barefoot symphony

ガラスの靴から
はみだした きもち

正しいサイズなんて
誰かが決めた
あいまいなもの

爪先のためらいを
波が さらってく

それは 魔法よりも
ずっと たしかなもの
この裸足の下
感じた 感触

今日も おきにいりの
メロディ くちずさんで
どこまででも
あるいてゆこう

真夜中をすぎても
人生は 続く

心は 月のように
欠けては また
やがて 満ちるの

からまった ざわめきを
風が ほどいてく

いつか こんな日々を
奇跡と呼ぶのかな
ささやかな すべて
奏でる 日常

今日も 自分だけの
メロディ くちずさんで
どこまででも
あるいてゆこう

夜が とけてゆく

それは 魔法よりも
ずっと たしかなもの
この裸足の下
感じた 感触

今日も おきにいりの
メロディ くちずさんで
どこまででも
あるいてゆこう
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