愛した日

たまにあなたがとても恋しくなるよ
随分逢ってないせいかな
それは仕方ないし 自然とそうなったし
あなたもあたしも止めなかったし

緩やかに弧を描く耳を優しく触って

あなたの姿が見えない日も
触ってあげられない日も心の底から大好きだった
平気と晴れた空にあたしは今日も上を向く
昔あなたがしてたから

途中で黙ったあの日の帰りみたい
書き足せなかった余白みたい

約束はただの約束 あの場所もただのあの場所

些細なしぐさと混じる雲に
さようならも言えないまま
ふたり手を離してしまったのね
重なる笑い甘えた言葉は
あなたの心のどこかに今日もありますか

今のあたしの目と今のあなたの目が
合ったら合ったら泣いてしまうのかな

あなたの姿が見えない日も
触ってあげられない日も心の底から大好きだった
平気と晴れた空にあたしは今日も上を向く
昔あなたがしてたから
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