Super Express

Today
口に転がるキャンディ
噛んで飲み込む
Sunday
全てに意味がないような
気がしたまま、夏がくる
途端に気が抜ける

何回目かの流れる星も
何回目かの四葉のあれも
なんにもいらないときに
現れるから
また思い出すのやめて
息を止めた

君に怒られた7月の
やけに蒸し暑い部屋の中
口に残る麦茶の味が
あの日のことを思い出さす
僕は上の空でギターの
ペグの反射光を見ていた
全てに意味がないだなんて、
最初からわかっていたのに
期待していた

何回目かの君との別れ
何回目かの君のあの顔
なんにもいらないと吐き捨てたのは
うそ

何回目かの流れる星も
何回目かの四葉のあれも
君がいないときに現れるから
また思い出すのやめて
息を止めた
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