空色素肌

危うい体温で優雅に朦朧
私の坩堝に投げ出す 体

今も昔も空色素肌
私は夜空 輝き照らせば
星屑達が 大地に浮かんで
光が落ちた 空へと落ちた

土砂降り雨には
正々堂々濡れればいいさ
散り咲いた4月のアスファルト
俯かなくちゃ見えないぜ

歪む口づけをただ待って黙って唸って
辿る爪先 また 揺らす指先
棚引く甘い声

生きる道のり 帰り道は真っ暗
ただただ歩いてるみたい
駄々こねて 鱈腹 食らいな

危うい体温で優雅に朦朧
私の坩堝に投げ出す 体で放浪して
抱擁してくれたのはあなた

絶望しない筈がない
きっと希望を捨てるわけがない
優しい兄さん どうか
そこで照らして
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