神様も知らない

間違っているかなんて
私は知らない
神様も知らない
けど飛びたくて
走り出した
止まる方法も私は知らないんだよ

制服をまとった17の私は
白い文字をマネる事に
飽き飽きしてた
先生は言った
“賢くなりなさい”
腹の中でいつも
笑われてる気がした

レールの上を進ませてきたくせに
夢を諦めるなと言うんだね
中途半端に生きたくないよ
バカにしたければすればいい

間違っているかなんて
私は知らない
神様も知らない
けど飛びたくて
走り出した
止まる方法も私はしらないんだよ

大人をまとった19の私は
あいつの言葉の意味が
少しだけわかった

上履きを踏んで
歩いてた時は
自由が何より
まぶしく思えたのに

髪を染めたよピアスを開けてみたよ
胸のリボンが羨ましく見えた
子どもでも大人でもないwho am I?
なりたかった自分はどこ?

裸足のまま抜け出した
何も持たず
暗闇を走る
探してるんだ

翼が無いことは知ってるけど
この目で観てみたい景色が
私にはあるから

間違っているかなんて
私は知らない
神様も知らない
けど越えたくて
歌うんだ
覚めない夢を私は知っているんだよ
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