枇杷に捧ぐ

次松大助

枇杷に捧ぐ

作詞:次松大助
作曲:次松大助
発売日:2018/05/16
この曲の表示回数:5,079回

枇杷に捧ぐ
うなだれた形になった
影は濃くて 夏に吐きだされた

そのままの青さで たった産声みたいに
しおらしく固めた右手は空を切った

この雲は夏を伏せて
うなだれた僕らの熱を奪うんだ
そう言った、その危うさで
僕らは夏に吐き出された

それはどこか帰れない場所
枇杷の実がとおく垂れていた

嫌いじゃなかった君の臆病さと
転げたところで笑うしか出来ない僕に

枇杷の実がぬるく揺れてた
吐き出した種は二人に重なる
夏の大気の静けさで 君だけが空を傾げてた

「ハロー、ハロー、最後に見た景色を憶えてるかい?」

夕陽色に戸惑って 僕ら散り散りになって、あぁ

子どもじみた遊びをして僕らはいつか摩滅し合うんだ
そう言った、その危うさで
うなだれ、仰ぎ、口をあけた

この雲は夏を伏せて
しおらしい暴力で熱を奪うだろう
忘れるための思い出を
君がくれた枇杷に捧ぐ

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

リアルタイムランキング更新:06:15

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. Masterplan
  3. それ行けカープ
  4. ああ上野駅
  5. さよーならまたいつか!

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×