kaleidoscope

そっと覗いてごらん
その瞳に焼きつくその色は
僕らを傷つけない
幾何学模様の魔法

満たして欠いてまた満たして
移ろう光は 眩しくて
残酷なだけの世界も
気づかないままでいられた

最終詠が鳴り響く世界の隅っこで
今が永遠になればってぼやいていた

kaleidoscope 映し出して こんな世界を
救えない話もいつか 光に溶ける
怖い夜も泣いた朝も 魔法にかえた
どうか、どうかと散りばめた愛が
みえた

ひとつまたひとつと
弾けて消えるkaleidoscope
賛美唱えて僕ら
遅すぎると知らぬまま

最終詠が鳴り響く世界の隅っこで
終わりかたを模索して 行き詰まりの僕らなんだ
愚かな色だと笑ってくれ

kaleidoscope 映し出して こんな世界を
救えない話もいつか 光に溶ける
怖い夜も泣いた朝も 魔法にかえた
どうか、どうか!と散りばめた愛が
みえた
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