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歌ネットで大人気の2人による
夢のラブソング対談

今回の特集では、多くの歌ネットユーザーから愛されている2組のアーティスト“井上苑子”さん&“ハジ→”さんの対談が実現!なんと8月6日には井上苑子さんの主催イベント【いのうえ夏祭り2017】にハジ→さんがゲスト出演も。インタビュー開始前から、すでにトークが盛り上がっており、息ピッタリで仲の良いお二人!絶大な支持を誇るラブソングについてのお話を中心に、出会いのきっかけからお互いの恋バナまで、たっぷり語っていただきました。対談内で、新曲「なみだ」のアンサーソングも誕生…!?
(取材・文 / 井出美緒)

【いのうえ夏祭り2017】での共演、お二人のファンの方々がとても喜んでおられましたね!
もともと、どのようなきっかけで知り合ったのでしょうか。

苑子 初めて会ったのっていつやろ…あ、結婚式か!

ハジ→ そうだ!僕と苑子ちゃんは、制作担当の人が一緒なんですけど、その方の結婚式が最初のご縁ですね。そこで苑子ちゃんがSuperflyの「愛をこめて花束を」を歌っているのを見ました。で、それから少し経って、仙台でイベントがあって、その日はいっぱい話せる時間があったんだよね。

苑子 そうですね、そのときに「(共演)ぜひ、お願いします!」ってことも言えたので、今回【いのうえ夏祭り2017】にゲスト出演してもらえるのは仙台のイベントが大きかったのかなぁと思います。

ハジ→ ライブ会場とか打ち上げでもちょこちょこ話せたし、最終的にはスタッフのみなさんと一緒にラーメン食べたよね(笑)。そこでお互いの価値観みたいなものも話したりして、僕は苑ちゃんを「やっぱり想像していたとおりの子だなぁ」って思いました。ずーっと井上苑子。ステージの上にいるときも、楽屋にいるときも、そのまんま!一切裏表がないんですよ。

苑子 ハジ→さんもまさに想像どおりの方でした。私は中学生の頃からずっとハジ→さんの曲を聴いていて、歌詞からすごく真っ直ぐで、優しくて、大人なイメージを持っていたんです。でもアー写がイラストだから、実際はどんな人なんだろうなぁってちょっと謎なところもあって…。だから、はじめましてのとき「わー!これがハジ→さんかぁ!」って、やっとお会いできた嬉しい気持ちがすごく大きかったですね。

【 胸キュン幸せソング編 】
~ここまで「愛してる!」って
突き抜けていることが武器なのかも~

では、ここからはお二人の楽曲をもとにラブソングについてのお話をお伺いしていきます。最初に幸せなラブソングとしてハジ→さんの『for YOU。』を。ミリオンリリックとして歴代人気曲にも認定されている楽曲です!

俺についてこい 未来はもう安泰
愛してるよ お前はどうなんだい?
これからも
なにかと世話になるとは思うけど
俺がお前を幸せにする

苑子 この曲、めっちゃキュンとしちゃいます。ハジ→さんって“お前”とか“君”ってどう使い分けているんですか?

ハジ→ 歌の世界観とキャラ設定によるけど、たとえば『for YOU。』で<僕についてこい>だとちょっとナヨナヨした感じになりますよね(笑)。だから絶対にここは“俺”なんですよ。とくにこの歌は“俺”と“お前”って言い合える二人の絆を意識して書いたんです。でも、女子は結構「男性にお前って言われたくない」とか「何様だ!」って思う子も多いみたいで。

苑子 あー、日常生活で言われたら「は!?」ってなりますね。実際に、男友達に会話の流れで「お前は~」って言われて「え?ちょっと待って。お前はやめて」ってめちゃくちゃキレたこともあります(笑)。

photo_01です。

ハジ→ 普段、ケンカしたときくらいしか“お前”なんて言わないもんね。だからこの歌にも「“お前”って言葉がイヤだ」という意見をかなりいただいて、たしかになぁ…って考えました。でも俺は『for YOU。』をこのままの形で愛しているし、それなら“お前”でイヤな気持ちになる人にも寄り添いたいと思って『君と。』って歌を書きました。フレーズとかも「愛してる」じゃなくて<愛させてくれよ>って柔らかい言葉を選んだりして。

