朝焼けとからっぽ

さよならはいつもそばにあって
胸が痛むのが愛なのでしょう
失いたくなくて
消えてしまいそうな
その笑顔を
ずっと見てたかった

君の居場所には空白が残って
君といた日々のように輝いて
大切なものは
なんで透明なんだ
気づかないフリをすればする程に
気づいてしまうんだ

さよならなんだね
戻れないんだね
会いたいなって
心が君を探しても
さよならなんだな
からっぽな胸の中
君を抱きしめた
ぬくもりがじんわり溶けた

きっと君の目には心が見えて
痛みを見つけて
手を当ててくれる
冷たい思い出を笑い飛ばすように
あたためて慰めてくれた

もう君の居場所には君がいてほしくて
いつもの朝が
もう知らない朝だ
せわしく流れる
ドライヤーの音や
おはようと笑うその仕草ひとつや
さよならの声も

頬を触った
その感触も
唇を重ねた
その感覚も
空気になって
まだ部屋に残ってるよ
でも君がいなきゃ
息がもうできなくて

僕にもあった
優しさと言うものを
大袈裟じゃなく
君に出会えて知ったんだと
気づいてしまったんだ

頬を触った
その感触も
唇を重ねた
その感覚も
空気になって
まだ肌に感じてる
でも君がいなきゃ
息がもうできないよ

さよならなんだね
戻れないんだね
会いたいなって
心が君を探しても
さよならなんだな
からっぽな胸の中
君を抱きしめた
ぬくもりがじんわり溶けた
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