Reason of Black Color

言葉を失ったケモノのように
裸足で駆け出した君は何処へ
意味を持たない声で
世界を威嚇する僕らは
どこの誰に向かって
祈ればいい?

煙を吸い込んで鳥になった
街を見下ろして耳を塞いだ
君の目の前に立つ
分厚いコンクリートは
降り出す雨に打たれ
黒く濡れた
黒く濡れた

轟く波の音が時間の軸も揺らしてしまいそう
知らない感情にぶつかった僕たちは涙した

轟く波の音が時間の軸も揺らしてしまいそう
知らない感情にぶつかった僕たちは涙した
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