そうなんですか!個人的には、音楽でなら“お前”の魔法がかかるというか、良いなぁと感じますが…。

苑子 うん、魔法かかります!実際に言われるのはイヤだけど、歌はイヤじゃないんですよね。だからハジ→さんの『おまえに。』って曲もすごく好きだし。むしろハジ→さんの歌なら“お前”の方がいいかもってドキッ!としちゃいますもん。

ハジ→ マジかぁ!なんかわりと“君”って言葉も難しいんですよねぇ。目上の人には使えないし。だからこそ日本語って深くて、面白いなぁって思います。

『for YOU。』は冒頭から愛に勢いがありますし、<俺がお前を幸せにする>と言い切っているところも素敵です。また以前、歌ネットの特集で【男性と女性では、歌詞で<好き>を伝えるまでのスピード感が違う説】というものを立てたことがあるのですが、どう思いますか?

苑子 たしかにそうかも!私もラブソングでわりと「好き好き!」って言っちゃうんですけど、それは最終的に伝えるフレーズで、そこにたどり着くまでの具体的なエピソードを書きたがりますね。だけどハジ→さんの曲は最初から「愛してる!」ってど真ん中を伝えているものが多い気がする。『for YOU。』もまさにそうですし、そのスピード感は私にはないかもしれない。

ハジ→ そうだわ、俺はどの曲でもまずストレートにバーッ!って想いを伝えていますね!その真っ直ぐさは苑ちゃんにも感じるんだけど、そのなかにたくさん情景が浮かぶんですよ。たとえば『ふたり』って曲とかもさ。

二年ぶりのショートカットは
まさにあなたのため
毛先は跳ねるし
友達に朝一番で囲まれるし
でも 答えない教えない
二日前にあなたに言われた
「きっと似合うよ」って一言が
理由なのは二人だけの秘密

ハジ→ 髪を切って学校に行ったら「どうしたの苑子!?」ってみんなに囲まれて照れている様子まで伝わってくるし、そこが可愛いんです(笑)。あとサビの<二つに伸びる影が一つに 二人の息が止まる>って表現もすごく好きですね。爽やかなんだけど、そこで二人がキスをしているようにも、ハグをしているようにも思えて、いろんな捉え方ができるじゃないですか。ただ<好き>って伝えるだけじゃなくて、そういう描写が非常にうまいなぁって。

苑子 ありがとうございます!ハジ→さんの曲は、気持ちが真っ直ぐだからこそ主人公の人となりがすごくわかるなぁって思います。こういう人に出会いたいなと思うし、すごく恋に対して夢を持てるんですよね。ハジ→さんのこういう歌詞って実体験が多いんですか?

ハジ→ ほとんどそう!まず実体験があって、そこを膨らませて作っていくことが僕は多いですね。え、苑ちゃんは想像なの?

苑子 はい、たいがい妄想です。私の頭の中は少女マンガなんですよ!その想像上の二人が物語を作っていきますね。言われたい言葉とか、憧れるシチュエーションとか、こういう恋愛だったら可愛いだろうなぁとか、そういうところを追及していくんです。実体験は本っ当にほとんどないですね(笑)。もう『ナツコイ』の<「ふたりきりの時間好きなんだ」>なんて、こんなん言われたことないですもん。

ハジ→ …ってことにしておこうという作戦じゃなくて(笑)?

photo_01です。

苑子 違う違う!ないの、本当にないんですよ!悲しいくらい!私そういうのNGじゃないから(笑)!

ちなみに、back numberの清水依与吏さんは以前インタビューで「幸せなラブソングを男が歌うのは至難の技で、ノロケとバレないように、そうとう角度に気をつけて書いている」とおっしゃっていました。でもハジ→さんは思いっきり「愛してる!」と伝えていますよね!

ハジ→ そのとおりです(笑)。もちろん自分には女々しい部分もあるんですけど、back numberの清水依与吏さんは、ちょっと切なさとか寂しさを兼ね備えているお声じゃないですか。だから報われない片想いの歌とか失恋ソングがすごくマッチするなぁと思うんですよね。

苑子 ホンマや、そうかも。

ハジ→ でも僕の声の雰囲気とかを考えると多分、そういう歌で“ハジ→らしさ”ってものを表現できないような気がするんです。それよりどちらかというと「普通そんなセリフ簡単に言っちゃう?」みたいなことを堂々と伝える男性のイメージがこのアーティストっぽさなのかなぁと思っていて。だから逆にここまで「愛してる!」って突き抜けていることが武器なのかもしれないなぁ。もうどこまでも真正面から、素直に伝えたいですね!

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