あなたの夏をHAPPYに彩る、新星ポップバンド!

 2012年に結成されたバンド“Shiggy Jr.”。結成して間もなく応募したmona recordsのオーディションでグランプリを獲得。その後、2013年にリリースした1st EPが耳の早いリスナーから注目を集め、WEBを中心に話題に!2014年にメンバーが入れ替わり、現在の4人体制へ。同年7月にリリースした2nd EPは、インディーズとしては異例のヒットを記録するなど、着々とその名を音楽シーンに広めてきました…!

 そんなShiggy Jr.がついに、6月24日1st single「サマータイムラブ」でメジャーデビュー!<たのしい・かわいい・幸せ>が弾けるポップチューンは、この夏を盛り上げること間違いなし!小さな目標から大きな夢まで、すべてをメンバー4人で共有し、ストイックに自分達の音楽を突き詰めてきた彼ら。新曲への想いから、気になる恋バナ(!?)まで、賑やかに語っていただきました!  
サマータイムラブ 作詞:原田茂幸 / 作曲:原田茂幸
サマータイムラブ 全部忘れて楽しい事しようよ
神様 この時間はキラキラに輝かせて
サマータイムラブ 1時間だけ長く側にいられる
それでも足りないよ もっともっと一緒にいさせて
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INTERVIEW
「池田はもう声が圧倒的に良かった」

最近、いろんなところで“イチオシのバンド”としてShiggy Jr.さんの名前を聞くことが多くなりました。6月24日にはついにメジャーデビューを果たしますが、心境はいかがですか?

池田(Vo):メジャーデビューの実感は、まだないかなぁ。リリースしたらまた意識も変わってくるかもしれないです。でもインディーズの時から、発売前はドキドキするし、どうやったらいろんな人に聴いてもらえるかな、と考えるのでそういう意味では気持ちはずっと同じですね。ただやっぱり多くの人が自分達の活動に関わってくださるようになって、4人だけじゃ無理だったところにも届いている感覚はあるので、そういう点ではメジャーに行けてよかったなぁと思います。

Shiggy Jr.楽曲には<たのしい・かわいい・幸せ>が詰まっていますよね。バンドの方向性としてそういうものを作っていこうというのは結成当初から決めていたのですか?

池田(Vo):もともと茂幸くんの作る曲ってすごくキャッチーなものが多くて、私自身もそういう曲が好きだったんです。歌ってみたら声もハマったので、必然的にそういうポップな曲が増えていきました。ライブでは、お客さんも盛り上がってくれるし、曲を聴いて元気をもらってますって反応が増えてきて、方向性が固まっていった感じですね。

原田さんと池田さんが出会ったのは共通の知り合いの紹介がきっかけだったそうですが、お互い初めて音を聴いたときにビビッとくるものがありましたか?

photo_01です。

池田(Vo):最初に茂幸くんから「歌って」ってデモを何曲かもらったんですけど、歌ってと言われていない曲も私から「これ歌わせて」って言ったくらい好きなメロディーでしたね。それが「Saturday night to Sunday morning」って曲で…。だから相性がよかったんだと思います。あのとき“サタデー”歌っといて良かったよね?

原田(Gt):たしかに。池田はもう声が圧倒的に良かったですね。こんなに良いのになんで何かしらの音楽活動をやってないんだろうって思いました。

皆さんは就職活動をやめて、音楽をやっていくことを決意なさったんですよね。

森(Ba):そうです、就活2回やったんですけど、やめました。

諸石(Dr):俺は入社してたんですよ。サーバーエンジニアとして少しだけ働いていました。プログラムをやっていて。

もちろん不安もあったと思うのですが、当時、「プロになる」という支えになっていたのはどのようなものでしたか?

諸石(Dr):うーん、可能性を信じるしかなかったからねぇ。

池田(Vo):茂幸くんの曲が好きだったし、メンバーのこともすごく好きだったから、絶対売れるし、売れるまでやるって。それにみんなでいて楽しかったもんね。

諸石(Dr):なんかね…全員の見ているところが一緒なのは結構自信になったかな。じゃあ大丈夫だなって。

池田(Vo):そうだね。夢があって、みんなが同じ温度でそこに向かって行ける感じが最初からありました。

みなさんの結束力や仲の良さは今のバンドの雰囲気から伝わってきます。ケンカをすることなんてありますか?

一同:ないですね!

池田(Vo):これだけ一緒にいてイヤじゃないってすごいなぁと思う。練習のあとみんなで飲みに行ったりするじゃん。まだ一緒にいるんだ!?って(笑)。

森(Ba): 意見は言い合うけど、争いはしないよね。結局一番飲むのはメンバーとだし。週3くらいで飲んでる(笑)。そう考えるとすごいな…。服買いに行ったり、映画も一緒に観に行ったりします。

バンドの“理想像”として具体的なアーティストはいますか?

