Ever Red

懐かしい舗道に 理由(わけ)もなく
歩を重ね 辿り着く場所
公園の片隅 微笑む
それは あの日の少年(ぼく)とあなた

育み 育まれ 結ばれてた手

どうして 擦れ違う 不器用に 僕等は
こんなに 生き写しの身体で今
何想うだろう

現実に目を逸らし 空虚(からっぽ)な
仲間意識(カンケイ)に 溺れてた日々
耳を塞ごうとも 聞こえる
声は 正しさ翳すあなた

追いかけ また 離れ 影踏みのように

どうして 擦れ違う 不器用に 僕等は
こんなに 生き写しの瞳で視た
同じ空を

温かった手

もう一度 見つめ合う あの日の 僕等で
どんなに 否定しても流れてゆく
同じ血(あか)が
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