彷徨いの哀歌

取り留めのない時間(とき)の中に閉じ込められてく
いつものように何か言って ここから出して

そう言葉なんて役立たずの嘘
もうわかってるよ きっと容易い終わりでしょ?

あなたは黙って あなたらしく笑って
「ありがとう」とだけ言ったね 無情なほど…
運命(さだめ)でしょうか 何かの罰でしょうか
それでも それでも それでも 愛してる

悲しいのは 独りになる そんなことよりも
あなたのいない歩き方がわからないこと

そうあの頃なら 繋いでたはずの
手はポケットの中 気付かなかった私のせい?

真夜中の月に照らされたさよならが
ひとつだった影 ふたつに引き裂いてく
取り戻せるなら涙も流しましょう
こころが こころが こころが 壊れてく

どれだけの時間(とき)を どれだけ彷徨ったら
あなたを忘れて 忘れてしまえるのですか…?
運命(さだめ)でしょうか 何かの罰でしょうか
それでも それでも それでも 愛してる
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