池田(Vo):バンドではないんですけど、SMAPさんみたいな存在にバンドとしてなりたいんです。まずメンバーのキャラがすごく濃いですし、それぞれが愛されていて、子どもから大人までみんな知っていて、SMAPがテレビに出ているだけでみんながハッピーになれるような…そういう存在は憧れます。

「最初の5秒で“あぁいいな!”って」

池田さんは、音楽を始める前は人前に立つのが得意ではなかったとお聞きしましたが、それは活動をしていく中で変わってきましたか?

池田(Vo):あー、そうかもしれないです。今もそんなに得意な方ではないし、ライブ前は緊張もするんですけど、ライブに関しては怖さよりも、歌うことの楽しさとか、お客さんを盛り上げたい!って気持ちが勝つようになってきています。シギーの曲って、歌っていると楽しくなれるし、お客さんが手を振って参加してくれたり、コール&レスポンスをしてくれたりというパートも多いので、ひとりでステージに立っているというよりは、みんなでライブをしているという意識が強いんですよね。そこはすごく変化したなぁと思います。

ニューシングルの「サマータイムラブ」もやっぱり、最初から最後までワクワクする曲ですね。

photo_02です。

原田(Gt):はい、これがメジャー1stシングルなので、作るときも「これがShiggy Jr.です!」って言えるような曲を意識しました。サウンド的にも楽しくて、ハッピーな雰囲気があるといいなぁと。

池田(Vo):茂幸くんがノリノリで作った感じが伝わってきましたね。作ってても楽しかったんだろうなぁって。

森(Ba):もう最初の5秒で「あぁいいな!」って思いました。とっかかりのフックが強いので、自信を持ってShiggy Jr.の名刺代わりの曲としてイケるなってのも一瞬でわかるような曲ですね。

諸石(Dr):しょっぱなからサビ頭じゃないですか。それを聴いた瞬間の高揚感というか、キラキラしている感じがすごく茂幸っぽいなぁって。

 「1時間だけ長くそばにいられる」という歌詞も可愛らしく、幸せなラブソングにも感じますが、実は切ない片想いソングなんですよね。お相手には他に好きな子がいるみたいですし…。たとえばみなさんがこの主人公だとすると、この後どんな行動に出ると思いますか?

森(Ba):いやぁー、俺だったらガンガン行くんじゃないですかね。攻める!そもそもこの子みたいな状況にならないですもん。俺はこうなる前に…距離を詰めるのが…早い気がする…(笑)。え、みんなそうじゃないの?シゲとか。

原田(Gt):どうかな…俺はこの状態を楽しむと思う。

幸せを壊さないためにこのまま“友達でいること”を選ぶ派ですか?

一同:うわ〜(笑)。

原田(Gt):いや、だったら行くわ、行く!

諸石(Dr):俺も絶対行く。だってめっちゃ好きじゃん。これ行かなかったら違うでしょ!

池田(Vo):私は…ちょっと気づいてもらえるようにするけど言えないかも。相手には今好きな人がいるっぽいから、その間は無理だなぁって思いながら……待ってる。

一同:待ってるのか(笑)。

でも、「明日2人の関係が変わっちゃったらどうしよう…」という切なさより、「だからこそ今を楽しみきるんだ!」というポジティブな要素を強く感じられるのがShiggy Jr.の楽曲らしいですよね。

原田(Gt): あ〜、そうだよたしかに。悩むことはメンバーにもそれぞれあるだろうけど…。

池田(Vo):いつも前向きな方に重心が行くよね。まぁ楽しいからいっか!って。メンバーもお客さんも、みんなそういう悩みがあるのは当たり前だから、シギーに関する時間は全部楽しい気持ちでいてほしいな、という気持ちでやっています。

「行けるところまで、最後の最後まで突き詰める」

歌詞を書くときにはあまり内容は意識されないと、以前他のインタビューでお見かけしましたが今はいかがですか?

原田(Gt): 前はそうだったんですけど、この曲に関してはメジャーでやるにあたっていろんな人から意見やアドバイスをもらいながら作りましたね。「切ない感じがあるといいよ」とか「ストーリーに一貫性があるといいよ」とか。そうしたら最終的に形になったとき、歌詞自体がすごく良くなったと感じたので、最近は歌詞の方もちゃんと考えるようになりました。

普段、楽曲制作はどのように行われるのですか?

原田(Gt): 基本的に俺がパソコンでデモを作って…。

池田(Vo):茂幸くんが良いと思ったら、私がもう茂くんの家に歌を入れに行くんですよ。で、デモが何曲か出来て、それをみんなで聴いて選ぶという感じですね。

先日、原田さんはご自身のTwitterで「作曲も作詞も0〜1と99〜100が酷く苦しい」というツイートをされていましたが、0が1に、99が100になる瞬間にはきっかけのようなものがありますか?

