SVAHA

渇く海を燃せ
冷える蜃気楼
残り香を追って
跳ねる波の上

春はそこに来たみたいね

後で語るのは自由よ
誘う君はまるで女豹

衣擦れ 響く 耳元で

嗚呼 昨日の夜に見た
妖 君 七日目の事

濡れる夢を見て
探す君の声
沈む夕日を越え
冷える君の頬

渇く肌を燃す
濡れる蜃気楼
残り香を追って
しけた夢の城
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