メッセージ

あなたのためにお米を研いで
味噌をとかして 芋を煮込んで
夕闇の街を眺めては
今一人あなたの帰りを待つわ

あまりにも突然の出来事
ささやかな幸せ崩れて
失ってみて初めて気づいた
とても脆いものだと

あの日から聴こえてるメッセージ
「愛してる」と言った
この空に繰り返すレスポンス
「知ってる」と伝えて

あなたを探し街を歩けば
まるで違う場所 全てが変わり
生き残った残酷さすら
あなたとならばきっと
乗り越えられたのに

無気力なわたしを見てきっと
あなたは怒っているでしょう
これからの日々を生きて行くには
知らないふりに慣れなきゃ

あなたに届けたいメッセージ
「愛してる」と言って
あの星から聴こえてるレスポンス
「わかってる」と言った

あれからいろいろあったけれど
もうすぐそっちに行くから
しわくちゃな顔になってごめんね
やっとあなたに会える

あの日から聴こえてるメッセージ
「愛してる」と言った
この空に繰り返すレスポンス
「知ってる」と伝えて

あなたに届けたいメッセージ
「愛してる」と言って
あの星から聴こえてるレスポンス
「わかってる」と言った

もう聴こえないよ
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