祝祭

暮れるトワイライトの色が
ゆれる ゆれる
触れる他愛無いことも
すさぶ すさぶ

夢の矛先が
丸く削がれる星霜か
けれど駆ける脚は
止まる気がしないのさ

今日きみをつれていくよ
愚か者たちの祝祭へ
もう怖がることはないよ
永い眠りまで話そう
情熱を灯して

過去の灯火が
消えた賢き者たちも
怒りをたずさえて
ゆこう見果てぬ地まで

今日きみをつれていくよ
愚か者たちの祝祭へ
もう怖がることはないよ
永い眠りまで話そう
情熱を灯して

明ける薄紅の色が
とける とける
駆ける脚のきっさきが
あつく あつく
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