閃の刻印

葉風のささめごと 冷えた身体は色を忘れて
光の這う先を 睨む眼差しは強(したた)かに

閉じた想い 今 象(かたど)る歌として
在るべき場所 付け出(い)だせたなら

さあ ともに行こうか さだめなき ときの旅路(みち)
空(あだ)し身のままで開こうか
生きるも消えるも己の覚悟次第
ゆめゆめ刻もう 証を

伝承さえも越え 疾風(はやて)のごとく闇を払えば
遠雷を背にして 震える魂 共鳴する

目覚めの時 今 呼び声高らかに
己(お)のが敵を断ち斬り捨てよう

いざ 熱き鼓動と この身に宿す力で
本懐を遂げてみせようか
過ぎ去りし日々の淡い記憶は胸に
夢の続きなら 浮世で…

夜明けを率いて
幾千の空へ

さあ ともに行こうか さだめなき ときの旅路(みち)
空(あだ)し身のままで開こうか
生きるも消えるも己の覚悟次第
ゆめゆめ刻もう 証を

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