新曲「KATOKU」にて“80年代MVオマージュ炸裂”のMV公開!

 4月26日に発売するレキシのニューシングル表題曲「KATOKU」のミュージックビデオが完成し、YouTube、シングル「KATOKU」特設サイトなどでの公開がスタートした。YouTubeで公開されたミュージックビデオでは、出演者のコメント映像などが挿入されたYouTubeバージョンでの公開となっている。
 
 ミュージックビデオが制作された最新曲「KATOKU」の歌詞テーマは、世継ぎ・跡目を意味する“家督”。現在ダイハツ「Thor(トール)」のCMソングにも起用され、「キミに家督を譲りたい♪」というパワーワードがキャッチーなメロディーと爽やかな80'sロック~AORアレンジにのったレキシ節満載のポップソング。
 
 そんな「KATOKU」ミュージックビデオのキーワードは、80年代ロック。そして、バンドメンバー役としてアントニー(マテンロウ)、植野行雄(デニス)、ファビアン(フランキー)、そして風味堂の渡和久がバンドメンバー役としてゲスト出演。あの有名な80'sロックのミュージックビデオのオマージュも随所に散りばめられた、レキシらしい笑撃の内容となっている。

 撮影場所は、春の晴天に包まれた横浜某所の倉庫。レキシ、バンドメンバー役の面々がそれぞれ撮影現場入するとまずは衣装合わせが行われた。レキシの衣装はシングル「KATOKU」の最新ビジュアルともなっているおかっぱ&着物羽織の“若君”スタイル。バックメンバーには、それぞれ女性用セミロングのカツラが用意されるも、今回の80'sロックテイストに合わせて、その場でカツラをオンザ眉毛にカット。そして、用意された80'sルックの衣装に着替えると、それぞれもはや誰だか分からない異様な出で立ちに一同爆笑しあう中、和やかなムードで撮影はスタートした。
 
 このミュージックビデオでのバンドメンバーは、ボーカル・レキシ、ベース・アントニー、キーボード・植野行雄、ドラム・フランキー、そして風味堂の渡和久は、レキシバンドではキーボードを担当するも今回はなぜかギター役として出演。また、今回撮影に使用されたカメラは、80年代にプロユース機材として使用され、現存台数は数台?数数十台と言われているIKEGAMIの真空管式ビデオカメラの名機「HL-95」を使用。後付けの質感ではない、そのままリアル80年代の画質で撮影が行われた。

 今回の撮影も全カットほぼ一発撮り。また、バンドメンバー役の面々には撮影内容はほぼ知らされてなかったため、OK続きでスピーディーに進む撮影に、アントニーは「大丈夫ですか?ちゃんと使われますよね?笑」との一幕も見られた。また、今回のミュージックビデオでは、80'sロックのミュージックビデオのオマージュが随所に散りばめられ、敬愛を込めたその圧倒的なカット割りを中心に、30年以上前の空気感が現代にタイムスリップしたかのような映像となっている。

 本編の撮影終了後に、レキシから今回出演したアントニー、植野行雄、ファビアンの3人にその場でレキシネームの名付けが行われた。ファビアンはその名前から「フランシスコ・ファビエル」、ブラジル人を父に持つ植野行雄は「ペレー来航」、そして、番組共演などで以前から親交が深いアントニーの番になるとアントニーは「ずっと前からレキシネームが欲しいと言ってたんですけど、作品に参加しないともらえないから、今回マジで嬉しいっす」と期待を込めるなか、レキシが付けたレキシネームは「大砲の弾」。そのレキシネームにアントニーは「大砲の弾、て。。。笑」と戸惑いも見せるも座は爆笑に包まれた。
 
 そして、最後はメンバー5人でバンドっぽいアーティスト写真を撮影して、「KATOKU」ミュージックビデオの全撮影が無事終了となった。レキシネーム名付けシーンは、「KATOKU」ミュージックビデオ YouTubeバージョンのインサート映像として公開されているので、是非チェックしてみよう。

 いよいよ今月26日にシングル「KATOKU」をリリースするレキシだが、同時発売で盟友ハナレグミとのカップリングツアーの初日公演を収めた映像商品「La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」もリリース。また、6月からは10周年第一弾となる夏の全国ツアー「レキシツアー2017 不思議の国のレキシと稲穂の妖精たち」、全国各地の夏フェスへの出演が続々決定。詳細はオフィシャルサイトまで。

◆2ndシングル「KATOKU」
2017年4月26日発売
初回限定盤 VIZL-1113 ¥1,700+税
通常盤 VICL-37250 ¥1,200+税

<収録曲>
M-1. 「KATOKU」
M-2. 「眠れるレキシ~オルゴールで聴くリレッキシミュージック~」
(きらきら武士~SHIKIBU~最後の将軍~年貢 for you~狩りから稲作へ)
M-3. 「トロピカル源氏~レキシ変~」
M-4. 「きらきら武士~Live ver.~」