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今日のうた

イチオシ!

もう行かなくちゃ、また会えるかな、アイツはきっと天使の猫。

ネコ!ネコ!ネコ飼いたい!
ネコ!ネコ!ネコ飼いたい!
ちっちゃくて!茶色い!ネコ飼いたい!
ネコ!ネコ!ネコ飼いたい!
「ネコ飼いたい」/ヤバイTシャツ屋さん

 2月22日は【2(ニャン)2(ニャン)2(ニャン)】の語呂合わせで『猫の日』と呼ばれております。そこで、今日のうたコラムでは“猫”にちなんだ楽曲をいくつかピックアップ!まず、冒頭でご紹介したのは究極の猫ソングです。歌詞中でほぼ<ネコ飼いたい!>としか歌っておりません。31回<ネコ飼いたい!>と叫び、57回ネコを呼び、この曲を一度聴いてしまうと、もう一日中ネコが頭から離れなくなります…。

 そんなヤバイTシャツ屋さんのヤバイ猫ソングは特殊ですが、数々の歌の中で“猫”はどのような存在として描かれているのでしょうか。犬は、散歩するときにはリードに繋がれていますし、いつでもご主人様に従順で愛嬌があるというイメージがありますよね。しかし猫はそうではなく「自由気まま」という感じがします。猫になりたいなぁ…と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

歩いて 走って つまづいて 転んで
冷たい 水たまり びしょぬれ 月曜日
鳥をくわえたノラ猫横切った
自分で捕らえた獲物が朝ご飯
街の片隅 野生の匂い
あぁ何処かに置き忘れた あの青空を知ってるんだろ
キミに「着いて来い」と言われたような気がして
「天使の猫」/斉藤和義

好きなトキ でかけて 好きなトキに甘えて
精一杯 ただ 生きている 今 だからこそ
こんな 暗い 世界にも 小さな 愛はたくさんある
いつだって そこにある 自分で 見つけにいける距離

あたしのおうち 商店街の八百屋の隣
自分勝手な奴らが 毎日 ゴミを 捨てる
火のついた たばこ 踏んで あたしの肉球は火傷
このやろうって 言っても通じなくて 
冷たい眼差しで見てくる
好きなトキに泣いて 好きなトキに安らいで
シンプルなことだったはずが難しかったりする
「ネコに風船」/大塚愛

 歌詞には、外ネコが登場することも多々。そこにはもちろん彼らの“自由さ”も描かれているのですが、同時に<自分で捕らえた獲物が朝ご飯>だったり、<火のついた たばこ 踏んで あたしの肉球は火傷>したりという“守られていないからこその試練”もついてきます。猫だって<好きなトキに泣いて 好きなトキに安らいで シンプルなことだったはずが難しかったりする>…。だからこそ、自由であるためには覚悟と意思が必要なんです。

 このような楽曲の猫たちは、ただ自由に憧れがちな人間に、シンプルに生きることの厳しさを教えてくれます。そして人間は、言葉なくとも行動で勇ましさを魅せる猫の姿を目にして、ときに<「着いて来い」>というような野性のメッセージを受け取るのかもしれません。さて、一方で“猫”=“小悪魔的”というイメージも強いですよね。猫の行動が語源となった慣用句も『猫をかぶる』『泥棒猫』『猫なで声』『猫ばば』など、ちょっとズル賢くてあざとそうな印象の言葉ばかり…。

雨が降れば猫は泣く
濡れた身体を誰かになめて欲しいから
あたしだって思うわ
あなたにこの舌をなめて欲しいって

心なしか近寄ったら もう後戻りは出来ないんだ
地球儀の鍵はあたしが握る
少し位なら抵抗してもいいよ
「猫」/aiko

噂をきいた
あなた 彼女とうまくいかなくてしょげてると
いたわるような 瞳の奥で
誰かが“チャンス…”とささやいた
自由と微笑うには 何かが足りなくて
一人じゃいられない あなたがそこにいるわ
“久しぶり”と声かけた 三日月の街
偶然じゃないの
甘く そして懐かしく 名前を呼ぶわ
ネコの目をして
「ネコの目」/辛島美登里

猫になりたい 君の腕の中 
寂しい夜が終わるまでここにいたいよ
猫になりたい 言葉ははかない 
消えないようにキズつけてあげるよ
「猫になりたい」/スピッツ

 <少し位なら抵抗してもいいよ>、<いたわるような 瞳の奥で 誰かが“チャンス…”とささやいた>、<消えないようにキズつけてあげるよ>、いずれの曲のフレーズも小悪魔的で、とても魅惑的ですねぇ…。このようにラブソングで“猫”が描かれるとき、その物語は少し危うげな空気感をまとうことが多いような気がします。大人の恋愛、とも言えそうです。ちなみに現在、放送中の火曜ドラマ『カルテット』ではこんなセリフもありました。

告白は子どもがするものですよ。
大人は誘惑してください。
誘惑はまず、人間を捨てることです。
大体3つパターンあって
猫になるか、トラになるか
雨に濡れた犬になるか。
(ドラマ『カルテット』第3話より)

 “トラ”と“雨に濡れた犬”の誘惑パターンも気になりますが、ご紹介した猫ソングの歌詞を読んでみると“猫”のように誘惑するという意味がなんとなくわかってきます…。今、お目当ての方がいるあなた。『誘惑はまず、人間を捨てること』…だそうですよ!その恋愛を成就させるために、ちょっとあざとく猫系女子・猫系男子になりきって“誘惑”してみてはいかがでしょうか…!