ないものねだり

君は持ち歩いてる ポケットの中に
とても珍しくて世界にふたつとないもの
いつも見慣れてるからわかってないんだね
ピカピカに光っていても 嬉しくないみたい

ああ どんな気がするだろう 僕が君なら
雲を駆けるようかな ふわりふわりふわりふわり
僕にないもの持ってる君が嫌いだ
そんな僕がもっときらいきらいきらい

ねえ いらないなら もらってもいいかなあ
それは僕にとって 特別なものだよ

僕は持ち歩いてる ポケットの中に
とても珍しくて世界にふたつとないもの
人と違ってるから隠していたいんだ
ピカピカに光ってるから 打ち捨てて行けない

ああ どんな答えを出すだろう 君が僕なら
雲を掴むようだよ ふわりふわりふわりふわり
何も知らないで笑う君が嫌いだ
そんな僕がもっときらいきらいきらい

ねえ 欲しいなら もらってよ いいから
それは僕にとって 手に負えないものだよ

ねえ いらないなら もらってもいいかなあ
それは僕にとって 特別なものだよ

君は持ち歩いてる ポケットの中に
とても珍しくて世界にふたつとないもの
いつも見慣れてるからわかってないんだね
ピカピカに光っていて 眩しすぎるくらい
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