原田(Gt): それはねぇ…酔っ払って書いたやつ(笑)。ずっと1つの言葉に囚われていたから。でもきっかけなんてなくて、ただパソコンの前に座って、どうしよう…って考え続けるだけです。それに「完璧」もないので、最終的に100にはならないんですよね。ならないから、時間切れになるまではやるじゃないですか。そこが結構大変だったりします。行けるところまで、最後の最後まで突き詰める。この「サマータイムラブ」だって、池田が歌ってる時に俺、歌詞を書いていましたからね。

池田(Vo):録って、「ここ変えて」って言って、「どっちにする?」「じゃあこっち!」みたいなやりとりを繰り返したよね。

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そういう“生みの苦しみ”はメンバーのみなさんも近くにいて感じますか?

池田(Vo):はい、遠征中も茂幸くんはずっと歌詞を書いていて…。クルミを食べると頭が働くって聞いたので、差し入れたんですけど、別に「ふ〜ん」みたいな(笑)。あとは、茂くんが曲のことだけに集中できるように、他のことは私や他のメンバーでできるようにしたいなぁとは思います。

とくに池田さんは、Twitterなどでもファンの方との言葉のやり取りがとても丁寧な印象を受けます。

池田(Vo):ありがとうございます!自然にそうなるんですよねぇ。どんなにお客さんが増えても、来てくれたんだぁ!って毎回ビックリする。そういう気持ちが文にも出るというか、ありがたいなぁと思いながらいつも返信をしています。

みなさんが思う“歌詞が良いアーティスト”といえば?

原田(Gt): BUMPとかね。スガシカオさんも好き。あとはやっぱりミスチルだよね、桜井さん。

諸石(Dr):中島みゆきさん、最高。

池田(Vo):andymoriもイイし、スピッツさんも。aikoさんもすごく好き。聴くとaikoさんの歌詞だなってすぐわかる!

池田さんはご自身で歌詞を書かれたりはしませんか?

池田(Vo):書きたいです、すごく。書きたいんですけど、まだ全然やったことがなくて。だから今後は歌詞も書けるといいですけどねぇ。

7月1日には、初のワンマンライブも控えています。どのようなライブになりそうですか?

池田(Vo):今までのライブよりも時間が長いからできることがたくさんあります。今まで応援してくれていた方にも、はじめてワンマンでシギーをみるって方にも楽しんでいただけるようなライブになると良いなと思って、セットリストを決めて、練習中です。Shiggy Jr.の色が出せるライブにしたいですね!

では、バンドのこれからの夢や目標を教えてください。

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諸石(Dr): 目標かぁ…近々の目標だとこの「サマータイムラブ」がたくさん売れて欲しいです。より地方の人にも届いて、地方の大きなライブハウスでツアーできるようになるといいなぁって思います。で、夢は、メンバーみんな言ってるんですけど、グラミー賞を取りたいですよね、いつかは。武道館にも絶対出たい。

森(Ba):俺も同じなんだよなぁ。じゃあ目標は、「サマータイムラブ」を2万枚。夢が、日本ゴールドディスク大賞で!

原田(Gt): 俺はもっと簡単な夢でもいいですか(笑)? 知ってほしい、単純にShiggy Jr.というものを。メジャーデビューするにあたり、やっぱり今までとは拡散の仕方が違うと思うので、普段全く音楽を聴かないって人にも聴いてほしい。

池田(Vo):今までみんなが言ってくれたことも、もちろん私の夢ですけど、昨日の夜中に決めた目標が、オリコン7位を取りたいということです。7位である理由はとくになくて、新人のメジャーデビューシングルが普通何位くらいなのかも、自分たちの認知度もよくわかってないけど、縁起がいいから7位!あとは、Shiggy Jr.にまつわる全てのことで、お客さんがハッピーになってくれたらいいなっていう大きな夢があるので、それが叶えられるように小さいことからコツコツやっていきたいと思います。

最後に、歌ネットを見ている方にメッセージをお願いします。

諸石(Dr): 今、ライブのことをすごく考えていて、絶対楽しい空間になる自信があるので、いつでもライブに遊びにきてください!

森(Ba):この「サマータイムラブ」を夏のあなたの1曲に…(笑)。サヨナラ!

池田(Vo):いつもShiggy Jr.を応援してくださってありがとうございます!シギーの曲は1回聴けば覚えられるキャッチーなものばかりなので、歌詞を見て、一緒に歌ってもらえたら嬉しいです。

原田(Gt): 「サマータイムラブ」を聴いてもらって、イイなって思ってもらえたら、是非ともいろんな人に「いいよ!」って、拡散お願いします!