starting in the haze

目と目が合って
はじめまして
二度目の雨
君は不思議なままで

今始まる物語の予感
流れ出した水音が
視界と未来を霧に閉ざしたら

濡れた足音を
陽光(ひかり)射す森に浸しながら
走り出すの
懐かしいようで知らない声に導かれて

反射する兆し
ときに涙してときに笑って
巡り合うの
なくしたようで新しい私を探しながら
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