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LIVE REPORT

さくらしめじ

『春しめじのeat shun』

2017年04月23日
@TOKYO DOMECITY HALL

田中雅功と髙田彪我によるフォークデュオ、さくらしめじが、4月23日にTOKYO DOME CITY HALLで、ワンマンライヴ『春しめじのeat shun』を開催した。3月に発売した1stミニアルバム『さくら〆じ』を引っ提げての、東京でのビッグマッチ。この春、高校生になったふたりは、生バンドをバックに「ふうせんはなび」「おたまじゃくし」から、勢いよくライヴをスタートさせた。成長期真っ盛りでふたりとも身長が伸びていたり、新しいギターを弾いたりと、外見の変化はあるものの、ふたりの息はますますぴったり。歌も演奏も、以前にも増してパワーアップしている。初の試みとして自作のソロ曲をそれぞれが歌い、相方が客席から応援するという斬新な場面も見られた。ライヴ後半戦の「いーでぃーえむ」ではハードなサウンドを披露。ふたりがニワトリの被り物を被っての「てぃーけーじー」では、客席に降りてプレゼントを配り、ステージからボールを発射したりと大盛り上がり。ライヴ本編の最後は、紙吹雪の中「ひだりむね」を歌唱。アンコールの「みちくさこうしんきょく」では観客とコミュニケーションをはかり、一体感を作り上げた。髙田が“高校生一発目のライヴで、こんなに楽しいライヴができて嬉しいです!”と語ると、田中が“みなさんのおかげですごく楽しいライヴになりました。いつかは大きな松茸になれるように頑張ります!”とコメント。緩急を付けた歌を聴かせ、観客をグイグイと巻き込む成長ぶりは目を見張るものがあり、まだまだ伸び盛りのさくらしめじを存分に観せるハッピー度の高いライヴだった。

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