真っ赤な傘 ~京都の雨~

目を閉じるたび
街の景色は 静かに泣いていた

「大丈夫だよ...」と
傘をたたいて 二人ひとつの傘

あなたとゆっくり合わせる歩幅
二人 はぐれないように寄り添う
こんなに“好き”と気づいたの...

真っ赤な傘が包む世界は
熱く切ない なぜ言えないの?
あなたの事を想うだけで
私 胸がとくりとくり波打つのよ 強く

貴船の結び 祈りを込める
また会えますようにと

色鮮やかな 紅葉の季節
あの日 君に恋した

強がりも..真実も..愛しいと
抱き寄せて欲しいのその腕で
溢れる想い伝えたい

真っ赤な傘が包む世界は
熱く切ない なぜ言えないの?
あなたとの夢を見てるとね
私 胸がとくりとくり波打つのよ 強く

時忘れさせて 京都の街
この傘閉じれば
あなたが遠くなるようで
せめて今はここにいさせて

真っ赤な傘が包む世界は
熱く切ない 今日も恋しくて
あなたの事を想うだけで
私 胸がとくりとくり波打つのよ 強く
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