動けない

君に出せない手紙で 溢れかえった部屋の中で
気づいたらいつも 倒れこんで 眠ってるんです

それでいいんです たとえ世界から
置いてかれてしまったとしても

僕はまだここにいたいです
ひとりぼっちだっていいんです
色あせて 色あせて
ただの思い出にならないように

君がいなくなってから 随分時間が過ぎたようで
窓からの景色も もう何度も めぐったようです

だけどいいんです どんなに世界が
輝いているとしても

僕はまだここにいたいです
ひとりぼっちだっていいんです
抱きしめて 抱きしめて
あげることができなくてもいい

その声を その匂いを
僕だけでも覚えてたいです
色あせて 色あせて
ただの思い出にならないように
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