花束

出会った土曜日は2年前?
晴れてたかな、あの日は
また会えるかも、予感はしてた

あの言葉聞いた1年前
記念日かな、あの日は
「また来たいね」と、君はいってた

だけどわたし本当は、なんてこともない雨の日に
二人で一つ傘を買ったの覚えてるよ

どんな綺麗な花束よりも
どんな輝きよりも
何気ないこんな毎日こそが大切なことで
いま、愛を形にするよりも
君がいなきゃ意味がない
だからつなぐこの手に、わたしはいま誓うよ

期待ばかりしちゃう一年後
晴れてるよね、その日も
そんな気持ちに名前をつけた

空想ばかりする十年後
記念日なら誰でも
いつもの道を急いで帰る

だけどふたり、駆け足で幸せを通りすぎるなら
当たり前の時間を、ゆっくり歩いてたいよ

どんな甘い花言葉よりも
どんな名言よりも
さりげなく優しく話してくれる、大切なことを
いま、愛を形にするよりも
君といなきゃ意味がない
「好き」をつむぐこの手で、わたしはいま誓うよ

どんな永遠にみえるものも
おわりが来るときにも
何気ないこんな日々のことを 思い出しているでしょう
いま、愛を形にするよりも
君がいなきゃ意味がない
だからつなぐこの手に、わたしはいま誓うよ
百年先にもこうして笑っていよう
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