 バレンタインデーから一ヵ月後の3月14日は、女性からチョコレートをもらった男性がそのお返しをするホワイトデーとして知られていますよね♪ 皆さんそれぞれ、クッキーやマシュマロなど様々なプレゼントをなさることでしょう。ただし、“あなたが好きです”という意味が込められているお菓子は<キャンディー>なんだそうですよ!もちろん好きな人からもらったものなら何だって嬉しいものですが、やっぱり色とりどりの飴は、視覚的にも女性のテンションをキュンとあげてくれるような気がします。

とろけてはじけるキャンディ
あなたのためのストロベリー
覚悟を決めたら
あたしをぜんぶ召し上がれ
「CANDY」/ハナエ

CANDY SMILE 大きな笑顔で
CANDY SMILE ドキドキはじめよう
夢じゃない 新しい私を
抱きしめたい これってもう miracle
「CANDY SMILE」/E-girls

机とかポケットとかカバンの中にもね
いつだって忘れずあるよ 何をえらぼうかな
ちょっとちょっとほんのちょっとで幸せは生まれて
甘い空気がふわふわ ぷんぷんしなくてすむでしょ

CANDY CANDY CANDY CANDY CANDY
SWEETIE SWEETIE GIRLS LOVE
CHEWING CHEWING CHEWING CHEWING CHEWING
CUTIE CUTIE XXX CHEWING LOVE
「CANDY CANDY」/きゃりーぱみゅぱみゅ

 今日のうたコラムではまず、女性アーティストが歌う<キャンディー>ソングをピックアップしてみました!なんだかこの3曲の歌詞を読んでいると、キャンディーとは女の子のイメージそのもののようなお菓子に思えてきますねぇ。たとえば、毎日カラフルな洋服たちの中から<何をえらぼうかな>とワクワクするような可愛らしさも、<ちょっとちょっとほんのちょっとで>幸せになれる気分屋なところも、<とろけてはじける>ストロベリーキャンディのような甘い香りも、声も、笑顔も!
 
 だからこそホワイトデーでは、男性が自分にとっての<キャンディー>のような存在の女性に、そんな“あなたが好きです”という意味で飴のプレゼントをするのかもしれませんねぇ…。しかし一方で、男性アーティストが歌う<キャンディー>ソングの歌詞を読んでみると、女性アーティストが歌う楽曲とはまた少し違った印象を受けます。

みっともないけど すべてが愛しいよ
ひとり夜更けに孤独が爆発する
ほろ苦いキャンディーが まだ胸のポケットにあった
ただ ひとつだけ
甘酸っぱいキャンディーが まだ胸のポケットにあるんだ
君が食べておくれ
「CANDY」/Mr.Children

赤い赤いりんご飴
どんな味か思い出せないや
帰り道 自転車で
センチメンタルな気分になって

そういえばあの夏は
あなたの長い髪が ほら
夜空に少しなびいたんです
「りんご飴」/くるり

おさがりで着てた あのオーバーオール
胸のポケットには 希望とキャンディ
あれからたくさん 時が流れて
今僕は自分に 負けちゃいそうです

幸せはどこにあるの?
テレビの中にも 街にも見当たらないんだ
一人でよく泣いてた 河原に立ったら
やわらかな風に乗せて
少年の僕が教えてくれた

悲しかったら泣いたらいいんだよ
疲れちゃったら休めばいいんだよ
寂しかったら頼ればいいんだよ
遠回りになってもいいんだよ
夢見たほどに甘くはないけど
あきらめないこの胸に
希望とキャンディ…
「希望とキャンディ」/吉田山田

 この3曲から感じるのは<僕>が忘れかけていた“過去”のイメージです。ミスチルの「CANDY」では<キャンディーが まだ胸のポケットに>と歌っています。“まだ”ということは、ずっと前からあったものだということですよね。それは初恋のようなほろ苦くて甘酸っぱい想いなのでしょう。また、くるりの「りんご飴」では、<赤い赤いりんご飴>の記憶とともにかつての<あなた>の存在が見えてきます。そして吉田山田の「希望とキャンディ」では、おさがりのオーバーオールに希望とキャンディを詰め込んでいた<少年の僕が>、大人になった自分に大切なことを思い出させてくれるのです。

安っぽい色のものはみんな寛大だ。
こんぺいとう
かき氷のシロップ
おもちゃの指輪
昔二十円で売っていた、
にごったゼリーのような消しゴム。
安っぽい色は、春に似てる。
(江國香織「安っぽい飴の色」より)

 このような言葉が、作家・江國香織さんの「安っぽい飴の色」という作品に綴られておりました。もしかしたら、男性アーティストの<キャンディー>ソングに描かれている“飴の色”はこれに近いのではないでしょうか。寛大で、どこか懐かしくて、センチメンタルな気分になる、春に似た色…。女性アーティストの歌う、とろけてはじけるようなビビッドなキャンディーカラーとは異なるのです。他にも、<キャンディー(飴)>が歌詞に登場する楽曲は多く存在しますので是非、検索してみてください。あなたは、その歌からどんなキャンディーを思い浮かべますか…?