映画『昼顔』の主題歌「Place Of Love」を書き下ろし!

 上戸彩主演、相手役・斎藤工で2014年に放送されたテレビドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の劇場版、映画『昼顔』が、6月10日に全国公開される。この主題歌が、現在4年ぶりにリリースとなるオリジナルアルバム制作中のLOVE PSYCHEDELICOの書き下ろし新曲「Place Of Love」に決定した。
 
 2014年夏に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマに、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描き出し、「昼顔」はその年の流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象にまでなった衝撃的なドラマであった。今作では、それから3年が経ち、再びめぐり会う紗和と北野、二人の物語を描く。

 メガホンをとるのは、『容疑者Xの献身』(08年)『任侠ヘルパー』(12年)『真夏の方程式』(13年)など数々の作品でその演出力を高く評価された西谷弘。さらに井上由美子が脚本を手掛け、音楽を菅野祐悟が担当。
 
 LOVE PSYCHEDELICOの映画主題歌は、2004年公開「ホテルビーナス」、2012年公開「任侠ヘルパー」、2013年公開「自縄自縛の私」につづき4作目。「任侠ヘルパー」も西谷弘監督がメガホンをとっており、実に5年振りのタッグを組む事となった。

 2017年の初頭に西谷監督からのイメージオファーを受け、書き下ろされた新曲「Place Of Love」は、今までの楽曲とは一味違っている。オリジナリティ溢れるギターリフが特徴的な楽曲が多いLOVE PSYCHEDELICOではあるが、主題歌の「Place Of Love」は、映画『昼顔』のインスパイアを持って生まれ出た深く壮大なストリングスアレンジが印象的であり、叙情的な世界を綴ったメロディアスな特別な楽曲に仕上がっている。

 また、LOVE PSYCHEDELICOと上戸彩もかかわりが深く、2010年4月13日~6月22日放送の連続ドラマ「絶対零度 Season1~未解決事件特命捜査~」、2011年7月8日放送ドラマ「絶対零度 Season1~未解決事件特命捜査~Special」、2011年7月12日~9月21日放送連続ドラマ「絶対零度 Season2~特殊犯罪潜入捜査~」に於いて、オープニングテーマ 「Shadow behind」、メインテーマ「Dry Town~Theme of Zero」及び「It's You」を担当しており、今回で4曲目のコラボレーションとなる。
 
 LOVE PSYCHEDELICOは1997年に大学で結成されており、今年がグループ結成から20年目と節目の年となる。4月17日には今年発表のニューアルバムのプレビューライブをEX THEATER ROPPONGIにて開催予定で、メモリアルイヤーを大きく盛り上げていく。唯一無二の存在感を持つグループが、話題の映画主題歌を皮切りに、さらにその存在感を増すべく精力的に活動を行っていく。

<LOVE PSYCHEDELICO KUMI(Vo)コメント>
西谷監督とは映画「任侠ヘルパー」で、上戸彩さんとは以前ドラマ「絶対零度」でご一緒したこともあり、皆さんと作品の中で再会出来ることを大変嬉しく思います。「Place Of Love」の制作中に何度もパイロット版を観させていただき、監督とは何度も打ち合わせを重ねてきました。この映画に深く関わらせていただけたことを、光栄に思います。
    
<LOVE PSYCHEDELICO NAOKI(Gt)コメント>
素晴らしい作品に参加させていただいたことに、心から感謝しております。作品からのインスパイアもあり、LOVE PSYCHEDELICOとしては今までにない壮大なストリングスを主軸にした新しいサウンドを描くことができました。監督との綿密なやり取りもまた、この「Place Of Love」を作り上げていく上で大きな原動力となりました。貴重な制作体験に感謝しております。エンドロールでの監督の映像と「Place Of Love」のコラボレーションを、楽しみにしております。

<上戸彩 コメント>
最初に聴いたときは曲調がすごく「昼顔」っぽいと思いました。特にイントロ部分が「ザ・昼顔」という感じで、歌詞の内容も「昼顔」の主題歌以外としては考えられないほどその世界観にぴったりだと思います。LOVE PSYCHEDELICOさんは以前ドラマの主題歌でもご一緒させていただいて、よく聴いていました。私は映画『昼顔』を観終わったとき大きく深いため息をついてしまったのですが、その余韻に浸れて切なくなれる、そして心が苦しくなるような、とても世界観を大事にしてくださった主題歌だと思います。是非劇場で映画と共に感じて頂きたいです。

<西谷弘 監督 コメント>
LOVE PSYCHEDELICOは映画作家として存在した。一方通行的な楽曲提供で終わることはなかった。二人の魂が、哲学が、惜しむことなく何度もスクリーンにぶつけられた。そして生まれたのは永遠に色褪せることのない“茜色の愛の詩”だった。KUMIさん、NAOKIさん、二人のチームメイトに感謝しています。