嘆きのキス

君の肩に顔を埋めて 大きく息を吸い込んだ
忘れないだろう 消えないだろう
君と僕の最後の日

小さな始まりが 今はつたを絡めて
紡いだ大切な言葉や日々すらも縛って

繰り返し 涙が落ちる音を
静かに聞いていたあの日
誰よりも想い続ける事が
僕の今を支える大きな糧

今は君の空が晴れなのか曇りなのか
解らないよ

切なくなる程に 逢いたいと胸が泣く
僕が想う君への気持ちここにあるのに

僕を呼ぶ そして笑いかける
君は夢の星の様に
大切な僕の宝物だよ
今も昔も変わらぬ大きな糧

嘆きのキスに気付いてただろう
知っていても認めたくない優しい目の奥

繰り返し 涙が落ちる音を
静かに聞いていたあの日
誰よりも想い続ける事が
僕の今を支える大きな糧

ここに残る 嘆きのキスを胸に
僕は生きる
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