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LIVE REPORT

クリープハイプ

『クリープハイプ「アンコールはどうする?」東名阪ツアー』

2012年11月24日
@キネマ倶楽部

独特の空気感を醸し出すキネマ倶楽部から始まった今回のツアー。インディーズ時代から大切に歌ってきた「あの嫌いのうた」を1曲目に、新旧ありとあらゆる楽曲をグルービーに聴かせていく。時に激しく、時にキャッチーに...いろいろな面を覗かせながら、会場を沸かせる。そんな中、“100パーセント聴いてほしいです。クリープハイプのリードヴォーカルはひとりだから...信じてください”と尾崎世界観(Vo&Gu)は熱狂の渦にいた観客ひとりひとりに向かって静かに語った。バンドのブレーンでもある彼にとって、この言葉はファンに対する誓いであると同時に、自身がクリープハイプに抱く期待の大きさであり、感じている自信なのだろう。その後に演奏された本編ラストの「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」に胸を奮わせたのは筆者だけではないはずだ。