夢違い

口でどんなに 憎んでみても
肌がいつしか あなたを許す…
苦労の味など 月日が経てば
何にもなかった ことになる
男と女の 恋違い

暮し壊した あなただけれど
尽くし足りない 私が悪い…
明日(あした)の二人の しあわせよりも
目先のやすらぎ 求めてた
男と女の 夢違い

馴れたつもりの ひとり寝なのに
指が隣りの ぬくもり捜す…
誰かと住むのに 寝化粧いまも
あなたの好みの 口紅(べに)を差す
男と女の 恋違い
×