いろいろな白

生まれた瞳に 初めて映すのは
雨あがり晴れ間の ちぎれ雲

告白の手紙 光る朝の窓辺
波間に舞う鳥 花嫁衣裳

いろいろな白に 描く夢と願いこめて
風の吹く空に 涙を流して
いろいろな愛を 人は信じて生きてゆく
それはいつか やすらかな 煙になるまで

痛めた翼は この胸で休めて
癒してそしてまた あきらめないで

太陽にみなぎる 白菊の花は
月の光にも 美しく

いろいろな白に 重ねた幸せ想えば
最初にあなたの 笑顔が浮かぶから
いろいろな愛に 傷つけられて 救われて
長い夜に目覚めても 真実は時の中

あやまちも悲しみも 包みこみ雪は降る

いろいろな白に 描く夢と願いこめて
風の吹く空に 涙を流して
いろいろな愛を 人は信じて生きてゆく
それはいつか やすらかな 煙になるまで
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