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転がる岩を 追いかけてたんだ
しょうもない日々の 坂の上

下らない歌を 口遊んでるんだ
嫌いになるくらいに もうずっと

上手くなれないのに
上手くできないのに

それでも 人生は続くんだな

それは 愛しくて
煩わしくて
呪いのような 大事なもの

強くなんてないから
強くなれないから

僕らには 音楽が 必要さ

やがて 歳をとり
また 出会えた時
変わらない声が 響いたなら

メロディが 聴こえてくるだろう
未来の先で

悲しいことばっかりあるんだ
うんざりしてんだ もうずっと

消えた太陽は 覚えちゃないさ
昨日のことなんて もうきっと

目を開けないまま
息も出来ないまま

沈んでいる今日を 愛せたら

それは 不自然で
もどかしくって
忘れられないような 大事なもの

センスなんてないから
馬鹿もできないから

世界には まだ歌が 必要さ

君が 歳をとり
シワがれた声で
恥ずかしい日々を 話した時

メロディが 流れ始めるだろう
夢の隣で

あぁ、いくら 望んだって
虚しい日々は 続くんだ

不幸だとか 間違いを
歌おうか 永遠に 永遠に

この 青い空が
悲しみに 満ちて
世界中が 愛に焦がれた時

身振りや言葉じゃ
上手く届かないから

僕らには 音楽が 必要さ

やがて 歳をとり
また 出会えた時
変わらない声が 響いたなら

メロディが 聴こえてくるだろう
未来の先で
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