あの夏を忘れない

今年の夏休み 久し振りに会おうよと いま胸をくすぐる
留守電の声 都会の生活は 楽しいよ それなりに
でもひとりぼっちは 少し疲れる 会いたいキミに

雲のゆくえを キミはいつも 見つめながら
ただ流されるのは いやだと はなしたね
窓から見下ろした この街は冷たくて
もう あの日のように 夢だけを見て 眠れない いまは
思い出の中 迷い込んだ こんな夜は
そうキミを近くに感じる いつもより
なぜ 夢はいつでも 追いかけると 遠くなるの
なぜ 憧れのままで 消えてしまうの

今より思い出が輝いて 見えるのはきっと
みんな大人になり 現実を知るから
でも 空に広がる 星を数え 遠い夢に ただ 溜め息ついた
夏の日 忘れない この 胸がもう一度
明日へと駆け出したら もう 何も迷わず キミに 会いにゆくよ

雲のゆくえを キミはいつも 見つめながら
ただ流されるのは いやだと はなしたね
なぜ 夢はいつでも 追いかけると 遠くなるの
なぜ 憧れのままで 消えてしまうの
×